本日の○○(仮)

いろんなモノを書いたり『薔薇族』作ったり、幅だけはやたら広くやってるおっさんの身辺雑記です。オレに関心ない方にはあまりお勧めできないかもね(笑)。

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テレビ収録とトンデモおじさん

5月30日(月)

 六時起床。寝ぼけ眼をこすりながらシャワー。出仕事の日は普通ならば朝シャン(懐かしい言葉だね)はしないのだが、今日は特別。夕方からテレビの撮影があるのだ。先日、八王子『Chez Stream』での収録にも協力した日本テレビ『先端研』が、『薔薇族』の編集会議の模様をどうしても撮りたいと言うのである。オレはべつにアソコの人間ではないんだが(というか、どこの人間でもない。オレは単に「オレ」である)、まぁ「影坂さんも是非に」と頼まれたんでねぇ(えらそーに)。モノカキにとってのテレビ出演なぞ、猫にとっての野菜サラダみたいなもので特にありがたくも嬉しくもないのだが(著書でも出して、それの宣伝でもさせてもらえるのならばともかく)、しかし「出てください」と言われて断るのもナンである。「あいつは逃げやがった。普段、さんざ偉そうなことホザいてるくせしやがって」などと言われるのもシャクに触るし(こんな些末なことにこだわっているうちは、オレもまだまだ小物だね)。
 雨の降る中、夕方まで出仕事。終業後、その足で上野『メディアソフト』まで。到着すると編集部はいたって平穏、いつも通りである。一瞬、日にちを間違えたかと思ったほど。とりあえずヒゲを剃り、正式なコスチューム(ずっと悩んでいた“対マスコミ時ファッション”のコンセプトが今朝、ようやく決まったのである)に着替える。ディレクターの大島氏が来たのでご挨拶、しばし雑談。『Chez Stream』での収録でかなり目からウロコが落ちた(とても意義深い映像が撮れたので、当初は一分半程度しか使わないつもりだったが、たぶん五分くらい使うと思います、とのこと)というようなことを言うので、「いやいや、こないだ語られたことなんか、まだまだ氷山の一角ですよ。本当の問題点は水面下にモノスゴイものが隠れてます」と。昨日のHくんの話をちらりとすると、ほおほお、とかなり感じ入った模様である。さらに、老会で聞いた在京某局のトンデモない取材クルーの話(詳細は省くが、常識はずれなロケを強要されたり、とにかく“ゲイを笑い者にしてやろう”という意志満ち満ちなものだったそうな。大島氏もあきれ返っていた)をし、「非常にデリケートなテーマを扱うわけですから、とにかく真摯な態度でまとめてください。そうすれば、今後また同じ主旨のものを作る場合でも協力が得やすくなりますから」とお願いしておく。勝山氏はその辺りに妥協はしませんぞ、と釘を刺すことも忘れずに。大島氏、「私のところ(取材VTR部分)はとにかく真面目に作ります」と。
 収録の開始予定時間を過ぎたのに、かんじんの伊藤文学氏が現れない。編集S-1氏が自宅に電話を入れると、どこか(しかし編集部ではない)へ行っているという。しばらくして折り返し電話が来たが、今日の収録のことはすっかり失念していた模様。結局、編集長ヌキで会議(っぽいもの)の模様を撮りはじめる。トンデモな人だなぁ伊藤氏、としみじみ思う。まぁ、今日はじめて思ったわけではないが。あの人を図るのに、規制のモノサシは使えない。常識のメジャーなんか持ち出してもなんの役にも立たないのだ。あきれることもしばしばあるが、しかし裏モノマニアとしては、そのトンデモ具合が面白くて仕方ない。次は何を言い出すんだろう、とか思うとワクワクし(イライラもするが)、持病のプチ鬱もひっこんでしまうのだ。オレが見るに、ゲイというのはどうも悪い意味で生真面目な“学究委員”体質の人間が多く、伊藤氏の数々のトンデモな部分をただ「忌むべきもの」としか受け取らない(取れない?)ようだが、もったいないねぇ。あの人の“怪人”ぶりを楽しめるだけの度量(精神的・文化的なゆとり)を持てたら、ゲイマスコミは著しい発展を遂げられるであろうに。若人たちよ、「面白いもの」というのはおしなべて教科書で取り上げられていないものの中に存在するのだよ。そもそも伊藤氏が常識の範疇の人であったなら、とてもじゃないが「本邦初のゲイ雑誌創刊」なんていう勝算のほとんどない大バクチなんか打てなかったろう。結果、伊藤氏のトンデモな部分(常軌を逸した情熱、激しすぎる思い込み力)が、三〇ン年前の悩めるゲイたちの魂を救済したのである。
 七時半頃、撮影終了。引き上げるテレビクルーに「どのような出来になるか、楽しみにしておりますよ」とにこやかにプレッシャーを与える。放映まできっかり一週間であるが、さてどのようにまとめ上げることやら。気になるのは進行役のアンガールズの動向であるが。
 唐沢対談のテープを外部のスタッフに渡すため、S-1氏が一足先に退社。残った編集S-2氏&S-3氏と雑談をしていると、「腹すきましたね、メシ行きませんか?」と嬉しいお誘いが。止む気配のない雨の中、近所の居酒屋へ。ヘテロとゲイのビデオ業界の相違点やら、村西とおるやら、ゴーグルマン(ゴーグルつけてモデルのチンコとかをイロイロやってしまう黒子のお兄さんのこと)やら、色々な方向に話が飛んで、あっという間に一〇過ぎ。楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうのである。しかも飲み代までオゴってもらってしまい恐縮至極。こんなに到れリ尽くせりで良いのだろうか。
 激しさを増す雨の中、山手線で帰途につく。十一時頃帰宅。入浴後、連絡メールや日記つけなどの雑用等をこなし、『きらきらアフロ』を観ながら就寝。コンセプトは決まったから、それに合う衣裳を近々買いに行かないとなぁオレ。
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  1. 2005/05/31(火) 18:49:53|
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悪いオタクと八王子の精霊

5月29日(日)

 七時半頃起床。雑用、朝食、シャワーを済ませたあと、本日の仕事の用意にかかる。今日はオレのセッティングした「唐沢俊一・伊藤文学対談」があるのだ。
 十一時頃出発。総武線、山手線を乗り継いで渋谷まで。いちばん人通りの少ないルート(公園通りやセンター街なんぞ誰が通るか!)を使って東急本店へ。少し早かったので家庭用品売場をぶらつき、しばしステンレス調理器具たちにウットリしたあと(じつはそれらのマニアなのだ)、会場である八階の中華飯店へ向かう。
 個室に行くと、すでに伊藤氏と編集のS-1氏が来ていた。カメラの用意(『薔薇族』用の写真はS-1氏が撮り、オレは自分でプロデュースしている会員制ネット用の動画を撮るのだ)をしていると、夫人の漫画家・ソルボンヌK子先生が先にいらっしゃった。しばらくして唐沢氏も来店。挨拶もそこそこに対談開始(というか、お二人とも話好きなんで逢うやいなや話しはじめているのであるが)。
 それはいいのだが、ここがかなり騒々しい個室なのであった。まず、「日本人が十中八九“ほぉ中国っぽいなぁ”と思うであろうようなBGM」がエンドレスで流れているし、ウェイターがガチャガチャと陶器のぶつかる音を立てながら次から次へとコース料理を運んでくるし(仕事だから当然なんだが)、なにより位置が厨房の横なので調理担当と給仕担当のやりとりが丸聞こえになる。要するに「画は撮れるが音は鮮明には拾えなさそう」なのだ。ひとつの対談を『薔薇族』と会員制ネット(以前にも説明したが、こちらは復刊『薔薇族』とは無関係)とで共有しようというもくろみは、どうやら水泡に帰す感じである。しかしまぁ仕事には直接使えなくとも、後々の資料としてはきっと役に立つであろう。そもそもファンにとってはお宝的アイテムになること間違いないしな。なかなかないよ、こんなレアなツーショット映像なんて。
 対談中、唐沢氏がオレを指して「まぁ、最近はようやっとこういう人(旧来の呪縛に囚われない新種ゲイ、という意味だと解釈しましたが)たちも出てきてるようですし」とおっしゃってくださったんで、「でも変わり者というのはやっぱり疎まれますし、憎まれたりもしますよ。周囲からかなり浮きますし」と返すと、K子先生がすかさず「それはキミはオタクな部分が強すぎるからでしょ」と。ごもっとも。オタクの悪いクセに「似たような匂いを持つ相手に逢うと、つい必要以上にはしゃいでハメをはずしてしまう」というのがあるが、オレもちょっとその手の失態を見せてしまった。帰りのエレベーターの中、
「いやー、ここ(東急本店)に初めて来たのって、八〇年の『まんぱく』(漫画博覧会)のときなんですよー。中野サンプラザに最初に行ったのも、『1000年女王』のイベントでしたしねー」
 などと「悪いオタク」の典型みたいなラチもないことを口走り、唐沢氏を苦笑させてしまった。それでも「オタクだなぁ……」という一言を返してくださったのは、さすが「その手の」ファンを多数擁する氏ならではのサービス精神といえよう。そしてオレは反省しよう。中華を腹一杯食って膨らんだこちらの腹を見て、K子先生が「あら?、ボクぅ、こんなにお腹が出ちゃって。ダメよぉ、モノカキはつねにナルシスティックでいなければ」とありがたいアドバイス(?)してくださったんで、そのあたりにももっと気を遣おう。
 二時ちょっと過ぎに自由になったので、その足で八王子へ取材に行くことにする。今日は月イチの「ゲイの老後(未来)を考える会」の日なのだ。今日の参加は半ばあきらめていたのだが、間に合いそうで良かった。京王線を乗り継いで、三時二〇分頃に八王子着。幸い、会はまだ始まっていなかった。主宰者の勝山氏に挨拶し、しばし待つ。半頃になってようやくスタート。今回は地元の茨城でコミュニティスペース的役割を持ったカフェを開きたいという青年・Hくんが初参加し、会はそちら関連の話題で進む。じつは彼、昨夜「akta」へ運営状況の見学のために来ていたのだという。それを伝えると「やっぱりそうだったんですね」と。あちらもオレの姿は目の端で確認していたらしい。話は、Hくんのプライバシーに関わる事柄なので詳細は省くが、切実な問題であるがゆえに白熱化し、いつもは挟む休憩をすっとばし、時間も一時間以上延長してしまった(いや、それが悪いと言ってるのではない。むしろ具体的な問題を提供してくれたことでいつも以上に熱気が生じたんだから良かったと思う)。
 普通なら、会の後はみんなで調理その他を分担して開く食事会なのだが、今日はその時間もないので外食することに(これは始まって以来のことだという)。連れ立って駅前のパスタ屋へ行ったのだが、「和服にタスキに一本歯の下駄」という勝山氏のいでたちが見事なまでにイマ風な街並とそぐわないので笑ってしまった。なんというか、妖怪とか精霊とか、そういう「異界の住人」みたいに見えるのだ。
「カップルとかが見たら、きっと目をゴシゴシこすったあと、隣の恋人に向かってオズオズと『ねぇ、変なこと訊くけど……あれって、あなたには見えてる?』とか訊くと思うよ絶対」
 と言うと、一同爆笑。「そんな人間、いるわけない!」と疑う人は、ぜひ一度、八王子のバー『Chez Stream』(http://homepage.mac.com/streamcafe/topframe.html)まで来られるといい。
 八時からのバータイム。なぜか話題はいつになくエロ関係、それもここに書くのがはばかられるような生臭い方向へ進んでしまった。初めて来た人が途中から聞いたら、「ここってそういうバーなんですか?」と顔をひきつらせながら訊ねるに違いない。まぁ、オレも豊富な経験をもとに、それなりのアドバイスをさせてもらいましたが。でも、またしばらくぶりにエロ仕事を再開しようかな?、と思う。そういう方面を長期間やらないでいると、世間から変なレッテルを貼られてしまうからな。リブもサブカルもジャーナリズムもオタクもエロも、すべてバランス良くやってこその狩人サンなのだ。人間、肉も魚も野菜も甘い物も全部をちゃんと摂取してこそ健やかでいられるのである。見てごらん、なにかに偏った人間というののタチの悪さを。
 一〇時を過ぎたあたりで辞去。なんせ遠いので、まったりしすぎると帰れなくなってしまうのだ。ここは母の父親が長く暮らした因縁もある土地であるのだが、だからといって駅のベンチでは寝たくないや。中央線経由で十一時頃帰宅。昨夜同様、歯だけ磨いて就寝。明日は取材があるんで早く起きて身支度を整えないとなぁオレ。
  1. 2005/05/30(月) 23:50:27|
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うかつなオレとakta集会

5月28日(土)

 早く起きて仕事をすべく、六時に目覚まし鳴る。が、すくっとは起きられず、結局、七時過ぎまでウダウダ。朝食後、会員制ネット用の原稿書き開始する。別冊薔薇族『画報』二号の解説。昼食をはさんで一時頃、とりあえず書き上がる。
 シャワーを浴び、雑用を済ませて二時過ぎ外出。今日は二丁目のコミュニティセンター「akta」の一隅を借りて、『薔薇族』の公開ミーティングがあるのだ。諸用を済ませてもまだ三時をちょっと過ぎたあたり。開始予定は四時半なのでかなり時間が余ってしまう。さて、どうすんべえ、と仲通りでしばし思案。ふとケータイを見ると息子の京也からのメールが。道ばたで読んでいると、何者かが小走りに近づいてくる気配を察知。誰じゃ? と顔を上げるといま読んでいるメールの差出人ではないか。なんたる偶然! 二人で近くのドドールコーヒーに入って時間つぶし。テキストにするんで参加者は持参されたし、と自ら告知していた『薔薇族』七月号を、資料のプリントアウトに意識を集中したせいで忘れて来た、ということを話すと「なんじゃそりゃ」という顔をされる。当然か。
 予定時間の一〇分前に「akta」入り。管理者の張氏にご挨拶をし、テーブルのひとつを貸していただく。当初は我々ふたりだけだったが、徐々に参加者がやってくる。最終的にはおぐ氏、櫻田宗久くん、織部香積氏プラス我らの合計五人に。申し込みの際、「何人くらいになりそうですか」と訊かれて「ん?、たぶん五人くらいでしょう」と答えていたのだが、まさにそのまんまになって驚く。もしやオレには言霊パワーが?(だったらもっと大人数を想定しとけばよかった。一〇〇〇人とか。まぁそれだと「収容しきれませんから」と断られるだろうが)
 途中、別用で本日は欠席したかじよしみさんが帯広からやって来られたという方のご案内で姿を見せたが、お忙しそうだったので簡単な挨拶のみで済ます。織部氏が参加しているレインボーアート(セクシャルマイノリティの創作者たちによる共同展)へ話がとんだので、「オレにトークショーをやらせなさい」とドサクサまぎれに伝えておく。昨夜、石関くん(彼も以前は手製の舞台衣裳を出展していた)とも話したのだが、せっかく広い会場を借りるのに、壁面展示しかしないというのはあまりにも勿体ないと思う。アート関連の面白いイベントを行ない、それを呼び水として新しい客層を開拓すれば大きな意義があろう。ちなみにオレがやりたいのは、最も身近なゲイアートである「漫画」。読み捨てられ、正しい情報が伝わっていないゲイコミックというものを、そろそろ再評価すべきなのではないかと思うのだ。もしも決まったら、なかなか愉快な趣向になると思うのだが。まぁ、決定権を持つ人が「漫画」というものをどのように捉えているかによるんだけどね。いや、「あんな愚にもつかないポンチ絵と、我々の高邁なる芸術活動を一緒くたにするなどけしからん!」とか言うような輩もいまだ世の中には多数いることだし。
 四時半から七時まで、という時間帯で申込んでいたのだが、話が多方面に盛り上がり(いつものことだが)、気が付くと九時をとっくにまわってしまっていた。ではそろそろ、ということで「akta」を辞去。張氏のところへ本日のお礼&次回の予約をしにいったところ、元『にじ』発行人だった永易至文氏もおられたので、そちらにもちょいとご挨拶を。彼とは最近、予想外のところでひょいと出くわしたりすることが多いなぁ。
 さて皆様、恒例(になればいいのだが)の『薔薇族』公開ミーティング、六月は25日の土曜日に、やはり四時半からやっております。次回こそはまったくの部外者で、初めてお目にかかる方にいらしていただきたい(今回は関係者&知人のみだったからなぁ)。
 仲通りを離れ、居酒屋で飲み食いでもしようと近辺をまわるが、さすがに土曜の夜ということでいずこも満員。イチかバチかでさびれた商店街のほうをあたると、これがビンゴ。こちらはどこも収容の余地満点で、逆にどこへ入ろうか迷うほどであった。いかにも「個人経営の居酒屋!」という感じの店に入り、再び四方山話。宗久くんの芸能界&ゲイ業界のほんとにあった怖い話や、京也の今日はじめて聞くようなトンデモ話をサカナに、抱腹したり膝を打ったり。宗久くんには『薔薇族』での仕事を見た某ゲイ誌のほうから「そのうち一緒に仕事ができたらいいですね」というメールが来ているんだとか。いいことです、どんどんおやんなさい。オレ同様、くだらん派閥意識なんざクソくらえ、と言える人間、ボーダーレスで仕事できるフリーランサーがもっとゲイマスコミにも増えなければいかんですよ。でないと、次代の担い手が生まれてこない。「ついでに、オレにも仕事を依頼するように言っといて」と伝えるが(いや、マジて思ってんのよ)、さて、あちらにそれだけの度量(というか、したたかさ)があるかどうか。『薔薇族』に書いてみみせんか、というこちらの誘いはシカトされてしまったけどね。
 十一時半近くまで呑んだあと、終電で帰るというおぐ氏、もうちょっと呑んでいくという宗久くんらと別れ、京也と徒歩で帰途に。マンション前で京也と別れ、零時頃帰宅。ビデオカメラの充電、明日の仕事の連絡メール、今日買ったエロビでのオナニーを済ませるともうグッタリ。風呂に入る気力もなく歯だけ磨いて就寝。明日も色々と忙しいなぁオレ。
  1. 2005/05/30(月) 23:48:40|
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レズビアンと落語ブーム

5月27日(金)

 五時半に起床。即、原稿書きをスタート。やるときゃやる男なのだオレは。
 朝ワイドのトップニュースは、フィリピンでまたぞろ発見されたという元日本兵について。小野田さん、横井さんのときにはまだ小学生だったので「えーっ、三〇年も居残ってたんかい」と驚いたものだったが、四十路となった今ではさほど動揺もせん。今度の人は潜伏期間六〇年であるから、もうあと四〇年ほど待てば百年モノの人が出てくるかもしれんなぁ。楽しみ楽しみ、などとテキトーなこと思うだけである。
 そのあとは昨夜のレズビアンがらみの殺人事件について。誰が観ても恋愛関係にあったことが明白なのに、「二人は“同居”しており、“親密な関係”にあった模様」とどの局も同じような「奥歯にものがはさまったような」報じ方ばかり。「レズ関係」と言い切ってしまうと何かマズイことでもあるのだろうか。ありのままに言ってしまうと死者の冒涜になると? あるいは同性愛は神のご意志に反する汚れたものだから、朝飯どきのお茶の間に届けるのはあいならん、とでも? どっちにしてもふざけんな、である。視聴者はちゃーんとわかっとるわい。
 十一時、『バディ』の連載原稿ようやくアップ。昼食後、送信。これで肩の荷がひとつ降りた。ふぅ。
 編集S-1氏よりメール。『夕刊フジ』が特集記事の中で、櫻田宗久くんとオレを取材したがっているとのこと。櫻田くんの承諾はとれましたが、そちらはいかがですか、ということなので承諾の旨を即返信。来週は月曜に日本テレビ『先端研』の撮影(先日の八王子のものとはまた別口)もあって、なんだか取材づいてるなぁ。まぁ、断る理由はないので受けるが、サテ何を着ようか。
 ちょいと昼寝してから雑用を片付けていると、劇団フライングステージのマミィちゃんこと石関準氏、来宅。ご出演くださっている『薔薇族』を進呈したあと、DVDなどを観ながらしばしマッタリ。
 九時、石関くんを見送ってから、再び雑用を少々。一〇時、クドカンドラマ『タイガー&ドラゴン』。正月の単発版のときは「どんなもんか」と思ったものだが、数話前からがぜん面白くなった感じ。毎週、次回の放映が楽しみでしょうがない。こないだ『ブロードキャスター』で特集していたが、現在は七〇年代初頭以来の落語ブームなんだとか。……アレ、あの頃にそんなんあったっけ? と思ったが、そういえば落語ドラマとかあった、あった。『ジンジンのジン』(←あてた字は適当)という漫画原作のヤツが。小さん師匠が確か実名で登場し、女噺家役でその頃ファンだった「小鹿みき」が出ていた。好きだったなぁ、あのドラマと小鹿みき。余談であるが、オレは高校時代は落研だった(他に、文芸部と演劇部)。
 日記つけをしていると、仕事関係でとんでもないメールが舞い込む。送り主には落ち度がないのだから、あまり感情的な伝言を頼むのもかなりお門違いなのだが、「影坂が怒っております、と●●氏にお伝えください」と返信。そのくらいムッとしたのだ。周囲の人間たちがいったい誰のために休日も返上してバタバタ動いていると思っているのか。趣味気分で仕事してもらっちゃ困る!
 釈然としないまま、零時過ぎ、就寝。明日も今日と同じくらいに早起きせんとなオレ。
  1. 2005/05/28(土) 07:42:03|
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キチ●イと電気釜

5月26日(木)

 通常時間に起床。今日も夕方まで出仕事也。
 夕方、神田駅まで行くと電車が全線停止中。ほどなくアナウンスがあって、「東京?神田間の線路にお客さまが侵入したため、ただいま上下線ともストップしております」とのこと。JRも大変だなぁ、そんなキ●ガイまでも「お客さま」呼ばわりせにゃならんのだから。というか轢いてやったらどうだ、そんなヤツ。前にも書いたが、死にたがってる人間は死なせてやるのが親切だ。
 やや遅れて新宿着。西口のヨドバシカメラ総合館で一升炊きの電気釜を買おうとするが売り切れとのこと。だったら紛らわしく展示なんかしておくな。せめて「品切れ中」と札でも出しておけ。「御予約を承りますが」といわれるが辞退。入荷待ちしてまで欲しいもんじゃねぇや。近隣の数店をまわるがそちらにもめぼしい品はなし。というか、そもそも一升炊き自体置いてない(ほとんどが五合サイズ)。最近の連中は一升飯を炊かないのだろうか。お米の国の民のはずなのに。
 結局、何も買わないまま帰宅。パソコン起ち上げ、メールチェックしていると、書物系ライター・南陀楼綾繁氏から取材の申し込みがあった。古書情報誌『彷書月刊』のためのものだというが、先日のパーティーには奥様(内澤旬子さん)にいらしていただいたし、そもそも南陀楼氏は以前からのファンであるのでソッコーで「喜んで!」と返信。ふだん眺めている雑誌(すいません、たいてい立ち読みで済ませてます)に自分が載るというのはなんとも楽しみなことである。
 今日もなんだかダラけてしまい、ろくに原稿進まず。『アタックNo.1』を観て就寝。明日はなにがなんでも早く起きて仕事せねばなオレ。
  1. 2005/05/27(金) 22:31:44|
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ウリセンと蜷川演劇

5月25日(水)

 昨日早く寝たせいか、五時半に目覚める。予定起床時間より三〇分も早いが、まぁいいや、とシャワーを浴びて原稿書きを始める。土曜日に行った「北丸雄二講演会」に関するもの。七時を過ぎた頃からモーレツに腹が減り、昨夜買っておいたサラダを添えてカレーをガシガシ食う。
 九時半。原稿を途中でほったらかして外出。今日は櫻田宗久くんによるグラビア撮影の第二回目があるのだ。オレには、彼が写真家としていかにバケていくのかを間近でつぶさに観察していきたいという(そしてそれを文章にまとめたいという)欲求があるので、撮影には絶対に同行していくと心に決めている。人が創り手として上昇していく姿は(同時に、堕ちていく様も)オレの興味を激しくそそってやまないものである。ノゾキ趣味と言われるかもしれないが、モノカキとしてのそれが性(サガ)なのだ。
 一〇時半、メディアソフト『薔薇族』編集部着。櫻田くんもモデルもまだ来てはおらず、編集S-1氏が平行して作っている熟女雑誌の校正をしていた。疲労の色、かなり濃し。あんまり働きすぎると、死ぬよ。マジで。
 しばらくして櫻田くん来社。モデルから、駅についたとの連絡がケータイに入ってS-1氏、迎えに出る。櫻田くんと雑談(吾妻ひでおの『失踪日記』のこととか)しているとモデルを伴ってS-1氏戻る。のだけれど、うーん、今回のモデルは……。いや、ルックスの問題で「うーん」なのではない。ルックス的にはかなりの上玉である。しかし、キャラがどうにもねぇ……。「ウリセン」というある種、究極のサービス業の従事者のくせして愛想がカケラもない。最近のウリってのはこういうのが売れるのかなぁ、と思う。しかしけっこう売れてるみたいである。今朝も某高級シティホテル(正装してないとレストランに入れてもらえないような)での「泊まり」明けだという。ホストに「殴り営業」(本来ならば奉仕すべき対象である客を逆に手荒に扱うことで親密感を演出する手管)というのがあるように、こうした「ぶっきらぼう感」を出すことでオス臭さを高めているのかもしれない。まぁ、オレなら金もらってもヤダけどね。
 なんだかんだで結局、正午近くになって出発。本日のロケ地は葛西臨海公園である。渚と水族館で撮る予定だったのだが、なんと本日は水族館の休館日! まぁ、あとで品川のほうへ行けばいいや、ととりあえず渚での撮影にかかることに。しかしモデルくん、「……まぁだ歩くンすかぁ」とか「……ここに座ンの、痛いっすよォ」といった具合に、とにかく色んなことにぶーたれること。また、かなり自意識過剰なタイプらしく、周囲の人目を気にする気にする。しかし櫻田くん、それをなだめすかしながら誘導し、なんとかTバックビキニ一枚にして撮りはじめる。普通にしてれば暑いが水に入るにはまだ冷たい陽気だったが、撮影が進むにつれて二人とも海の中へ。燃えてるなぁムネヒサ。
 当人が水族館で撮られるのは恥ずかしいからイヤだ、と言って譲らないのでそちらはパスして室内撮りの現場へ直行。櫻田くんの知り合いのカメラマンの自宅なのだが、インテリア雑誌にでも出てきそうな感じのかなり趣のある一戸建である。「……彼、二人きりでないとリラックスできそうにないから」と櫻田くん。本来ならばオレは現場で彼の仕事っぷりを見届けなくてはならんのだが、まぁ、今日はモデルがモデルだからなぁ。二階のベッドルームに二人を残し、われわれは一階の居間で待つことに。ピープロ特撮、川内康範、ハンナ・バーバラアニメのことなど(四十路の人間が集まってする話ではないって意見もあるが)を話しているうちに撮影終了。「ばっちりです!」と櫻田くん。これを書いてる段階ではまだどのようなものが撮れているのかはわからんが、しかし彼がかなりノリノリだったことは確かである。その物証をオレは見た!(詳細は伏せるが)
 初回のときは、モデルくんの地(といっても勿論、まるっきりの地金を見せているわけではあるまいが)と求めていたイメージとがかなり近いラインでの撮影だったが(だからといって楽勝だったわけではない。生身のモデルと、櫻田くんの頭のなかにある“主人公”との間にはやはり落差というのがあるのだから)、今回はその逆。あきれるくらいに「俗」っぽい被写体(要するに、どこにでもいるアンチャンタイプってことさ)を、どこまで自分の脳内世界のキャラクターに近付けることができるか、が課題になってくるのだから櫻田くんも大変だ。しかし、だからこそヤリガイがあるとも言える。彼が写真家として大成できるかどうかの、これは試金石と言ってもいいだろう。今回、ここまで舞台裏を明かしてしまうのはいかがなものかと書きながらちと躊躇したが、しかしやはりありのままに書いてしまったほうが彼のためになるだろうと思い、赤裸々に記させてもらった。ここに書かれているようなアンチャンが、それとはわからないほど見事に、櫻田写真物語の主人公として誌面に収められたとしたら(実情を知らない読者諸兄に、今回のモデルくんのことを“神秘的”“非現実的”な青年だなぁと思わせられたら)、写真家・櫻田宗久の勝利である。皆の衆、六月下旬の発売日を今から楽しみにするがいい。「えっ、これがアイツ!? どうやったらアレがコレになるの!」と上がった写真を見てぶったまげることをオレも楽しみにしている(こんなことを書くと、きっとまた“プレッシャーかけないでくださいよ”とか苦情を言われるんだろうなぁ、ひっひっひ)。
 友人宅に残るという櫻田くんに別れを告げて、一同は編集部へ戻る。モデルくんの帰ったあと、しばし雑談。蜷川演劇の魅力(と呼ばれているもの)というのは大衆演劇のそれとは逆の「客側が演出家のほうへ歩み寄っていく」、ある意味「M的」な観劇スタイル(蜷川崇拝)なのだろうね、という話をしていてふと、今日のモデルが売れっ子だというのも、客の中にそれと同じ心理が働いているのではないか、と思う。「自分からは奉仕しない」という彼の、その突き放しプレイに被虐の快感をおぼえた客たちがリピーターになっているのであろう。でなければ、わざわざ大枚払って高級ホテルなんぞ使うわけがない。彼に奉仕することに喜びを見い出している客たちにとっては、ホテル代に散財することもまたプレイのひとつなのかもしれない。
 八時を過ぎ、S-1氏が帰宅したあとも残って、S-2氏とダベる。 九時近くになって辞去。一〇時ちょっと前に帰宅。どうにも原稿を書く気になれず、結局十一時過ぎに就寝。いつまでこんなだらけきった状況が続くんだろ? 締め切りが大挙して押し寄せてきてにっちもさっちもいかなくなるまでさオレ。
  1. 2005/05/26(木) 20:21:56|
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天気予報とコントみたいな歯医者

5月24日(火)

 通常の時間に起床。最近ちょっとづつ睡眠時間を増やしている(正確には疲労感が激しすぎて遅くまで仕事してられないんだけどね)せいか、起床時の倦怠感は少しづつ和らいでいる。もっとも、そのぶん仕事はたまる一方だが。一長一短。
 朝から夕方まで出仕事。今日は六時から歯医者の予約があるのだが、まだちょっと間があったので、行く前に丸正へ食料品の調達に。店を出たところで雨が降り出したので、あわてて折り畳みの傘をさす。周囲には雨具を持っていない人間がけっこう多い。「昨日と同様、夕方から激しい雨が予想されます」と朝から天気予報でしつこく言っていたし、そもそも四時を過ぎたくらいからいつ降り出してもおかしくない空模様になっていたのに、なんでだ? これも日本人特有の「自分だけは大丈夫」意識の現れなのか?
 いったん帰宅し、購入品を置いて、激しい雨の中歯医者へ。以前にも書いたが、ここは対応がやたら丁寧だ。昔のとこなら「●●さん、どうぞ?」てな具合だったのに、ここでは「●●さま、お待たせ致しました」だもんなぁ。次回の予約をおとりしますか? と訊かれたので、えぇ、と答えると深々と頭を下げて「ありがとうございます」だって。「医院もサービス業」という認識には賛成だが、ここはちょっとやりすぎじゃないのか? なんかドリフ大爆笑の「もしもこんな●●があったら」みたいだ。「もしもバカ丁寧すぎる医院があったら」。
 六時半頃帰宅。うちの隣に先日建ったマンション、一階がテナントになっていて、なんの店が入るのだろうとひそかに注目していたのだが、歯医者になる模様。治療椅子はずっと前から置かれていたが、今日は待ち合い室に高価そうなソファを搬入しているところだった。うちの近所にはもう一軒、老舗っぽい歯医者があるのだが、同種の医院ばかり増えてもなぁ。オレの行ってるところがバカ丁寧なのも、過当競争に生き残るための手段としてそうやってるのか?
 食事、入浴、連絡メール、mixiなど。たまってる仕事、今夜も遅々として進まず。チチでもハハでもいいので(親父ギャグ)なんとかせねば! とあせればあせるほど倦怠感が増して眠くなる。結局、一〇時半に寝てしまった。いい加減どうにかならんかなぁオレ。
  1. 2005/05/26(木) 20:17:01|
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みのもんたと急停止

5月23日(月)

 通常の時間に起床。観るたびに不快になるのになぜかついつい観てしまう(イヤなもん観たさ、とでも言おうかノノ)『みのもんだの朝ズバ!』、今朝の槍玉は「ロリ(ショタ)コン」。児童売春を斡旋して逮捕されたエリート銀行員の事件を発端にして例のごとく、みのがかなり偏った持論をぶち、それに対してアシスタントやコメンテーター(みのに逆らえない人々)がお追従的コメントを述べていく、というこの番組の黄金パターンである。ゲストとして来ていた自民党の女性議員(名前は失念)がナントカのひとつ覚えみたいに「子どもを守らなくては!」を連発し、「児童買春をする大人にさらなる厳罰を処すべき!」というこれまた偏向した意見をまくしたてていたが、それだけでは子どもがらみの売買春事件は決して後を断たんだろうよ。真剣に禍根を断とうというのなら、「買う大人」と同等の罰則を「売るガキ」のほうにも設けなくては。子ども=弱者・絶対的被害者、なんて意識がまったく的外れの幻想でしかないことは、昨今頻発する未成年者犯罪の数々を見ていけば一目瞭然であろう。この婦人議員は、そういうところをまったく見ようとしないで、ただただ「子どもの擁護」のほうばかりを語やがる。彼女に言わせれば「子どもの売春は、大人に強要されて泣く泣くやらされるもの」なんだろうが、とんでもない! 最近の若いのは自らの商品的価値というものをキッチリ把握して、どうすれば楽して大金稼げるかシッカリ理解してますってば。「大人の斡旋」なんて中間マージンの発生する方法なんか、ちょっと智恵のあるヤツならばとりません。直取引で丸々ポッケに入れるでしょうさ。いや、ちゃんとヤらしてあげる子はまだいい。最近は徒党を組んで美人局(つつもたせ、と読みます)をやらかすようなのもいるそうだからなぁ、悪らつなガキの罠にはまって「被害」を受ける大人の擁護にも力を割いてくれなきゃ片手落ち(あ、これって使ってはいかん言葉だっけ?)もいいとこだ。結局、こういう勘違いオバハンたちがのさばっている限り、児童売買春の問題は永遠に解決しないのだろうなぁ、という思いばかりが強まった。そしてみのの、照れひとつ浮かべるでもなく正義の男を演じ続けられる(正義の名のもとに他者を容赦なく糾弾してしまえる)タフさ(厚顔無恥、ともいう)にある意味、羨望をおぼえる(ああなりたいわけでは全然ないが、あそこまで恥というものを知らずに生きられる精神構造というのは、凡庸なオレとしてはちょっとだけ羨ましい)。
 本日も夕方まで出仕事。帰宅途中、電車が下車駅のホームに滑り込み、「さて降りるか」と立ち上がった瞬間、グォーっと全身に重力がかかってきて、あわてて踏ん張る一幕があった。「ただいま停止信号が入りまして、急停車いたしました」というアナウンスが入り、しばらくそのまま停止。「すわ人身自己か?」と思ってちょっとドキドキしたが、結局「なんでもありませんでした」とのこと。なんじゃそりゃ。オレはまだ一度もその手のものに出くわしたことがないんで、生涯初の体験になるかと期待(?)したのに。昔ちょっと知り合いだった人間(女性)に、一両目の真ん前に乗っていたとき、自殺者と眼が合ってしまった話を聞いたことがある。運転室なめに進行方向を眺めていたら、線路上にふらふらっと人間が入って来て、そいつと視線が合ってしまったんだそうだ。幽霊談なんかよりもよっぽど怖いリアルホラー! 彼女にとってはたぶん生涯消えない記憶、というか映像であろう。まぁオレはそんなのはゴメンだが(死体写真とかは好きだけど、実際の血を見るのが苦手なのだ。典型的ダメ日本人)、自殺現場の臨場感というものはやや味わってみたいと思う。
 五時半頃帰宅。ネットを徘徊している途中、あること(訳あって詳細は伏せるが)によって、自分がいかに気の利かない男であるかを痛感させられる。「ホントにもう何やってんだろうかオレは」としばし自己嫌悪。鬱が噴き出してきて、またもや死にたくなる。しかしまぁ、過ぎてしまったものはどうにもならない。二度と同じ轍を踏まぬよう気を付けねば。とはいえ、もともと細かな配慮は苦手な質なので(と開き直ってはイカンね。はい)、たぶん失態は今後も何度か繰り返すことであろう。まぁ、人間はそうやって大きくなっていくのだ。なんて四十路のオッサンが言っても詭弁にしか聞こえんね。説得力ゼロ。
 仕事がなかなか手につかん病、まだ快癒の兆しナシ。ずっと精神的不調(だらけ、ともいう)と慢性的疲労にばかり原因を求めてきたが、これはひょっとすると栄養面の偏りもあるのかもしれん、とふと思う。そういえば最近はサプリメント類を全然摂ってないからなぁ。一人暮らしの場合、通常の食事だけで必要な栄養素すべてをまかなうのは到底不可能である(しかもオレは偏食人間だし)。近いうちに各種栄養補助食品を全種類購入してみようかしらん。あとは呑みのときに入る店を、魚介類系に特化した居酒屋とかに変えていくとか。基本的にツナ以外の魚モノは食わない男ですんで。
 資料眺めたり、mixiしたり、というダラダラパターンを踏襲しながら零時近くまで。本日も「怠惰」の二文字がふさわしい一日だったなぁオレ。
  1. 2005/05/24(火) 19:11:43|
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書き忘れとダメダメな日

5月22日(日)

 六時に起きてタメっぱなしの仕事を片付ける。……つもりだったのだが、目覚ましを止めてベッドの中でウダウダしてるうち、いつの間にやら落ちてしまい、結局、七時半起床。まだスッキリしない頭で『マジレンジャー』『響鬼』を観ながら、とりあえず日記つけ。我ながら意志の弱いダメな男だこと。
 ブログにアップしおわってけっこう経ってからハッと気づいたのだが(ボケてるのぉ)、ひとつ大切なことを書き忘れていた。昨日の講演会で活動報告をした赤杉康伸くん関連の話だ。彼はパートナーのわたるくんと「東京メトロポリタンゲイフォーラム」(TMGF)なる団体を起ち上げ、選挙の都度、候補者や所属政党宛てに自作のアンケートを送付し、セクシャルマイノリティやジェンダー教育などに対する意識調査を行なっている。回答、および誰(どこ)が回答してくれなかったか、というデータはTMGFのサイトなどを通じて公開され、投票の際のひとつの貴重な指標となってくれているのだ。一文にもならない作業を手弁当でやり続けている彼らには本当に頭が下がる。しかし惜しいのは、このアンケートが全国の全選挙区の全候補者に対して均一に為されているわけではないことだ。いま現在は、特定の地域の限られた人間のみの意見しか知ることができていない。どうしてか? 理由は単純。TMGFの規模があまりに小さく、広範囲にまでは手がまわりきらないのである。
 本来ならばこういった活動は、対象すべてにくまなくやらなければデータとしての信ぴょう性が薄れてしまう。エリアや人間を特定してしまうと、「そこには何か恣意的なものが働いているのではないか?」と勘ぐる連中も出てくるだろう(そういう輩はたいてい、自分で動くことはしたがらないのに、他人の動きには文句をつけたがるんだがね)。「李下に冠……」ではないけれど、要らぬ詮索を回避するためには、やっぱり全国の全候補者のデータを集計する必要があろう。TMGFだけでは無理だというのならば(ていうか無理!)、ゲイに関連する全メディア、全企業が手分けして手伝えばいいのである。編集者もビデオ監督も店員も作家もDJもウリセンボーイもバーのママもホモもオカマもレズもビアンも、とにかく「同性愛者」を相手に商売している人間は、みんなして手伝えばよろしい。そうすれば一人あたり最小限の負担で最大限の効果が得られるはずである。ほんっとに簡単なことだよ。でも、それがなかなかできない。そこが結局、ムラ社会の悲しさ、浅ましさなんだよな?。好き嫌いだとか派閥だとか商売敵だとか政敵だとか、そういうくっだらねぇ意識に縛られてる限り、いつまで経っても抑圧された現状を打破することなんざできやしない。情けないねぇ……。政治家なんてのは有権者が大挙して声をあげれば何らかのリアクションを起こさざるをえない生き物なんだから、本気で自分たちに有利な政策を望むのであれば、存在を顕在化していくのが一番なのだ。それにはまず、みんなが利害や立場を越えて一枚岩にならなければならない。別に嫌いなヤツを好きになれとか言ってるわけではないよ。その部分でだけは結託せよ、というだけの話。それ以外ではシカトし合ってればよろしい。オレを憎んでるヤツも恨んでるヤツも呪ってるヤツも、そのときだけは私怨を忘れなさい。
 朝食後、『バディ』の連載用の資料集め。ひと通り揃ったところで書きはじめるつもりだったのだが、どうにも身体に力が入らない。なので、今回のテーマのみ担当A氏にメールし、ベッドに倒れ込む。しばらくして復活し、昼食や連絡メールをいくつか。しかし、またまた力が抜けて横になる。朝日ニュースター『愛川欽也のパックインジャーナル』の再放送を観ながら(聞きながら)ウトウト。その後、必死に這い出し、とりあえず起きるだけは起きる。しかしやっぱり原稿を書くだけの気力は起きず。天候はいつの間にか悪化。体調不慮はまさか気圧のせいではあるまいな? いやいや、そこまで敏感な体質ではなかったはずである。
 夕食後、ついに本日の原稿書きは断念することを決意。泣く子とダルさには勝てん。資料を読んだりテレビを観たりしながら無為な夜を送って十一時過ぎ就寝。結局、今日はイイことといったら『ウルルン』で“アバレンジャーの凌駕くん”こと西興一郎の全裸を拝めたくらいのもんだったなぁオレ。
  1. 2005/05/23(月) 18:42:11|
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北丸雄二氏と新たなる発見

5月21日(土)

 きっちり睡眠とって(といっても七時間だが)起床。雑用その他をこなしているうちに、あっという間に十一時半。あわただしく外出。今日はカミングアウト・コンサルタントのかじよしみ氏が主催する「北丸雄二講演会」に出席するのである。
 古本屋を覗きつつ徒歩で中野。オタクの聖域「中野ブロードウェイ」の地下で久々に名物のジャンボソフトクリームを食べたあと、会場である「中野ZERO」へ。告知をはじめた当初は、あまり参加者がいないのではないかと危ぶまれていたのだが、いざ蓋を開けたらかなりの大盛況であった。
 内容的なものについては『薔薇族』の連載のほうで書くが、この日、気づいたことがあった。以前、伏見憲明氏と桜丸氏の対談トークライブを「二人で符丁のキャッチボールをしているばかりで、一定以上の知識を持たない観客は切り捨てられてしまっている」とmixi日記などに書いたことがあったのだが(といっても、それはあくまで「昨今のゲイ識者たちが陥りがちな誤り」全般を語ったなかでの「一例」にすぎないのだが、氏は自分「だけ」を「個人攻撃」されていると誤読したらしく、烈火のごとく怒りまくっていた。しかし残念ながらそこまでこちらも物好き……というか暇ではないんだがね)、あれがこちらの認識の誤りであったことを知ったのだ。今日の北丸氏は「観客に向けて」話をしていたのだが、伏見氏たちはべつにこちらに対して話をしていたわけではなかったのだ。単に「仲良しふたりで井戸端会議をしていた」のに過ぎず、オレも含めて「集まった人間」というのは、いわばそれを「立ち聞きしていた」だけなのである。だから別に、自分たち以外の者にわからせてやる必要なんかは全然なかったのだ。「講演」の類だと思い、期待して行ってしまったこちらがそもそも間違っていたのである。伏見氏にはつつしんでお詫び申し上げたい。と同時に、氏の「観客を相手にしたトーク」というのを聞いてみたいのだが、どこかでやったりする予定はないのかなぁ。非常に興味あるのだが……。と、こう書くと嫌味のように取られてしまうかもしれないが、オレは氏の著書は、自主制作した『ぼくのゲイブームメント』から九割五分くらいは「買って」(←ここが肝心)持っているのだ。特にファンというわけではないけど、関心を持っていることだけは間違いない。
 終了後、かじ氏、おぐ氏、赤杉康伸氏らと北丸氏を囲んでの食事会。総勢八名と、ちょうどいい人数で、なかなか有意義な話がいろいろと聞けた。北丸氏から「あれ、狩人さんってゲイだったんだっけ?」と素で聞かれて驚く。オレは指向的にはゲイだが、文化的にはヘテロなので(ゲイコミュニティ(笑)とは三〇代後半までほとんど接触を持たなかったのだ)、「ほんとにゲイなんですか?」などとジョーク半分に訊かれることは多いのだが(最近はこちらもシャレで「いや、じつは違うんですよ」とか答えてるけどね)、真顔で言われたのは初めてである。あー、驚いた。オレはチンチン、めっちゃ好きですよ。
 八時、お開き。まだ早いので、かじ氏、おぐ氏とともに喫茶店へ。「困っちゃう人」のことなど色々と話しながら一〇時まで。一〇時半頃帰宅。なにやらとても疲れてしまい、十一時就寝。明日は六時起きして仕事しなくてはイカンぞオレ。 
  1. 2005/05/22(日) 09:00:26|
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テープ起こし完成と映画ベストテン

5月20日(金)

 いつも通りに起床。朝食後、早々に「月光夜話」仕上げにかかる。昼過ぎ、ようやく完成。一時間五〇分のトークライブを文章化するのに延べ三〇時間を費やしてしまった。まだまだ慣れてないなぁ、この仕事。しかし月光氏の逸話満載の、かなり貴重な資料となるはずである。
 テレビ観ながら昼食。森口博子主演の昼ドラに、コント赤信号の小宮が假屋崎センセをモデルにしたとしか思えないキャラ(ご丁寧にロン毛のカツラまでかぶって)を演じていて大笑い。
 五時半、外出。vodafoneショップまで預けてあった故障ケータイを受け取りに。その後、二丁目へ。ヤボ用を足しているうちに七時半。待ち合わせ時間になる。今日は友人のおぐ氏と呑みの約束があるのだ。
 あおい書店で落ち逢い、「餃子の王将」で夕食。ラシントンパレス、ついに入口が封鎖される。しかし王将と隣のラーメン屋は相変わらずの営業を続けている。果たしていつ取り壊されるのだろうかココは。
 エロビデオ(つうかDVD)を買ってから八時、「タックスノット」。金曜ということで徐々に混みはじめ、一〇時をまわる頃には満席に。「自分にとっての映画ベスト10」というアンケートを依頼され、映画がなくても特に痛痒は感じない男としては、当初は「十本もあるかな????」と思ったものだが、書きはじめてみたらけっこう出てくるものである。最後には十本を軽く超えてしまい、どれを残そうか迷う始末。何を選んだかはここでは割愛するが(じつは何を書いたかハッキリとは憶えてません)、全部邦画だった、ということだけお知らせしておこう。おいおいタックスノットのファイルに加えられるだろうから、お近くの方は観にお行きなさい。
 おぐ氏と仕事の話、常連氏らと石原豪人(林月光)氏の話などしているうちに、時刻はなんと零時半。終電のあるおぐ氏とともにあわてて辞去。新宿の駅前でおぐ氏と別れて、徒歩で帰宅。とりあえずエロビ買ってきたんだから、と一発ヌイてから就寝。こういうのは縁起モノだから買ってきた日のうちに使っとかなきゃなぁオレ。
  1. 2005/05/22(日) 08:58:37|
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モリスケとオヤジ狩り

5月19日(木)

 いつもの時間に起床。昨日、TBSの安東弘樹が婚約、との記事が出たと思ったら、今日は魚住りえが一年五ヵ月でスピード離婚なんだと。魚住の亭主といえばオレのお気に入りの日テレちびっ子アナ・モリスケこと森圭介。魚住は六歳下の後輩とデキた結果、局アナを辞めたのだ。 二人をよく知る関係者(絶対出てくるね、こういうヤツ)によると、最大の原因は多忙な仕事が原因のすれ違い生活であるという。魚住はフリーに転身後、テレビ・ラジオ合わせて六本のレギュラーを持つ売れっ子となり、一方のモリスケも五本のレギュラー+スポーツ中継も担当する若手ホープに成長している。こうして家庭内で顔を合わせる機会も激減し、夫婦関係にひびが入っていったのだそうな。まぁ「ありがち」っちゃぁありがちな話。ていうか、夫婦共働きでどちらもマスコミ人となれば、すれ違いになってくるのは当然のことであろう。いつも顔を合わせて夕飯が食えたりするほうがよっぽど問題だ。すれ違いは「売れてる証拠」と、むしろ喜ぶべきなのではないか? それを離婚の理由にあげること自体どうかしていると思う。「亭主(女房)元気で留守がいい」というのが至言だということを知らんのだなぁ最近の連中は。まぁ、これに懲りたら魚住は、二度と同業者なんかと結婚せぬように。役場の窓口係かなんかと結ばれるといい(なんて書くと役場の窓口係からクレームがつきそうだが)。そして女の身勝手さを知ったであろうモリスケは、宗旨変えしてオトコに走りなさい。
 ネットニュースを覗くと、群馬の十六歳の女装少年が、出会い系サイトで知り合った男性会社員(四六歳)から現金約六万円をひったくって逮捕されたというちょっと淫微な事件が。被害者の名誉のために言っておくが、べつにそういう指向(女装美少年マニアとか)のおっちゃんだったわけではない(と思う)。もともと細身で背が低く金色に染めた長髪だった子なんで、パッと見には男とわからなかったんだそうだ。紺のミニスカートにグレーのカーディガン姿でアイシャドー・マニキュア・付け毛できっちり変装していたというが、いやはや念の入ったことで。少年の背後には二四歳の住所不定・無職の「アニキ」がついていたというが、小道具はそっちが買いに行ったのだろうか。あるいはメイクとかもそいつが施してやってたりして(慣れてない子が自分でするのは難しかろう)。このところ「月光夜話」の原稿にかかりきりのせいか、なんか「仮面劇場」的な妄想を抱いてしまって困る。月光センセイ亡きいま、いっそオレが代わりに書いてみようかしらん。
 午後、ネットニュースに「ジャニーズJr.元メンバーが強盗傷害致傷で逮捕」というしょっぱい記事が追加されていた。【警視庁少年事件課は19日、東京都内の路上で会社役員の男性から30万円余を奪ったとして、墨田区緑4、無職中村雅彦容疑者(24)と、都内の無職少年2人(いずれも19歳)を強盗傷害などの疑いで逮捕したと発表した。】というものなのだが、その少年の片割れが元 Jr.なのだという。「芸能活動が忙しくて嫌になり、仲間と遊ぶうちにこんなことをしてしまった」などと話しているらしいが、おーい、昨日の白痴スポーツマンに続いてアホがここにもいました。「芸能活動がつらいので犯罪に走りました」って理論として破綻しとるやんけ! 普通なら「芸能活動がつらいので一般人に戻りました」となろうが。どうして「一般人」をすっとばして「犯罪人」になるのだ。こういうガキを見ると、やっぱり子どものうちから専門性(スポーツとか芸能活動とか)なんぞ持たせてはいけないねぇ。少なくとも義務教育の最中は、ベーシックな教養を得ることのみに専念させといたほうがいい。プロ的な技術なんてのは中学出てから身につけたって全然遅くないのだ。子役の大半が成人後、悲惨な運命(殺人で服役した大五郎とか、一家離散したケンちゃんとか)をたどっていることからもそれは明白である。あと、極個人的に言うならば、元ジャニーズならば「オヤジ狩り」ではなく「オヤジ転がし」で金稼げ。
 五時半頃帰宅。さっそく仕事開始。……のはずだったが、やっぱり雑用その他のせいですぐにはかかれず。連絡メール等。唐沢俊一氏にお願いした件、快諾のお返事をいただいて感謝。昨日の今日なので、その迅速さに驚く。かなり乗り気になってくださっているようだ。楽しみである。
 八時頃になってようやく「月光夜話」にかかる。しかし、なかなかはかどらず。一時頃になっていい加減頭が煮詰まってきたので中断。そのまま就寝。明日こそは完成させるぞオレ。
  1. 2005/05/20(金) 08:30:17|
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シンクロニシティと西日暮里

5月18日(水)

 早くから仕事をしようと、かなり早朝に目覚しをかける。しかし結局、ベッドの中で一時間くらいウダウダしていたのであまり意味がない。ようやく這い出して朝食。それから朝風呂。なんとか身体をシャッキリさせて仕事を始めねば。
 朝のワイドショーは、ニュージーランド国籍のラグビー日本代表の六本木ご乱行事件について。つい先日も別の代表選手(こいつは日本人)が似たような不祥事を起こしていたが、「なぜこんなことが続くのか?」などと語り合うこと自体がナンセンスである。
「バカだからさ」
 と、シャア・アズナブル風に言えばこうなる。運動ばっかりにウツツをぬかして「考える」という人間を人間たらしめる根本的作業を怠ってきた結果、理性も知性もないデクノボウになってしまったのだ。先日、タクシ?強盗で元巨人軍選手が逮捕されたときにコメンテーターの勝谷誠彦が、そうなった原因は「退団後のフォローをきちんとしてやらない球団側」にあるのか、それとも「野球以外の事柄をなおざりにしてきた本人サイド」にあるのか、どちらなんだろう? などと言っていたが、後者に決まっとろうがボケ! プロスポーツ選手として脚光を浴びることが許されるのは、ごくごくわずかな人間だけである。それに加わり、かつ居残り続けるということはある意味、超自然的な力でも作用しなければ無理なことなのだ。だからスポーツだけに打ち込み、その道のプロとなって成功を掴むというのは、この世で最もリスキーな大博打なのである。「豪邸に住むか、ホームレスになるか」の一八勝負(それも成功しない場合が大多数)。それを承知のうえでやるのでなければ、悪いことは言わないからほどほどに勉強してそこそこの生活レベルを維持しといたほうがいい。プロは、乞食に落ちぶれるだけの覚悟があるヤツだけが目指せばいい! 「小使い銭が欲しくて強盗をした」なんてしゃーしゃーとホザけるような半端者ははなから目指す資格がないのだ。
 九時から『はなまるマーケット』。この日のゲストは、雑誌やネットのほうで奥様ともどもお世話になっている唐沢俊一氏。今夜放送される特番のPRとして出演されているのだ。話題は当然のごとく雑学。薬丸も岡江久美子もトリビア、トリビアと半分他局の番組名になっているものを連発しているが局的にはいいのか? ポラロイド写真で夫人のソルボンヌK子センセイも登場。それにしてもあの方は実物と映像のギャップがないなぁ。写真ごとに別人になるオレとは対極である。
 全面プロデュースしている会員制ネットの会社からの電話などを受けるうちに、十一時半、あんまり仕事がはかどらぬまま外出予定時間に。独りあわててたら、ウコン錠と間違えて風邪薬を服んでしまう。瓶も、薬の形状も全然違うのに、喉を通り過ぎるときまで気づかなかった。やっぱり人間、あわてすぎるのは危険ですな。出がけに郵便受けを覗くと、さっきまで画面で観ていた唐沢氏から今年度の「日本トンデモ本大賞」のご招待状が! ありゃっ、シンクロニシティ(唐沢氏ふうに言うなら、西手新九郎)かい!? 一般のファンの方には申し訳ないが、こっちも日頃あちこちで面倒なこと(主として憎まれ役)を色々やってんだから、たまにはこういうご褒美をいただいたってバチは当たんないだろ、ということで、ありがたくお招きにあずかることに。一オタクとして存分に楽しませていただこうと思う。
 山手線経由で正午、西日暮里着。「古書ほうろう」「往来堂書店」といったこのエリアの有名店を久しぶりに覗く。ほうろうでは南陀楼綾繁氏のフリーペ?バー「モクローくん通信」をいただいた上に、ずっと名前が思い出せなかった海外出版社の画集を見つけ、ひっかかりが解消するという嬉しい偶然も(これもシンクロニシティのうちか?)。『文藝』のしりあがり寿特集号など七冊ほど購入。往来堂でちらっと見た「サイゾー」に、ボーイズラブにハマる男性読者の記事が。「腐女子(ふじょし)」の対義語として「腐男子(ふだんし)」と言うんだそうだ。なんでもアリなんだなぁ最近は。
 ぶらぶらと歩いて上野へ。陽気がいい、を通り越して暑い! 汗だくになってきたので半そでTシャツ一枚になる。二時ちょっと前、メディアソフト着。出来たてホヤホヤの『薔薇族』七月号を見せてもらう。その後、六時頃まで打ち合わせ。「日本一稼いでるゲイ」こと假屋崎省吾氏の話から、平井堅の空き巣騒動へ話題がとぶ。七万円のノートパソコンて安すぎやしないか? という話から始まって、中にはどんな画像やメールが入ってたんだろう? といった素朴な疑問に。平井堅の秘蔵データだったら、木戸銭とって見せればちょっとした儲けになるんじゃないのかなぁ。二〇〇〇円くらいならば払ってもいいぞオレなら。
 七時過ぎ、丸山点心氏と共に山手線で帰途に。車中、イージー四川(丸山氏の『さぶ』時代のペンネーム)を復活させてくださいよ、とかつてのファンとしてお願いしておく。描ける人が描かない、というのはあまりにももったいない話である。
 八時頃、帰宅。mixi経由で、今度カラオケスナックをオープンしたという方(面識ナシ)からメールが来ていた。どうやってPRしていいのか、ご教授いただけませんか、というのでちょろっとアイデアを書いて返信。こういうことは好きなので、智恵が欲しい人は遠慮なく相談してこられたし。以前、オレの作ったビデオのタイトルをまんまパクッて作品を作った(しかもシリーズ化して)メーカーがあったが、そんなことしなくたって、ひとこと相談してくれればいくらでも協力してやったのだ。オレは頼ってくれる相手はムゲにはしないよ(ただし、礼儀にはうるさいが)。
 連絡メールや各種の書き込みなどで忙しく、なかなか仕事に取りかかれない。ホントは今夜中に「月光夜話」を終わらせてしまう予定だったのに! ようやく始められたのは十一時半を過ぎてから。あっという間に一時になってタイムアップ。翌朝も早いので泣く泣く就寝。明日こそはケリをつけないとやばいぞオレ。
  1. 2005/05/19(木) 20:31:30|
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コムスンと平井堅

5月17日(火)

 通常時間に起床。今日も朝から夕方まで出仕事。出勤の電車の中で、介護請負い会社のコムスンが杉並に建設した高級高齢者住宅の広告を見る。費用は書いてなかったようだが、看護師が二四時間常駐する、至れり尽せりの施設であるらしい。余談だがオレはどうもこの「看護師」という言葉に馴染めない。「師」という文字が、なんか「ペテン師」「詐欺師」「山師」のようないかがわしい職業(?)を連想させるのだ。昔ながらの「看護婦」「看護士」で別にいいじゃん、と思う。ジェンダーフリーには基本的には賛成なのだが、なんでもかんでも男女統一に「せねばならぬ」という脅迫的な改革にはいささかの懐疑心を抱かざるを得ない。また、ジェンダーとは関係ないが「外人」という言葉もしばらく前からマスコミの自主規制の対象となり、先日のイラク人質事件の報道でも拉致された傭兵の元の所属が「フランス外国人部隊」と呼称されていた。あれはやっぱ「外人部隊」でないとピンと来ないでしょ。小池一雄・平野仁の劇画で『女外人部隊サハラ』というのが以前あったが、あれもいま復刻すると『女外国人部隊サハラ』と改題されるのでしようか? 『黒イせぇるすまん』が『笑ウせぇるすまん』にされてしまったように。どうでもいいけど『ジャングル黒べえ』はもう二度とテレビでは観られないのでしょうか。
 おっと話が脱線した。日本ではまだ介護ビジネスというものの概念が馴染んでいないため苦戦を強いられているコムスンであるが、今後はどのような展開をしていくのだろうか。薄利多売、といっては失礼だが、一般家庭との契約を地道に増やしていくのか、それとも今回の物件のような金持ち相手の商売にシフトチェンジしていくのか。その見極めがちょっと気になる。
 午後、ネットニュースで平井堅の家に空き巣が入ったことを知ってビックリ。以下、その転載。【歌手の平井堅さん(33)が住む東京都目黒区三田のマンション1室が、空き巣に入られていたことが17日、わかった。警視庁目黒署が窃盗事件として捜査している。調べによると、13日午前2時30分ごろ、平井さんから「空き巣に入られた」と110番通報があった。ノートパソコン1台が盗まれていたという。】盗まれたのは本当にパソコンだけだったのたせろうか。他にも何か大っぴらにできない本だとかビデオだとか器具だとかまで盗難に遭っていたりして……と不謹慎ながらつい妄想してしまう。ま、仕方ないわな。
 五時頃、三鷹駅で人身事故があったとかでJR中央線のダイヤが乱れていた。こういう事態に遭遇するたび、早く政府は自己申告安楽死を認めてやればいいのに、と思う。生きているのがイヤんなったヤツは、国が合法的に殺してやればいいのだ。『ブラックジャック』のライバル医師、ドクター・キリコも言ってるように、死なせてやるのが人助けになるケースも多々あるのだ。変なところで自殺なんかされると、アカの他人が迷惑して仕方ない。
 駅前で髪を切って、六時半頃帰宅。mixiを覗くと伏見憲明氏が「日曜まででいいので、トップ画像を『QUEER JAPAN RETURNS』の表紙に変えてください」と周囲に懇願してらっしゃったので、早速その通りにしてさしあげることに。
 雑用を済ませて八時、「月光夜話」原稿の仕上げ開始。火曜サスペンス劇場は、中村福助主演。女形が探偵役をつとめるというものだが、これも昨今のおねぇキャラブームの一環か? 個人的には西村雅彦のおねぇ言葉がしつこく耳についた。あと、水野純一はまたも母親の水野久美とおなじドラマに。池波志乃がまだ女優だった頃、亭主の中尾彬と必ずと言っていいほど共演していたことを思い出す。
 一時頃まで仕事続く。いいかげん疲れたのでそこで〆。明日、早起きして続きをやろうと誓って就寝。これは絶対に守らんとなぁオレ。
  1. 2005/05/18(水) 08:45:57|
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石田太郎と置き自転車

5月16日(月)

 いつもの時間に起床。朝から久々の快晴。聞けば子どもの日以来のことだという。が、今日も朝から夕方まで出仕事。
 五時半頃帰宅。夕食・入浴の後、パソコン起ち上げ連絡メール、mixi、日記つけなど。アニメ『ブラックジャック』に石田太郎が出ていた。このところは『仮面ライダー555』やら『愛のソレア』などの顔出し物が続いていたので、声の仕事をみるのは久しぶりである。二代目『刑事コロンボ』やカリオストロ伯爵などの声優として知られる石田氏だが、個人的には橋口亮輔監督の『二十歳の微熱』での片岡礼子の父親役(じつはウリセンで袴田吉彦を買っタ隠れホモ)がなんとなーく印象深い。
 HDに録りためた番組の整理をしつつ「月光夜話」の原稿仕上げを進めようとしたのだが、どうにも神経が画像編集に向いてしまい、身が入らない(当たり前か)。『報道ステーション』で、JR西日本では最近、線路への置き自転車(石なんて可愛いものではない)が相次いでいるのだが、ついに衝突事故が起きてしまった、と報じていた(幸いにして怪我人はなかったそうだが)。「あんな事故のあった直後だというのに、まったく信じられません」というのがマスコミの統一論調であるが、しかし置いているヤツらにしてみれば、これは悪のJRに対する「正義の鉄槌」なのかもしれない(あまりに頭の悪すぎる正義感ではあるが)。根本的には、反論できない経営陣を「正義」の名のもとに寄ってたかって吊るし上げ、ウップン晴らしをしていた取材陣と五十歩百歩なのである。「自己陶酔的勘違い」という点では大差ないのだから非難できねぇぞマスコミ。笑うといえば、今日公示された今年の長者番付である。第一位に輝いたのはサラリーマンで、しかも年収一〇〇億円(!)だって。月収八億円強。もはやギャグだぜ、この金額は。羨望の眼差しを向けるよりも前に笑ってしまったよ。
 原稿が進まず、どうにも精神が不安定になっているのか、なんかやたらとオナニーしたくなって困る。結局、都合四回もやってしまったよ。最後まできっちり射精するんだからオレの精力もたいしたもんだわい。四〇過ぎてザーメン工場ますます絶好調!
 十一時過ぎた頃から仕事にようやく身が入りはじめるが、いかんせん遅すぎる。たいして進まないうちにタイムアップ。明日も早いので『きらきらアフロ』(この日は、なぜかブームも過ぎた今頃になってロボット犬AIBOが登場。絶妙の間合いで鶴瓶・松嶋とカラんで場内を沸かせる)を見終わったところで就寝。昔、「ながら学習」はイカンと学校で注意されたが、「ながら仕事」もやっぱりダメだなぁ、と知ったぞオレ。
  1. 2005/05/17(火) 19:35:10|
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テープ起こしと雷雨

5月15日(日)

 目覚めると、ゲッ、九時半! 一般人には普通の時間かもしれんが、オレ的には寝過ぎたぁ。やっぱりかなり疲れがたまってるんだろうなぁ。八時間も寝たというのに、まだ芯からは疲労が抜けてない感じ。
 あわててパソコン起ち上げ、『月光夜話』のテープ起こし開始。残り一時間分、なんとか今日中に終わらせなければ! と息巻いて、チオビタドランクを呑む。テレビは『サンデージャポン』。例のドSの王子様事件についてのコーナーで、相手の懐にノコノコ入ってしまった女性たちのウカツさを責める世論に対し、飯島愛が「でも、アタシだって金持ちで男前の相手に誘われたら付いていっちゃうかもしれないしねぇ」と。こういうことがサラッと言えてしまうところが飯島のスゴイところなんだよなぁ。イラクの邦人拉致のコーナーでは、「元傭兵」が売りの色物キャラ、テレンス・リーが珍しく神妙な顔でマトモなことを言っていた。彼がいつまでもお笑い担当のポジションでいられるようなノンキな世の中でありますように、とふと祈る。
 途中、昼食などを摂りながら続けていると、三時半頃、一天にわかにかき曇り、激しい雷雨に。テレビにも影響が出るくらいなので用心のため、いったんパソコンを切る。しばらくすると雨は上がり、また晴天に。スコールか!? 日本はもはや熱帯なのか!?
 午後七時半頃、ようやくテープ起こし終了! 疲れたぁ?。なんだかんだ言って軽く二〇時間以上かかったもんなぁ。文字数はゆうに三万を越えている。しかしこれは第一稿に過ぎない。これから仕上げや固有名詞の確認などが待っているのだ。
 ひと山越えたので、録画しておいた『マジレンジャー』『響鬼』『徹子の部屋』などを観ながら夕食。『徹子』のゲストは、昨年、二度目の乳癌を克服した塩沢とき氏。もう八〇歳手前だというのに、そのバイタリティに衰えはまったく見られず。肌の張りや艶も、例のマシンガントークも昔のまんま。感心するのと同時に、どうなってんだコノ人は? と思う。彼女に比べると、たかだか三〇の大台に乗るくらいのことでギャーギャー騒ぎ立てるホモカマたちのなんとぜい弱なことよ。「アタシたちは繊細なのヨ」なんぞという詭弁は聞かないぞ。もっと開き直って生きろ! なにがエイジングだ! シワもシミも人生の年輪じゃ!
 入浴後、日曜劇場『あいくるしい』。しかしこの番組、『ウォーターボーイズ』シリーズのキャストをなんでこんなにいっぱい引っ張ってきてるんだろうか。それが不思議。そして杉浦直樹は年々、腹話術の人形みたいになってきてるなぁ。
 引き続き、『世界ウルルン滞在記』を観るが、途中、どうにも眠くなってくる。やっぱりまだ疲れが抜けきっていなかったか。ここは体調に逆らわんほうが無難だなと思い、そのまま就寝。やんなきゃならないことが多すぎて、ちょっとテンパってるなオレ。
  1. 2005/05/16(月) 19:38:14|
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田村信と日本テレビ

5月14日(土)

 そこそこの時間に起床。日記つけやら、なんやかやと雑用をこなすうちに午後一時。外出予定時間になる。今日は八王子のバー『Chez Stream』において、日本テレビの『先端研』という番組の収録があるのだ。そのために、普段は最終日曜日に行なわれる「ゲイの老後(未来)を考える会」がイレギュラーで開催されるのである。何人来るのかわからないし、そこを紹介した者として顛末を見届ける責任もあるので、とりあえず行かねば。
 駅に向かう前に、vodafoneショップへ行き、ケータイが本当に故障しているのかどうか調べてもらうと、やっぱり壊れていた。「片通話」とかいう症状らしいのだが、名前だけ聞くとなんか西日本の妖怪か何かみたいである。あのあたりにいそうだもんな、「妖怪片通話」とか。どんな悪さするのかはわからんが。
 代替機を借りて京王線の新宿駅へ。特快電車に乗ったので八王子まではすぐだ。車中、昨日買った『デビルマンPERFECT BOOK』を読む。漫画版の影に隠れて評価の今ひとつ低いアニメ版のガイドブックである。あほギャル妖獣「ララ」の大ファンで、彼女が死ぬシーンでは四〇を過ぎた今でも号泣する者としては、この本の構成(ララがけっこうフィーチャーされている)は嬉しい限りだ。余談だが、読みながら、自分がアニメの悪女キャラで一番好きなのはこの『デビルマン』に出てくる「妖元帥レイコック」であることに気づく。欲しいなぁレイコックのフィギア。
 二時頃、八王子着。まだ少し間があるので、駅前のブックオフへ。『田村信ゴールデンデラックス・かすちけけ』(フリースタイル刊)を見つけてニンマリ。『失踪日記』同様、前々から欲しかったのだが経済的理由によって新本購入がためらわれていたのだ。それにしても田村信は画風が変わったなぁ。なんか江口寿史がかなりの分量混じった感じ。洗練された、と言えばそうなのだが、『できんボーイ』の頃のちょっと野暮ったい線のほうがオレは好きだ。けど、作風は変わっていないのでそこは安心。尻に「しり」と書かれている限り、田村信はやっぱり田村信なのじゃーホホホホホホホホ。
 三時十分前に『Chez Stream』へ。ちょっと早すぎたかなぁ、と思ったのだが杞憂だった。すでに来ている人間もいた。「三時開始」と謳っていても三時を過ぎてからぽつぽつ集まってくるのがいつものパターンなのに。やっぱり「テレビ」という三文字は霊験あらたかなのだなぁ、と苦笑。それにしても人数が多い! いつもは五人集まれば御の字なのに、今日は総勢一三人も。「テレビ」で、しかも「モザイクあり」ということで皆、好奇心がそそられたのだろう。これがもしも「モザイクなし」だったとしたら果たしてどのくらい集まったのかな、とふと意地悪なことを思ったりもする。
 ディレクターのO氏と少し言葉を交わしたのち、収録開始。顔や声に修正を施さないのは、オーナーの勝山氏とオレを含んで五人。この人数がもっと増えてくれば、日本のゲイたちの状況も好転してくるだろうになぁ。休憩を挟んで、テレビ収録用の特別「老会」は六時まで続いた。その後は恒例の食事会。皆で料理を作って食べるのだ。本日のメニューはお好み焼き。何人かは会だけで帰ったが、それでも一〇人近くいるので、急きょホットプレートをもう一枚買ってくることに。電熱器を二つ使ったせいでブレーカーが上がってしまうハプニングもあったが、なんとか焼き上がった。
 八時、食事会が終わってバータイムに。撮影はまだ続いているが、みんな普段通りにふるまい、カメラの存在などは忘れてしまった感じ。撤収作業中のO氏にスタジオゲストは誰になったのか訊くと、『二十歳の微熱』『ハッシュ!』などで知られる映画監督の「橋口亮輔」氏だという。オレは別の人間を推していたのだが、まぁ、彼ならばいいか。いや、業界にどっぷりの人間だと、ものすごく偏ったことを口にしそうなんで、それを危惧していたのだ。そういう人間には中華思想の著しい者が少なくないから。帰り際にO氏、『薔薇族』の編集会議の模様を撮りたいとずっと頼んでいるのに、メディアソフトがなかなか応じてくれない、と。一応、伝えておきますとは答えたものの、オレはべつにあそこの人間ではないからなぁ。
 うだうだと話したりしているうちに十一時半。明日も端役から仕事する予定なので、このへんで辞去。中央線で帰途につく。零時ちょっと過ぎに帰宅。ひどく疲れてしまっており、一時ちょっと前に就寝。明日こそは『月光夜話』のテープ起こしを終わらせないとなぁオレ。
  1. 2005/05/16(月) 19:37:00|
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13日の金曜日と失踪日記

5月13日(金)

 ややゆっくり目の起床。朝食後、テープ起こしの続き。
 ワイドショーはのきなみ「少女監禁調教事件」について。本日の争点は、執行猶予の保護観察中であるというのに、男が東京へ転居したことの報告がそちらの保護司のほうへ伝わっていなかったという部分。とにかく人数が少なくて、保護司の上にいる保護観察司とかいうのがひどいところになると三ケタもの人間を管理しなくてはならず、管理に手がまわらないのだという。また保護司というのもボランティアの人々で、それ専業でやっていけるわけでもない。だったら事実上、「保護観察処分」なんてのは無罪放免と変わらねぇじゃん、やめちゃったらいいじゃん、とか無学な者としては短絡的に思うのだが、そういうわけにもいかないらしい。遵守できない制度を形骸的に運用して「さぁ皆さん、安心して社会生活を送ってください」とか言われたって安心なんざできるかい! 今回もまた「日本にもミーガン法を!」という意見が高まりそうだが、例のごとく単なる一世論として片付けられてしまうのだろう。罰則こそが犯罪の最大抑止力、ということをセンセイ方も早く認めてもらいたい。関係ないけど、往年の人気子ども番組『ママと遊ぼうピンポンパン』の「しんぺいちゃん」こと坂本新兵氏も保護司だったなぁ、とふと思った。
 午後三時、テープ起こしを中断して外出。高田馬場で古本屋を数軒まわるが、なかなかイイものが見つかった。ずっと欲しかった吾妻ひでおの『失踪日記』(仕事から逃避すべく疾走した吾妻氏のホームレス生活やアル中治療の模様を描いたエッセイ漫画)が買えたのが嬉しいなぁ。山手線で移動。五時、上野着。約束の時間までまだ間があるので、駅前にできた「上野・古書のまち」とかいうところを覗く。広いスペースにけっこうたくさんの品が並んでいるが、これという物はナシ。別冊宝島『デビルマンPERFECT BOOK』を購入して出る。
 少しぶらぶらしたあと、メディアソフト『薔薇族』編集部。今日は櫻田宗久氏をまじえ、次のグラビアの打ち合わせである。櫻田氏の書いてきた絵コンテを見ながら、詳細を固めていく。前号の分(といってもまだ世間に出回っていないのだが)とはかなり違ったものになりそうで楽しみ。彼の創造者としての奥行きが試されるわけだが、推した人間としてはなんとか乗り切ってほしいものである。
 八時、櫻田氏、編集S-1氏と共に山手線で帰途に。小田急線に乗り換える二人と別れ、九時頃帰宅。入浴後、なんか妙に疲れてしまい『失踪日記』を読む。車中で少し読んでいたので、その続きだ。十一時頃読了。そのまま就寝。まだまだテープ起こしは残ってるぞオレ。
  1. 2005/05/14(土) 10:09:20|
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“御主人様”男とテープ起こし

5月12日(木)

 いつも通りの時間に起床。今日も夕方まで出仕事なり。ワイドショーのトップニュースは、一八歳の少女に首輪をかけ、じつに一〇四日間も監禁していたという二四歳の猟奇男について。インターネットのチャットで知り合った兵庫県の少女を脅し、都内のホテルや自宅などで監禁調教していたそうであるが、じつは同様の犯罪を過去にも起こしており、保護観察中の執行猶予期間内だったのだという。「自分は統合失調症だ」などとフイていたが結局、詐病であることを見破られてしまっていたそうなのだから、変な恩情なんかみせず、とっとと実刑くらわしとけば被害者の増大を防げたのだ。法曹関係者の甘ちゃんぶりが改めて「アイタタタ……」である。ガキへの対応もそうだが、性善説に基づく理想論では、もはやこの国は救えない段階にまで来てしまっている。恩情に感謝する心などはもはや大半が忘れ果て(あるいはハナから持っておらず)、逆に利用しようとする。いつも言ってることだが、少年法を撤廃するだけで未成年者の犯罪件数は格段に減るはずだ。間違いない!
 とはいえこの事件、今回の被害少女も甘ちゃんすぎる気も。女性になりすましてチャットしていた相手 (つまりネカマね)がいきなり羊の皮を脱ぎ捨て、「実家にヤクザを送り込まれたくなかったら、東京まで出てこい」などと言い出した時点ですぐに親なりなんなりに相談すれば良かったのだ。ちょっと笑ってしまったのは犯人が「 交通費として少女の銀行口座に三万円を振り込んできた」という下りである。そんな経費を送金する男も男だが、引き出して律儀に上京してくる少女も少女である。これが八〇年代生まれの思考というものなのかい?
 それはさておきこのこの犯人、ぱっと見はなかなかのビジュアル系で、その気になれば監禁なんかしなくても相手に不自由はしそうにもないタイプである。なのにあえてヤバイ橋を渡るというのは、やっぱり尋常な恋愛では満足できないのだろうか。あるいは自分のことを「御主人様」と呼ばせていたそうであるが、自宅を「二十四時間メイド喫茶」状態にでもしておきたかったのか? そう考えると、ドSのド変態というよりは、電波系のオタクなのかもしれない、とか思えてくる。
 オタクといえば『電車男』が、山田孝之の映画版に続いてドラマ化(フジの木曜一〇時枠)されるそうな。こちらの主役は元「ちびノリダー」の伊藤淳史。『海猿』をはじめ、映画テレビで売れっ子となった彼だが、オレの中ではいまだにヤツは「ちびノリダー」。さもなければ「渡鬼の沢田雅美の意地悪息子」である。また、堤幸彦の演出で舞台化もされるらしい。それは武田真治主演なんだと。ちょっとトシ食い過ぎてねぇか武田じゃ? 映画→ドラマ→舞台というのは『セカチュー』とおんなじパターンであるが、ハテサテどこまで肉迫できることか。
 5時半頃帰宅。夕食、入浴、パソコン起ち上げ、連絡メール、mixi、日記つけ等。チオビタを飲み、ねじり鉢巻でテープ(ICレコーダーだけど)起こし。昨日の『月光夜話』である。なのだけれど、これがとにかく大変! なんせ一時間五〇分もあるわけだから、それを聞き聞きキーを叩いていくのも一苦労。結局、一時頃までかかってようやく四五分ぶん起こして力尽きる。そのまま就寝。座談会のテープ起こしにいつもヒーヒー言ってる友人の苦労がようやくわかったなぁオレ。
  1. 2005/05/14(土) 10:08:28|
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ケータイと月光夜話

5月11日(水)

 通常の時間に目覚める。のだが、どうしても起き上がる気になれず、ベッドの中でウダウダ。結局、起床したのは九時。そうとう気力が弱まっている感じ。オレの基本形は「鬱」で、面白いこと(仕事)をしているか、面白い相手と逢っているか、寝ているかしていないときはいつも「早く死にてぇなぁ」とか思っているのである。だから、仕事面があまり詰まっていない今のような時期は最もダレるのだ。どこでもいいので、クスリを与えてやるつもりで何か仕事ください。まぁ、おかげさまで今夜あたりからまたスケジュールが埋まりつつあるのだが。
 なんか力が湧かず、起きてからもウダウダ。どっかのワイドショーでアメリカの少年ボディビルダーを取り上げていた。弱冠十二歳で、見た目だけはまんま普通のマッチュ。タイムスリップグリコのおまけのムキムキマンバージョンという感じ。ちっちゃなビルダーパンツ一丁でポージングする様は、見ようによってはマニアックなチャイルドポルノであるが、いいのか?
 二時、取材の打合せをするべく中野のサブカル書店「タコシェ」にケータイから電話するもつながらない。いや、つながりはするのだがこちらの声が向こうに届かない。仕方なく固定電話からかける。わが家は壁や床が厚いせいか家の中の九割五分が圏外になってしまうのでそのせいかと思っていたのだが、その後メディアソフトからかかってきた電話によって、たんなる電波の問題ではないことがわかる。ケータイ自体が壊れているのだ。弱ったなぁ。今日はこのあと、ケータイに連絡をもらう約束をしている人間がいるのだが。
 日記つけなど雑用をこなしているうちに三時半すぎ。外出の時間になつた。今日は夜七時半から高円寺の「CD店」「カフェ」「イベントスペース」の複合ショップ「円盤」でトークイベントの取材があるのだ。電車でわずか三駅の街へ行くのにどうしてこんなに早く出るのかといえば、古本屋をハシゴしつつ歩いていくつもりだからである。最近、なんだかんだで運動不足だからなぁ。「趣味・散歩」などと公言するのがはばかられるような状況であったのだ。外へ出ると、向こう一週間ほど四月初旬程度の寒い日々が続くと天気予報で言っていた通り、なるほど確かにひんやりしている。しかし尋常でない汗っかきであるから、むしろこのくらいのほうが好ましい。天気はいいし、絶好のウォーキング日和である。
 東中野で一軒、中野で一軒覗くが特に収穫はナシ。線路沿いにテクテク高円寺へ。文庫センターへほんとうに久々に行くが、さほど変わっていなかった。経営体制の変更により、どのような変革を遂げたのか楽しみにしていたのだが。古本コーナーに、けっこうお買得な雑誌があったりしたが、なんとなく買う気にならず。買物には勢いというのが必要で、波が来ないと、それがたとえそこそこの掘出し物であったとしても「よっしゃ、買ったるで!」ということにはならないのである。逆に波に乗ると、たいしたシロモノでなくても憑かれたように買いまくる。ビョーキだね我ながら。
 それにしても本屋が減ったねぇ高円寺。ちょっと前までもっと色んな店があって、とんでもないお宝がとんでもない安値で買えたりとかしていたのだ。またひとつ、猥雑なパワーが摩滅し、「愛すべきいかがわしさ」を失くした街が生まれるのか? 杞憂であればいいが、中央線人間としては心配である。
 それにしてもケータイ! 五時半頃から着信があるのだが、案の定、通話ができない。仕方なく生き残っているメール機能を使って連絡をとることに。六時頃、ようやく会えた劇団フライングステージの石関準氏と駅前のミスタ?ド?ナツでお茶する。劇団関係の話題少々。
 六時半、石関氏と別れて「円盤」へ。七時開場なので並んで待っているとほどなくしてメディアソフトの編集S-2氏がやってくる。入稿の具合などを訊いているうちに開場。入場料千円也を支払い(オレは取材でも必ず規定の料金を支払うことにしている。なまじご招待などを受けると、変なしがらみができて筆が鈍るおそれがあるからだ。こちとら自腹じゃ! の精神が大切なのだ)、最前列に陣取る。原稿用にトークを録音する関係があるので、後ろだとマズイのだ。
 説明が遅くなったが、今日のタイトルは「月光夜話」。復刊号で特集した林月光=石原豪人氏について、生前ゆかりのあった面々が作品のカラースライドを見ながら述懐するという催しである。出演は、雑誌『Quick Japan』の豪人氏ロングインタビュー(単行本『篦棒な人々』に収録)の著者・竹熊健太郎氏、『Quick Japan』の創刊編集長にして世紀の奇書『謎とき坊ちゃん』(『坊ちゃん』はボーイズラブ小説だ! と看破?した豪人氏がライフワーク的に書き記していたものを没後まとめたもの。飛鳥新社刊)の編集担当者である赤田祐一氏、そして我らにはおなじみの劇画家・田亀源五郎氏である。S-2氏と共にお三方にご挨拶をした後、開演を待っていると、mixiのコミュニティにも参加してくれている久我山リカコ氏と友人のけい氏がやって来た。オレがコミュに書き込んだ告知を見て来たのだという。隣がちょうどふたつ空いていたのでそちらへ。それにしてもすごい入りだ。立錐の余地がないとはこのことである。消防法に引っ掛かるんじゃないのか、などとふと思う。
 イベントそのものについては『薔薇族』八月号に仔細にわたって特集する予定なのでここでは触れないが(買って読んでね)、なかなかに聞き応え満点なものであった。オレ的には竹熊氏の取材テープで豪人氏の肉声が聞けたことが感動だったなぁ。
 竹熊氏の話術はさすがなもので「語れるモノカキ」と世間から認識されているお歴々の中でも五指にはいるだろう。田亀氏も竹熊トークに絶妙の間で食い込んでいき、タイミングの良さはなかなかのものであった。これは意外。一部、つねづねオレが問題視している「符丁的色あいの濃い固有名詞が解説ナシで語られてしまう」部分もあったが、オレの憎む「内輪話的な嫌らしさ」というのとはちょっと違う。当初はちゃんとそうした用語については注釈を入れていてくれたのだ。おそらくは興が乗りすぎて、細かな配慮がすっとんでしまったのであろうと思う。オレもままある。とりあえず、原稿化した際にはきっちりフォローしていこうと思う。
 生前、とにかく他人を面白がらせることに腐心しておられた豪人センセイを偲ぶ会ということもあってか、このイベントには「お客をトコトン楽しませたろ!」という意図がはっきりと見て取れて心地よかった。ありていですが「芸人魂」とでも言いましょうか。学者だろうがモノカキだろうが関係なく、不特定多数の人間を集めて何かしようとするのならば、こうしたサービス精神は必要不可欠である。それを持たないヤツはなんにもしないでクソして寝ててもらいたい。それならば、少なくとも楽しみにやってきた人間を落胆させずに済むってもんだ。
 九時半過ぎ、イベント終了。いったん帰社するというS-2氏と高円寺駅で別れ、総武線で一〇時過ぎに帰宅。入浴後、パソコン起ち上げ、連絡メール、mixiなど。ナイター延長による番組放映時間のズレの弊害というものがぼちぼち出てきていて、篠原涼子が日テレとフジテレビに同時に出ていた。『Matthew's Best Hit TV』 では、 マシュー南と藤井隆のツ?ショットによる特別婚約会見。合成の妙で、なかなか面白かった。あそこの夫婦は、なんかイイ感じになりそうである。『カオスだもんね!』一三巻の後半を読んでいるうちに零時半すぎになったので就寝。ケータイを早くなんとかしなくちゃなぁオレ。
  1. 2005/05/12(木) 19:07:18|
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修羅場と『カオスだもんね!』

5月10日(火)

 ほどほどの時間に起床。朝から夕方まで出仕事。
 5時半、上野メディアソフト。軽い打ち合わせのための訪問だが、編集部ご一同が最終の詰めでかなり疲労困ぱい状態に。オレがヘロヘロしている間にも、編集部に連泊して頑張っておられるのだなぁ。この熱気が結果につながっていけばいいのであるが……。とはいえ、いまの陣容では遠からずスタッフがダウンしてしまう。早くイキのいい若手が見つかってくれればいいのだが。あまり長居してもお邪魔なので、七時頃に辞去。山手線で帰途につく。
 外食を済ませて八時頃帰宅。入浴後、パソコン起ち上げ連絡メール、mixi、日記つけなど。『報道ステーション』はイラクの邦人拉致について。一昨日も書いたけれど、最近は大事件が次の大事件によって上書きされてしまう速度が早すぎる。今回の事件によってJR西日本の事故が一般の記憶から消え去る日がまた更に近づいた感じ。そもそも、前回拉致され殺害された“自分探し”くんの名前はなんだったっけ? あれはいつの事だったっけ? つい最近のような気もするし、もう何年も前のことのような感じでもある。オレが子どもの頃は、ひとつの事件が半年や一年語り続けられることなんか珍しくもなかった。「ひとの噂も七十五日」と言うけれど、いまじゃその半分もいくかどうか怪しいものである。今回のイラク報道のせいであまり話題にのぼらなかったのが「竹内結子・中村獅童デキちゃった結婚」であるが、あれは彼らにとっては得だったのか、損だったのか?
 明日の取材の準備をざっと済ませたあと、ベッドに寝転がって昨日、神保町のすずらん堂で買った『カオスだもんね!』一三巻。『週刊アスキー』で連載されているリポート漫画なのであるが、これがかなり内容が濃い! 普通、漫画の単行本なんてのは一時間もかからずに読了できてしまうものなのだが、この作品だけはそうはいかない。半分ほど読み終わったところで無性に眠くなる。明日からは久々にスケジュールが立て込み、忙しくなりそうなので素直に欲求に従うことに。十一時半頃、就寝。周囲にまだ修羅場のまっただ中という人もいるのに、自分だけこんなノンビリしてていいのかなオレ。
  1. 2005/05/11(水) 14:04:01|
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歯医者と日本テレビ

5月9日(月)

 通常の時間に起床。うっとおしいGWなんてものも無事に明け、朝から夕方までひさびさに出仕事である。
 六時、自宅近くの歯医者。治療中の虫歯のチェックのあと、下側の歯石除去。この頃、どこかを治療するたびに思うことなのだが、最近の医者というのはやりすぎじゃないかと言いたくなるくらい情報開示をするのな。春先に内科にかかったとき、症状について、治療法について、処方される薬ひとつひとつについて、これでもかと言うくらい懇切丁寧に説明してくる。不動産の営業マンだったここまでバカ丁寧には話さなかったぞ、と思うくらいである。この歯医者も例外ではなく、「この場合には●●という技法を使うと効果的なんですが、してもよろしいでしょうか?」といちいちお伺いを立ててくる。昔のような「ごちゃごちゃ言うな! シロートはプロのやり方に口出しすんじゃねぇよ」的な密室治療もイヤだが、最近の明朗会計(?)すぎるのもなんか違和感アリ。まぁ、時流なんだろうが。患者が「不正が為されないよう、自分の手術の模様をビデオ撮影せよ」と要求する時代だからな。「医療もサービス業」という認識自体は間違っていないし、それが実践されるというのは結構なことなのだが。
 六時半頃帰宅。夕食を済ませてアニメ『ブラックジャック』。以前、「画の水準は高いが、それ以外は可もなく不可もなく」と書いたことがあったが、それは決してケナしているわけではない。「つねに一定水準のレベルを保ち、安心して観られる」というのは夕飯時に家族で楽しむ番組としては欠かせないポイントなのである。ヤダもんな、視聴者を無視して前衛路線をはしる『サザエさん』なんて。
 入浴後、パソコン起ち上げ、連絡メール、日記つけ、mixiなど。先日、日本テレビのドキュメント番組のスタッフから「同性愛者の権利向上のために尽力されているような方を、どなたかご存知ないでしょうか」と頼まれ、八王子で〈の老後(未来)を考える会〉を主宰しているバー〈Chez Stream〉の勝山正人氏を紹介したのだが、その収録が今度の土曜日に決定したとの報せが。こりゃまた急である。土曜日にはべつの予定が入っていたのだが、紹介者としての責任もあるので、なんとかして行かねばなるまい。とはいえその『先端研』という番組、先週はじめて観たのだが、正直、あまり真摯な作りとは言い難かった(その回のみ、たまたま、だったのかもしれないが。ちなみにテーマは〈萌えビジネス〉)。決して向こうのペースに流されないよう、とメールを送ると、その部分には承諾する際キッチリ釘を刺しておきました、との返信が。さすがだ。ともあれ土曜日、お暇とマスコミ取材の在り方というものに関心のある方は八王子まで是非。場合が場合のため、いつもの老会メンバーたちもどれだけ集まってくれるかわからないんで、助っ人を募ります。興味のある方はオレまでご一報ください。
 漫画家の阿部一彦氏に、録画番組を撮影した画像を数点送ってイラスト発注。そのあと、長男の京也のmixiページにずっと延び延びになっていた紹介文を書く(ユーザーにしかわからない話で恐縮だが、mixiに入るとblogのようなものがひとつ貸与され、そこに友人や知人が「自分との関係」や「人となり」などを記した紹介文を書いてくれることがあるのだ)。マガジンの感想掲示板を覗くと、次男の祐人の文章を楽しみにしてくれている方の書き込みが。さっそく本人に知らせておく。他人から「面白かった」と言われることは極上の麻薬である。その味を本式に知ってしまうともはや逃れることはできなくなる。果たしてヤツも、オレとおなじくジャンキーの道をたどるのかどうか……。
 雑事に追われているうち、あっという間に零時半。バタバタしたわりにはたいしたこと出来てねぇなぁオレ。
  1. 2005/05/10(火) 20:48:16|
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勘違いマスコミとテレビくん

5月8日(日)

 七時起床。カーテンを取り払ったことで清々しい朝が訪れるようになったが、だらけ気分はいまだ抜けず。いかん、いかん。と、思えば思うほど原稿を書く気が起きず。とりあえずパソコン起ち上げ、連絡メール、日記つけ、mixiなどをウダウダと。
 テレビは〈スーパーヒーロータイム〉の後、日テレとTBSを行ったり来たり。JR事故報道、どちらも扱いがあからさまに小さくなっている。まだ二週間も経っていないのに、である。もしも何か大きな事件でも新しく起きたりしたら、そのまま忘れられてしまいそうな気がする。近年は異常事件が尋常ではないハイピッチで連続するため、過去のものが風化していく速度が格段に早まっている気がする。まだ発生からまだ半年しか経っていない奈良女児誘拐殺害事件にしても、もう一年以上昔のもののようなイメージである。「喉元すぎれば熱さ忘れる」という諺があるが、今回の事故にそれは絶対あてはめてはいけない。それはさておき取材記者の傍若無人な態度はきわめて悪印象。当人は「正義の鉄槌をくだしている」つもりかもしれないが、ハタ目にはただ「反論できない立場の人間をいたぶって日頃の憂さ晴らしをしている」ようにしか見えない。醜悪きわまりない。遺族や被害をこうむった方々がおしなべて理性的であるのと対照的である。新潟の震災のときも、テレビ局の取材車が支援物資の運搬車の進路をふさぎ、結果、離れて停めた車から避難所までボランティアたちがエッチラオッチラかついで運ぶ、なんてことがあったそうだが、的外れな正義感なんぞは迷惑だから持ち込まんでいただきたい。「オレらはイイ事をやってやってるんだ。だからたいがいのことは許されるのだ」というオゴリがいかにみっともないことか、よく考えてみろ、と言いたい。まぁ、これはゲイアクティビストとかを標榜している面々にも多分に言えることなのだが。常識というものを著しく欠いた人間があまりにも多すぎる! あれでは逆にゲイおよびゲイリブの社会的イメージを悪化させるだけではないか、と思わされることしばしばである。
 朝食後、立ったり座ったり寝転がったりしながら資料を読む。もっとも、いま読まなくてもべつに構わないような資料だが。それよりも、早く取りかからねばならない原稿というのはあるのだ。しかし、どうもやる気が出ない。催促され、尻に火がつかないとその気にならないなんて、こんな自堕落な男だとは思わなかった。この先が思いやられるノノなどと思ってはみても、やっぱり馬力は出ないまま。あーあ。
 そんなこんなであっという間に昼。お好み焼きを作って喰ったあと、『ウチくる!?』を観る。ゲストは松尾貴史。ラストの恩人との対面コーナーに、中島らも氏の未亡人が。らも氏の生前の飲み屋での武勇伝に腹をかかえる。あの人も「太く短く」を体言した人だったなぁ、と羨望の眼差しをむける。そのあとふと、いまのオレってプチプチ鬱なんじゃないだろうか、と思う。だから、ここ数日、伝説を作って早逝した先達たちのことが羨ましくてならないのではないか? と。そう考えると、ちょっと気が楽になる。去年の今頃のはひどかったからなぁ。早朝に炊いたメシが朝食えず、昼食えず、晩食えず、結局、夜中の一時過ぎくらいに無理矢理かっこんだりしていたんだから。何をする気にもならず、ベッドに仰向けになったまま、かたわらに山積みにした松尾スズキの本をひたすら読みまくるだけ。あれを思えば今年のGWはすこぶる健康的である。
 夕方、メシを食いながら松本伊代・早見優・掘ちえみのアイドル同窓会特番(正式タイトル忘れた。調べてまで書きたいとも思わず)を観る。すでにどこかで書かれたか語られたかした「秘話」ばかりで、とくに新鮮な発見はナシ。いちおう録画はしといたが、ソッコーで消すことを決める。
 食後、入浴。今日は気分を変えるべく、ほんとうに久々に湯舟に入ることに。しかし、とりたててどうということもなくてガッカリだ。
 七時から『平成教育委員会SP』。普通なら観ない番組だが、今日のには『特捜戦隊デカレンジャー』の〈センちゃん〉こと伊藤陽祐が生徒として出演するので。当然、録画も忘れず。九時、日曜劇場『あいくるしい』、一〇時『世界ウルルン滞在記』一〇周年SP。大伴昌司関連書籍を読みながら、なんとなく観る。で、眠くなったので寝る。久々のテレビっ子ライフを満喫したなぁオレ。
 
  1. 2005/05/09(月) 20:24:25|
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小林勝彦と大伴昌司

5月7日(土)

 ややゆっくり目の起床(それでも八時前だが)。パソコン起ち上げ、連絡メール、mixi、日記つけ等。朝食後、会員制ネット用の原稿書きのための資料を読むも、どうも身が入らず。連休ボケか? ちゃんとした休日なんて全然とっていないのに。
 十一時から朝日ニュースター(朝日グループが運営するニュース専門のテレビ局)の『愛川欽也のパックインジャーナル』。もう何年も観つづけているのだが、好きなんだなぁ、この番組。“日本一わかりやすいニュースワイド”というキャッチフレーズは伊達ではなく、コメンテーターが符丁でまとまろうとすると必ずキンキンが「ちょっと待って、それはどういうことなの?」と制止し、一般人にもわかる、「うんうん、そうなのか」とうなずけるように咀嚼してくれるのだ。いまのゲイマスコミにはこうした配慮が著しく欠けている気がする。キンキン以上にオレがチャチャを入れていかねば。
 午後、気分転換に家中のカーテンをすべて取り払う。我が家は駅前のゴチャゴチャした商業地域に建つマンションの低層階で、道をはさんで向かい側マンションのベランダ側が連なっている。だからこれまでは一日中カーテンを閉めているような状況だったのだが、よく考えたら麻薬売買とか死体解体だとか、他人に見られてマズイようなことなど何もしていないのだから開けておけばいいのだ。そもそも向かい側の住人たちが閉めきっているんだし。オナニーくらいなら好きなだけ見せてやろうさ。てなわけで鬱陶しい暗幕を撤去したらとたんに家の中がさっと明るくなり、気分もだいぶ変わりましたとさ。
 夕方、ネットニュースを観ていると、「藤井隆・乙葉、婚約!」の祝報のかげに、「俳優・小林勝彦、肝細胞がんのため東京都新宿区の病院で死去。享年六十八」という訃報が。時代劇の悪役等で活躍、とネットでは解説されていたが、オレ的に小林氏というと、カルピス(あれ、もうハウスだったかな?)名作劇場『家族ロビンソン漂流記・ふしぎな島のフローネ』のお父さん役がまっさきに思い浮かぶ。あのときはなぜか一〇話から小林修氏(『宇宙戦艦ヤマト』のドメル将軍・ズォーダー大帝・山南艦長などでお馴染み)に変更になってしまったが、どういう理由だったのだろうか? 『マジンガーZ』のヒロイン・弓さやか役が初代の松島トモ子(『ミネラル麦茶』と『ライオン』の人)からワンクールで松島みのり(『キャンディキャンディ』の人)に変わってしまった理由と共に、死ぬまでには真相を聞いてみたい事柄のひとつである。『フローネ』といえば、お母さん役の平井道子氏(『魔法使いサリー』や『ヤマト』のスターシアなどで知られる)もずいぶん前に亡くなってしまったなぁ……。何はともあれ小林氏の御冥福を心よりお祈りします。
 フジテレビの『もしもツアーズ』で新しくできたばかりという、“地下鉄みなとみらい線・元町中華街駅”というのを見る。出演者たちは「すっげぇ近未来的!」とか言って持ち上げていたが、オレにはどう観ても平壌の地下鉄駅にしか見えないぞ。それと、久々に観たらレギュラーのセイン・カミュがいつの間にかKABA.ちゃんに変わってしまっていた。旬なんてのはとっくに過ぎてる“三瓶”がまだ居残っているのに、セインだけすげ替えるというのはどういうことか? 政治的なものがはたらいてるのか?
 夕食、入浴を済まして仕事にかかろうと思うも、やっぱり気がのらず。どうも気分がクサクサするので、心のビタミンを摂取することに。こういうとき有効なのは、“宮武外骨”や“梶山季之”といった敬愛する先輩たちの著書や評伝を読むことである。今日読むのは昭和四〇年代に“怪獣博士”の異名をとった伝説のエディター“大伴昌司”関連書籍。八九年発行の『?ヴィジュアルの魔術師・大伴昌司の世界? 復刻「少年マガジン」カラー大図解』(なんと当時で定価六九〇〇円!)と『OHの肖像』の二冊である。大伴氏には仕事面で影響される部分も多いが、その生き方にどうもシンパシーを感じてしまうのだ。もちろん、いまのオレのようなチンピラでは足許にもおよばないのだが、しかし完璧を求めるがゆえに生じるジレンマや世間一般との乖離などには少なからず共感をおぼえてしまう。氏は三十六歳の若さで急逝したが、オレは馬齢をかさねてついに四十路に突入してしまった。もはや「太く短く」は叶わぬ夢であるが、それでも先輩たちのような“伝説”を作れるようせいぜい努力していきたいと思う。
 ダラダラ読書しているうちに十一時。ダラダラ起きてても仕方ないので就寝。明日からはきっちり働きますのでご容赦ください、と誰に祈ってんだろうかオレ。
  1. 2005/05/08(日) 11:14:17|
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林月光展とオタク夫人たち

5月6日(金)

 午前八時に眼が醒める。が、前夜(というか寝たのは明け方だが)の疲れがまだとれず、結局、ベッドの中で九時までウダウダ。
 仕事もあるのでエイヤッと起きだし、朝食と入浴。『渡鬼』再放送を観ながら連絡メール、mixi、日記つけ。昨日送り忘れていた小説『パレット』を『薔薇族』編集部へ送信。
 一時過ぎ、雨が降りだした中、総武線でオタクの魔窟〈中野ブロードウェイ〉へ。サブカル書店〈タコシェ〉で現在開催中の〈林月光原画展〉の撮影取材のためである。連休中のせいか、客の数がいつもより少ないような……。つつがなく撮影を終え、図録〈月光秘宝館〉を購入し辞去。まんだらけで安野モヨコ著〈監督不行届〉を。最近、ソルボンヌK子氏(唐沢俊一夫人)・内澤旬子氏(南陀楼綾繁夫人)など、「オタク男性と結婚した女性」とお逢いすることが多いのだが、彼女たちは皆一様にチャキチャキとしたシッカリ者である。そうでないと、たぶん家庭を仕切っていけないんだろうなぁ。モヨコ氏もそんな感じなのだろうか。オレの前にもそんな相手が現れてほしいものである(ただし、女性では困るけどね)。
 ドン・キホーテをちらっと覗いて帰宅。資料を読んだり、HDに保存してあったドラマの整理をしたり、撮ってきた写真のチョイスをしたりしたあと夕食。とりあえず風呂にでも入ろうかなぁ、と思ったとき、『薔薇族』から月光展の画像と紹介文を早く送ってほしい、とメール。プラス、表紙の写真に関するアドバイス依頼も。入浴は後回しにしてそちらにかかる。編集部では入稿作業であわただしいらしい。気を抜いているこちらは何やら申し訳ない感じ。七時四〇分頃、画像と併せて送信。
 入浴後、資料を眺めたり、仕事の構想を練ったりしているうちに激しい睡魔が襲ってくる。さすがに疲れが残っているのか。野球中継で三〇分遅れている『タイガー&ドラゴン』を観るのは断念して就寝。仕事したようなしないようなハッキリしない一日だったなぁオレ。
  1. 2005/05/07(土) 13:52:45|
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aktaと三次会

5月5日(木)

 窓から差し込む陽光に起こされる。本日も晴天なり。
 パソコン起ち上げ、連絡メール、mixi、日記つけ等。朝食後、『薔薇族』の小説『パレット』の仕上げその他。『渡鬼』再放送を観終わって丸正へ食料調達。弁当も買ったので、味噌汁も忘れず貰ってくる。
 テレビではJR福知山線脱線事故の続報。くだんの列車に乗りあわせていた出勤途中の社員(運転手)が救助に参加せず職場に向かってしまったことに続き、事故当日、社内親睦会(ボーリングと居酒屋宴会)を開いていたことまでが発覚し、JR西日本、ますます窮地に。しかし気になるのは、遠慮会釈なく同社を糾弾するマスコミと労働組合である。前者は完全無欠な正義の味方のごとき口調で罵り続け、労組は労組でここぞとばかりに非難する、する。縦割り運営で動いている会社とはいえ、自分の会社で未曾有の大事故が発生しているなか、「自分たちの部署のことじゃないもんね?」と三次会、四次会までも行ってしまえるJR社員たちの神経もどうかしているとは思うが、それにしたってあそこまで悪し様に言ってしまえるものであろうか。また労組にしても、自分たちにはなんの責任もないような感じで社の体制を批判しているが、彼らだってあの利潤最重視システムを一端なりとも確かに支えていたわけなんだから、あのように他人事的には言えないのではないか? 事故が起きてからでなく、その前に告発してくれればよかったのに、と思う。「悪を見のがすことも悪だ」とは永井豪の『バイオレンスジャック』の台詞だが、まさにそんな感じ。
 三時半すぎ、外出。今日はmixiの『薔薇族』コミュニティの親睦飲み会である。待ち合わせは五時なのだが、その前に二丁目のコミュニティセンター「akta」に寄り、スペースレンタルの申請をせねばならぬ。今月から『薔薇族』の読者・執筆者・編集者による定期ミーティングがスタートするのだ。もうあんまり時間がないし、希望が土曜日なのでもう埋まってしまっているかなぁ、とドキドキだったが、運よく空いていた。てことで、五月二十八日(土)、午後四時半から七時まで、『薔薇族』の「補習」を行ないます。二十一日発売の七月号を持って(テキストとして使うので)、どなたさんもお気軽にいらしてください。苦情やイチャモンもおおいに歓迎しますよ! きちんとお代を払ってくださった方であれば。そうでない方に貸す耳はないですけど。
 五時、新宿御苑前の居酒屋『和民』。おぐ氏、誠氏、櫻田宗久氏、かず★りん氏、つっちー氏らが続々と結集し、なんだかんだ言いつつ一〇時近くまで飲み食い続ける(途中、仕上げてあった小説を送り忘れていたことを思い出して青くなる一幕もアリ)。その後、櫻田氏・つっちー氏いきつけの二丁目のレズビアンバーで二次会。さらに一時頃になってから三丁目のゲイバー〈タックスノット〉へ移動。マスターのタックさんには先月のパーティーのときのお礼をまだ述べていなかったので、とりあえず行かなくては行かなくてはとずっと思っていたのだ。四人連れ(誠氏・かず★りん氏は途中退場)なのでもしも混んでたらお礼だけ言って一気呑みしてすぐ出ようかと思っていたのだが、GW中のせいか店内に客は伏見憲明氏しかいなかった。生臭いエロ話やら生々しい鬱病談義などをウダウダしているうちに三時半過ぎ。伏見氏に名刺を進呈して一同、辞去。下北方面に帰る櫻田氏・おぐ氏と別れ、つっちー氏のタクシーに同乗して四時に帰宅。歯を磨いて就寝。よく考えたら一〇時間半も呑んでたんだなぁ、無頼派ミュージシャンみたいじゃんオレ。
  1. 2005/05/06(金) 20:26:31|
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大掃除とみうらじゅん

5月4日(木)

 比較的すっきりとした目覚め。ひと山超えた開放感のせいか?
 パソコン起ち上げ、mixi、日記つけ、連絡メール等いくつか。日本テレビのドキュメント制作部から「将来的なビジョンを持ちながら活動しているゲイの方を紹介してほしい」と頼まれていたので、「ゲイの老後(未来)を考える会」を主宰する八王子のバー〈Chez Stream〉(http://homepage.mac.com/streamcafe/topframe.html)の勝山氏のことを紹介する。氏は机上の空論ではない、「たら・れば」でお茶を濁さない「ゲイのよりよい老後」を手弁当で模索している人物である。ご高説ばかりのインテリ様たちでは束になっても決してできないことをきっといつかやらかしてくれるだろうと、オレが最も期待を寄せる男なのである。テレビ出演によって何かイイ結果が得られるといいなぁ、思う。テレビ自体はろくなものではないが、それでもやり方ひとつで上手いこと「利用」するのは可能であろう。もちろんオレもできるだけの協力はしていくつもりだが。あわい期待をよせながら、日テレのメールを勝山氏に転送する。
 さて、今日は来客のため、すさみにすさみきった家を整頓する日である。十二帖+六帖という、独り暮しなら決して狭くはない部屋のはずなのに、なぜか我が家は狭い。多くの本買いたちがそうであるようにあちこちに書籍・雑誌の蟻塚ができ、床が覗いている部分が極端に少ない。隣の部屋へ行くためには何度も身体をよじりつつ、積み上げられた山を崩さぬように注意をはらいながら進まねばならぬ。毎日が障害物競争。さすがにそんな不自由ライフもいやになってきたし、仕事もひと山超えてちょっぴり余裕ができたので、お客さまのために片付けをすることにしたのだ。もちろん、もはや荷物(本ばかりだが)の量が収納の限界を超えてしまっているので作業したところでスッキリしたモダン部屋になんかなろうはずもないが(どれだけ念入りな化粧をしようと、もたいまさこが藤原紀香にならぬのと同じように)、それでも一応の〈誠意〉は示しておきたいと思う。
 そんな感じで始めた季節はずれの大掃除であったが、これがまた大変なのであった。積み上げられた本たちを移動すること自体はたやすいものである。しかし前述の通り、我が家にはもうそれらを収納できるだけの書棚の余裕がない。どのような収納達人であったとしても、これらをみごとにしまい込んでしまうことなど不可能であろう。「てじな?にゃ☆」と唱えて片付くものなら四ケタくらい唱えるぞオレぁ! ……などとぶうたれつつも、とりあえず誤魔化し誤魔化し、障害物をよけることなく来客を迎えられるくらいのスペース的ゆとりができる。ひとまず安心。
 六時ちょっと前。駅前へ、お客さまを迎えに行く。本日いらっしゃるのは、ゲイの劇団フライングステージの人気俳優・石関準氏である。知ってる人も多いと思うが、そう、あのマミィちゃんである。ここ数年は、劇団起ち上げ当初の〈可愛い系〉からヨゴレもいとわないバイプレーヤーへと昇華し、また新たなファンを獲得している。オレは個人的には〈フライングステージの阿部サダヲ〉と呼んでいるが。そしてまた、オレとは地味者ホモのユニット〈じみ?ズ〉を結成している。今日はその恒例ミーティングの日なのである。
 どん☆どん☆どん☆ドン・キホーテで酒類を仕入れて帰宅。韓国ラーメンでキムチ鍋風ラーメンを作り、食べながら飲みながらミーティング開始。『愛のエプロン』『銭形金太郎』を観たあと、DVD『みうらじゅん@ザ・スライドショー』鑑賞。前回、(1)(2)を観たので今回はその続きから。(3)はステージに極端に奥行きのないラフォーレミュージアムだったが、(4)からは一気に出世して渋谷公会堂に。いいなぁ、イイ歳こいたオヤジふたりがこんなくだらないイベントを企画し、それに乗ってくる客が渋公を埋め尽くすほどいるなんて。杓子定規で学級委員気質の強いホモ界では、なかなかこうはいかん。オレがもっとのさばって、こうしたおバカなものを楽しめる気運を高めていかなければ。いつまでもレベルの低いドラァグショー観て狂喜なんぞしているようでは、こちら側の芸能のレベルが落ちる一方である。演るほうも観るほうも、もっと眼を肥やしていかなくてはな。
 零時半頃、石関氏を駅まで送る。帰宅後、入浴、メール等をチェックしたあと、1時半頃就寝。やや部屋がすっきりして良かったなぁオレ。
 
  1. 2005/05/05(木) 09:15:15|
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電源不要MOドライブとあびる優

5月3日(火)

 わりにすっきりした目覚め。ちょっとは疲れが抜けたのか?
 ベッドの中でうだうだと。TBSの早朝ワイド『みのもんたの朝ズバッ!』をぼんやりと観ていたのだが、めらめらと怒りが燃え上がり、眠気なんざぁすっかり醒めてしまった。そのコーナーのテーマは「萌えビジネス」。メイドカフェだのフィギアショップだのを紋切り型に取り扱っているのだが、それはまぁいい。気に食わないのはその後の、みののパフォーマンスだ。美少女フィギアを前に露骨に苦い顔をしながら、イイ歳こいてこんなものにうつつをぬかすような連中なんざぁ人間のクズだ、というような内容を言外に述べ続けるのである。いやらしいのは、アシスタントの竹内香苗アナに、「筋骨隆々としたハンサムな男に誘われて家に行って、もしもこういうモノがずらーっと飾ってあるのを見たら、アータならどうする?」とか訊いたりするところである。メイン司会からこんなふうに訊かれたら、そりゃあ一介の女子アナとしては「絶対、いやです。気持ち悪いです。私はちゃんとした男らしい人がいいです」と答えざるをえないだろうさ。もちろん本心からの言葉なのかもしれないが、仕方なくの同調であった可能性もある。こうした誘導的な問いかけというのは、ある程度の権力を持った者は決してしてはいけないことである。みのもマスコミで三〇年以上食ってきてるんだから、そのくらいのことは百も承知だろうに。JR西日本の、福知山線列車の車掌に対する事故調査にもそうしたものがあったという内部告発があったようだが、優位な立場にある者が下の者に話しかける際は、気を遣って遣いすぎるということはないのだ。
 石原慎太郎、細木数子、そしてみのもんた。この三人はいま日本にのさばって、私見百パーセントの持論を世間に押し付けようとしているオレサマ三羽ガラスである。明治時代の頑固オヤジが現代に魔界転生したようなものと思っていただければいい。肉体こそ平成の人間だが、魂は百年近く前の封建主義者だ。周囲のイエスマンたちが「ご説ごもっとも」をくり返すもんだからどんどん増長し、好き放題言い放題。早く誰かなんとかしないと取り返しのつかないことになるぞ。石原が歌舞伎町に続いて二丁目をつぶし、みのがアキバをつぶし、細木が婚姻・出産を拒む女をつぶすのだ。圧力に押しつぶされてから大変だと気づいてもそんときゃ遅いのだぞ。みんなで注意して、みのには「ココアの効能」以上のことは語らせないようにしなくては!
 朝食を済ませ、延び延びになっていた小説『パレット』に取りかかろうとしたら、なんとMOドライブが作動しない! ちょっと前から調子が悪いのをだましだまし使っていたのだが、ついに電源を入れてもウンともスンともいわなくなってしまった。『パレット』の草稿はMOの中に入っているというのに! ひーっ! というわけで新宿西口のヨドバシカメラまでテクテクと。いや、じつは昨日、『薔薇族』編集部で〈電源不要のMOドライブ〉というのを見て「すげー」と思い、かなり欲しいモードに入っていたのだ。だから遠からず購入することは決定しており、それがちょっと早まっただけの話なのである。しかしなんですなー(桂小枝)、最近のMOドライブってのはずいぶん小さくて安くなってるんですなぁ。最初に買ったときはたしか4万円近くして、しかもやたら大きかった。それが今では同様のものが一万五千円ほどで買えてしまう。大きさだって、ビデオとDVDくらいの違いがある感じ。すげぇすげぇ。
 MOドライブとDVD?Rを買って帰路に。途中、丸正で食料調達。「お弁当を買った方はご自由に味噌汁をお持ちください」というサービスのあったことを今日、はじめて知る。味噌汁で満たされた寸胴が弁当コーナーに置かれていたのは前々から知っていたが、ずっと有料だと思って近付かないでいたのだ。ちくしょー、これからは毎回持って帰ってやる! 食料と共に、禁断の栄養ドリンクも購入。このテのものは常習性があるのでなるたけ摂らないことにしているのだが(すンごく好きなのよ)、このところの疲労度を考え、ついに禁を破ってしまった。でも、マジにくたびれたときにしか飲まないよ絶対。
 十一時半頃帰宅。弁当食べ食べ、小説執筆開始。五時頃脱稿。挿絵担当の阿部一彦氏に「遅れてすんません」というメッセージを添えてイラスト発注メール送信。夕食、入浴を済ませ、こちらも延び延びになっていたビデオレビュー三本。一気にばーっと観て、ばーっと書く。九時半頃送信。
 テレビは『ロンドンハーツ』。〈格付けバトル〉にあびる優が復活。ややしおらしい部分も見せるが、ま、じきに戻るだろ。あびるの一件については、一度、山寺宏一氏に話を聞いてみたいものである。
 『報道ステーション』、『はねるのトびら』『ぷっ!すま』をだらだらと横目で眺めつつコーヒー呑みつつ資料をめくりつつボーッとしつつ。要するになんだかよくわかんない時間を過ごしていたらもう零時。もう今日はなにもやる気にもならないので就寝。とりあえずのヤマはなんとか超えたなぁオレ。
  1. 2005/05/04(水) 14:21:52|
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スジ筋と戸田恵子

5月2日(月)

 いつもの時間に起床。本日も夕方まで出仕事である。電車はいつもよりは空いてるか? しかし暦通りに働く者の姿は多い。メディアで言われているほど、みんな優雅な暮らしはしていない模様である。
 五時半、上野メディアソフト。編集S氏は今日はグラビア撮影で出張っているので、編集部内にいたのはS氏とS氏だけ。って全員イニシャルが「S」じゃん! なんたる偶然の一致。つうかオレも本名は「S」なんだけど。
 先週インタビューさせていただいたエロ系ライター・安田理央氏がblog日記(http://d.hatena.ne.jp/rioysd/20050501)で、かなり好意的なことを書いてくださったので(べつにサクラを頼んだわけじゃないよ)、プリントアウトしたものを渡すと喜んでくれた。こういう事柄の積み重ねが、気力の流失をふせいでくれるものなのだ。
 六時頃、編集S氏(ややこしいのでS-1氏としよう)、撮影を終えて帰社。ポラ写真を見せてもらうと、美少年タイプは美少年タイプだが、今度はこれまでの子たちと違ってスジ筋系である。『薔薇族』読者の眼にこれはどう映るのだろうか。ホモつーのは自分の嗜好が絶対! とか思ってる輩が多いからな。
 原稿データを渡し、少し雑談。七時頃、辞去。山手線経由で帰宅。入浴後、連絡メールやmixiなど。卯月名義で連載中の小説『パレット』、なんだかんだで執筆がずれ込んでいたのだが、挿絵担当の阿部一彦氏が明日の発注でもいいよ、と言ってくれたので明日にすることに。ひとの好意には素直に従ったほうがいい。
 テレビはNHK『きよしとこの夜』。ゲストは戸田恵子。「女優・歌手・声優としてご活躍されている戸田さんの、各ジャンルの系譜をたどってみましょう」とか言ってVTRを流すが、やはり〈アニメ〉部門で出てきたのは『アンパンマン』。こういう場面で『ガンダム』とか流したのは、オレの知る限り『メントレG』だけである。あんときゃTOKIOの長瀬が「すげー、マチルダ? すげー」を連呼していたっけ。
 『報道ステーション』を観ながら、資料その他を眺めていると、かなりかったるくなってきた。なのでまだ一〇時半ながら就寝。GWでも完全なる休みは一日もないんだから、このくらいはいいよなオレ。
  1. 2005/05/03(火) 09:09:41|
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不快指数とビフォーアフター

5月1日(日)

 六時二十九分に目覚める。テレビをつけると同時に『はやく起きた朝は…』がスタート。「時間帯が変わったことにまだ慣れなくてさァ、つい『おそく…』とか言っちゃうのヨ」と貴理子が語っていたが、午前九時→午後一時→午前六時半という変遷はいかがなものだろうか。出演者以上に観るほうがついていけん気がするぞ。
 パソコン起ち上げ、二日分の日記をつけはじめる。テレビは〈スーパーヒーロータイム〉。『魔法戦隊マジレンジャー』では、女幹部〈妖幻密使バンキュリア〉が、どうしてヘビメタっ娘の〈ナイ〉とゴスロリ美少女〈メア〉とに分身するのか? という謎が明かされるというので楽しみにしていたのだが、「永遠の命を持っているため、独りきりで過ごすのではあまりにも退屈だから」という肩すかしのオチに「なんじゃそりゃ」。自分的にはもっとドラマチックな設定を想像していたので(誰にも言わないけど)がっかりだ。
 JR福知山線脱線事故の続報を観ながら朝食。悲嘆にくれるご遺族たちの姿に、運命の残酷さというものを思い知る。たまたま普段と違う車輌に乗った、たまたまいつもと違う時間に乗った、たまたまイレギュラーな場所へ行かねばならない用事ができた……そのせいで問題の電車を使って命を落とした方々が大勢いる。しかしその逆に、そうした理由によって問題の電車を使わず、命拾いした人たちだっているだろう。あるいは、問題の電車に乗っていたが、事故の直前に降りた、という人も……。彼らの明暗を分けたのは何なんだろう? 誰なんだろう? 神とかいうのがもしもいるんだとしたら、ぜひ一度訊いてみたい。「あなたが運命を分かつ基準はなんですか?」と。九死に一生をえた方が「もうJRには怖くて乗れない」と言っていたが、直前で降りて難を逃れた人だって同様なのではないかと思う。今回は「たまたま」運良く、紙一重のところで助かったが、「一歩間違えば……」と考えれば、これはかなりの恐怖である。いろんな人の心に深い傷を負わせてしまった今回の事故、JR側はどうやって信頼回復をはかるつもりなんだろうか。
 一〇時、仕事開始。今日はおととい録ってきたエロ系ライター安田理央氏のインタビュー起こしである。ICレコーダーを聴き、聴き、キーを叩いていくが、雑談とかオフレコが多いなぁ。「あんた、余計な話が長いのよ」とよく言われるが、確かに。もっともそれは面白い相手との場合に限るが。つまんない人の場合は、本来の「無口」「人見知り」「無愛想」に戻ってしまう。オーバーでなく〈時候の挨拶〉くらいしか出てこないのだ。モノカキとしてはイカンのだろうが、まぁこれがオレだから。と開き直るのもいけなかろう。どこの誰とでも明朗快活にハキハキ話せる自分になれますように! と、心にもないことではあるが一応、祈っておこう。
 それにしても不快だ。仕事ではなく、室内が。びみょーに蒸し暑く、それ以上に空気が淀んでいる感じ。窓を開けても一向に解消されない。エアコンでもつけようかとよっぽど思ったが、この時期からそんなゼータクをするのは気がひける。ビンボーな家に生まれた者はいくつになってもビンボーな気質が抜けないのである。それが良いか悪いかはケースバイケースだが。
 昼食をはさみ、イライラしながらも、なんとか五時頃に完成。だるくて仕方ないので、とりあえず今日はこれまでとする。DVD『劇場版仮面ライダー555パラダイスロスト・ディレクターズカット版ボーナスディスク(長ぇなぁ、どうでもいいけど)』を観ながら夕飯。メイキングや舞台挨拶の模様がえんえんと収録されているのだが、本編よりも長いこういうのがオマケとして付けられてしまうのが、DVDというメディアのスゴイところだよなぁ。個人的には木場勇治役の泉政行くんが好きです。どうでもいいかそんなこと。
 八時からは『大改造!! 劇的ビフォーアフター』。いつも思うのだが、日本にはホント、冗談みたいな家というのが無尽蔵にあるのだなぁ。今回の〈納戸のように狭い家〉もすごかったが、来週の予告に出てきた〈板みたいな家〉というのも凄まじいものがある。住人の方々には悪いが、こういう建物はそのまま保管し、〈特殊文化財〉かなんかに指定してほしいものである。海外から〈ウサギ小屋〉と嘲られたわが国の劣悪なる住宅事情の象徴として。まだまだ日本は三等国であることを思い知り、さらに発奮するための材料として。
 仕上げた原稿の抜けていた部分を書き足したり、mixiをごにょごにょしたりしているうちに十一時半。明日も出仕事で六時起きなんで就寝。GWなんて全然関係ねぇなぁオレ。
  1. 2005/05/02(月) 21:06:45|
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