本日の○○(仮)

いろんなモノを書いたり『薔薇族』作ったり、幅だけはやたら広くやってるおっさんの身辺雑記です。オレに関心ない方にはあまりお勧めできないかもね(笑)。

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スイカとリーボック

6月22日(水)

 七時起床。朝から強めの雨なり。朝風呂&朝食を済ませたあと、身支度をはじめる。本日は櫻田宗久くんの撮影の立ち合いである。荷物を整えたあと、斎藤氏に特集についてのおおまかな意見をメールして、一〇時外出。二十分で渋谷駅着。櫻田くん、編集S-1氏、本日のモデルくんと合流し、構内のコーヒーショップでクルマ待ち。道玄坂で拾ってもらって、撮影スタジオのある三軒茶屋へ。今日使うのは、スタジオ、といっても半世紀以上は経ているであろうと思われる古い木造家屋。一軒家をまるまる撮影用に借り受けるのだ。アダルト系のみならず、一般誌やテレビなども頻繁に使っているだけあって、なるほどかなり趣がある。環七からちょっと入っただけの場所(面していると言ってもいいくらい)なんで絶えず自動車の走行音が聞こえてくるのであるが、写真になったものを見ると人里はなれた避暑地のようであり、田舎の親類宅のようでもある。詳細は、いずれ商業文にまとめて発表しようと思っているんでこちらでは書かないが(読みたい人はメディアソフトまでリクエストしてください)、ちゃんと生活臭のする家だったことにまず驚いた、とだけ言っておこう。
 とある知人から、「お前があまり撮影内容に口出しすべきではない。モデルを含めた現場を仕切るのもカメラマンの創作活動の一部なんだから、一歩退いて“傍観者”として冷静に状況を観察せよ」と言われたんで(確かに初回は介入しすぎた、と反省)、オレは終始無言で、必要最低限なことしか喋らずに、櫻田くんの仕事ぶりを見つめていた(彼はやりにくそうだったけどね)。“日常”から架空の“物語世界”を切り取るのが櫻田くんの仕事で、その“物語世界”をも含んだ“現実”を記していくのがオレの役目である、と考えているのだ。オレが櫻田くんの撮影に同行するのは、べつにモデルのチンチンを見たいがためではない(見たくないと言えば嘘だけどね)。彼がどのように“プロの写真家”へと成長するのか、どういった風に“化ける”のか、それをつぶさに見続けていたいのだ。彼をスカウトしたのは、そういう期待(彼は絶対に“伸びる!”という確信)があったからである。そんなわけで、オレは彼が『薔薇族』で撮り続ける限り、うっとおしがられても、迷惑だと言われても、嫌われても(他人に嫌われるのがイヤだ、なんてほざくバカはモノカキなんかとっととやめろ! と思うね。それはマワシ姿になるのを嫌がる相撲取りみたいなモンだ)現場に居続けるつもりなのだ。近日中に、また新しい趣向の撮影も始まるが、そちらにも死んでも行きたいと思う。S-1氏、オレに隠れて撮ったりなんかしたら七代祟りますゾ!
 と、堅めの話ばかりなのも愛想がないので、ちょっとモデルくんについて触れよう。気にしている人も多いと思うんで。系統的には“市原隼人”タイプ。金髪に細眉にサンダル(ピンクのキティちゃん!)履き、というコンビニ前にたむろしているような感じの子で、「サテ櫻田くん、この素材をいかように料理するのかな」と見ていたのだが、まずは積極的に話しかけて打ち解け、スプレーで髪を染めたり、眉を書き足したりしながら、絵になる状態にまでしっかり作り込んでいった。三回目にして、なかなかの技量である。「話をする」というのは大切なことで、オレは過去、撮る前に最高でこれに四時間かけたことがある。この部分をするか否かでは表情が驚くほど違ってくるのだ。そして、この子は脱がすと驚愕するほど光る! 私服での着衣時はどこにでもいそうなアンチャンなのだが、かなりバランスのいい“美ボディ”で、きっとカメラ映えもすることだろう。九月号は期待していい! と思う。「立ち読み」はダメよ、「買う」のだぞ。
 四時すぎ、撤収。降り続いていた雨が撮影を終わる頃にやみ、陽までさしてきやがった。櫻田くん、荷物をクルマに積み込むちょっとの間に、追加撮影をしている。ネバるなぁ。車中、撮影も終わったのでもはや傍観者に徹していることもあるまい、とモデルくんと少し会話を交わす。イマドキの軽男ではあるけれど、一流志向の強いところはなかなかアッパレなり。なれるか否かは運によるところも大きいが、なろうと思わない限り道はハナから開かれない。頑張れ!
 246を通って渋谷でS-1氏、明治通りを経由して新宿でオレ、櫻田くん、モデルくんを落としてもらう。駅前で二人と別れ、三丁目交差点近辺で買物三昧。無印良品で白いシャツ三枚、ユニクロで白と黒のタンクトップを計六枚、ABCマートで“リーボック”のウォーキングシューズを白黒それぞれ一足づつ。普段、食料品と本以外のものはほとんど買わない人間なんだが、ギアがいったん“買っちゃう”モードに入ると歯止めが効かなくなるのだ。ABCは夏のセールスだとかでかなり安かったが、それにしてもかなりの散財である。すべて仕事用の衣裳ではあるが、映像の仕事をしているわけではないので経費としては申告できないのが悲しいなぁ。大荷物になったので、買物はそれで切り上げて徒歩で帰宅。六時すぎに着。夕食、入浴を済ませ、雑用をこなしながら郵便配達員を待つ。送られてきていた『バディ』の掲載誌をなぜか郵便屋が持ち帰り、不在票を入れくさっておったのである。アホかっ、と思う。単なる冊子小包なんだから、郵便受けに入れておけばいいのである。でなけりゃ宅配ボックスに入れろ! なんのための設備だと思っているのか!? 「“小包”と書いてあるから直接手渡さなければならない」とか杓子定規に思っているのだろうか。こういう「使えないヤツ」が一掃されるというのならば郵政民営化とやらも認めてやってもよい、とマジで思うね。
 普通にポストに入れときゃ済むものを大仰に手間ひまかけて受け取ったあと、あれこれ雑用に追われる。『愛のエプロン』、本日は男チームVS女チームのスペシャル版。男の中に金子貴俊とKABA.ちゃんを混ぜるのは、なんか反則な気がするのだが。料理自慢の金子を、「いやー、旨いねぇ。やっぱりゲイなの?」と出演者たちがイジるイジる。「料理好きな男=ゲイ」という、ステレオタイプとも言えないようなアホな発想も発想だが、「女が好きでございます」を連発する金子も見飽きたなぁ。ここらでもちっと何か新しい展開を示したらどうかね、タレントなんだから。
 雑用、一〇時頃にようやく終わるが、時間がハンパになってしまったんで仕事はせずに読書。『ポパイの時代』の続き。松山猛氏の仕事のスタイルに、「そーそー、まったく同感!」と大きく共感する。零時すぎ、就寝。撮影の小道具の余り物で、今年はじめてのスイカを味わえて(“三軒茶屋”で“スイカ”なんて、どっかのドラマのようではないか)ツイてたなぁオレ。
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  1. 2005/06/23(木) 22:50:47|
  2. 日記|
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したたかさと譲れないこと

6月21日 (火)

 通常通りの起床。ネットニュースに、またも抱腹ネタが一本。
【叱責された警官、拳銃を持ったまま失跡…………岡山県警児島署(倉敷市)の駐在所に勤務する巡査(30)が20日午後から行方がわからなくなった。駐在所の保管庫を調べたところ、実弾5発入り拳銃がなかった。県警は巡査が拳銃を持ったままマイカーで失跡したとみて、所在確認を急いでいる。県警によると、巡査は白いシャツに黒のズボン姿。車は黒色。同日午後8時ごろ、関西方面で巡査の携帯電話から発信された記録があった。巡査は同日、同署に呼び出され、制帽紛失に関して指導を受けていた。午後1時30分ごろ、上司が目を離した間に姿が見えなくなったという。巡査は19日、交通違反取り締まり中に帽子をなくし、拾った住民が20日午前、近くの交番に届けた。このため、巡査は署に呼び出され、午前11時50分ごろから、紛失を届けなかったことについて上司の注意を受けていた。】
 わはははは、三十ヅラさげたお巡りが、帽子を失くして叱られた腹いせにピストル持って家出だって! ほとんど漫画、『こち亀』とかの世界である。いや、赤塚不二夫のほうが近いかな? このぶんだと、地域住民の無礼に怒ってピストルを乱射する、『バカボン』の目ン玉つながり警官みたいなのが出てくるのも時間の問題かもしれないなぁ。と、それは冗談として(冗談のレベルで止まりますよ?に!)、日本人の幼稚化もついにここまで来たか、って感じの事件である。こんなのが「大人でござい」と威張っていられるような国で、果たして“裁判員制度”なんか始めてしまっていいのだろうか? 「このあとォ、クラブ行かねェとなんねェからァ、チャッチャッと終わらせてェんだけどォ」「アタシもォ?」「ンじゃ、面倒っちーからァ、死刑でいーじゃん」「あァ、いーんじゃねェのォ」「おーッし、決まりィ?」なんてことになったりしてな。まぁそんなクソ国家なら、とっとと死刑になってオサラバしちゃったほうが幸せな気もするが……。
 例によって夕方まで出仕事。五時半、お茶の水駅前にて、ティケイマテリアルK氏と例の会員制ネットの進捗状況について話す。風邪っぴきなのに前日も翌日も接待ゴルフだという氏に同情しつつ、簡単な打合せのみして別れる。別れ際、ケータイにテラ出版・斎藤靖紀氏より着信。特集用の原稿執筆依頼であった。いつも書いているようにワーカホリックな人間なんで、お仕事をいただけるのはとにかく嬉しい(他の版元の皆様もよろしくお願いします。稿料はベンキョーしときまっせ)。依頼してもらったから誉めるわけではないが、氏は現在ゲイアクティヴィストと呼ばれている人間の中で珍しく“したたかさ”というものを備えている人で、たぶん今後も長もちしていくだろうと思う。日本におけるゲイリブというのが、たかだか四半世紀程度の歴史しか持たない未成熟な分野であるからかもしれないが、同調者以外の言葉は誹謗中傷としか受け取らない(受け取れない?)視野狭窄的活動家が多くて辟易している。まぁ、そういうタイプは自然に淘汰されてきているから気にするまでもないが(自己矛盾等に気づいて軌道修正しないかぎり消えるのも時間の問題だなぁ、という人間もチラホラと)。当主が堂々と「愚直」を売りにしてしまうような政党があるような国だから、ある意味しかたないのかな、とも思うが、なにもゲイ側までそれに習う必要なんかない。もっとしたたかに、ときに狡猾に腹芸を駆使できるような人間が大勢出てきて世の中を上手くあしらっていかねば、ゲイコミュニティ(って、あまりにも漠然としすぎていてオレにはさっぱり実体が見えないんだけど)とやらはいつまで経っても陽の目をみることなんかできやしないだろう。そういう意味で、オレは斎藤氏にはかなり期待している。ドラァグとかは全然わからない(というか苦手な)野暮天なんで“芸人”としての評価云々はできないけれど。ちなみに何の特集なのかはヒ・ミ・ツ。来月発売の九月号を「買って」読んでくれたまえよ。
 総武線を使って七時ちょっと前に帰宅。夕食・入浴後に仕事開始。土曜日のストリップの記事などをいくつか執筆&割り付け。丸山点心氏より「ストリップの主催者が記事をチェックしたがっている」というようなメールが届くが、記事ってのは広告原稿やインタビューと違い、基本的にチェック云々はしない(してはいけない)ものだとオレは思っている。先だってのNHKの騒動ではないが“検閲”的な感じになってしまうからだ。ましてやオレが書いているのは「観客の目線」に立っての「率直な感想」であるから、そこに記事を書かれる当事者の恣意的なものが働くと、それはもはや記事ではなく「記事広告」だ。広告ならば、それもいい。オレも十八年コピーライターをやってきている男だから、その部分の“誇張”についてはうるさく言うつもりはない(人命などにかかわる種類の嘘でないかぎり)。しかし、これは記事であるからなぁ。単に、顔出しNGの子たちの“目線”や誌面への名前出しといった部分のことなら、それはこちらのほうから確認をお願いしてあること(後でゴタゴタするのはイヤだからね。ちなみに出演者の名前についても、二丁目などに配布されていたフライヤーに記載されていたもの以外、記事中には一切出してない)だから問題ないのだが、文面についてどうこう指示が出るのは、やや大げさかとは思うが出版倫理に触れると思う。「お見せすること自体はやぶさかではありませんが、文章に“ここは不利になるからカット”というような手を加えることは致しかねます。そうしなければ出させないというのならば、記事部分は全面カットし、カラーグラビアのみの掲載とさせていただきます」という旨のものを返信。丸山氏には本当に申し訳ないのだが(間に入って、さぞや困っておられることだろう。陳謝)、モノカキとしてこういう部分については絶対に譲れないのだ。オレに集中攻撃を受けていると妄想しているおバカさんも世間にはいるようだが、とんでもない! オレは誰に対しても“平等に”キツいのだ。むしろ、他人だからといくらか手加減しているくらいである。息子分たちにはその何倍もキッツく言っておる。
 一時頃、おおむね終了。編集部へ渡すためのMOを作成しおわったところで就寝。もっともっと仕事が欲しいなぁオレ。
  1. 2005/06/23(木) 22:49:36|
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