本日の○○(仮)

いろんなモノを書いたり『薔薇族』作ったり、幅だけはやたら広くやってるおっさんの身辺雑記です。オレに関心ない方にはあまりお勧めできないかもね(笑)。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

風邪気味とスペシャルドラマ

8月29日(月)

 定時起床。起きたときから頭が痛い。風邪かもしれないが、疲れの可能性もあるので、とりあえず服薬せずに様子をみることに。本日も朝から夕方まで出仕事。ネットニュースにこんな記事が。
【「オタクです」で『電車男』割引 藤沢の映画館 自己申告“殺到”で延長………………神奈川県藤沢市の映画館「フジサワ中央」(藤沢映画興行)は、上映中の映画「電車男」で、高校生以上の客が「オタク」と申告すれば料金が安くなる「オタク料金」を設定、反響を呼んでいる。一般千七百円、大学・高校生千四百円に対し、「オタク」は千三百円。証明は要らず、窓口で「オタクです」と、自己申告するだけでOKだ。インターネットや雑誌でも取り上げられて話題になり、来館者の半数以上が利用。「オタク」には程遠いような女性客も「オタク三枚」などと楽しんでいるという。提案した同社営業管理部の新田浩二課長(40)は「内向的な『オタク』青年が勇気を出す映画なので、映画館に来た『オタク』な人たちにも声を上げてほしいと思い、半分しゃれで始めました」と話している。思わぬ反響で、同社は当初八月いっぱいだった上映期間を九月九日まで延ばす。】
 なかなか気の利いた趣向であると思う。配給元とか親会社なんかの仕掛けにただ乗っかるのではなく、現場の判断で独自のフェアやイベントをするというのは意気込みが感じられておおいに結構(これは書店についても同じことが言えるな)。こういう動きが全国的に拡がれば、斜陽と言われる業界もちょっとは活性化していくのではないか。
 五時半すぎ帰宅。頭痛はいっこうにおさまらず、ちょっと熱っぽい気もするので、ついに市販の感冒薬を服む。と、現金なものであっという間に体調が回復してくる。もっと早くにこうすりゃよかった。夕食、入浴を済ませて『バディ』連載の原稿書き。八時頃ようやく書き上げ、送信。続いてビデオレビューに取りかかるが、イマイチ筆がのらない。ドラマ仕立てのAVは最近どんどん難解になってきて、解説を書きづらいのである。苦悶。
 九時からはTBSのスペシャルドラマ『広島・昭和20年8月6日』。かの地で原爆投下の瞬間まで、不自由な状況のなか、懸命に生活を営んでいた姉妹の姿を丹念に描いた力作である。オープンセットとして復元された当時の広島の街並は見事で、とりわけ「産業奨励館」(後に「原爆ドーム」と呼ばれるランドマーク)の見事さには圧倒された。局およびスタッフ(一昨年評判となった『さとうきび畑の唄』も手がけた)の力の入魂ぶりにはひたすら恐れ入った(ラスト近く、国分太一の慟哭の場面には鳥肌が立った)。感想は色々あるのだが、何を言っても結局は「ヌクヌクと育った世代のお気楽な意見」となってしまうと思うので(短絡的に「戦争はいけない」「原爆はひどい」と語るのはとても簡単なことなれど)、あえてここには書きません。独りでじっくり反すうしたいと思う。ただひとつ言えるのは、オレらが子どもの頃には、夏になればそれら向けのメディアでも必ず「戦争」というテーマに対してかなりのページを割いていたなぁ、ということ。作家にしろ編集者にしろ戦中派がまだまだ多かった時代だからであろうが、『少年ジャンプ』は特に顕著で、さまざまな連載漫画、かの『トイレット博士』のなかですら「反戦」を謳うエピソードを登場させていた。そもそもジャンプには「執念の語り部」である中沢啓治先生の『はだしのゲン』も長期連載されていたから、われわれは否応無しに「戦争」という事柄について考えざるをえなかった。いうなれば「刷り込み」であるから、そこに賛否両論はあろうかと思うが、しかし現在のように「ふわふわしたファンタジー」ばかりを供給し続けるよりはマシかと思うのだが。「漫画」というのは視覚と知覚の双方に圧倒的訴求力をもって攻め込んでくる媒体であるから、幼少期にそれを通じて得た情報は、中高年になってからも脳内でしっかりと根を張り、息づいている。オレの「戦争観」は『少年ジャンプ』によって形成されたといっても過言ではないだろう。いかにも「マンガっ子」と呼ばれた世代らしい話である。偏った思想・いびつな正義感の持ち主たちのプロパガンダとして「利用」される懸念はなきにしもあらずだが、しかし様々な媒体でこれからも取り上げていく必要はあるだろう。ムシ並の知能しかないガキどもから「もういいよ」「うぜぇ」とか言われたとしても。あれらのことを「風化」させてしまうのはやはり罪だろうと思う。あの爆撃機の愛称には「ゲイ」という単語が用いられている(B29爆撃機「Enola Gay(エノラゲイ)」)。 まったくのこじつけだが、これも何かの縁だと思って、せめてコチラ側の人間は、あの問題について生き続けるかぎり、思いをはせていてほしいものである。
 零時近くまでパソコンに向かい続けるも原稿は遅々として進まず、ついにタイムアップ。明日も早いし風邪気味でもあるので、寝ることにする。今夜は色々と考えましたオレ。
スポンサーサイト
  1. 2005/08/30(火) 18:52:42|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

八王子とホントにあった(?)コワイ話

8月28日(日)

 前夜、酒を呑んだせいか、ややゆっくり寝ようと思っていたのに六時に目覚めてしまう。午前中は仕事。ビデオレビュー用の作品を観てポイントをチェックしてみたり。
 正午外出。本日は八王子のバー“Chez Stream”で月イチの「ゲイの老後(未来)を考える会」があるのだ。徒歩で新宿、京王新宿駅へ。特別快速とかだとかなり早く着くのだが、急ぐわけでもないし、読書タイムとして有効活用できるので、あえて各駅停車を利用する。二時頃、京王八王子着。駅ビルの本屋(売場面積も品揃えもなかなかのもの)をぶらついたり、ブックオフを覗いたりしたあと、手みやげの和菓子を買って会場へ。三時チョイ過ぎに着くが、まだほとんどメンバーは揃っていなかった(主宰者である勝山氏も席を外していた)。半近くになってようやくそこそこ集まり、スタート。『メゾン・ド・ヒミコ』感想座談会の参加者募集告知などをさせていただく。例によって六時まであれやこれや様々な意見交歓がなされる。某団体の“呪怨”並にコワイ噂話(というか実際の体験者から直に聞いた話だというが)も聞き、背筋に冷たいものがはしる。六時からは食事会。本日のメインメニューは「そうめん」。買い出しから調理、会場設営、後片付けまでを分担してそれぞれが受け持つ。外食でもべつにいいのだが(費用だってそんなに変わらないし)、この「みんなで作って、食べる」という部分に勝山氏は重きをおいているのだ。いわく「仕事の運び方を見ていると、その人の人となりが見えてくる」んだとか。“グループホーム”というものをひとつのゴールとしている氏ならではの言葉である。
 食事のあとのバータイム。雑談していたらあっという間に一〇時。皆に挨拶して辞し、中央線で帰途に。十一時すぎに帰宅。入浴後、メールやmixiなどをチェックしてから零時頃就寝。京王八王子駅ビルの本屋はちょっと気に入ったかもオレ。
  1. 2005/08/30(火) 18:52:05|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2

ノンケ読者と買いやすい表紙

8月27日(土)

 ほどほどの時間に起床。雑用や原稿書きなどをしたあと、午後三時外出。徒歩で新宿。買物などをしたあと、四時半ちょっと前に二丁目のコミュニティセンター「akta」へ。本日は『薔薇族』の公開ミーティングなり。
 一番乗りは、誌面での告知を見て、はるばる山形から来てくれた(いや、べつにこのために来たわけじゃないけどね)ノンケ青年。「ウラモノ文化」としてのゲイカルチャーに興味があるんだそうだ。「グラビアとビデオレビューに目をつむれば、フツーに雑誌として楽しめる」と言ってくれた。まさにオレが想定したマンマの人で、にんまり。彼は、裏表紙から男の子の写真がなくなったおかげで「ようやく買えた」んだそうだ(「たとえ中身は過激であっても、表紙だけは万人に買いやすいようにおとなしく」というのはオレの持論。以前、表紙の候補写真を見せられたとき、「乳首の出てるものはダメ!」と主張したのはそのためである)。「美輪明宏対談の号とかも、ホントは欲しかったんだけど、レジに持っていく勇気がなくて買えなかった」というので、「ぜひバックナンバーをお買い求めください。唐沢対談や月光トーク完全収録も面白いですよ」と言っておく。サービスとしてTLGP開催記念コピー本をプレゼントする。
 この日の出席者は、彼に加えて、今月号で売文家デビューしたマイミクのKendoneくん、おぐ氏、とやまみーやさん。みーやさんにはサインを貰っていただくために、睦月影郎先生の著書を預ける。遠方からわざわざ来てくれたKendoneくんにもコピー本を進呈。六時頃まで話したあと、西口へ移動。明日までの開催となった『Rainbow Arts』会場へ。新井敏之くんは本日も野球選手のコスプレで来客の応対にあたっていた。筋金入りだなぁ。
 鑑賞のあと、近くにある“さくら水産”(毎度おなじみ)で食事会。よく呑み、よく食べ、よく語り、気がついたら十一時をまわっていた。勘定を五人で割ると二千百円弱。相変わらず安いねぇ。店を出たところで皆さんと別れ、スポーツドリンク飲みながら徒歩で帰途に。十一時半頃帰宅。入浴後、連絡メールなどを送信し、就寝。“さくら水産”がいつの間にか定番になってるなぁオレ。
  1. 2005/08/30(火) 18:51:31|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

台風一過とギネスに挑戦

8月26日(金)

 朝五時に目覚しで起きる。台風は夜のうちに去った模様。が、気圧がまだ狂っているせいか(と責任転嫁)どうしても起きあがれず、二度寝。つぎに目覚めたら七時半になっていた。ヒィと内心叫びつつシャワー。簡単に朝食を済ませ、ちょっと仕事。来月開催する映画『メゾン・ド・ヒミコ』感想座談会の告知文作成と、『バディ』編集A氏へ連載リニューアルにまつわる連絡メール。あわてて書いてるうちに外出予定時間となる。本日は櫻田宗久くんの『薔薇族』グラビア撮影の同行なり。
 九時半すぎに家を出て、一〇時ちょっと前、徒歩で新宿西口スバルビル前。ここはAVなどのエロ物撮影隊の待ち合わせ場所の定番としてつとに知られた名所でもある。編集・S-1氏と落ち合うも、かんじんのモデルくんが事務所の連絡ミスで待ち合わせ時間を知らされておらず、まだ湘南の自宅にいるとのこと。撮影スタジオの最寄り駅で落ち合うことにして、我々は小田急線で狛江まで移動することに。急行から各停への乗り換えを間違い、いささかのロスが生じたけれど、モデルくんはさらに時間のかかる場所から来るので余裕々々。駅構内のミスタードーナツでお茶しつつ、到着を待つ。しばらくしてようやく到着。大遅刻をしきりに恐縮するなかなか礼儀正しい好青年タイプである。クルマでスタジオまで移動。少し休憩したのち、撮影に入る。
 本日のスタジオは、住宅街のなかに建つモダンで真っ白な一軒家。生活感を徹底して排した感じで、純白のタイル張りの広いルーフバルコニーが付いた上階は、まるで「地中海のコテージ」のよう。いや、そんなトコ、実際に行ったことなんかないんだけどね。ビンボー人の思い描く「なんとなく」のイメージである。
 撮影は、まずはバルコニーからはじまった。台風一過のわりにスカッとは晴れてくれず、雲が薄皮一枚残っている感じ。なのに暑い! バルコニーに立っているとジリジリと焦げてくる感じ。ようやく外撮りが終わって室内へ。スウィートでファンシーなカットのあとは、かなりフェティッシュなパートに突入。撮影にあたっては、オレのフェチ学も盛り込んでおいた。どのようなものであるかは九月二十一日発売の号を見てもらうとして、「従来のゲイマガジンではあり得なかったこと」をしているとだけ予告しておこう。
 四時頃終了。撤収し、櫻田くんとモデルくんを狛江駅で降ろしたあと、都心へ戻る。夕方のラッシュのせいでけっこう時間がかかった。新宿は職安通りの入口あたりで降ろしてもらい、スーパーでちょっと買物をして徒歩で六時頃帰宅。夕食・入浴のあと、原稿書き。本日は、テレビ朝日が「18?24時の間に、計52人のお笑い芸人を起用した資生堂『uno(ウーノ)』のCM(全54パターン)を流す」というギネス挑戦企画をやっていた。局や代理店も大変だったろうが、いちばん心配だったのは、老骨に鞭うって五十四パターンのナレーションを担当した谷啓氏である。
 九時からはスタジオジブリのアニメ映画『猫の恩返し』。大作の陰に隠れてしまった「存在すら忘れられかけていた」小品ではあるが、猫好きがボーッと眺めるのにはまぁいいかも。まだ今ほどは売れてなかった頃の山田孝之も声優出演しているんで、彼のファンにもいいかも。
 零時頃までパソコンにむかうがあまり調子はよくない。あきらめて就寝。久しぶりに猫と触れあいたくなったなぁオレ。
  1. 2005/08/30(火) 18:50:52|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

クラリオンガールとオカマのムエタイ選手

8月25日(木)

 定刻起床。台風接近にともなう悪天候のなか、本日も朝から夕方まで出仕事。オレの目を惹くニュースが二本。
【クラリオンガール 15歳がグランプリ………………アグネス・ラムらを輩出した「クラリオンガール」の最終選考が24日、都内で行われ、5046人の応募の中から都内の高校1年生・佐野光来(みく=15)が05年のグランプリに輝いた。目標は所属事務所の先輩・若槻千夏(21)で「若槻さんみたいに毒舌でバラエティーをやりたい」と笑顔。身長1メートル58で小麦色のスレンダーボディーの持ち主。03年クラリオンガールの通山愛里(16)は高校の同級生という。】
 じつはこの佐野という子はこの春まで『おはスタ』のアシスタント“おはガール”だった子。司会のヤマちゃんこと山寺宏一氏も今朝の放送で、今回の朗報を興奮気味に伝えていた。“おはガール”ももう何代も続いているため、のし上がった者も消えてたいった者もいろいろといるが(窃盗アイドル、通称“盗んドル”のあびる優も元おはガール)、彼女にはこの受賞を足がかりに、どうか大きくはばたいてもらいたいものである。ただ、目標が「若槻千夏」というのはあまりにもセコすぎると思うのだが。すぐに実現できてしまいそうである。あるいはジョーク(もしくはイヤミ)で言ってんのかな? 
【あの性転換ムエタイ選手・パリンヤーの半生が映画化………………タイの元ムエタイ選手で性転換手術を受けたパリンヤー・ジャルーンポン(24)が24日、東京・桜丘町のセルリアンタワー東急ホテルで行われた、自身の半生を描くタイ映画「ビューティフル ボーイ」(エカチャイ・ウアクロンタム監督、10月公開予定)の来日会見に出席した。男に生まれムエタイ最強戦士として活躍する一方、女性の心を持ったパリンヤーの自伝物語。主演は元ムエタイ選手で今作のために引退し俳優デビューしたアッサニー・スワン(25)。チャダーというタイの王族が身につける金色の髪飾りにドレス姿のパリンヤーは「前に来日したとき、キレイと言われましたが、タイ語では“ブス”という意味で最初はビックリ。後で褒められたと分かりホッとした」とエピソードを披露。一方、今作でタイのアカデミー賞、スパナホン賞の最優秀男優賞を受賞したアッサニーは「彼女が葛藤にどう打ち勝ってきたかをじっくり考えた」と好演技の秘訣を披露した。】
 これなんかはあの『アタック・ナンバーハーフ』みたいな感じで特定層の話題を集めそうな予感がする。じつはオレは、パリンヤー嬢のホンモノと遭遇したことがあるのだ。あれは確か九六か九七年のとある日曜日の午後、二丁目の夜の社交場・新宿公園の前を通りかかったとき、かの日景“いいじゃないですかァ?”忠男氏がケバい異国のネーチャンと共に雑誌の取材を受けているのを見た。そのときはたいして気にも留めずにやりすごしたのだが、後日、写真週刊誌を読んで驚いた。てっきり女だと思っていたのが、じつはかの名高き“オカマのムエタイ選手”だったのだ。そうと知ってりゃもっと近くでよく見とけばよかった、と後悔したのは言うまでもない。
 夕方、オレの帰る頃はちょうど雨風のエアポケット状態のときで、降っても吹いてもいなかった。なので寄り道して、駅前の髪切り屋でヘアカットなんぞしてみる。店を出る頃にはポツポツと小雨が落ちはじめてきたが傘をさすまでのものではない。 五時五〇分頃帰宅。夕食、入浴のあと、仕事をはじめるが、気圧が乱れているせいかやたらと眠い。ついに本日の原稿書きをあきらめ、「明日、五時に起きてやりますから」と自分の心の中の誰か(誰なんだ?)に言い訳しつつ、一〇時には寝てしまう。横になったとたん泥のように眠ったんですオレ。
  1. 2005/08/30(火) 18:50:12|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

星占いとオットコ前な女性

8月24日(水)

 ほどほどの時刻に起床。今日はちょっと気合いを入れねばならない用件が夕方からあるので、普段は意識して「観ない」ようにしている星占いなんぞを観てしまった。『めざましテレビ』によると、牡牛座は“他人をアテにすると失敗する”んだそうだ。「ふーん」という感じ。午前中は雑事(他人から見ればくっだらない内容だが)に追われる。途中、丸正に食糧調達に行った以外はずっと雑用。四時に青山の骨董通りで、『薔薇族』の新しい寄稿者の方と待ち合わせなので三時少し前に家を出る。
 三時一〇分頃に渋谷着。まっすぐ目的地に向かうつもりだったのだが、「まだ寄り道する時間アリだな」と魔がさし、東急本店近くの古本屋へ。数冊買って三時半。まだ余裕だろうと思っていたのだが、これが以外と時間をくい、骨董通りに着いたのが四時一〇分前。あせりながら指定の喫茶店を探すがなかなか見つからない。電話をかけて場所を確認するもあまり要領をえない。というかウェイトレス説明ヘタすぎ。時間がどんどん迫ってくる。同行予定の『薔薇族』編集・S-1氏が先に着いていてくれないか……と一縷の望みをかけてケータイにかけるもつながらず。どうやらまだ地下鉄で移動中の模様。「星占い、こんなときだけ当たりやがって! くそったれ!!」と八つ当たり。汗だくになりながら、ようやく見つけだしたのが四時二分過ぎ。世間から見れば「二分くらい」かもしれんが、時間厳守がモットーであるオレにとっては大遅刻なのだ。特に、今回のように初対面の方とお逢いする場合には。最低でも一〇分前には到着し、相手を“お迎え”するのが礼儀だと思う。
 中を覗くと、その方はすでにいらしていた。かの中村うさぎ氏である。走ってきたせいで汗だくツユだくの状態で「すいません、遅れましたッ!」と平身低頭のこちらに、うさぎ氏は泰然と「暑いスか」と。九〇年代初頭、まだティーン向けファンタジー作家として、角川の『ザ・スニーカー』などに書いてらした頃からのファン(まさか後年、いまのような売れ方をするとは想像もつかなかった)としては、ひたすら緊張&恐縮するばかり。S-1氏が到着するまではかなりガチガチの状態であった。「稿料はホントに些少なんですが……」とまず切り出すこちらに、「いいですよ。べつにこういう仕事で儲けようとは思っていませんから」とうさぎ氏(これは唐沢俊一氏やソルボンヌK子氏も同様であるが)。事前のメールのやりとりの中でも「金額は、そちらに出せる範囲で結構ですよ」とまずおっしゃってくださり、“報酬の多寡”よりも内容のほうを重視してくださっていたが、いやー、オットコ前だなぁ。かじよしみさんが「とっても素敵な人!」と言っていたのも頷ける感じである。
 うさぎ氏はとにかく“聡明”の一言に尽きるような方で、かつ気取りというものがない。ズバズバと忌憚のないご意見を寄せてくださり、それがとても面白い! 録音してテープ起こししてマンマ掲載したいくらいであった。S-1氏は次の打ち合わせがあって途中退場したが、その後も二人でえんえんと話し、なんと六時半頃まで、二時間半近くもお引き止めしてしまった。ちょっと反省。でもまぁ、なんとかテーマも決まり、かなり面白くなりそうな予感。諸君、連載のスタートを楽しみにしていてくれたまえ。
 支払いを済ませ(その際も、「大丈夫スか? ちゃんと経費で落ちますか?」とお気遣いくださった。感謝!)、「これからよろしくお願いします」と頭をさげて、うさぎ氏と店の前で別れる。気分が高揚していたので、そのまま青山墓地や神宮外苑を散歩気分で抜けて信濃町駅まで。総武線経由で七時二〇分頃帰宅。テレビをつけると『愛のエプロン』。杉田かおる復帰記念スペシャルを放映していた。試食ゲストは細川茂樹。『劇場版・響鬼』の公開が迫っているせいか、ここんとこあちこちのバラエティに出まくってるなぁ細川。
 夕食・入浴を済ませたあと、どうも仕事をする気にならず、読書。『ペヨトル興亡史?ボクが出版をやめたわけ?』。『夜想』『銀星倶楽部』などを発行していた小出版社“ペヨトル工房”の社長・今野裕一氏が、同社の解散の顛末について書いた本である。ずっと前に買ったきり、ながらく積ン読状態になっていた。サテどのくらいで読了できるか? テレビはTBS『日本のこわい夜2』。心霊特番の収録中に様々な怪奇現象が起こる……というシチュエーションの“ドラマ”なのだが、途中から観た人間はマジものだと思ってしまうのでは? と心配になるほど凝った作り。オーソン・ウェルズ制作のラジオドラマ『宇宙戦争』があまりにも真に迫った作りのせいでパニックを引き起こしてしまった、という事件が昔アメリカであったが、これも下手するとそれに近いことになるかもしれない。いや、画面の右肩にはずっと“ホラードラマ”というテロップがうっすらとながら出ているんたけれど、パニック起こすようなタイプの人間というのは、そもそもそういう部分に注意なんか払わないだろうしなぁ。真相を知らされないで出ていたスタジオゲストのユン・ソナやさくらなんかはマジでおびえていたが(ラストに種明かしされたときには)、たぶん苦情電話の何本かは来たのではなかろうかと思う。何回も使える手ではないが、ここ最近ではなかなかよくできた作品であったと思う。
 昼間体力を使ったせいか、やたらと眠い。十一時半頃就寝。今日はドキドキしっぱなしの一日だったなぁオレ。
  1. 2005/08/25(木) 19:40:09|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

噂の真相とゆるい打合せ

8月23日(火)

 定刻起床。本日も朝から夕方まで出仕事。昼休み、神田神保町で『噂の真相』の古い(八〇年代前半)バックナンバーを大量購入。この資料が何に活かされるのかは乞う御期待。
 ネットにこんなニュースが。
【ミラーマン35年ぶり復活………………人気ヒーロー「ミラーマン」が、生誕35周年の来年公開を目指し映画化されることになり22日、製作発表が都内のホテルで行われた。タイトルは「ミラーマン REFLEX」(監督小中和哉)。71年12月?72年11月に放送され、最高27%の視聴率を獲得したテレビシリーズの世界観を踏襲しつつ、現実世界と幽界を舞台に、ミラーマンと邪悪な人鬼の戦いが描かれる。銀と緑が基調になっている以外は、コスチュームのデザインも一新。テレビでミラーマンに扮し、今回は主人公(唐渡亮)の兄役で出演する石田信之(54)は「すっかりおじさんになりましたが、長生きして良かった」と感慨深げだった。】
 ウルトラマンに続き、今度はミラーマンも復活ねぇ。しかも主役は唐渡亮と。唐渡といえば以前、『劇場版仮面ライダーアギト』で共演した小沢真珠との恋愛が発覚したが、あそこはもう別れたんだっけ? そして、本家で主人公・鏡京太郎を演じた石田信之。ミラーマンのあと、『ケンちゃんシリーズ』のなにかで担任の先生役をやったのだが、当時の子どもたちは(オレも含め)みんな奇異に感じていたぞ。「なんでヒーローが小学校の教師に???」と。
 五時半、上野・メディアソフト『薔薇族』編集部。本日は、“東京メトロポリタンゲイフォーラム”代表の赤杉屋康伸くんと新連載の打合せ。雑談7:打合せ3くらいのゆる?い雰囲気のなか、六時半すぎから九時頃まで話す。内容は“市民運動の理想の在り方”からこないだの映画祭のときの話まで色々と。
 赤杉くんを見送ったあと、S-2・S-3氏としばし雑談。二人と一緒に社を出て、山手線経由で帰途に。またも途中のコンビニで菓子パンを買い、かじりつつ一〇時過ぎに帰宅。入浴後、ちょっとだけ原稿を書き、零時頃就寝。食生活、手ェ抜いてるなぁオレ。
  1. 2005/08/25(木) 19:38:29|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

ピアノマンと富野由悠季

8月22日(月)

 定刻起床。本日も朝から夕方まで出仕事。五時半過ぎ帰宅。テレビでは各局とも例の“ピアノマン”と呼ばれる自称(?)記憶喪失者の正体判明! というニュースを報じていた。ネット配信版は以下の通り。
【「ピアノマン」が沈黙破る/同性愛者のドイツ人………………英大衆紙デイリー・ミラー(電子版)は22日、英南東部ケント州の海岸で4月初めに保護され、「謎のピアノマン」と言われた身元不明の男性がドイツ人で、一言もしゃべらなかったのは医師らをかつぐための芝居だったと報じた。男性は20日、ドイツに飛行機で帰国したという。同紙によると、男性は19日、病院職員がいつも通り「きょうは話をしてくれる?」と語りかけると、「はい。そうしましょう」と初めて口を開き、自らの正体について告白した。それによると、男性は同性愛者で、パリで失業し、4月に高速列車に乗って英国入りし、自殺を図ろうとしていた。
 男性については、当初、「身元を尋ねられると、無言でピアノの絵を描き、見事なピアノ演奏を披露した」とされていたが、実際には、ピアノは同じキーをたたき続けるだけで、ほとんど演奏できなかった。ピアノの絵は「最初に思いついただけ」と話した。男性は以前、精神医療関係の仕事に就いていたことがあり、2人の専門医や看護婦らはまったくだまされてしまっていたという。英医療当局は、4か月余りの診断費、入院費などの返還を求め、男性を訴えることを検討している。男性について各国メディアが大きく報じたため、世界中から身元に関する情報が1000件以上寄せられたが、これまで身元は特定されなかった。】
 テレビでは上記のうち、“同性愛者”という部分は省いて放送していた。テレビというのはやっぱりまだ“ホモ”“ゲイ”という単語を夕飯時の電波に乗せるのを嫌うのだなぁ。メシがまずくなるとでも思っているんだろうか。もっとも、今回の“狂言発覚”と「彼が同性愛者である」という事実(なのかな?)とは直接関係ないのだから、べつに言う必要なんかないのだけれど。おなじニュースでも、やっぱり“ネット版”というのは女性週刊誌ノリというか、スキャンダラスな材料を盛り込みたがるものなのかね?
 夕食・入浴のあと、録画しておいた“ガンダム祭り”の『BSアニメ夜話スペシャル』の部分のみ三本まとめて観る。生放送なんで、ゲストの失言がまるまる流れてしまうのが愉快々々。『亡国のイージス』の作者・福井晴敏はNHKのことを「国営放送」と言ってしまうし、品川庄司の品川は“iPod”と堂々と商品名を口にするし。そのつど進行役のアナウンサー・里匠があわてて訂正するのが面白い。しかし、それにも増して面白いのが、二本目の“富野吼える”であった。“アニメ雑誌発行人”(としかNHKでは出せないが、元『Newtype』編集長で現・角川書店取締役)の井上伸一郎氏の案内で、里アナが富野由悠季監督の話を聞くという趣向なのだが、これが「バカ!」「嫌い!」の連発。スポンサーのクローバーや代理店の創通エージェンシーへの敵意と憎悪、それらを納得させるためにつけたキャラクター名への嫌悪などをこれでもかというまで連発する。ヒロインである“セイラ・マス”の名の由来なんて、「放送コードにひっかかるから言えない」んだそうだ(それはやっぱり水●の自●、みたいな意味なのか?)。“名作”の誉れ高き自作をあそこまでクサすことができるというのはある意味スゴイが、しかし気持ちがわからないでもない。“他人の金”を使って“商業媒体”としての作品をつくるということは、周囲との軋轢がハンパでなくキツい。作り手は客だけでなく、同時にスポンサーとも勝負しなければならないのだ。テメエの金でつくるのなら、純粋に「観客」のみを意識していればいいのだが、テレビとなると、客よりもまずスポンサーサイドを納得させなければならない。それが出来なければ、土俵に上がることすら叶わぬのだ。富野氏は当初、ロボット(人型兵器)すらも出さない本格的な戦争アニメにしたかったそうなのだが、オモチャの三〇分CMたる“巨大ロボットプロレス”を望むスポンサーにそんなものが通るわけもなく、さまざまな“妥協”や“騙し”などの紆余曲折を経て結実したのが『機動戦士ガンダム』だったのである。「正義の怒りをぶつけろガンダム」などという本意ではない(であろう)歌詞をつけざるをえなかった憤りは、想像に難くない。富野氏は、スポンサー側の人間たちの口にしたこころない言葉の数々を「決して忘れない」というが、これはたぶん全てのマスコミクリエーター共通の感情であろう。オレにもそれがあるかどうかはヒ・ミ・ツ(ニヤリ)。
 『ガンダム三部作』のイイところ(主人公・アムロが、特別出演の倍賞千恵子演ずる母・カマリアと訣別するトコとか)をあれこれ観ながら、十一時半頃まで仕事。零時過ぎ就寝。“ファースト”以外はガンダムとは認めんぞオレ。
  1. 2005/08/25(木) 19:36:40|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

パラダイスとレインボー

8月21日(日)

 まずまずの時刻に起床。 早々に仕事をはじめるが、やはり能率は上がらず。シャワー浴びて三時すぎに外出。本日はセクシャルマイノリティの作家たちによるグループ展“Rainbow Arts”の初日なのだ(開催は八月二八日まで)。
 暑いので地下鉄西新宿駅のところから地上歩行を避け、ほとんど人通りのない都庁経由の地下道を通って西新宿エリアへ。途中、老舗ポルノショップ“パラダイス北欧”に久々に寄ってみて驚いた。以前は男女モノ混合の店(だからゲイショップではなくポルノショップと表記したのだ)だったのに、いつの間にかゲイ向け商品だけの品揃えに変わってしまっていた。また、真ん中に置かれていた商品棚も取り払われ、良く言えば「すっきりと」、悪く言えば「がらんと」したレイアウトになっている。以前のレイアウトは昭和から(少なくとも、高校生のオレが入店した四半世紀近く前から)ずっと変わらずにいたものなので、それが変えられてしまったことには一抹の淋しさを感じてしまう。「何かが終わった」とも思う。私事で恐縮だが、はじめて「他人に性的な意味あいで肉体に触れられ」、はじめて「ナンパというものをされた」のが、この店であった。なれた仕種にてっきり年上だと思っていたら、じつは二つも下と知って驚いた。「トーキョ?のガキってのは、やっぱススんでんだなぁ」と感心したものであった。まぁ、個人のそんな感傷なんて、店側としてはイチイチ知ったこっちゃないんだろうけどね。
 四時ちょっと前、会場である“スペース・ゼロ”に到着。すでにそこそこの人出であったが、今回は実行委員となっている新井敏之くんによると、まだまだ客は少なく、作家のほうが多いくらいだという。ふるまわれたドリンクを片手にしばし鑑賞。イラスト、絵画、写真、立体造形など、さまざまな作品が展示されている。最近、また新しい本(これまでのものよりも、もっとちゃんとした体裁の)を作ろうかと思いだしたところなので、作品群を眺めながら、その表紙にかんするインスピレーションをわかせていく。
 漫画家の里見満氏もいらしていたので、しばし立ち話……と思ったら、けっこうヘヴィーな話題になり、「しばし」では済まなくなってしまった。里見氏も仕事についてかなり思うところがあり、今さらながら「モノを創る」ということの大変さを痛感する(かなり生臭い話もしましたがね)。途中、取材にいらしていた『バディ』の編集者、岡田純一氏にもご挨拶する。
 なんだかんだで七時まで居座ってしまった。「また土曜日にお邪魔しますんで」と新井くんに告げ、ぼちぼち帰りますという里見氏と共に辞去。仕事の話などをしながら新宿駅西口まで。駅前で里見氏と別れて徒歩で帰途に。ケータイを見ると、赤杉康伸くんから仕事関連のメールが入っていた。八時過ぎに帰宅。
 夕食、入浴後、メールチェック。仕事の続きをしようと思ったが力が入らず、結局、「資料に目を通しておく」という言い訳をしつつ読書に逃避。『情熱大陸』などを観たあと、十一時半過ぎに就寝。青年時代の“思い出の地”が減っていくのは悲しいなぁオレ。
  1. 2005/08/22(月) 19:48:39|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

クッションとうおや一丁

8月20日(土)

 きっかり六時間寝たあと、起床。起きるや、すぐに仕事にかかる。しかし、能率はやはり上がらず。フジテレビのニュースワイドで亀井静香とホリエモンの罵倒合戦を見るが、なんというかドッチもドッチ。二言めには「山奥の郵便局がなくなってお年寄りが困るぞ?」とやみくもに脅かすだけの前者(和泉元彌の母似)と、“改”がすべて善としか思っていないような後者(改悪、という言葉もあるんだけどなぁ)、どちらの言い分を聞いても明確な未来像というものが見えてこない。早く誰かが「郵政民営化のメリットとデメリット」というものを公正に明確に話してくれないと、今度の総選挙の投票率はこれまで以上に下がるであろうよ。政治家たちはわざと本筋をはぐらかし、国民を蚊帳の外に置こうとしているとしか思えない。
 シャワーを浴びて三時半、外出。本日も暑い。古本屋なんぞを覗きながら、四時過ぎ、東中野、京也のアパート。今夜は中野で食事会である。もうひとりの参加者・鬼レズつっちーが五反田でヨガのレッスン中で、それが終わり次第駆け付けるというので、しばらくアパートで時間をつぶす。六時近くなったのでぶらぶらと中野まで。丸井の地下のスーパー、ピーコックを暇つぶしに覗くが、食い物を見てると腹が減って仕方ないので、六階の無印良品のショップへ行く。店内をひやかしているうちに、低反発クッションが仕事場用に欲しくてたまらなくなり、つい買ってしまった。そう、オレは低反発ウレタンのマニアなのだよ。
 七時近くになって、ようやくつっちー合流。京也がなぜか待ち合わせ場所に無印ショップを指定したのだが、上がってきたってすぐに下らなきゃなんないんだから、一階にしとけばいいのに、とふしぎに思う。まぁ、いいけど。丸井を出て、隣にある毎度おなじみ“うおや一丁”に入る。乾杯のあと、話題いろいろ。パレードのこと、政局のこと、エロ話、人物月旦……と、まぁいつものパターンだが。つっちーが昨夜出席したというレズによる“非国民集会”の話を聞き、あー、男のほうにもそういう場があればいいのに! と身悶えす。
 あれこれ話すうち、時計はなんと零時! 翌日、朝から職場の親睦バーベキューの運転手をせねばならぬという京也がいるというのに、なんたる計画性のなさよ。わしゃ“プロミス”の井上和香か!? あわてて帰途に。零時半頃、帰宅。入浴、歯磨き、メールチェックなどをしたあと、一時過ぎに就寝。懐さえ許せばベッドマットもテンピュールにしちまいたいんですオレ。
  1. 2005/08/22(月) 19:47:03|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

ガンダム祭りと午前二時

8月19日(金)

 まぁまぁの時刻に起床。本日はBS2で“ガンダム祭り”がある。夜七時半から翌日の五時まで“劇場版機動戦士ガンダム三部作”+“アニメ夜話特別編”をぶっ続けで流し続けるというキ●ガイ企画である。じつを言うと、オレの中での今月イチバンのイベントというのはコレなのだ。先週のパレードやらなんやらも、こっちに比べたら正直かすむ(なんてことを言うから非国民と呼ばれるんだなぁ)。
 昼間はまぁまぁ真面目にオシゴト。丸正に食糧調達に行った以外はずっとパソコンに向かう。しかしなかなか調子が上がらず、能率はきわめて悪し。途中、しばしば読書などに逃避す。
 六時半頃、シャワーを浴びて外出。今夜は仕事帰りのおぐ氏を伴い、“タックスノット”へ『薔薇族』を献本に行くのだ。二丁目界隈で雑用をこなしていると、ケータイに「三〇分後に到達予定」とのメール。その頃合に某所で落ち合い、まだ早いので近くのペローチェで小一時間ほどお茶することに。“白玉抹茶ナンタラ”とかいうデザートを注文。味はまぁまぁだが、いかんせん「小っちゃ!」。メニューの写真だともうちょっと大きく見えたのだが、出された現物を見て思わず笑ってしまった。
 九時頃、“タックスノット”。週末ということでそこそこ混んでいる。いつものごとく、周囲の会話に聞き耳立てて“街の声”を蒐集。多数派のゲイの方々とはほとんど付き合いのない男なんで、こういうときでもないと世間一般の動向というのを知ることができないのだ。
 おぐ氏はいつもの通り、急ピッチで確実にボトルの残量を減らしていく。酔いが進むにつれて説教の度合いも増してくる。「あんたは真性のいじめっ子だ」とか「あんたはすぐに物事を面白いほうへ面白いほうへと持っていこうとする」等々、ガミガミの国からガミガミを広めに来た人みたいなトークを炸裂させる。まぁ、彼の言ってることに間違いはないんだけどね。いじめられっ子体質の人間がオレに対して常軌を逸したような過剰な牽制をしてくるのは、たぶん、オレの中のそういう部分を本能で嗅ぎとっているからに違いない。けど、いじめっ子体質はだいぶおさまってきたとは思うんだが。一〇代の頃はこんなもんじゃなかったぜ、ひひひ。あと、「物事はわかりやすくするだけが全てではない」とも意見されたが、周辺の現状をきっちり見れば「わからない者」を切り捨てる傾向(こんな程度のことも知らないようなヤツらは、自分の話なんか聞かなくていい! という姿勢)というものがいかに強いかがわかるはずだ。大卒者にとっては常識であるものでも、中卒者にとっては異国の経文のようにしか受け取れないようなケースというのはざらにある。金持ちに貧乏人の心理がわからぬように、「持っている者」は「持っていない者」に対してはえてして無神経になりがちだ。生っ粋の後者であるオレは、前者の連中のそういうオゴッた部分につねづね憤りを感じ、ホリエモンではないが“改善”を願い出ているのである。しかし、かんじんの当事者たちにはそれは“悪口”としか聞こえないようであるが。
 午前二時、規定閉店時間になったので出ようと立ち上がると、「先に帰っていいよ」とおぐ氏。ではお言葉に甘えて、とひとり店を出る。彼が何時までねばったのかは不明。徒歩にて二時半頃帰宅。“ガンダム祭り”をつけると、土田晃之がちょうど“ジャブロウの闘い”について熱弁をふるっているところだった。あいつもホントに好きなんだよなぁガンダム。入浴、歯磨き、メールチェックなどをしたあと、三時過ぎ就寝。“ガンダム祭り”、すべて観終われるのはいつになるかなぁオレ。
  1. 2005/08/22(月) 19:46:22|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

刺客と菓子パン

8月18日(木)

 たっぷり眠ったせいか、いつになく健やかな起床。ワイドショーはいまだに杉田かおるネタが幅をきかせている。たかだか一女優の私事をここまで引っ張るとは、よほど他にネタがないのか? と老婆心ながら思う。けどまぁ、彼女はモノホンのぶっ壊れ女だからなぁ……。造反党員にむけて小泉が刺客たちをはなっているというが、いっそ杉田かおるを差し向ければいいのに。あれの破壊力は掛け値なしにすごそうだ。“フトン叩き婆ァ”とセットで送り込んだら、怨敵の精神破壊くらい簡単にできてしまいそうである。
 本日も朝から夕方まで出仕事。五時半、上野・メディアソフト『薔薇族』編集部。昨日できなかったいくつかの打ち合わせをしていると、櫻田宗久くん来る。次回のグラビアについてあれこれ。今度はフェティッシュな方向(昔、オレがやったようなこと)へとむかうらしいゼ……とだけ明かしておこう。そのあと、しばし雑談。比較的暇な時期なので皆の帰りも早い。ひとり減り、ふたり減り……オレも最後に残ったS-2氏に「あんまり根を詰め過ぎないように」と言い残して辞去。山手線経由で帰途に。途中で夕飯でも食おうかと思ったのだが、時間が時間だしメンドくさいのでコンビニで菓子パン買って歩きながら食べる。一〇時過ぎ帰宅。なにやらやけに疲れてしまい、今夜の仕事はナシ。入浴、歯磨き、メールチェックなどをしたあと、『ユリイカ』の続きを読む。零時半過ぎ就寝。雑誌特集、マニアとしては涙がでるなぁオレ。
  1. 2005/08/22(月) 19:44:02|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

一〇月号と雑誌パワー復興の可能性

8月17日(水)

 たっぷり眠ったせいか、いつになく健やかな起床。本日は朝から夕方まで出仕事。
 五時半、上野・メディアソフト『薔薇族』編集部。TLGPではけきれなかったコピー本やらなんやらを届けるのと、次号の打合せをするためである。それと、届いたばかりの一〇月号の受け取りだ。今月号は京也の関わる(あるいは京也に関する)記事がかなり多い。ヤツも「ライター」の看板を掲げたのだから、今後もっともっと活躍の場を広げていかなければな。ってオレもそうなんだけれど。聞くと、先月号はゲイショップでの売上がなかなか好調だったようだ。あとは一般書店なのだが(というか、メインの販路はあくまでそちらである)、そちらの「コード」のようなものとどの程度折り合いをつけていくのか、それが課題であると思う。あまりにも生臭すぎるエロ(それも男性同性愛、という特殊なジャンルの)の方面に特化しすぎてはカタギの本屋さんは明らかに男色……もとい難色をしめすであろう。そこのところのバランス感覚をとることが、明暗を分かつポイントになるはずであるが、サテどうなっていきますことやら。
 帰社するはずだったS-1氏が薩英現場から直帰となったため、今日するはずだった打合せは翌日に持ち越しに。S-2氏、S-3氏とともに外へ出て、近所の焼肉屋へ。クッパを食す。店内ではサッカー中継をしていたが、ここのテレビもよく見るとやっぱり液晶薄型なのだった。ガード下のモツ煮屋といい、なぜか上野の飲食店は、ナニゲに高価な家電品を使ってるなぁ。そんなに儲かってンのか?
 上野駅でS-2氏と別れ、S-3氏と山手線で帰途に。九時すぎに帰宅。入浴後、メールチェックすると、昨日依頼したばかりの原稿が、石関くんからもう送られてきていた。ありがたし。その後、『ユリイカ』の続きを読む。もはやあの頃のようなパワーを雑誌が持つことはありうるのだろうか? としみじみ思う。ネットも盛り上がって入るが、当時の雑誌のパワフルさとは種類がまったく異なる。「匿名性を強みにのしてきた」分野と、「送り手の顔が明確に見える」分野との違いか? オレ的には「誰が作ってンのかよくわかんない」ようなものには、あまりハマりきれないのだが、それって旧い世代だけの特色なのかな?
 マシュー南のトークを聴きつつ零時頃就寝。昭和は面白かったなぁ……とオトナ帝国チックなことを最近よく考えるなぁオレ。
  1. 2005/08/18(木) 23:13:55|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

地震と野沢那智

8月16日(火)

 しばしの仮眠の後、六時半頃、石関くん帰る。見送ってからシャワー。今日は終日原稿書きの予定だったのだが、今ひとつ気分が乗らず、結局、雑用ばかりになってしまった。
 朝ワイドの芸能コーナーで、こんな話題が。
【日テレ困惑!「女王の教室」にスポンサーがクレーム………………日本テレビ系の人気ドラマ「女王の教室」(土曜午後9時)のスポンサーが、内容の過激さや、それに伴う視聴者からの批判などを受け、提供クレジットの紹介を“敬遠”するという事態が起きている。提供クレジットとは、テレビ番組の冒頭でおなじみの「この番組は〇〇の提供でお送りします」というナレーション。「女王の教室」からこのクレジットが消えたのは7月30日放送の第5話からだ。関係者によると、スポンサー各社に視聴者からドラマの内容について批判メールなどが届いたのを受け、各社で内々に協議。CMはそのまま放送するが、提供クレジットで社名を流すことは止めたという。
「女王の教室」は天海祐希(38)ふんする小学校の女教師・阿久津真矢が、担任する6年生のクラスで“女王”のように君臨。成績の良い児童だけを厚遇し、その他を奴隷のように扱うという衝撃的な内容。放送開始直後からネットの掲示板などを中心に、「あんな先生は許せない」との一方、「真矢の言うことは社会に出れば分かること」…など賛否の声が渦巻いている。ドラマに詳しい業界関係者は「日テレのこの時間帯は、高視聴率を記録した『ごくせん』や『瑠璃の島』といった良質の“教師もの”を放送しており、子供たちも楽しみに見ていた。そこにいきなり、救いのないエピソードだらけの『女王の教室』が始まったことで、視聴者もショックを受けているようだ。『ごくせん』のようなドラマを期待していたスポンサーも、困っているのではないか」と解説する。ドラマは今後、踏みつけられた子供たちがどのように天海に対抗していくかが見どころだが、日テレにとっては、スポンサーの“目”も気になるところ。巨人戦視聴率が低迷する日テレにとって、平均視聴率14.1?17.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で推移する“優良番組”への苦渋の対応。まさに踏んだり蹴ったりの事態か。】
 『女王の教室』といえば、かの特殊AV監督(別名・国際秘宝監督)の中野貴男氏も日記で絶賛していた近年稀に見る異色作。予定調和的ヒューマニズム路線(一見コワモテだがじつは人情家、みたいな)を排した「容赦なく厳しい」、まるで“おぼっちゃまくん”のおとーしゃまのようなストーリー展開に注目が否応無しに集まっている。「手加減ナシの作り」というのはアニメや特撮の世界では徐々に増えつつあるが、一般ドラマ、それもゴールデンタイムの番組でそれをやるというのはひょっとしたら初めてか? これが低視聴率だったらとっとと打ち切ることもできるのだろうが、人気はあるのだからそれもかなわず、スポンサーとて降りることもできない。てゆーか、恩恵に浴しているのだからクレームなんかつけるなっちゅーの。“人は俗”なんだから、それを否定するようなら最初からテレビ番組のスポンサーなんかにならなければいい。そもそも“俗”の集合体であるテレビに高尚さなんか要求すんな!
 一〇時すぎ、丸正へ食糧調達に。朝昼兼用の食事を摂りながら、昨夜録画しておいた『ヘイ!ヘイ!ヘイ!』を観ると、西城秀樹が一〇代の頃、熱烈なファンから「あなたのパンティを五〇万円で売ってくれ」と言われて心揺れ動かされた、という話をしていた(結局、マネージャーに止められて商談は成立しなかったそうだが)。そういえばオレも土曜のTLGPのとき、溝口哲也くんが黒いTシャツの肩口部分を見せながら「汗が乾いて潮ふいちゃいましたよ」と言ってるのを聞いて、ふと「溝口哲也の自家製塩付きシャツ……ファンならばいくらで買うだろうか」とか考えてしまったなぁ。それはさておき「パンティ」てのはどうだろう? いかに昭和四〇年代とはいえ、男物の下着を「パンティ」とは呼んでなかったと思うのだが……。
 昼ちょっと前、ぐら?り、ぐら?り、と部屋が揺れだす。地震。しかし最近は半ば慣れっこになってしまい(よくない傾向か?)、サテ今日こそはなにか崩れるかな、とゲーム感覚で室内を観察してしまった。だが今回も被害ナシ。わが家では本だとか雑誌だとかビデオだとかが、かなりいい加減な積み方・危うい角度で無数に山を形成しているのだが、これまで一度も崩落したことはない。しかしあとになってテレビを見ると、震源地近くの東北では、崖が崩れたり、室内プールの天井が落ちてきたりと、なかなかデンジャラスな光景が映し出されており、想像以上に威力の強かったことがわかる。オレは「大地震がいずれ、きっと起きる」と言われている地域で生まれ育ったので、小さい頃からある程度の覚悟というのはしてきた。地震列島に暮らす者は皆、ある種の締念というものを持っているべきなんだろうなぁ、と思う。「来たら来たで、しゃーない」。そう考えるしかないのだ。住宅界で昨今流行りの「免震」「耐震」にしたって、あくまで計算上の対策であって、実際に遭遇したらどこまで耐えられるのかは保証の限りではない。ダメなときは悪あがきせず、ひと思いにあきらめましょーや!
 夕方のニュースはどこも地震関連のもの一色。しかしその後の『ぴったんこカンカン』はうって変わって野沢直子。例のごとく安住アナとぶらりロケ敢行なのだが、今回はそのナレーターがいつもの滝口順平さんではなく、叔父の野沢那智というところが凝っている。野沢氏といえば直子がタレントになりたての頃は、「うちの姪っ子なんだよ、よろしく頼むよ」と知り合いのテレビ関係者に売り込んでくれていたのだが、あの芸風を確立してしまった頃からパッタリしれをしなくなり、あまつさえ血縁であること自体も隠してしまった……という噂が昔広まったものだが、その真偽やいかに?
 八時からは『踊る!さんま御殿』。ゲストの中には、先日の『フラッシュ』でプライベートをすっぱ抜かれてしまった鏡リュウジ氏が。結局、あの話はどうなるんだろうかね? 女性誌あたりで後追い記事でも出るかと思ったんだけど、そんな様子もないし……。奥様系雑誌と星占いの蜜月関係を考えると、やっぱりおいしいネタであってもほじくれないのかなぁ? ジャニーズみたいじゃん。
 先週末からあわただしい日々が続いたので、今日は早めに寝ることに。『ロンドンハーツ』で安めぐみがイビられまくっている(特にひどいのは梨花。「安の言うことって、ぜんぜん頭にはいんな?い」と。『トゥナイト2』上がりだと思ってバカにしとんのか!?)のを眺めつつ一〇時前に就寝。天候不純に地震といろいろ続き、いやでも何かの暗示を感じてしまうなぁオレ。
  1. 2005/08/18(木) 23:13:08|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

『ユリイカ』とだだっ広い酒屋

8月15日(月)

 ほどほどの時刻に起床。カレーとサラダを食べ、雑用を少々。十一時、外出。昨日見つからなかった資料を探しに、今日は荻窪・西荻窪エリアの古本屋をまわるのだ。
 十一時二〇分頃、荻窪着。探していたものがほどなく見つかり、ホクホクで西荻へ移動。途中、コンビニでパンを買って、食べながら歩く。三軒目の店では新刊で買おうか買うまいか迷っていた『ユリイカ』の最新号(特集/雑誌の黄金時代・紙上で見た夢)を発見し、さらにホクホクの度が進む。西荻で四軒まわったところで総武線で帰途に。二時に帰宅。汗だくになったのでシャワー。ついでに洗濯機も廻す。ちょっと疲れたので軽く昼寝。その後、『ユリイカ』をパラパラめくりはじめるが、いつしかマジ読みモードに突入す。うーむ、七〇?八〇年代の“雑誌が元気だった時代”を知る者(雑誌ジャンキーとも言う)にはたまらない構成である。多岐にわたる寄稿者たちの濃ゆ?い文章に触れていると、自分がいかに「雑誌」というものに憑かれているかが再認識できた。なんというか、読み進めるたびに脊髄に微弱な電流がはしり、ひと文字ひと文字が、細胞のひとつひとつに浸透していく感じなんである。ここ最近、“雑誌というものをほとんど読んだことがない、と公言できてしまう雑誌編集長”とか“文字を読むのが好きではない編集者”といったビックリ人間たちの存在にビックリさせられっぱなしだった(この頃の雑誌界にはそんなのしかおらんのかい!? と落胆していた)ので、なにやら言い様のない安堵感に満たされる思いである。そんな本なのに、なぜ古本になるまで買わなかったかといえば、それは「高い」から。『ユリイカ』は定価一三〇〇円。これは雑誌としてはかなり高価な部類にはいる。自分の経済感覚でいうと、雑誌購入に割ける金額というのは、いいとこ七〇〇円くらいだ。八〇〇円を超えるとかなり躊躇する。『ユリイカ』は、けっこう興味をそそる特集が多いのだが、いかんせん一三〇〇円という定価がネックとなって、なかなか手が出ない(だから最近出た別冊『オタクVSサブカル! 1991→2005ポップカルチャー全史』も欲しいけど、まだ未購入である)。
 ちなみに「一三〇〇円」というのは、現在オレの関わっているゲイ雑誌二誌『バディ』『薔薇族』の価格でもある(知らない方のために補足すると、他に二〇〇〇円近いものもあるのだ!)。ネットなどなく、紙媒体が情報収集の唯一の術だった頃、ゲイ雑誌を「高い」などと思ったことはなかった。それどころか、「出費がかさんでもいいから、もっと多くの雑誌が出ればいい」とすら思っていた。それは決してオレだけの話ではなかったと思う。しかし、インターネットの普及により、雑誌でしか得られなかった情報が「タダで」入手できる時代になったとき、皆はハタと気づいてしまった(洗脳が解けた、と言ってもいいかもしれない)。「ゲイ雑誌ってめちゃめちゃ高いじゃん!」と。かつての「必需品(これがなくては生きていけないモノ)」から「嗜好品(べつに、無いなら薙いでなんとかなるモノ)」へと有り様が移り変わった時点で、ゲイ雑誌というものは抜本的な改革を行なわなければいけないのだなぁ、と思う。ゲイ雑誌が一般雑誌とかけ離れた価格帯で存続できる時代というのは、もう終わった気がする。そういった在り方が成立するには、「紙媒体以外の情報入手ルートがなくなる」か、「これは自分たちの手で守り育てていくべき存在だ、と読者サイドが意識する」ことが不可欠だが、前者のような事態はまずあり得ないし、後者にしたって現状をかんがみるにまぁ夢物語だろう。そうなると、やはり雑誌の側が自己改革をしていく以外、生き残っていくことはできないと思うね。いかにして制作コストを落とし、一般誌と同等程度にまで価格を下げるか……というのが今後の最大の課題であろう。ただし、フリーペーパーなんてものにはしてほしくない。あれは消費者の乞食根性を助長するだけの存在だから。文化とは、やたら金のかかる女(例:峰不二子)のようなものである。あまりケチってばかりいては、いずれ愛想を尽かされ去られてしまうぜ。
 六時頃、お好み焼きを焼いて夕食。あわせて今夜、仕事の打ち合わせがてら遊びにくる“劇団フライングステージ”の石関準くんに渡すための映画ビデオもダビングする。
 八時ちょっと前、最寄り駅の改札で石関くんと落ち合い、近所のディスカウント酒屋へ。いつも前を通りかかるだけで利用したことはなかったのだが、入ってみるとこれが広い広い。しかもなんと二階まであるという。おまけに安い! ここは今後、要チェックだな、と思う。
 帰宅後、DVDなどを鑑賞しつつ宅呑み。『きらきらアフロ』を観ながら、オセロ松嶋の底知れぬパワーと、鶴瓶の“受け手としての天賦の才”について感心す。その後、明け方までダラダラと過ごす。その後、適当に仮眠。こういう無為な時間を過ごすことが、じつは大切なんですオレ。
  1. 2005/08/18(木) 23:12:20|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

天ぷら定食と漫画喫茶

8月14日(日)

 昨日疲れたわりには早めの起床。本日は特に予定ナシ。S-1氏はコミケに取材に行っているし、二丁目では振興会主催のレインボー祭りが開かれるのだが。まぁ、二丁目祭りはあの狭い通りに立錐の余地もないほどに人が押し込まれ。1.5車線くらいしかないような道を横切るのに一〇分くらいもかかるような混雑ぶりであるから、取材もへったくれもない。何かポイントを決めてやらないかぎり、「ひとがおおぜいですごかったです」で終わってしまうからな。まぁ、取材はああいうお祭りの好きな若手がやるでしょう、と勝手に決めて静かにしています。
 十一時半、資料探しに高田馬場まで。昨日は結局、トーストとスナック菓子しか食さなかったので、今日はちゃんとしたものを食おうと、早稲田通りの“てんや”へ。天ぷら定食を注文。神田の“いもや”ほどではないが、それでもミニ奴までついて六五〇円は安いかと。古本屋を数軒まわるも目当ての品は見つからず。また別方面の書籍・雑誌数冊を購入。“マツモトキヨシ”と“ピーコック”でキシリトールガムやら食糧を調達して二時頃帰宅。汗だくになったのでシャワー。その後、ちっょと昼寝。やはり昨日の疲れが残っているようだ。
 休憩後、仕事の馬力がかからず、読書に逃避。その後、夕食。さらに、録りためてあったテレビ番組のDVD編集。だいぶあったので、終わったの九時過ぎ。日曜洋画劇場ではパチモンの『ゴジラ』をやっていた。放射火炎も吐かないただの巨大トカゲに“ゴジラ”なんて名を冠してしまえるハリウッド人の神経を疑うね。けっ。フジテレビの『EZ!TV』を観ると、大手漫画喫茶チェーンのフランチャイズ戦争のドキュメントが。郊外の大型書店を漫喫に変えたいという事業家夫婦が登場していたが、こういう連中、多いんだろうなぁ。若者(だけではないんだけど)の紙媒体離れやコンビニの書店機能の拡大なんかに追い詰められ、いまや本屋はまったくの斜陽産業だし。転業先を「漫画喫茶」という、かろうじて“本”に関わりのある業種にとどめておくだけ、この夫婦はマシかもしれない。『堂本兄弟』などを観たあと、零時過ぎに就寝。祭りの取材は無事に終わったのかなぁ……なんてこと考えてる余裕もないほど、まだ疲れてるオレ。
  1. 2005/08/18(木) 23:11:28|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

念力・雨雲はずしと重たいカバン

8月13日(土)

 やや早めに起床。TLGP当日。雨はとりあえず降っていない。ホッとする。八枚切りのトースト二枚だけかじり、シャワー。『王様のブランチ』の冒頭まで観たところで、コピー誌やらミニコミ誌やらのぎっちり詰まった重いカバンを持って外出。山手線で原宿へ。イベント広場前の横断歩道のところで編集部一同とバッタリ。ブースに荷物を置いたあと、ポップの作成道具を買いに東急ハンズまで。さすがの公園通りも午前中はまだ空いていた。裏道を抜けてスイスイと、イベント広場へ戻ると、もうかなりの人数が参加受け付けのために並んでいた。
 ブースにいると、入れ代わり立ち代わり、色々な皆さんが立ち寄ってくれた。地方在住のため、普段はお目にかかれないような方(作家さんなど)と対面できるのは、パレードならではである。
 心配されていた天候、「限りなく晴れに近い曇り」という感じになってくる。何年か前のパレードのときも、たしか「朝方まで降っていたのに開始する頃になると晴れてきた」というようなことがあったが、やはりこの催しにかける執念のなせる業か?
 来訪者、なんだかんだ途切れず。レズエロ本『カーミラ』編集長・井上メイミー氏の野望に感心させられたり、自宅から高校球児のコスプレで来たという新井敏之くんの筋金入りの●ン●●ぶりに恐れ入ったり、里見満氏がボランティアとしてブースのテントの設営をしていたことなど聞いて驚いたり、櫻田宗久くんにコピー本の裏にサインをお願いしたり。あと、溝口哲也くんが来たので、今日、七時から“全国交流会”というのが 開催されることを知らせておく。
 三時すぎ、パレードは出発するも、早朝からずっとゴタゴタしていたこちらは疲労の色濃く、そちらはパス。まぁ、いらしてくださる方のお相手をするべくテントに張り付いていたせいで、もともとエントリーしていなかったのだが。しばし、人影まばらとなった会場を観察。そのあと、ちょっとウトウトす。
 一時間近く経って先頭のグループが帰還。じょじょに会場に活気が戻ってくる。ソルボンヌK子先生がお友達二人を連れて、顔を出してくださった。売上げにも協力してくださり、感謝。今回は本誌の売上もまあまあで(同人市じゃないんだから、本を買いにくる人なんてそんなにいるわけないのだ)、ひとりで五册もご購入くださった女性もおり、ありがたし。あと外人サンがオレのミニコミを買ってくださったが、果たして読めるのか?
 終了間際、にわかに雲行きが怪しくなってくる。雷も鳴りだし、いつ降ってもおかしくない様子。バンドの練習帰りに楽器をかついで顔を出した祐人をあわてて帰し、撤収作業をはじめる。と、案の定、大量の雨。つうかスコール。その中で、折り畳みの傘をさし、里見氏と次号の原稿(漫画にあらず)についての打ち合わせ。ふと気がつくと、みんなテントの中へ非難しており、傘さして雨に打たれたてるのはオレら二人だけなのであった。打ち合わせを済ませ、オレもテントの中へ。それにしても今日は、まったくもって当事者側に都合のイイ天気なのであった。イベント自体はもうすでに九分九厘おわっているので、被害というようなモノはほとんどない。まさに「天のご祝儀」とでも呼びたくなるような空模様であった。「一日、雨。時には強く」という予報は丸はずれ。良純よ、責任とってストレートパーマでもかけろ。
 スコールなので上がるのも早く、しばし雨宿りしているうちに持ち直した。広場の出口で編集部のご一同様と別れ、“全国交流会”の会場である参宮箸の“国立オリンピック青少年センター”へ徒歩で移動。なのだが、重いカバンを持っての移動は想像以上にしんどい。ふだんは自転車でスイ??っと抜けてしまっているエリアなのだが、今日は勝手が違う。着いた頃にはもう汗だくで、シャツがアウター、インナーともにぐっしょり。ひー。
 会場へ行くと、まだ早いせいか人影はあまりなかった。主催者の永易至文氏に、「狩人さんも何かPRしたいことがあったら、前のホワイトボードにお好きに書いてください」といわれるが、「どんな人がどのくらい集まり、どんなことを話すのか」知りたくて来ただけなので特に告知することもなく、そのまま空いている席につく。と、溝口くんがやって来たのが見えた。この催しのことは、TLGP会場で逢った友人・知人の多くに教えたのだが、実際に来たのは彼だけなのであった。うーむ、そのフットワークの軽さたるや見事!
 この会は、フリードリンク&フリーフード。なので、スナック類をつまんでいたら止まらなくなってしまった。それもそのはず、今日は朝、薄いトースト二枚喰らっただけで、水分以外はなんにも腹に入れていなかったのだ。溝口くんも同様だったらしく、半端に菓子をつまんだせいで本格的に腹が減ってしまったと、別棟の食堂へ食事に行った。しかしオレはあのクソ重たいカバンを持って移動するのはマッピラなので、そのまま菓子だけで我慢しておく。
 定刻になる頃には、人数もだいぶ増えてきた。各人色々な話に花を咲かせているようだが、オレは疲れが出たのかやたらと眠くなり、しばしうたた寝。やがて溝口くんが戻り、赤杉康伸くんもやって来た。赤杉くんとかねてからオファーしていた仕事の話を少々。やがて閉会時間となり、溝口くんと小田急線の参宮箸駅まで歩き、新宿へ。aktaへ行くという彼と駅で別れ、一〇時頃帰宅。ぽつぽつと降り始めた雨、帰り着いた頃に大降りに。傘ナシの溝口くんは大丈夫なんだろうか、とちょっと心配しつつ、入浴。メールチェックなどして、十一時半頃就寝。とにかく今日は疲れましたオレ。
  1. 2005/08/18(木) 23:10:48|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

悪天候とコピー本完成

8月12日(金)

 七時まで眠ろうと思っていたのだが、なぜか五時半に目覚めてしまったので、そのまま起き出し、コピー本の作業開始。途中、朝昼兼用のいんちきチジミを焼いて食った以外はずっと仕事。外は悪天候。雨はとりあえず上がっているが、天気予報によると天候不順は今日明日続き、明日はかなりの降りになるという。
 曇天の中、二時外出、総武線経由で上野へ。アメ横をぶらつき、薄手のリュックを購入。三時すぎ、メディアソフト『薔薇族』編集部へ。再録ページをコピーし、台紙に貼り込み、版下を制作する。版下会社に勤めていたことがあるのでこういうことはお手のもの……と言いたいところだが、オレは版下マンとしてはかなり不器用な部類で、あまり上等なことはできなかった。しかし、この程度の作業ならばなんとか誤魔化せる。四時ちょっと前、伊藤文学氏が、明日、パレード会場で販売するサイン入り著書などを持って来社。それと入れ代わりのように、本日のボランティアスタッフであるおぐ氏がやって来る。こないだの京也のときといい、オレの周辺の人間たちとはすんでのところで会えないことの多い文学氏。
 アナログ版下が上がり、ようやく全ての原稿が完成したので、コピー機を使って印刷開始。と、やはり助っ人募集に名乗り出てくれたマイミク・合田ケムリ氏がいらっしゃる。まだまだ印刷作業は終わらず、かなり待たせてしまうことをお詫びする。
 三六ページの本を一〇〇部分コピーするのはなかなかに骨が折れる。想像していたよりもはるかに時間がかかり、まだ終わらないうちに、京也、とやまみーやさんもいらしてしまう。手持ち無沙汰のまんまで放置プレイというのもなんなので、公司混同のそしり覚悟で、時間稼ぎに火曜日に作った『Gay@』の袋詰め内職をお願いする。そうこうするうちにようやくコピー完成。さっそく製本作業に取りかかる。五人がかりなので作業効率自体はいいのだが、いかんせん製本用ホチキスが業務用のため、かなり力を入れないと留まらない代物なので、腕がどんどん疲れてくる。途中でおぐ氏と交代するも、彼もけっこう悪戦苦闘気味であった。コツを覚えるまでがかなり大変。“あるある探検隊”は「三度目くらいでコツつかむ」と唄っているが、こちらはそんなもんでは足らない。
 四苦八苦しながらも八時半頃には終了。みーやさんの差し入れであるコロッケパンをありがたく頂戴する。九時頃、編集部を出て、S-2氏を交えて打ち上げ。昨夜の金券をさっそく使おうと、“和民”へ入る。今日は金曜ということで昨夜ほどは空いておらず、地下二階の大部屋へ通される。途中、「いろんなものが見えてしまう体質」であるというケムリ氏がオレの背中に「穴があいてる」と指摘し、“気”でそれを塞ぐべく手をあてる。こういうのは通常、家族の縁の薄さに起因するものとケムリ氏は言ったが、それについてはあまりピンとこないなぁ。ウチの家族仲は極めて良好なのだ。磯野家風大家族で、愛情の過不足なく育った。もしも穴があるとすれば、それはまた別方面のもので、言うなれば「根源的な厭世感」みたいなものだ。「何が不満」というのではなく、「世の中自体とにかく虚しい」というのが、ここ数年のオレなのである。いまオレが生きてるのは、たんに「最低限の孝行として、親よりは先に死なない」という誓いを立てているからにすぎず、「生に対する執着」というのはかぎりなく希薄なのだ。あぁ、「ヤッてればとりあえず安堵できた」セックス依存症期はなんとも平和な時代であったよ。
 十一時頃、お開き。今回は、昨夜の金券+S-2氏のオゴリ。全員、ありがたくゴチになる。外はかなりの土砂降りであった。いまのうちに降るだけ降って、明日は曇りくらいになればいいのだが……と思う。上野駅で、みーやさん、ケムリ氏と別れ、おぐ氏、京也と山手線で帰途に。零時頃、帰宅。入浴後、『タモリ倶楽部』などを観つつ、一時頃就寝。オレの穴、サテふさがりますことやら。
  1. 2005/08/18(木) 23:10:02|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

デジタルの限界と地下二階の個室

8月11日(木)
 いつもの時間に起床。朝から夕方まで出仕事。昼、神保町にてコピー本の表紙用の色付き厚口コピー紙を購入。
 五時半、上野・メディアソフト『薔薇族』編集部。コピー本の旧『薔薇族』からの再録ページ部分なのだが、改めてスキャンしてもらった(一度スキャンしたのだが、どうにも粗いので高解像度で再度やり直してもらったのだ)ものを見ても、どうも今ひとつな感じ。結局、取り込みしたものより、コピーを取ったものを張り込むというアナログ戦法のほうが無難であろうという結論に達し、その部分のデータ編集は断念。漫画部分のみデータ化したものを預かっていくことに。
 九時過ぎ、S-2氏、S-3氏に英和出版(メディアソフトの母体)の編集氏をまじえた四人で軽く一杯やろうと表へ。道ばたでプラカード持ったおじさんが「今日まで、飲み食い代の半額が金券としてバックされるセールをやってます」というので、近くの“和民”へ入る。ガラ空きらしく、地下二階の個室へ案内されるが、なにか地下壕というか座敷牢的な閉息感がある。各室カラオケ完備なわりに防音設備が甘く、どっかのおばちゃんグループの香ばしい歌声がかすかに……ではなく、かなり鮮明に聞こえてくる。以降、「ちくしょー! エロ本屋だと思ってばかにして、こんな穴グラに隔離しやがったな!」というフレーズが半ば流行語となった。
 十一時過ぎ、お開き。四人で一万二〇〇〇円なので、六〇〇〇円分の金券を貰った。山手線経由で零時前に帰宅。入浴後、メールチェック。残る作業は明日朝からやることにして一時就寝。明日でいよいよコピー本も決着がつくなぁオレ。
  1. 2005/08/18(木) 23:09:13|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

レイアウト組み直しとホモホモしい料理家

8月10日(水)

 そこそこ早めに起床。昨夜の決意通り、七時にはコピー本の制作作業を開始する。ここからはDTPの知識がないとわからない話になって恐縮なのだが、仕上がりのさらなる美しさを求めるため、使用ソフトを「illustrator」一本に絞ることにする。「QuarkXPress」ですでに作ってあるページもあらためてそちらで作り直すことに。めんどっちーと言えばめんどっちーが、そこはそれ「モノを創るために生まれてきた人間」だから、やっているうちに謎の脳内物質が分泌され、苦労もじきに喜びに変わる。途中、丸正に食糧を暢達に行った以外はずっとパソコンに向かい、五時ちょっと前、現時点でできるものについては完了。
 夕食を摂りつつ、東京MXテレビ『5時に夢中!』。司会の徳光正行と水曜レギュラー・岩井志麻子のかけあい、今週も激オモ! 次週はこの番組の上海ロケのためにお休みらしいが、「中国の美しい男たちの春巻きをたっぷりと味わってまいります」てな感じに夕飯どきとは思えないようなセリフを乱発。徳光Jr.も父親譲りのエビス顔のまま、それをあおるのだから愉快痛快。唯一、アシスタントの女性だけが当惑を顔全体であらわしているのがイイね。この番組ってある意味、彼女の羞恥プレイ番組かもしれない。
 今日は早くからミッチリ働いたからご褒美として夜はフリータイム。つっても世間のオッサンがフツーに送っているような時間を過ごすだけなんだけどね。だらだらとテレビ観るだけとか、本読むだけとか。『愛のエプロン』、本日の指南役はケンタロウ。彼はなんのもくろみがあって、あんなホモホモした外見をつくつているのだろう? 謎だ……。他愛ない時間を過ごしたあと、零時頃に就寝。モノ創りは大好きだけど“ものつくり大学”という校名はいかがなものかと思うなぁオレ。
  1. 2005/08/18(木) 23:08:30|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

ミニコミ増刷としょっぱい麺類

8月9日(火)

 定刻起床。本日も朝から夕方まで出仕事。
 五時半、上野・メディアソフト『薔薇族』編集部。本日は、こちらのスペースを借りて、ずっと品切状態であったミニコミ『Gay@(ガヤ)』の増刷一〇〇冊分の制作をするのだ。といっても印刷はかじよしみさんがリソグラフでやってきてくれるので、やるのは製本のみなのだが。雑談をまじえつつ、作業を進める。かじささんが現在やっている連続トークショーの話題(内容についてはオフレコ)などを興味深く伺いつつ、結局、三時間弱ほどもかかってしまった。金曜に、パレードのブースでバックナンバーの販促品としてつける一〇〇部限定生産のコピー本(体裁はコピー印刷だが、豪華執筆陣による書き下ろしコラム&漫画に、貴重な復刻記事などをプラスした豪華本!)の製本を、やはりボランティアを募ってやるのだが……しまった、こっちのほうでも助っ人を募集すればよかった! と途中から後悔した。ちなみに『Gay@』も薔薇族ブースで販売する予定なので、興味のある方はTLGPの会場へお越しください。遠方の方は通販にて!
 八時半過ぎ、作業無事終了。完成品を編集部に預かっていただき、辞去。編集部・K女史も伴って、近所へ食事に出る。以前、何度か入ったことのある中華屋にて「棒棒鶏冷麺」なるものを食すも、これがしょっぱいのなんのって。タレではなく中華味噌(?)が乗っかっているのだが、まさにこれがこの料理のミソ! というか、信州一味噌を袋から出したまんま乗せてるような感じで、「なんか作り方間違ってませんか?」と訊いてみたくなる味であった。ほかの料理はソコソコなんだが、麺類に関して、オレの中でのこの店の信用度は完全に失墜した感じである。「麺料理は鬼門」と心のメモ帳に刻んだのは言うまでもない。
 山手線経由で一〇時過ぎに帰宅。入浴後、メールをチェックすると、コピー本用の漫画原稿が、阿部一彦くんから送られてきていた。編集部で、伊藤文学氏のコメント、ソルボンヌK子先生・イージー四川(!)氏の漫画を受け取ったので、これで原稿はすべて揃った。ちなみにイージー氏の作品はというと、これがビックリ! かつて『さぶ』で連載されて一大センセーションを巻き起こした某パロディ漫画の復活作であった。これにはオレも、ノンケでありながら『さぶ』『JUNE』愛読者であったS-2氏も感涙を禁じ得なかった。まさかここでコレに再会できるとは……。イージーファンはぜひとも入手すべし!
 完成のメドがようやくついたと思ったら、安心したせいかドッと疲れたので「作業開始は明日早くから」ということにして十一時半頃就寝。あの冷麺を毎日食ってたら、じきに体調崩しそうだなぁオレ。
  1. 2005/08/18(木) 23:07:37|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

“人は俗なり”と“ご開チン”

8月8日(月)

 ほどほどの時間に起床。メールをチェックすると、くだんの流行作家氏から次なる返信が来ていた。かなり具体的なところにまで話を進めてくださっている。ありがたし。これで『薔薇族』は表紙に、唐沢俊一氏を筆頭に、ビッグネームがドーン! ドーン! ドーン! と三つ居並ぶ可能性が高まってきた。実現できれば、これは下手な一般誌よりもよっぽど豪華なものとなる。ご高尚な理想論を並べ立てたとて、人間の本質は“俗”であるわけだからして、どこの誰だかわからない人間しか載っていないような地味な雑誌では、一般人の手はたぶん伸びない。やっぱり執筆陣というのは“ネームバリューがあって”なおかつ“面白い人”であるにこしたことはないと思う。それがオレの持論である。
 週末からぽつりぽつりと報じられてきていた“自殺志願者”を標的とした快楽殺人事件、週明けと同時に各ワイドショーが一斉に取り上げている。
【遺体の画像、見ていた/市販「窒息ビデオ」も押収…………「殺害した女性の遺体を撮影し、見ていた」。自殺サイトで誘った大阪府豊中市の無職女性=当時(25)=を殺した容疑で逮捕された人材派遣会社社員前上博容疑者(36)は、府警河内長野署捜査本部の調べに対し、殺害後の異常な行動も供述した。自供により、事件が3人連続殺人へと発展する中、捜査本部は、同容疑者の行動と心理状態の全容解明を進めている。供述によると、前上容疑者は、デジタルカメラを内蔵した携帯情報端末で撮影していた。捜査本部が同容疑者の端末を調べたところ、画像を消去した跡が残っていた。捜査本部は、女性が窒息で苦しむ姿に興奮したと供述している同容疑者が、殺害後も欲求を満たすため、遺体画像を手元に残し、鑑賞していたとみて追及。神戸市の男子中学生(14)と東大阪市の近畿大男子学生(21)についても、遺体を撮影していた可能性があるとみて、詳しく調べている。また、前上容疑者の自宅からは、女性を縛った上で口や鼻を圧迫して窒息させる映像が映った市販のわいせつビデオが多数押収された。ビデオは数年前に購入されていた。】
 まだ検証の最中であるから詳しいことは語られておらず、この男が性的サディストであること以外はわかっていないが、決して新しい形の犯罪者ではない。また、この手のフェティシズムを有している人間というのも少なくないと思う(オレの中にもある。だから最初にニュースを聞いたときは、ぶっちゃけ、少し萌えた)。問題なのは、そうした欲望を簡単に実行に移してしまえる精神構造である。かつて「妄想」と「犯行」とを隔てていた広くて深くて暗い川は、いまでは容易に飛び越えられる小川になってしまったのか?
 そんな重いニュースと併せて、こんな微笑ましい(?)ものも。
【銀杏BOYZ、ステージで全裸! 警察聴取…………茨城県で行われた野外ロックフェスティバルで7日、人気バンドのボーカルが約4万人の前で“開チン”するハプニングが起きた。「ロック・イン・ジャパンフェス2005」(国営ひたち海浜公園)に出演した4人組ロックバンド「銀杏(ぎんなん)BOYZ」のメンバーが、ステージ上で2度も全裸になった。会場で警備にあたっていた茨城県警もおかんむりで、公然わいせつ罪の疑いでメンバーや主催者らを事情聴取した。4万人に局部をさらけだしたのは、銀杏BOYZのボーカル峯田和伸(27)。バンドは、メーンステージの3番手で登場。まず峯田が上半身裸で松葉づえをつきながらステージに上り、弾き語りで「なんて悪意に満ちた平和なんだろう」を歌いだした。そして2曲目の「日本発狂」で他メンバーが登場すると、いきなり脱いだ。3曲目に入る前にいったんモノは納めたものの、アンコールで再び靴下と靴だけになり、数十秒間露出した。暑さのせいではなかった。ライブなどで脱ぐのが芸風。特に峯田の暴走ぶりは有名で、6月の長野のライブでも、ステージ上で跳びはねて右足首を骨折し、1カ月以上も入院。今回は完全復帰をアピールする場でもあった。 バンドのファンはいつものことと拍手声援を送ったが、あまりの光景に顔を覆う女性ファンもいた。ステージ横の大スクリーンは、カメラマンのとっさの判断で他のメンバーの映像に切り替わった。演奏が終わると、峯田は全裸のままステージから下がった。あるファンは「ライブハウスでは峯田クンの全裸は見たことあるけど。まさか、このフェスでやるとはね。会場が国営公園だし、やばいですよね」と話していた。会場で警備に当たっていた茨城県警はさっそく峯田やバンドスタッフ、主催者らから、任意で事情聴取し、フェス終了後にステージなどで実況見分も行った。本人が罪状を認め逃亡の恐れもないことから、現行犯逮捕にはならなかったが、書類送検など刑事事件に発展する可能性もある。】
 先週、韓国でも同様の騒動があったらしいが(あちらはテレビの生放送中)、別にいいではないか、ねー。チンポの一本や二本見せたところで、べつに国家資産が目減りするわけでも、誰か死ぬわけでもなかろうに。もっと他に、人死にが出そうな事件性の高いものが世の中にはゴロゴロしてるんだから、ケーサツはそっちのほうをもっとしっかり取り締まるべきである。楽して点数稼ごうという小役人根性が見え見えだぞ、最近の当局は。
 余談だが、ニュースを読んだ直後に銀杏BOYZのサイトを観ようとしたら、「アクセス殺到中につき、現在はご覧いただけません。しばらく経ってから再度アクセスしてください」とのこと。やっぱりみんな、魂は“俗”なんであるなぁ。
 今日も朝から夕方まで出仕事。五時半、上野・メディアソフト『薔薇族』編集部。最後の分の原稿データを渡し、しばし雑談。帰り際、S-2氏と連れ立って近くのソバ屋へ。天せいろを食べながらゲイマガジン論を少々。山手線で一〇時頃帰宅。入浴後、メールチェックなどをし、『きらきらアフロ』などを観たあと、一時頃就寝。峯田和伸はちょっとだけイケるんだよなぁオレ。

  1. 2005/08/18(木) 23:04:26|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

作り手の気概とメールエラー

8月7日(日)
 
 早目の起床。『魔法戦隊マジレンジャー』の時間になる頃にはもうすでに原稿書きを始めていた。『マジレンジャー』は、ついに“魔導騎士ウルザード”と“魔導神官メーミィ”の初対面。両者の反目構図が、今後どのように発展していくか楽しみである。
 朝イチの仕事は、昨夜とらせてもらったインタビューの起こし。ざっと仕上げて櫻田くんにチェックしてもらうために送信。途中、丸正に食糧の調達に行った以外は五時すぎまで仕事。小説をとりあえず完成させる。
 ひさびさにこの日記サイトを覗いたら、先日書いた『百合姉妹』とクリソツな表紙をしたエス雑誌『百合姫』に関して、熱心な信者らしき方(あるいは関係者か?)から抗議のコメントが書き込まれていた。「『──姫』は休刊となった『──姉妹』の正当なる後継者である! 中身もきちんと見ずに“パチモノ”扱いするとは何事か! この開きメ●ラ!」と息巻いているが、シュリンク包装され、中を確かめられない状態で販売されていたから「紛らわしいことはやめてくれ!」と苦情を述べたのだ。最近、都心の書店ではあの手の雑誌は中身を確認できない(させない)状態で売られることが多い。だから、やろうと思えばパチモンで旧来の読者に買わせてしまうこともできるのだ。大昔、「BIGI(ビギ)」のパクりの「GIG1(ビッグワン)」なんてブランドもあったし、ベストセラー『チーズはどこへ行った?』の出版元が便乗本の『バターはどこに溶けた?』を訴えた事件というのは比較的記憶に新しい。そういうセコ商法を封じていくためにも、オリジナルの作り手(それは版元であり、編集者であり)の側が「つねに“これまでに無いようなもの”を出そう!」という高い志を持つ必要があると思う。同業者として言わせてもらえば、たとえ正当なる後継誌であるとしても、おなじ雑誌でないのならば、やっぱり「あえて異なる体裁をとる」くらいの気概を見せてもらいたかった。せっかく版元が変わるんだから、いいチャンスではないか。『KIREI』の後継誌『KAREN』がじきにポシャッたように、こういうやり方をして生き長らえた例はあまりないと思うのだが……。
 夕食後、息抜きにとHDDに録りためてあった番組の編集&ダビングをする。『火垂るの墓』のスタッフロールを観ていたら、『おじゃる丸』などの監督として知られる大地丙太郎氏の名が撮影班の中に。この頃はまだ撮影スタッフだったんだなぁ。
 祐人から「原稿上がりました」とのケータイメールがあったので、さっそく割り付けてみる。その他の原稿ともども零時頃に完成。ちょうどS?2氏から上がりの予定について問い合わせが来ていたので、メールに添付して送ろうとしたのだが、データが大きすぎるのか、圧縮してもエラーになってしまう。仕方なく、「明日、MOでお持ちします」と返信。零時過ぎに就寝。いよいよ一〇月号も大詰めだなぁオレ。
  1. 2005/08/08(月) 22:15:45|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

恵比寿三丁目と女優さんの手

8月6日(土)

 意図的に早起きする。今日は夕方から恵比寿で催されている櫻田宗久くんの写真展に行くのだが、どうせあちらまで出かけるのなら、ついでに学芸大?中目黒間の古本屋をまわってやろうという魂胆なのだ。だから早めに原稿を片付けなくてはならぬ。ということで、朝食(ご飯軽く一膳にマーガリンを溶かし、醤油をかけたもの)をさっと摂って仕事開始。パレードがらみ本のものに取りかかるも、これが面白くて止まらない。途中、昼食(八切り食パンのトースト二枚)休憩をはさんでずっと机にむかう。気がつけば時間は二時すぎ。これでは古本屋めぐりはとても無理だと判断し、ギリギリの時刻まで仕事を続けることに。
 四時すぎ、外出。総武線と山手線を乗り継ぎ、半頃、恵比寿着。じつは恵比寿は八七年?九三年まで住んでいた場所なのだが、あまりの変わり様にしばし唖然。引っ越してから、たぶん初めてじゃないかな、駅に降り立つのは。あの頃と変わらない「よく知っている風景」の中に「見たこともない巨大建造物」が立っているのは、ある意味SFチックであった。なんか“強引な合成画面”を見せられているような。
 駅ビル(昔はこんなもの無かった。オレがいた頃の恵比寿駅は牧歌的な小さな駅舎で、周囲にも個人商店があるだけだった)内で時間をつぶしたあと、五時、改札前でおぐ氏と待ち合わせ。手土産の洋菓子を買ったあと、駅近くのプロントでお茶する。六時少し前に仕事帰りの京也が合流。遅ればせながらの誕生祝いとして“神木隆之介写真集”を貰う。なんつー親子だ。
 ぼちぼち時間なので目的地へ向かうことに。かつて会員だったレンタルビデオ屋が健在だったのにはちょっと感動。目ざす会場「ククイカフェ」は、恵比寿三丁目にあるのだが、おれが住んでいたのもまさに三丁目。今回の目的地から歩いて四分くらいのところである。懐かしいので、会場へ行く途中、ちょっと寄り道して住居跡へ。かつての建物はすでにないが、並びにある宅配ピザ屋や酒屋などは昔のまんまなので懐かしいこと。記念撮影もしておく。
 かつて銭湯へ通った道をとおって会場へ。木造一軒家の二階を改装したオシャレなスペースである。入ると、櫻田くんが、三、四人のお客さんの相手をしていた。土産を手渡したあと、作品鑑賞。奇しくも今日のオレと同様、ノスタルジーにあふれる写真たちが飾られていた。彼のライフヒストリーを彩るモチーフに、シャボン玉を組み合わせた現実と幻想が交錯する独自世界。「よくもこれほどイイ構図にシャボン玉が収まったもんだね」と話す。そのあと、テラス部分でパレード本用のインタビューと撮影をちょろっとさせてもらう。カフェスペースでお茶していると、櫻田くんのお友達である某著名タレント嬢が来店、紹介を受ける。京也が占い師だとわかると、興味津々な様子だったので「診てあげたら」と。かくして手相見の出張ブースが即席で誕生する。途中で入ってきた人がいたら、占い喫茶と間違えるのではないか? 診断は、恋愛運から仕事運まで多岐にわたり、京也はかれこれ二〇分近くも彼女の手を握りっぱなしだったのだが、悲しいかなオレらは全員ホモなんで、「さすがに現役ゲーノー人はキレイだのぉ」「顔ちっちゃ?!」などという感想(感動)は抱くものの、リビドーの高まりは一切ナシ。友人の某レズがいたら、どんな反応をしただろうか、と話す。「●●さんも、ムネヒサくんと一緒に『薔薇族』出てよ」と、どさくさ紛れにオファーするも複雑な顔をされる。そりゃそーか。
 途中、ケータイが鳴るので出ると、マイミクの涼人くんだった。三丁目まで来たのだが、会場がわからなくて難儀しているという。テラスに出ると、道をはさんだ向こう側のampm前にいるのが見えたので手を振って指示する。ほどなく来店。しばし雑談。
 混んできたので七時半頃に辞去。今度はガーデンプレイスを経由するルートで戻ることに。以前はこの道、ほとんど人通りのないところだったのに、なんじゃこの変わりようは!? と、まさに浦島太郎の心境に。アメリカ橋のたもとから、なんたらウォークとかいう“動く歩道”で駅へ。余談であるがアメリカ橋は、昔、狩人(かると、ではなく、かりうど)が歌にうたっていたくらいペーソスのある存在だった。いまではあの“神田川”的わびしさを持った歌詞がまったく似つかわしくなくなってしまったなぁ。
 埼京線経由で新宿まで。食事でもしていこう、と御苑前駅そばの“和民”を覗くと、ちょうど上手い具合に四人席が空いていた。一〇時ちょっと前まで飲み食い。タックスノットへちょっと顔を出していくというおぐ氏と途中で別れ、JR新宿駅まで。涼人くんを見送ったあと、徒歩で京也と帰途につく。マンション前で別れて、一〇時半頃、帰宅。入浴後、メールチェックなど少々。明日も早くから仕事するつもりなので零時前には就寝。干支ひと廻りぶりに恵比寿に行って、感慨ひとしおだったなぁオレ。
  1. 2005/08/08(月) 22:14:46|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

「木へんにホワイト」と内藤ルネ氏

8月5日(金)

 まぁまぁの時刻に起床。各局のワイドショーなどをザッピングしながら早々に仕事開始。最近、郵政民営化がらみでやたら出てくる柏村衆議院議員、というか『お笑いマンガ道場』の司会者だった「木へんにホワイト」の柏村武明なのだが、政治家になってからやたら太ったなぁ。三〇年前、オレがまだ小学生で、彼のやっていた『歌謡曲オールリクエスト』というラジオを毎週聴いていた頃は、「自分は中条きよしに似てる」と自慢していたのに。今では“中条きよし”というよりは“虫ポケモン”のなんかに似ている気がするぞ。民営化だの衆院解散だのということよりも、オレは柏村議員の激太りのほうがよっぽど気になって仕方ない。
 小説の挿絵を阿部一彦くんに依頼したあと、午後二時、この夏最高といわれる酷暑の中を外出。汗をダラダラかきながら、三時ちょっと前、上野・メディアソフト『薔薇族』編集部に到着。先日、パレード本用の画像データの取り込みを頼んでおいたのだが、それが上がったという連絡があったのだ。雑談をしていると、偶然にも伊藤文学氏がいらっしゃったので、これ幸いとひとつ、頼みごとをする。文学氏、内藤ルネ特集で使う図版類を持参するが、中にルネ氏直筆のレイアウトや、秘蔵写真などがあった。それらを見て、氏の“枯れなさっぷり”に感心する。もうずいぶんなお歳なのに、生臭さはそこいらの小僧たちにヒケをとらない。うーむ、やっぱりああいう方というのは独特の時間軸にもとづいて生きているのだなぁ……。
 文学氏、中原淳一氏などについてしばらく語った後、辞去。オレも六時半頃までウダウダと。山手線経由で七時すぎに帰宅。夕食、入浴を済ませ、仕事開始。今日もらってきたばかりのデータを使ってレイアウトしていくも、一ページ足りない。スキャンの追加をメールでお願いする。明日は早くから仕事する予定なので零時すぎに就寝。パレードまで一週間、早くやることやんなきゃなオレ。
  1. 2005/08/08(月) 22:13:44|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

無気味な着ぐるみと嬉しいメール

8月4日(木)

 いつも通りの起床。『みのもんたの朝ズバ!』、今週はみのが夏休みだとかで、コメンテーターが司会をサポート。月曜日は木元敦子とえなりかずきが芸能コーナーを担当していたが、今朝は“くらたま”こと倉田真由実が受け持つ。それはべつにいいのだが、くらたまの傍らにみのの着ぐるみ(!)が立っているのがなんとも気色悪い。アニメのキャラでもあるまいし、そんなもの作ってどうするのだ? と思う。アニメキャラならデパートの屋上ショーでもやってモトがとれるが、みのもんたショーなんかやったって子どもなんか集まるまい。いや、べつに子ども集める必要なんかはないのか。閉経前後の“お嬢さん”たちでもわらわらやって来ればいいのか。で、そこでココアのような“おもいっきり”アイテムを販売する、と。
 本日も朝から夕方まで出仕事。五時半頃、帰宅。かじよしみさん経由で連載のオファーをさせていただいた某流行作家の方から、返信メールが来ていた。かなり好意的な内容が長文で綴られている。引き受ける、受けないの次元ではなく、もうすでに「どんな連載にしましょうか」というところに話を持っていってくださっており、ひたすら感謝。一般的にブレイクする前、特殊ジャンルの作家の頃からファンだった方なのだが、かなり誠実な人柄がうかがわれ、好感度大幅アップである。オレの中では久本雅美よりもはるかに上だ。
 七時半頃、祐人が資料ビデオを観にくるというので、ちょっと片付けようかと思ったが、一時かたしたってじきに散らかるんだから、無駄な時間を使うことはないと思い返し、やめる。本の沼に呑まれるのを覚悟できないヤツはウチに来る資格はないのだ、と開き直る。
 祐人の来訪遅れ、結局、来たのは八時過ぎ。お持たせのハーゲンダッツアイスクリームをつつきながら、さっそく鑑賞させる。傍らで、オレは仕事。一〇時過ぎ、終了。帰り際、「自分のキャパというものを常に見極めろ。能力以上の仕事を引き受けて信用をなくしたら、元も子もないぞ」と忠告するも、「大丈夫です、できます」と言い張るので、それ以上は言わず。「できる」「やりたい」と当人が言う以上、とりあえずやらせてみるのがオレ流である。ま、若いうちはある程度の修復はきくので、痛い目をみておくのもまぁ悪いことではない。
 祐人が帰ってから、入浴。上がってからしばらくパソコンにむかったあと、零時過ぎに就寝。うまいこと話をキメなくてはなぁオレ。
  1. 2005/08/08(月) 22:12:40|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

徳光親子と日本一忙しい小六

8月3日(水)

 七時過ぎにいったん目覚めるが、昨夜は就寝のが遅かったのでもうちょっと寝ようと。結局、起きたのは九時過ぎであった。テレビは『ザ!情報ツウ』。トークゲストはこのところ、主演映画『妖怪大戦争』のプロモーションであちこちの番組に出まくっている神木隆之介。VTR出演の水木しげる・荒俣宏・京極夏彦の3ショットはすげぇなぁ、と感心。雑用のあと、丸正へ買い出し。今日もピーカンで暑っちぃなぁ。帰宅後、汗をかいたので洗濯機をまわしながらシャワー。朝昼兼用の食事のあと、仕事。会員制ネット用原稿の仕上げである。今日は予定では夕方から某洋画作品の試写会&トークショーを取材に行く予定だったのだが、なんだかんだ成約をつけられたうえに、結局、取材拒否のメールが送られてきたので、没。夜まで原稿書きができる。むしろ、ホッとした気分のほうが大きい。
 ともすれば現実逃避したがる心を押さえ付け、二時半頃、なんとか送信す。そのあとは『薔薇族』のパレードがらみの作業。昨夜もらってきた素材を使ってやってみると、これがなかなかの出来映え。プリントアウトしたものをニヤニヤと見つめ、ひとり悦に入る。続いて『バディ』のゲラFAXに朱入れにかかり、五時ちょっと前に送信。これで今日の最低限のノルマはなんとか果たしたぞ。
 五時、岩井志麻子がレギュラーコメンテーターをつとめる『5時に夢中!』(東京MXテレビ)を観る。今さらと思われるかもしれないが、最近「あいつは要チェック!」と周囲に言い続けているクセモノ司会者の徳光正行が、なんとあの徳光和夫の次男であることを知って仰天! たしかに布袋顔は親譲りだが、キャラクターの打ち出し方はちょっと違うなぁ。 父親はにこやかな笑顔に隠れてさりげなく毒を吐くが、息子はあからさまにヤバイことを口にする。
 祐人から、「明日の夕方、資料ビデオを師匠のところで見せてもらっていいですか」とケータイにメール。自宅では家族の目があって観られないのだとか。了解の旨を返信。夕食の後、息抜きにHDDに録りためてあった番組の整理をはじめたら止まらなくなり、九時近くまでやってしまう。入浴後、再び、パレード仕事。たっぷり息抜きをやらかしたせいか、比較的サクサク進む。というか、従来の原稿書きとはまた別の作業なので新鮮味があって楽しいのだ。
 マシュー南の今夜のお相手は、朝に引き続いて神木隆之介。たぶん、日本一忙しい小六だなぁ彼は。連絡メールなどを色々と送ったあと、零時半頃就寝。そろそろ尻に火がついてきたが、まだまだエンジンがかかりきらないなぁオレ。
  1. 2005/08/04(木) 18:19:56|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

ファーストステージクリアと貧乏会食

8月2日(火)

 今日は定刻に起床。いろいろと持っていくものが多いので、忘れ物がないか出かける前に幾重にもチェックする。
 本日も夕方まで出仕事。五時半、上野・メディアソフト『薔薇族』編集部。行くとすでに京也が着いていた。今日はこのあと、レインボーアーツの新井敏之くんもまじえて打ち合わせ会食なのだ。とやまみーやさんのイラストや、唐沢俊一氏と伊藤文学氏の対談のときの画像などを受け取ったり、上がっている原稿の受け渡し(あと、大JUNEバックナンバーの切抜きを貸したり)や雑談などをしていると新井くん、来る。ちょっと待っていてもらっていると、じきに櫻田宗久くんもやって来た。映画のビデオを渡したり、今後の段取りなどについて少々。先週撮ったグラビアの上がりを見せてもらうと、これがなかなかの出来。「いかがわしいポップ感」というか「ケミカルな妖しさ」みたいなものが満点で、これまでの三作とはまったく異なり、またかなり「エロい」。現物は二十一日発売の一〇月号をご覧いただくとして、なかなかの高水準である。というか、こういう「無機質と有機質の融合」みたいな世界(作品感覚)が本来の彼の持ち味なのかもしれない、と思った。同時に、「とりあえず、櫻田くんも自分のスタイルを掴みはじめたかな」とも。ファーストステージクリア、かな。そんな気がする。そう考えると、また新たな才能を発掘して陽の目をみせてみたい、という欲求がムクムクと。オレにとっては「他人を化けさせる」というのも創作活動の一環なのだ。“宗方仁”的快感というか。
 七時半過ぎに辞去。山手線と中央線を乗り継いで八時半近くに、中野へ。先週金曜とおなじ駅前の“さくら水産”へ。貧乏人の寄り合いにふさわしく、安いもの(ピリカラこんにゃく五〇円とか)ばかりつまみながら、色々と話す。新井くんが“変態活動”とおなじくらい情熱を注いでいる“リブ系活動”に関して、興味深い話も飛び出し、なかなか面白い。とある問題についてあれこれ意見を述べる。新井くんサイドの認識と世間の風評との落差の大きさについて、老婆心ながら。気がつくと零時十五分前。新井くんも京也も明日は早くから仕事だというのでそこでお開きに。三人とも酒を飲まなかったのでずいぶん安い。なんだかんだ食って、ひとり頭一三〇〇円しないんだもの。
 駅前で二人と別れ、総武線で帰途に。零時八分帰宅。電話のところを見ると、『バディ』からのゲラFAXが来ていた。入浴後、メールチェック。ダラダラとmixiなどを覗きながら、久々にアニメ『ガラスの仮面』を観る。相変わらず地味だなぁ、と。二時、就寝。会食は貴重な栄養摂取の場なんで、意識してなるたけ機会を設けなくてはなぁオレ。
  1. 2005/08/04(木) 18:19:14|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

朝寝坊と久々の散髪

8月1日(月)

 目覚ましの鳴る前に目覚める。と思ったら昨夜、アラームをセットし忘れてた! うぎゃっ、とシッポを踏まれた猫のように飛び起きるも、まだ出かける刻限までは四十五分もあったのだった。いや、それでもオレ的には大寝坊なのだ。昼間に時間がとれない出仕事の日は、今より一時間半前に起きて、連絡メールの送受信やらなんやらを早朝のうちに済ませておかねばならない。「狩人さん、やたら早い時間からメールを送ってるんですね」などとよく言われるが、それにはそういう意味があったんであるよ。
 朝から夕方まで出仕事。昼頃、櫻田宗久くんからケータイに着信。原稿を書くために観ておかなければならない映画が、近所のレンタル屋に置いていないとのこと。明日か明後日、編集部に行くというので、それに合わせて持っていくことにする。
 帰り道、駅前の散髪屋で久々にヘアカット。長くしている最中なので、ある程度伸びるまではうっとおしくても我慢せねばならなかった(頻繁に通うと、なかなか思い通りの長さに達しないのだ)ので、「やっと切れる!」という感じ。段を入れたり、すいたりしてだいぶ軽くなった。帰宅後、ざっとシャワーで切った毛を洗い流す。上がってから、せっかくなんで写真を撮って、mixiのトップ画像にしてみた(これを観た人から「なんで裸なんですか?」と聞かれたが、風呂上がりだからなんだよん)。めったに書かないミク日記にもその旨を書いたりして、自分的にはかなりのイベントなんだなぁ、と他人事のように思う。
 一昨日買った惣菜の肉野菜炒めをぶちこんだ偽チヂミで夕食。櫻田くんから再度ケータイに。編集部行きが明日の夕方になったというので、こちらもその時分に顔を出すことにする。入浴後、原稿書き。なかなか調子が上がらず、時間のみがいたずらに過ぎるばかり。うーむ、アセる。零時過ぎまで、ダラダラとパソコンに向かう。『きらきらアフロ』がはじまったので、今日はここまで、とする。鶴瓶とオセロ松嶋のかけあい、相変わらず面白し。鶴瓶ってのはホント、会話のキャッチャーとしては超一流だねぇ。上岡龍太郎にしろタモリにしろ、鶴瓶とのトークのときは面白さが従来の数倍にも増幅する。こういう相方が欲しいなぁ、と切に願う。一時頃就寝。最近のダレ具合は夏バテのせいかなぁオレ。
  1. 2005/08/04(木) 18:18:23|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

エロビデオレビューとアカデミズム

7月31日(日)

 ほどほどの時間に起床。ここ数日、意識して睡眠時間を延長しているので体調はだいぶ復活した。今週は“世界水泳”の中継のせいで『マジレンジャー』も『響鬼』もないので、早々にビデオレビューにかかる。あまり得意ではないジャンルの作品に苦心しながらも、とりあえずやっつける。原稿をまとめながら、『青い鳥』を観る。エロビのデータを書きながら名作アニメ鑑賞するオレって一体……。ちなみに今朝観たのは第一話「陽気な夜の訪問者」と、第二話の「さわがしい妖精たち」。チルチルミチルの旅には様々な“精”たちがお供するのだが、オレが一番好きだったのは“森雪”でお馴染みの麻上洋子演ずる“水の精”だったなぁ。うん、水の精、いま観てもナイスキャラ!
 原稿の送信後、朝食、シャワーを済ませて、正午近くに外出。本日は八王子「Chez Stream」にて月イチ恒例の“ゲイの老後(未来)を考える会”。京王線で一時半頃、八王子着。都心に比べて八王子は涼しいなぁ。いや、もちろん暑いのだが、都心のような粘着質の熱気はなく、あまり汗もかかない。中心部からちょっと歩けば山や川がある郊外都市ならではの強みである。街をぶらつき、買物などをしたあと、三時ちょっと前に会場入り。オーナーの勝山正人氏に、同会の紹介記事を掲載した『薔薇族』九月号を進呈すると、それを読んだ読者からの手紙が届いている、と。おぉ、反響があった。
 本日の会では、参加者の一人からパレードに附随したシンポジウムに関するアンケートの調査依頼があった。その催しは、「同性愛者の加齢と老後」というような問題をテーマに、五〇代のゲイ・レズビアンのゲストたちに様々な質問をするものらしいのだが、そこで使用する “質問条項”を作成するにあたり、老会メンバーの意見を聞きたいというのだ。例によって話は様々な方向へとび、しまいには「性同一性障害(者)に対する現行法の不備」なんて話題になってしまったりした。まぁ老会らしいといやぁ老会らしいのだが、ひとつの問題を取り上げると芋づる式に別の問題が浮上してきてしまう、というのは「我々のおかれている状況がいかに危ういものか」ということの証であるなぁ。ふーむ。
 質問者はオレの苦手なアカデミズム世界の住人であったが、従来のその在り方には少なからず不満を抱いていると言っていた。それが単なるポーズでないことを祈りたい。学者が、共通言語をもった人種(=学者、および準学者)と盛り上がるためだけに存在する「自慰行為的アカデミズム」ではなく、オレのような無学な人間にも理解させ、膝を打たせられるような「庶民も共有できる学問」というのを早く確立させてほしいものである。「難しすぎてよくわかんないから、もっとオレにもわかるように話して」という“リクエスト”に、「誹謗中傷された!」とヒステリックにわめきたてるような被害妄想的体質だけでも、とりあえずなんとかしてもらたいいと切に願う。学問というのは、学者ではない人間にこそ教え広めていくべきものではないのかい? 「一般人不在のアカデミズム」なんぞにいかほどの存在意味(意義)があろうか!?
 恒例の夕食会(本日のメニューは、そうめん&ゴーヤチャンプル)のあと、バータイム。しばし雑談したあと、一〇時半近くに辞去。中央線で帰途に。十一時半頃、帰宅。入浴・メールチェック後、零時過ぎに就寝。まだまだつついていくべき問題は山積しているなぁオレ。
  1. 2005/08/01(月) 20:50:15|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
次のページ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。