本日の○○(仮)

いろんなモノを書いたり『薔薇族』作ったり、幅だけはやたら広くやってるおっさんの身辺雑記です。オレに関心ない方にはあまりお勧めできないかもね(笑)。

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一〇月号と雑誌パワー復興の可能性

8月17日(水)

 たっぷり眠ったせいか、いつになく健やかな起床。本日は朝から夕方まで出仕事。
 五時半、上野・メディアソフト『薔薇族』編集部。TLGPではけきれなかったコピー本やらなんやらを届けるのと、次号の打合せをするためである。それと、届いたばかりの一〇月号の受け取りだ。今月号は京也の関わる(あるいは京也に関する)記事がかなり多い。ヤツも「ライター」の看板を掲げたのだから、今後もっともっと活躍の場を広げていかなければな。ってオレもそうなんだけれど。聞くと、先月号はゲイショップでの売上がなかなか好調だったようだ。あとは一般書店なのだが(というか、メインの販路はあくまでそちらである)、そちらの「コード」のようなものとどの程度折り合いをつけていくのか、それが課題であると思う。あまりにも生臭すぎるエロ(それも男性同性愛、という特殊なジャンルの)の方面に特化しすぎてはカタギの本屋さんは明らかに男色……もとい難色をしめすであろう。そこのところのバランス感覚をとることが、明暗を分かつポイントになるはずであるが、サテどうなっていきますことやら。
 帰社するはずだったS-1氏が薩英現場から直帰となったため、今日するはずだった打合せは翌日に持ち越しに。S-2氏、S-3氏とともに外へ出て、近所の焼肉屋へ。クッパを食す。店内ではサッカー中継をしていたが、ここのテレビもよく見るとやっぱり液晶薄型なのだった。ガード下のモツ煮屋といい、なぜか上野の飲食店は、ナニゲに高価な家電品を使ってるなぁ。そんなに儲かってンのか?
 上野駅でS-2氏と別れ、S-3氏と山手線で帰途に。九時すぎに帰宅。入浴後、メールチェックすると、昨日依頼したばかりの原稿が、石関くんからもう送られてきていた。ありがたし。その後、『ユリイカ』の続きを読む。もはやあの頃のようなパワーを雑誌が持つことはありうるのだろうか? としみじみ思う。ネットも盛り上がって入るが、当時の雑誌のパワフルさとは種類がまったく異なる。「匿名性を強みにのしてきた」分野と、「送り手の顔が明確に見える」分野との違いか? オレ的には「誰が作ってンのかよくわかんない」ようなものには、あまりハマりきれないのだが、それって旧い世代だけの特色なのかな?
 マシュー南のトークを聴きつつ零時頃就寝。昭和は面白かったなぁ……とオトナ帝国チックなことを最近よく考えるなぁオレ。
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  1. 2005/08/18(木) 23:13:55|
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地震と野沢那智

8月16日(火)

 しばしの仮眠の後、六時半頃、石関くん帰る。見送ってからシャワー。今日は終日原稿書きの予定だったのだが、今ひとつ気分が乗らず、結局、雑用ばかりになってしまった。
 朝ワイドの芸能コーナーで、こんな話題が。
【日テレ困惑!「女王の教室」にスポンサーがクレーム………………日本テレビ系の人気ドラマ「女王の教室」(土曜午後9時)のスポンサーが、内容の過激さや、それに伴う視聴者からの批判などを受け、提供クレジットの紹介を“敬遠”するという事態が起きている。提供クレジットとは、テレビ番組の冒頭でおなじみの「この番組は〇〇の提供でお送りします」というナレーション。「女王の教室」からこのクレジットが消えたのは7月30日放送の第5話からだ。関係者によると、スポンサー各社に視聴者からドラマの内容について批判メールなどが届いたのを受け、各社で内々に協議。CMはそのまま放送するが、提供クレジットで社名を流すことは止めたという。
「女王の教室」は天海祐希(38)ふんする小学校の女教師・阿久津真矢が、担任する6年生のクラスで“女王”のように君臨。成績の良い児童だけを厚遇し、その他を奴隷のように扱うという衝撃的な内容。放送開始直後からネットの掲示板などを中心に、「あんな先生は許せない」との一方、「真矢の言うことは社会に出れば分かること」…など賛否の声が渦巻いている。ドラマに詳しい業界関係者は「日テレのこの時間帯は、高視聴率を記録した『ごくせん』や『瑠璃の島』といった良質の“教師もの”を放送しており、子供たちも楽しみに見ていた。そこにいきなり、救いのないエピソードだらけの『女王の教室』が始まったことで、視聴者もショックを受けているようだ。『ごくせん』のようなドラマを期待していたスポンサーも、困っているのではないか」と解説する。ドラマは今後、踏みつけられた子供たちがどのように天海に対抗していくかが見どころだが、日テレにとっては、スポンサーの“目”も気になるところ。巨人戦視聴率が低迷する日テレにとって、平均視聴率14.1?17.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で推移する“優良番組”への苦渋の対応。まさに踏んだり蹴ったりの事態か。】
 『女王の教室』といえば、かの特殊AV監督(別名・国際秘宝監督)の中野貴男氏も日記で絶賛していた近年稀に見る異色作。予定調和的ヒューマニズム路線(一見コワモテだがじつは人情家、みたいな)を排した「容赦なく厳しい」、まるで“おぼっちゃまくん”のおとーしゃまのようなストーリー展開に注目が否応無しに集まっている。「手加減ナシの作り」というのはアニメや特撮の世界では徐々に増えつつあるが、一般ドラマ、それもゴールデンタイムの番組でそれをやるというのはひょっとしたら初めてか? これが低視聴率だったらとっとと打ち切ることもできるのだろうが、人気はあるのだからそれもかなわず、スポンサーとて降りることもできない。てゆーか、恩恵に浴しているのだからクレームなんかつけるなっちゅーの。“人は俗”なんだから、それを否定するようなら最初からテレビ番組のスポンサーなんかにならなければいい。そもそも“俗”の集合体であるテレビに高尚さなんか要求すんな!
 一〇時すぎ、丸正へ食糧調達に。朝昼兼用の食事を摂りながら、昨夜録画しておいた『ヘイ!ヘイ!ヘイ!』を観ると、西城秀樹が一〇代の頃、熱烈なファンから「あなたのパンティを五〇万円で売ってくれ」と言われて心揺れ動かされた、という話をしていた(結局、マネージャーに止められて商談は成立しなかったそうだが)。そういえばオレも土曜のTLGPのとき、溝口哲也くんが黒いTシャツの肩口部分を見せながら「汗が乾いて潮ふいちゃいましたよ」と言ってるのを聞いて、ふと「溝口哲也の自家製塩付きシャツ……ファンならばいくらで買うだろうか」とか考えてしまったなぁ。それはさておき「パンティ」てのはどうだろう? いかに昭和四〇年代とはいえ、男物の下着を「パンティ」とは呼んでなかったと思うのだが……。
 昼ちょっと前、ぐら?り、ぐら?り、と部屋が揺れだす。地震。しかし最近は半ば慣れっこになってしまい(よくない傾向か?)、サテ今日こそはなにか崩れるかな、とゲーム感覚で室内を観察してしまった。だが今回も被害ナシ。わが家では本だとか雑誌だとかビデオだとかが、かなりいい加減な積み方・危うい角度で無数に山を形成しているのだが、これまで一度も崩落したことはない。しかしあとになってテレビを見ると、震源地近くの東北では、崖が崩れたり、室内プールの天井が落ちてきたりと、なかなかデンジャラスな光景が映し出されており、想像以上に威力の強かったことがわかる。オレは「大地震がいずれ、きっと起きる」と言われている地域で生まれ育ったので、小さい頃からある程度の覚悟というのはしてきた。地震列島に暮らす者は皆、ある種の締念というものを持っているべきなんだろうなぁ、と思う。「来たら来たで、しゃーない」。そう考えるしかないのだ。住宅界で昨今流行りの「免震」「耐震」にしたって、あくまで計算上の対策であって、実際に遭遇したらどこまで耐えられるのかは保証の限りではない。ダメなときは悪あがきせず、ひと思いにあきらめましょーや!
 夕方のニュースはどこも地震関連のもの一色。しかしその後の『ぴったんこカンカン』はうって変わって野沢直子。例のごとく安住アナとぶらりロケ敢行なのだが、今回はそのナレーターがいつもの滝口順平さんではなく、叔父の野沢那智というところが凝っている。野沢氏といえば直子がタレントになりたての頃は、「うちの姪っ子なんだよ、よろしく頼むよ」と知り合いのテレビ関係者に売り込んでくれていたのだが、あの芸風を確立してしまった頃からパッタリしれをしなくなり、あまつさえ血縁であること自体も隠してしまった……という噂が昔広まったものだが、その真偽やいかに?
 八時からは『踊る!さんま御殿』。ゲストの中には、先日の『フラッシュ』でプライベートをすっぱ抜かれてしまった鏡リュウジ氏が。結局、あの話はどうなるんだろうかね? 女性誌あたりで後追い記事でも出るかと思ったんだけど、そんな様子もないし……。奥様系雑誌と星占いの蜜月関係を考えると、やっぱりおいしいネタであってもほじくれないのかなぁ? ジャニーズみたいじゃん。
 先週末からあわただしい日々が続いたので、今日は早めに寝ることに。『ロンドンハーツ』で安めぐみがイビられまくっている(特にひどいのは梨花。「安の言うことって、ぜんぜん頭にはいんな?い」と。『トゥナイト2』上がりだと思ってバカにしとんのか!?)のを眺めつつ一〇時前に就寝。天候不純に地震といろいろ続き、いやでも何かの暗示を感じてしまうなぁオレ。
  1. 2005/08/18(木) 23:13:08|
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『ユリイカ』とだだっ広い酒屋

8月15日(月)

 ほどほどの時刻に起床。カレーとサラダを食べ、雑用を少々。十一時、外出。昨日見つからなかった資料を探しに、今日は荻窪・西荻窪エリアの古本屋をまわるのだ。
 十一時二〇分頃、荻窪着。探していたものがほどなく見つかり、ホクホクで西荻へ移動。途中、コンビニでパンを買って、食べながら歩く。三軒目の店では新刊で買おうか買うまいか迷っていた『ユリイカ』の最新号(特集/雑誌の黄金時代・紙上で見た夢)を発見し、さらにホクホクの度が進む。西荻で四軒まわったところで総武線で帰途に。二時に帰宅。汗だくになったのでシャワー。ついでに洗濯機も廻す。ちょっと疲れたので軽く昼寝。その後、『ユリイカ』をパラパラめくりはじめるが、いつしかマジ読みモードに突入す。うーむ、七〇?八〇年代の“雑誌が元気だった時代”を知る者(雑誌ジャンキーとも言う)にはたまらない構成である。多岐にわたる寄稿者たちの濃ゆ?い文章に触れていると、自分がいかに「雑誌」というものに憑かれているかが再認識できた。なんというか、読み進めるたびに脊髄に微弱な電流がはしり、ひと文字ひと文字が、細胞のひとつひとつに浸透していく感じなんである。ここ最近、“雑誌というものをほとんど読んだことがない、と公言できてしまう雑誌編集長”とか“文字を読むのが好きではない編集者”といったビックリ人間たちの存在にビックリさせられっぱなしだった(この頃の雑誌界にはそんなのしかおらんのかい!? と落胆していた)ので、なにやら言い様のない安堵感に満たされる思いである。そんな本なのに、なぜ古本になるまで買わなかったかといえば、それは「高い」から。『ユリイカ』は定価一三〇〇円。これは雑誌としてはかなり高価な部類にはいる。自分の経済感覚でいうと、雑誌購入に割ける金額というのは、いいとこ七〇〇円くらいだ。八〇〇円を超えるとかなり躊躇する。『ユリイカ』は、けっこう興味をそそる特集が多いのだが、いかんせん一三〇〇円という定価がネックとなって、なかなか手が出ない(だから最近出た別冊『オタクVSサブカル! 1991→2005ポップカルチャー全史』も欲しいけど、まだ未購入である)。
 ちなみに「一三〇〇円」というのは、現在オレの関わっているゲイ雑誌二誌『バディ』『薔薇族』の価格でもある(知らない方のために補足すると、他に二〇〇〇円近いものもあるのだ!)。ネットなどなく、紙媒体が情報収集の唯一の術だった頃、ゲイ雑誌を「高い」などと思ったことはなかった。それどころか、「出費がかさんでもいいから、もっと多くの雑誌が出ればいい」とすら思っていた。それは決してオレだけの話ではなかったと思う。しかし、インターネットの普及により、雑誌でしか得られなかった情報が「タダで」入手できる時代になったとき、皆はハタと気づいてしまった(洗脳が解けた、と言ってもいいかもしれない)。「ゲイ雑誌ってめちゃめちゃ高いじゃん!」と。かつての「必需品(これがなくては生きていけないモノ)」から「嗜好品(べつに、無いなら薙いでなんとかなるモノ)」へと有り様が移り変わった時点で、ゲイ雑誌というものは抜本的な改革を行なわなければいけないのだなぁ、と思う。ゲイ雑誌が一般雑誌とかけ離れた価格帯で存続できる時代というのは、もう終わった気がする。そういった在り方が成立するには、「紙媒体以外の情報入手ルートがなくなる」か、「これは自分たちの手で守り育てていくべき存在だ、と読者サイドが意識する」ことが不可欠だが、前者のような事態はまずあり得ないし、後者にしたって現状をかんがみるにまぁ夢物語だろう。そうなると、やはり雑誌の側が自己改革をしていく以外、生き残っていくことはできないと思うね。いかにして制作コストを落とし、一般誌と同等程度にまで価格を下げるか……というのが今後の最大の課題であろう。ただし、フリーペーパーなんてものにはしてほしくない。あれは消費者の乞食根性を助長するだけの存在だから。文化とは、やたら金のかかる女(例:峰不二子)のようなものである。あまりケチってばかりいては、いずれ愛想を尽かされ去られてしまうぜ。
 六時頃、お好み焼きを焼いて夕食。あわせて今夜、仕事の打ち合わせがてら遊びにくる“劇団フライングステージ”の石関準くんに渡すための映画ビデオもダビングする。
 八時ちょっと前、最寄り駅の改札で石関くんと落ち合い、近所のディスカウント酒屋へ。いつも前を通りかかるだけで利用したことはなかったのだが、入ってみるとこれが広い広い。しかもなんと二階まであるという。おまけに安い! ここは今後、要チェックだな、と思う。
 帰宅後、DVDなどを鑑賞しつつ宅呑み。『きらきらアフロ』を観ながら、オセロ松嶋の底知れぬパワーと、鶴瓶の“受け手としての天賦の才”について感心す。その後、明け方までダラダラと過ごす。その後、適当に仮眠。こういう無為な時間を過ごすことが、じつは大切なんですオレ。
  1. 2005/08/18(木) 23:12:20|
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天ぷら定食と漫画喫茶

8月14日(日)

 昨日疲れたわりには早めの起床。本日は特に予定ナシ。S-1氏はコミケに取材に行っているし、二丁目では振興会主催のレインボー祭りが開かれるのだが。まぁ、二丁目祭りはあの狭い通りに立錐の余地もないほどに人が押し込まれ。1.5車線くらいしかないような道を横切るのに一〇分くらいもかかるような混雑ぶりであるから、取材もへったくれもない。何かポイントを決めてやらないかぎり、「ひとがおおぜいですごかったです」で終わってしまうからな。まぁ、取材はああいうお祭りの好きな若手がやるでしょう、と勝手に決めて静かにしています。
 十一時半、資料探しに高田馬場まで。昨日は結局、トーストとスナック菓子しか食さなかったので、今日はちゃんとしたものを食おうと、早稲田通りの“てんや”へ。天ぷら定食を注文。神田の“いもや”ほどではないが、それでもミニ奴までついて六五〇円は安いかと。古本屋を数軒まわるも目当ての品は見つからず。また別方面の書籍・雑誌数冊を購入。“マツモトキヨシ”と“ピーコック”でキシリトールガムやら食糧を調達して二時頃帰宅。汗だくになったのでシャワー。その後、ちっょと昼寝。やはり昨日の疲れが残っているようだ。
 休憩後、仕事の馬力がかからず、読書に逃避。その後、夕食。さらに、録りためてあったテレビ番組のDVD編集。だいぶあったので、終わったの九時過ぎ。日曜洋画劇場ではパチモンの『ゴジラ』をやっていた。放射火炎も吐かないただの巨大トカゲに“ゴジラ”なんて名を冠してしまえるハリウッド人の神経を疑うね。けっ。フジテレビの『EZ!TV』を観ると、大手漫画喫茶チェーンのフランチャイズ戦争のドキュメントが。郊外の大型書店を漫喫に変えたいという事業家夫婦が登場していたが、こういう連中、多いんだろうなぁ。若者(だけではないんだけど)の紙媒体離れやコンビニの書店機能の拡大なんかに追い詰められ、いまや本屋はまったくの斜陽産業だし。転業先を「漫画喫茶」という、かろうじて“本”に関わりのある業種にとどめておくだけ、この夫婦はマシかもしれない。『堂本兄弟』などを観たあと、零時過ぎに就寝。祭りの取材は無事に終わったのかなぁ……なんてこと考えてる余裕もないほど、まだ疲れてるオレ。
  1. 2005/08/18(木) 23:11:28|
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念力・雨雲はずしと重たいカバン

8月13日(土)

 やや早めに起床。TLGP当日。雨はとりあえず降っていない。ホッとする。八枚切りのトースト二枚だけかじり、シャワー。『王様のブランチ』の冒頭まで観たところで、コピー誌やらミニコミ誌やらのぎっちり詰まった重いカバンを持って外出。山手線で原宿へ。イベント広場前の横断歩道のところで編集部一同とバッタリ。ブースに荷物を置いたあと、ポップの作成道具を買いに東急ハンズまで。さすがの公園通りも午前中はまだ空いていた。裏道を抜けてスイスイと、イベント広場へ戻ると、もうかなりの人数が参加受け付けのために並んでいた。
 ブースにいると、入れ代わり立ち代わり、色々な皆さんが立ち寄ってくれた。地方在住のため、普段はお目にかかれないような方(作家さんなど)と対面できるのは、パレードならではである。
 心配されていた天候、「限りなく晴れに近い曇り」という感じになってくる。何年か前のパレードのときも、たしか「朝方まで降っていたのに開始する頃になると晴れてきた」というようなことがあったが、やはりこの催しにかける執念のなせる業か?
 来訪者、なんだかんだ途切れず。レズエロ本『カーミラ』編集長・井上メイミー氏の野望に感心させられたり、自宅から高校球児のコスプレで来たという新井敏之くんの筋金入りの●ン●●ぶりに恐れ入ったり、里見満氏がボランティアとしてブースのテントの設営をしていたことなど聞いて驚いたり、櫻田宗久くんにコピー本の裏にサインをお願いしたり。あと、溝口哲也くんが来たので、今日、七時から“全国交流会”というのが 開催されることを知らせておく。
 三時すぎ、パレードは出発するも、早朝からずっとゴタゴタしていたこちらは疲労の色濃く、そちらはパス。まぁ、いらしてくださる方のお相手をするべくテントに張り付いていたせいで、もともとエントリーしていなかったのだが。しばし、人影まばらとなった会場を観察。そのあと、ちょっとウトウトす。
 一時間近く経って先頭のグループが帰還。じょじょに会場に活気が戻ってくる。ソルボンヌK子先生がお友達二人を連れて、顔を出してくださった。売上げにも協力してくださり、感謝。今回は本誌の売上もまあまあで(同人市じゃないんだから、本を買いにくる人なんてそんなにいるわけないのだ)、ひとりで五册もご購入くださった女性もおり、ありがたし。あと外人サンがオレのミニコミを買ってくださったが、果たして読めるのか?
 終了間際、にわかに雲行きが怪しくなってくる。雷も鳴りだし、いつ降ってもおかしくない様子。バンドの練習帰りに楽器をかついで顔を出した祐人をあわてて帰し、撤収作業をはじめる。と、案の定、大量の雨。つうかスコール。その中で、折り畳みの傘をさし、里見氏と次号の原稿(漫画にあらず)についての打ち合わせ。ふと気がつくと、みんなテントの中へ非難しており、傘さして雨に打たれたてるのはオレら二人だけなのであった。打ち合わせを済ませ、オレもテントの中へ。それにしても今日は、まったくもって当事者側に都合のイイ天気なのであった。イベント自体はもうすでに九分九厘おわっているので、被害というようなモノはほとんどない。まさに「天のご祝儀」とでも呼びたくなるような空模様であった。「一日、雨。時には強く」という予報は丸はずれ。良純よ、責任とってストレートパーマでもかけろ。
 スコールなので上がるのも早く、しばし雨宿りしているうちに持ち直した。広場の出口で編集部のご一同様と別れ、“全国交流会”の会場である参宮箸の“国立オリンピック青少年センター”へ徒歩で移動。なのだが、重いカバンを持っての移動は想像以上にしんどい。ふだんは自転車でスイ??っと抜けてしまっているエリアなのだが、今日は勝手が違う。着いた頃にはもう汗だくで、シャツがアウター、インナーともにぐっしょり。ひー。
 会場へ行くと、まだ早いせいか人影はあまりなかった。主催者の永易至文氏に、「狩人さんも何かPRしたいことがあったら、前のホワイトボードにお好きに書いてください」といわれるが、「どんな人がどのくらい集まり、どんなことを話すのか」知りたくて来ただけなので特に告知することもなく、そのまま空いている席につく。と、溝口くんがやって来たのが見えた。この催しのことは、TLGP会場で逢った友人・知人の多くに教えたのだが、実際に来たのは彼だけなのであった。うーむ、そのフットワークの軽さたるや見事!
 この会は、フリードリンク&フリーフード。なので、スナック類をつまんでいたら止まらなくなってしまった。それもそのはず、今日は朝、薄いトースト二枚喰らっただけで、水分以外はなんにも腹に入れていなかったのだ。溝口くんも同様だったらしく、半端に菓子をつまんだせいで本格的に腹が減ってしまったと、別棟の食堂へ食事に行った。しかしオレはあのクソ重たいカバンを持って移動するのはマッピラなので、そのまま菓子だけで我慢しておく。
 定刻になる頃には、人数もだいぶ増えてきた。各人色々な話に花を咲かせているようだが、オレは疲れが出たのかやたらと眠くなり、しばしうたた寝。やがて溝口くんが戻り、赤杉康伸くんもやって来た。赤杉くんとかねてからオファーしていた仕事の話を少々。やがて閉会時間となり、溝口くんと小田急線の参宮箸駅まで歩き、新宿へ。aktaへ行くという彼と駅で別れ、一〇時頃帰宅。ぽつぽつと降り始めた雨、帰り着いた頃に大降りに。傘ナシの溝口くんは大丈夫なんだろうか、とちょっと心配しつつ、入浴。メールチェックなどして、十一時半頃就寝。とにかく今日は疲れましたオレ。
  1. 2005/08/18(木) 23:10:48|
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悪天候とコピー本完成

8月12日(金)

 七時まで眠ろうと思っていたのだが、なぜか五時半に目覚めてしまったので、そのまま起き出し、コピー本の作業開始。途中、朝昼兼用のいんちきチジミを焼いて食った以外はずっと仕事。外は悪天候。雨はとりあえず上がっているが、天気予報によると天候不順は今日明日続き、明日はかなりの降りになるという。
 曇天の中、二時外出、総武線経由で上野へ。アメ横をぶらつき、薄手のリュックを購入。三時すぎ、メディアソフト『薔薇族』編集部へ。再録ページをコピーし、台紙に貼り込み、版下を制作する。版下会社に勤めていたことがあるのでこういうことはお手のもの……と言いたいところだが、オレは版下マンとしてはかなり不器用な部類で、あまり上等なことはできなかった。しかし、この程度の作業ならばなんとか誤魔化せる。四時ちょっと前、伊藤文学氏が、明日、パレード会場で販売するサイン入り著書などを持って来社。それと入れ代わりのように、本日のボランティアスタッフであるおぐ氏がやって来る。こないだの京也のときといい、オレの周辺の人間たちとはすんでのところで会えないことの多い文学氏。
 アナログ版下が上がり、ようやく全ての原稿が完成したので、コピー機を使って印刷開始。と、やはり助っ人募集に名乗り出てくれたマイミク・合田ケムリ氏がいらっしゃる。まだまだ印刷作業は終わらず、かなり待たせてしまうことをお詫びする。
 三六ページの本を一〇〇部分コピーするのはなかなかに骨が折れる。想像していたよりもはるかに時間がかかり、まだ終わらないうちに、京也、とやまみーやさんもいらしてしまう。手持ち無沙汰のまんまで放置プレイというのもなんなので、公司混同のそしり覚悟で、時間稼ぎに火曜日に作った『Gay@』の袋詰め内職をお願いする。そうこうするうちにようやくコピー完成。さっそく製本作業に取りかかる。五人がかりなので作業効率自体はいいのだが、いかんせん製本用ホチキスが業務用のため、かなり力を入れないと留まらない代物なので、腕がどんどん疲れてくる。途中でおぐ氏と交代するも、彼もけっこう悪戦苦闘気味であった。コツを覚えるまでがかなり大変。“あるある探検隊”は「三度目くらいでコツつかむ」と唄っているが、こちらはそんなもんでは足らない。
 四苦八苦しながらも八時半頃には終了。みーやさんの差し入れであるコロッケパンをありがたく頂戴する。九時頃、編集部を出て、S-2氏を交えて打ち上げ。昨夜の金券をさっそく使おうと、“和民”へ入る。今日は金曜ということで昨夜ほどは空いておらず、地下二階の大部屋へ通される。途中、「いろんなものが見えてしまう体質」であるというケムリ氏がオレの背中に「穴があいてる」と指摘し、“気”でそれを塞ぐべく手をあてる。こういうのは通常、家族の縁の薄さに起因するものとケムリ氏は言ったが、それについてはあまりピンとこないなぁ。ウチの家族仲は極めて良好なのだ。磯野家風大家族で、愛情の過不足なく育った。もしも穴があるとすれば、それはまた別方面のもので、言うなれば「根源的な厭世感」みたいなものだ。「何が不満」というのではなく、「世の中自体とにかく虚しい」というのが、ここ数年のオレなのである。いまオレが生きてるのは、たんに「最低限の孝行として、親よりは先に死なない」という誓いを立てているからにすぎず、「生に対する執着」というのはかぎりなく希薄なのだ。あぁ、「ヤッてればとりあえず安堵できた」セックス依存症期はなんとも平和な時代であったよ。
 十一時頃、お開き。今回は、昨夜の金券+S-2氏のオゴリ。全員、ありがたくゴチになる。外はかなりの土砂降りであった。いまのうちに降るだけ降って、明日は曇りくらいになればいいのだが……と思う。上野駅で、みーやさん、ケムリ氏と別れ、おぐ氏、京也と山手線で帰途に。零時頃、帰宅。入浴後、『タモリ倶楽部』などを観つつ、一時頃就寝。オレの穴、サテふさがりますことやら。
  1. 2005/08/18(木) 23:10:02|
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デジタルの限界と地下二階の個室

8月11日(木)
 いつもの時間に起床。朝から夕方まで出仕事。昼、神保町にてコピー本の表紙用の色付き厚口コピー紙を購入。
 五時半、上野・メディアソフト『薔薇族』編集部。コピー本の旧『薔薇族』からの再録ページ部分なのだが、改めてスキャンしてもらった(一度スキャンしたのだが、どうにも粗いので高解像度で再度やり直してもらったのだ)ものを見ても、どうも今ひとつな感じ。結局、取り込みしたものより、コピーを取ったものを張り込むというアナログ戦法のほうが無難であろうという結論に達し、その部分のデータ編集は断念。漫画部分のみデータ化したものを預かっていくことに。
 九時過ぎ、S-2氏、S-3氏に英和出版(メディアソフトの母体)の編集氏をまじえた四人で軽く一杯やろうと表へ。道ばたでプラカード持ったおじさんが「今日まで、飲み食い代の半額が金券としてバックされるセールをやってます」というので、近くの“和民”へ入る。ガラ空きらしく、地下二階の個室へ案内されるが、なにか地下壕というか座敷牢的な閉息感がある。各室カラオケ完備なわりに防音設備が甘く、どっかのおばちゃんグループの香ばしい歌声がかすかに……ではなく、かなり鮮明に聞こえてくる。以降、「ちくしょー! エロ本屋だと思ってばかにして、こんな穴グラに隔離しやがったな!」というフレーズが半ば流行語となった。
 十一時過ぎ、お開き。四人で一万二〇〇〇円なので、六〇〇〇円分の金券を貰った。山手線経由で零時前に帰宅。入浴後、メールチェック。残る作業は明日朝からやることにして一時就寝。明日でいよいよコピー本も決着がつくなぁオレ。
  1. 2005/08/18(木) 23:09:13|
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レイアウト組み直しとホモホモしい料理家

8月10日(水)

 そこそこ早めに起床。昨夜の決意通り、七時にはコピー本の制作作業を開始する。ここからはDTPの知識がないとわからない話になって恐縮なのだが、仕上がりのさらなる美しさを求めるため、使用ソフトを「illustrator」一本に絞ることにする。「QuarkXPress」ですでに作ってあるページもあらためてそちらで作り直すことに。めんどっちーと言えばめんどっちーが、そこはそれ「モノを創るために生まれてきた人間」だから、やっているうちに謎の脳内物質が分泌され、苦労もじきに喜びに変わる。途中、丸正に食糧を暢達に行った以外はずっとパソコンに向かい、五時ちょっと前、現時点でできるものについては完了。
 夕食を摂りつつ、東京MXテレビ『5時に夢中!』。司会の徳光正行と水曜レギュラー・岩井志麻子のかけあい、今週も激オモ! 次週はこの番組の上海ロケのためにお休みらしいが、「中国の美しい男たちの春巻きをたっぷりと味わってまいります」てな感じに夕飯どきとは思えないようなセリフを乱発。徳光Jr.も父親譲りのエビス顔のまま、それをあおるのだから愉快痛快。唯一、アシスタントの女性だけが当惑を顔全体であらわしているのがイイね。この番組ってある意味、彼女の羞恥プレイ番組かもしれない。
 今日は早くからミッチリ働いたからご褒美として夜はフリータイム。つっても世間のオッサンがフツーに送っているような時間を過ごすだけなんだけどね。だらだらとテレビ観るだけとか、本読むだけとか。『愛のエプロン』、本日の指南役はケンタロウ。彼はなんのもくろみがあって、あんなホモホモした外見をつくつているのだろう? 謎だ……。他愛ない時間を過ごしたあと、零時頃に就寝。モノ創りは大好きだけど“ものつくり大学”という校名はいかがなものかと思うなぁオレ。
  1. 2005/08/18(木) 23:08:30|
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ミニコミ増刷としょっぱい麺類

8月9日(火)

 定刻起床。本日も朝から夕方まで出仕事。
 五時半、上野・メディアソフト『薔薇族』編集部。本日は、こちらのスペースを借りて、ずっと品切状態であったミニコミ『Gay@(ガヤ)』の増刷一〇〇冊分の制作をするのだ。といっても印刷はかじよしみさんがリソグラフでやってきてくれるので、やるのは製本のみなのだが。雑談をまじえつつ、作業を進める。かじささんが現在やっている連続トークショーの話題(内容についてはオフレコ)などを興味深く伺いつつ、結局、三時間弱ほどもかかってしまった。金曜に、パレードのブースでバックナンバーの販促品としてつける一〇〇部限定生産のコピー本(体裁はコピー印刷だが、豪華執筆陣による書き下ろしコラム&漫画に、貴重な復刻記事などをプラスした豪華本!)の製本を、やはりボランティアを募ってやるのだが……しまった、こっちのほうでも助っ人を募集すればよかった! と途中から後悔した。ちなみに『Gay@』も薔薇族ブースで販売する予定なので、興味のある方はTLGPの会場へお越しください。遠方の方は通販にて!
 八時半過ぎ、作業無事終了。完成品を編集部に預かっていただき、辞去。編集部・K女史も伴って、近所へ食事に出る。以前、何度か入ったことのある中華屋にて「棒棒鶏冷麺」なるものを食すも、これがしょっぱいのなんのって。タレではなく中華味噌(?)が乗っかっているのだが、まさにこれがこの料理のミソ! というか、信州一味噌を袋から出したまんま乗せてるような感じで、「なんか作り方間違ってませんか?」と訊いてみたくなる味であった。ほかの料理はソコソコなんだが、麺類に関して、オレの中でのこの店の信用度は完全に失墜した感じである。「麺料理は鬼門」と心のメモ帳に刻んだのは言うまでもない。
 山手線経由で一〇時過ぎに帰宅。入浴後、メールをチェックすると、コピー本用の漫画原稿が、阿部一彦くんから送られてきていた。編集部で、伊藤文学氏のコメント、ソルボンヌK子先生・イージー四川(!)氏の漫画を受け取ったので、これで原稿はすべて揃った。ちなみにイージー氏の作品はというと、これがビックリ! かつて『さぶ』で連載されて一大センセーションを巻き起こした某パロディ漫画の復活作であった。これにはオレも、ノンケでありながら『さぶ』『JUNE』愛読者であったS-2氏も感涙を禁じ得なかった。まさかここでコレに再会できるとは……。イージーファンはぜひとも入手すべし!
 完成のメドがようやくついたと思ったら、安心したせいかドッと疲れたので「作業開始は明日早くから」ということにして十一時半頃就寝。あの冷麺を毎日食ってたら、じきに体調崩しそうだなぁオレ。
  1. 2005/08/18(木) 23:07:37|
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“人は俗なり”と“ご開チン”

8月8日(月)

 ほどほどの時間に起床。メールをチェックすると、くだんの流行作家氏から次なる返信が来ていた。かなり具体的なところにまで話を進めてくださっている。ありがたし。これで『薔薇族』は表紙に、唐沢俊一氏を筆頭に、ビッグネームがドーン! ドーン! ドーン! と三つ居並ぶ可能性が高まってきた。実現できれば、これは下手な一般誌よりもよっぽど豪華なものとなる。ご高尚な理想論を並べ立てたとて、人間の本質は“俗”であるわけだからして、どこの誰だかわからない人間しか載っていないような地味な雑誌では、一般人の手はたぶん伸びない。やっぱり執筆陣というのは“ネームバリューがあって”なおかつ“面白い人”であるにこしたことはないと思う。それがオレの持論である。
 週末からぽつりぽつりと報じられてきていた“自殺志願者”を標的とした快楽殺人事件、週明けと同時に各ワイドショーが一斉に取り上げている。
【遺体の画像、見ていた/市販「窒息ビデオ」も押収…………「殺害した女性の遺体を撮影し、見ていた」。自殺サイトで誘った大阪府豊中市の無職女性=当時(25)=を殺した容疑で逮捕された人材派遣会社社員前上博容疑者(36)は、府警河内長野署捜査本部の調べに対し、殺害後の異常な行動も供述した。自供により、事件が3人連続殺人へと発展する中、捜査本部は、同容疑者の行動と心理状態の全容解明を進めている。供述によると、前上容疑者は、デジタルカメラを内蔵した携帯情報端末で撮影していた。捜査本部が同容疑者の端末を調べたところ、画像を消去した跡が残っていた。捜査本部は、女性が窒息で苦しむ姿に興奮したと供述している同容疑者が、殺害後も欲求を満たすため、遺体画像を手元に残し、鑑賞していたとみて追及。神戸市の男子中学生(14)と東大阪市の近畿大男子学生(21)についても、遺体を撮影していた可能性があるとみて、詳しく調べている。また、前上容疑者の自宅からは、女性を縛った上で口や鼻を圧迫して窒息させる映像が映った市販のわいせつビデオが多数押収された。ビデオは数年前に購入されていた。】
 まだ検証の最中であるから詳しいことは語られておらず、この男が性的サディストであること以外はわかっていないが、決して新しい形の犯罪者ではない。また、この手のフェティシズムを有している人間というのも少なくないと思う(オレの中にもある。だから最初にニュースを聞いたときは、ぶっちゃけ、少し萌えた)。問題なのは、そうした欲望を簡単に実行に移してしまえる精神構造である。かつて「妄想」と「犯行」とを隔てていた広くて深くて暗い川は、いまでは容易に飛び越えられる小川になってしまったのか?
 そんな重いニュースと併せて、こんな微笑ましい(?)ものも。
【銀杏BOYZ、ステージで全裸! 警察聴取…………茨城県で行われた野外ロックフェスティバルで7日、人気バンドのボーカルが約4万人の前で“開チン”するハプニングが起きた。「ロック・イン・ジャパンフェス2005」(国営ひたち海浜公園)に出演した4人組ロックバンド「銀杏(ぎんなん)BOYZ」のメンバーが、ステージ上で2度も全裸になった。会場で警備にあたっていた茨城県警もおかんむりで、公然わいせつ罪の疑いでメンバーや主催者らを事情聴取した。4万人に局部をさらけだしたのは、銀杏BOYZのボーカル峯田和伸(27)。バンドは、メーンステージの3番手で登場。まず峯田が上半身裸で松葉づえをつきながらステージに上り、弾き語りで「なんて悪意に満ちた平和なんだろう」を歌いだした。そして2曲目の「日本発狂」で他メンバーが登場すると、いきなり脱いだ。3曲目に入る前にいったんモノは納めたものの、アンコールで再び靴下と靴だけになり、数十秒間露出した。暑さのせいではなかった。ライブなどで脱ぐのが芸風。特に峯田の暴走ぶりは有名で、6月の長野のライブでも、ステージ上で跳びはねて右足首を骨折し、1カ月以上も入院。今回は完全復帰をアピールする場でもあった。 バンドのファンはいつものことと拍手声援を送ったが、あまりの光景に顔を覆う女性ファンもいた。ステージ横の大スクリーンは、カメラマンのとっさの判断で他のメンバーの映像に切り替わった。演奏が終わると、峯田は全裸のままステージから下がった。あるファンは「ライブハウスでは峯田クンの全裸は見たことあるけど。まさか、このフェスでやるとはね。会場が国営公園だし、やばいですよね」と話していた。会場で警備に当たっていた茨城県警はさっそく峯田やバンドスタッフ、主催者らから、任意で事情聴取し、フェス終了後にステージなどで実況見分も行った。本人が罪状を認め逃亡の恐れもないことから、現行犯逮捕にはならなかったが、書類送検など刑事事件に発展する可能性もある。】
 先週、韓国でも同様の騒動があったらしいが(あちらはテレビの生放送中)、別にいいではないか、ねー。チンポの一本や二本見せたところで、べつに国家資産が目減りするわけでも、誰か死ぬわけでもなかろうに。もっと他に、人死にが出そうな事件性の高いものが世の中にはゴロゴロしてるんだから、ケーサツはそっちのほうをもっとしっかり取り締まるべきである。楽して点数稼ごうという小役人根性が見え見えだぞ、最近の当局は。
 余談だが、ニュースを読んだ直後に銀杏BOYZのサイトを観ようとしたら、「アクセス殺到中につき、現在はご覧いただけません。しばらく経ってから再度アクセスしてください」とのこと。やっぱりみんな、魂は“俗”なんであるなぁ。
 今日も朝から夕方まで出仕事。五時半、上野・メディアソフト『薔薇族』編集部。最後の分の原稿データを渡し、しばし雑談。帰り際、S-2氏と連れ立って近くのソバ屋へ。天せいろを食べながらゲイマガジン論を少々。山手線で一〇時頃帰宅。入浴後、メールチェックなどをし、『きらきらアフロ』などを観たあと、一時頃就寝。峯田和伸はちょっとだけイケるんだよなぁオレ。

  1. 2005/08/18(木) 23:04:26|
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