本日の○○(仮)

いろんなモノを書いたり『薔薇族』作ったり、幅だけはやたら広くやってるおっさんの身辺雑記です。オレに関心ない方にはあまりお勧めできないかもね(笑)。

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肉体労働と渋谷

10月19日(水)

 からだを休めるため、あえてゆっくり目の起床。起きてすぐ、会員制サイト用漫画の原作の仕上げにとりかかる。一〇時前に完成し、ソルボンヌK子先生に送信。ネットをのぞくと、以前からオレが注目していたミニ出版社「フリースタイル」の公式サイト(http://www.webfreestyle.com/)にこんな告知文が載っていた。
【メールマガジンにも書いたのですが、下北沢のリアル店「ショップ・フリースタイル」 を今月いっぱいで閉店することにしました。理由は、いくつかあるのですが、平たく言うと、こちらが考えたほど、売上が伸びなかったということです。有難いことに、閉店を惜しんでくれるひともいますが こういうわけです。短い間でしたが、ものを直接売る、というのはいい経験になりました。応援してくださった方々に、この場を借りて御礼申し上げます。】
 同店は同社のアンテナショップとしてつい先ごろオープンしたばかりなのだが、もう閉店とは残念である。……な?んてもっともらしいこと書いてるが、残念とか惜しいとかホザくんであればちょくちょく足をはこんで売上に協力すればいいのだ(今日現在、まだ未来店)。支えることもしくさらないで、なくなると聞くや「もったいないですよ」「もっと続けてくださいよ」みたいなことを臆面もなく口にできる恥知らずは舌かんで死ね! と思う(オレも含めて)。先日来、mixiのなかで、元『にじ書房』の社主・永易至文氏が会社をたたむにあたり、発行していた雑誌『にじ』(社会的な切り口からこれからのゲイの在り方を問うた異色ゲイマガジン。オレも寄稿してます)の在庫を「送料のみご負担してくだされば揃いを無料で進呈します」と告知していたのだが、それについても同じようなことを感じた。「欲しいです」とレスをつけた人間(けっこういる)のなかには、もちろん「自分のぶんはきちんと代価を支払って買っていたが、他人にすすめたりするためにもうひと組ほしい」という人もいるのだろうが、しかし「タダのモンなら、ぜひちょーだい」的なやつも少なからずいるのでは? と思う。前にも書いたが、文化というのは峰不二子みたいなもので、養っていくのにはとにかくハンパじゃないオゼゼがかかるのだ。さもしい乞食根性の持ち主ばかりになったら、文化はついえます。呑み代やジム代・クラブ代・ハッテン代にしか財布のひもをゆるめないようでは、いつまでたってもゲイの知的水準なんざ向上せんぜ!? 話がちょっと脱線したが、フリースタイルは物販店としては閉じるが、ギャラリーとして再出発するという。注目されたし。てゆうかオレも閉店までには一度行きたい。
 丸正へ食糧調達へ出たあと、『バディ』連載の最終回用原稿をかくための資料さがし。が、これがハンパでなく大変な作業。数冊の雑誌を見つけるためには、家じゅうの本棚をひっくりかえさねばならぬ。けっきょく大そうじ並の規模でとんでもない肉体労働を開始することに。三時間ほどしてようやく三冊の資料を発見。プラス、先日来さがしていた『暮しの手帖』も見つかる。これは予想外のご褒美。見つかったのはいいが、今度はひっくり返したものをふたたび収納しなくてはならぬ。やれやれ。と、ケータイを見れば『薔薇族』編集S-1氏から「櫻田氏との打合せをこれから渋谷でやります」とのメールがはいっていたので、あわてて身支度をととのえ、五時半、外出。渋谷駅近くの喫茶店で二人と合流。グラビアの詳細にくわえ、今後の編集方針や企画などについて八時ころまで話す。京王線で帰るという櫻田くんと駅前でわかれ、JRで帰途に。車中、ちょっとおもしろいプランをS-1氏から聞き、「それは市場の動向を把握するうえで有意義な企画だからやるべきでしょう」とハッパをかける。新宿駅でわかれ、八時半帰宅。夕食のしたくをしていると、なにやら視界がゆら?り、ゆらりと左右にゆれだす。「すわ、メニエール病にでもなったか!?」と一瞬アセるが、どうやら地震であった模様。しかし、こうたびたび見舞われると、地震にたいする警戒心はホントゆるむね。よくない傾向である。九時すぎ入浴。メールをチェックすると、K子センセイからのものが。朝がた送った原作を気に入っていただけたようで何よりである。肉体を酷使したせいか仕事する気力がわかず、「本をよむのもシゴトのうち!」と自分に言い訳しつつ読書。零時頃まで。十一時台に格上げになった『オーラの泉』の初回を「ウサンくせぇなぁ」と思いながら観たあと(美輪氏は中学生の頃からファンであり、伝説のシャンソン喫茶「銀巴里」にも通っていたオレだが、それとこれとは話がべつ。たとえ尊敬している人の言であっても、なにもかも鵜呑みにするほど愚かではない)、就寝。山のような本、なんとかせんとなぁオレ。
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  1. 2005/10/20(木) 20:38:55|
  2. 日記|
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少女漫画と父兄参観

10月18日(火)

 定刻起床。コンビニで立ち読みした雑誌『サイゾー』に、TBSの金曜ドラマ『花より男子』にまつわるゴタゴタの顛末記事が載っていた。このドラマは製作がかなりドタン場まで決定しなかった(テレビ雑誌の秋の新番組特集でも、これだけは「キャスト未定」とされていた)せいか、ネット上にさまざまな憶測がとびかっていたのである。“ほんとうは『メゾン・ド・ヒミコ』を岡田准一主演でつくる予定だったのだが、「主題歌をV6で!」というジャニーズ側の要求に監督の犬童一心、脚本の渡辺あやが頑として首をたてにふらず決裂した!” というのがわりに有力な説とされていたのだが、一方で“いや、候補だったのは『ヒミコ』ではなく『のだめカンタービレ』だったのだ! ”という反論もぶつけられていた。『サイゾー』の記事によると、ドラマ化が決裂したのは、どうやら『のだめ』のほうだったらしい。あまりに原作とかけはなれた脚本に、原作者の二ノ宮知子が激怒し、話を白紙にもどしてしまったというのである。ぶじドラマ化されていれば、監督を犬童一心がつとめるはずであったらしいから、そこらへんのところで『メゾン・ド・ヒミコ』の名前があがったのかもしれない。いずれにせよ、代替企画として急きょ持ち上がった『花より男子』がものすごい強硬スケジュールで収録されていることは想像に難くない。スタッフの検討を祈る。余談であるが、オレは二ノ宮知子ときくと、九〇年頃に連載していた『トレンドの女王ミホ』(角川書店ヤングロゼ掲載)を連想する。あれはおもしろかったなぁ。コミックスも全巻もってるし。少女漫画といえば、ネットニュースでこんなものが。
【ヤングユーが休刊、「ハチクロ」はコーラスへ………………大ヒットマンガ「ハチミツとクローバー」(羽海野チカさん作)などが連載されている女性漫画誌「ヤングユー」(集英社)が8日発売の11月号で休刊することが決まり、「ハチミツとクローバー」は、同社の女性漫画誌月刊「コーラス」で連載されることになった。2月号(12月28日発売)から掲載される。 ヤングユーは、85年創刊。「Papa told me」(榛野なな恵)などのヒット作を輩出した。現在掲載中の作品はコーラスとヤングユーの姉妹誌「ユー」に移動する。】
 最近はまったく読まなくなっていたが、むかしは好きな漫画が多くて、毎号買ってたなぁ『ヤングユー』。実家には、当時買ったヤングユーコミックスが山ほどある。『Papa told me』と『ベル・エポック』(逢坂みえこ著)は特に好きだった。しかしまぁ、二〇年もったのだから御の字といえないこともないか?
 本日も朝から夕方まで出仕事。昼すぎまでは昨日にひきつづき雨。五時半、やはり昨日にひきつづき上野、メディアソフト『薔薇族』編集部。雨はもうあがっている。本日は櫻田宗久くんとの打合せの予定だったのだが、行ってみると櫻田くんが急に発熱し、あすに順延になったとのこと。なので本日搬入された十二月号のみもらって四谷へ。七時、息子分の祐人(次男)のバンドの初ライブ会場へ長男・京也とのりこむ。京也には事前にメールで告知していたのだが、オレのほうには「忙しいだろうから」といらん気をまわして(プラス、ふだんから「アコースティックが好き」と言ってはばからないから)知らせてこないでいたのだが、祐人ももっと図々しくならんとイカンねぇ。「保護者として見とどける義務があるんで、たとえ苦手なジャンルであってもとりあえず来てください」とか「チケットノルマがあるんで、来なくてもいいからお金だけください」とか、それくらい言ってこられればたいしたモンなんだが。それにしても緊張した。うまくやれるんだろうか、とある意味、当人よりもドキドキ。子どもの発表会をみにいく親の心境がわかった気がしたね。七時半、祐人のバンドの出番がおわったのでするりと店を出、地下鉄で西新宿まで。駅そばのさくら水産で京也にメシをくわす。『きょうの猫村さん』の謎部分になどについて語りながら九時半ころまで。店の前で京也とわかれて一〇時ちょっと前に帰宅。入浴後、ネットチェック。『メゾン・ド・ヒミコ』について、mixi内のゲイのあいだで悪評がでまわり、それを受けたひとりが「観てみようかと思ってたけど、みんなが『よくない』って言ってるんでやめました」みたいなことを書いていたがオイオイそりゃ逆だろ。みんなが「ダメだ」と言ってるからこそ、観なくてはイカンのである。多数派の意見をまんま自分のそれとしてしまうなんて、これほど愚かで危ういことはない。他人のいうことは基本的に信用しない、くらいの姿勢でなければ、いつかきっと痛い目にあうぞ。ただでさえノンケへの報復を「リブ」といつわり周囲をまきこもうとするエセ活動家の多い世界なんだから。一時近くまで読書して就寝。バンドのライブなんて、たぶん十五年ぶりくらいだなぁオレ。
  1. 2005/10/20(木) 20:37:03|
  2. 日記|
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