本日の○○(仮)

いろんなモノを書いたり『薔薇族』作ったり、幅だけはやたら広くやってるおっさんの身辺雑記です。オレに関心ない方にはあまりお勧めできないかもね(笑)。

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天才と“超”人外魔境

11月28日(月)

 定刻起床。ネットニュースにこんなものが。
【“阿久悠大全集”TBSで来月29日放送………………作詞家で作家の阿久悠氏(68)の作詞生活40周年を記念した大型歌謡特番「超豪華!! 歌謡史決定版 ザ・ヒットメーカー 作詞家・阿久悠40年記念特別企画」が12月29日夜、TBSで放送される。65年のデビュー曲「モンキー・ダンス」(ザ・スパイダース)から「もしもピアノが弾けたなら」(西田敏行)など80年代の作品まで網羅。26組の歌手やアーティストが計3時間半にわたって、怪物と呼ばれたヒットメーカーの名曲を歌う。ピンク・レディーや沢田研二のヒット曲は過去の映像で振り返るが、坂本冬美、MAX、W(ダブルユー)がそれぞれ、森山加代子、山本リンダ、ピンク・レディーの曲をカバー。演歌や歌謡曲に加え「ウルトラマンタロウ」や「ピンポンパン体操」など、あらゆるジャンルを網羅する。】
 かんたんには他人を尊敬などしないオレがソンケーしてやまない数少ない一人が、この阿久悠氏なのだ。ありとあらゆるジャンルを網羅し、数々の名フレーズを驚異のスピードで量産していた誰もが認める“ヒットメーカー”であった氏はまさに「天才」とよぶにふさわしい人物である。アニメ系では『デビルマン』『ヤマト』『ミクロイドS』の主題歌がとくに好きだなぁ。阿久氏の詞は、誰でも理解できる平明なことばでテーマ(コンセプト)をずばっと言い切ってしまうのだ(“悪魔の力身につけた正義のヒーロー”とか“宇宙の彼方イスカンダルへ運命背負い今飛び立つ”とか“心を忘れた科学には幸せ求める夢がない”とか)。 コピーライター出身の人だけに、大衆というターゲットを的確にとらえ、けっして高尚にならず、しかしギリギリ下世話にもならない絶妙ライン。オレもこういう種類の作家になりたいとつねづね思っている。この番組、とにかく観なくては!
 本日も朝から夕方まで出仕事。昼休み、神保町のはずれにある古本屋へ久しぶりに行ったら食い物屋になっていて仰天。古本と骨董とアンティーク(両者はオレの中では別物なんであえて区分す)が混在する店で、値つけもまあまあ良心的だったのに惜しいなぁ。午後、ネットニュースにこんなものが。
【瞑想続ける「釈迦の化身」少年の謎究明へ………………11月27日、ネパール当局は宗教団体と科学者らに対し、瞑想を続ける15歳の少年について調査するよう要請した。ここ数週間、釈迦の化身だと信じられているその少年ラム・バハドゥール・バムジョン君を一目見ようとネパールやインド近隣から少なくとも10万人の信者がネパールやインド近隣からネパール南東部バラの密林に集まっている。少年の仲間によると、少年は6カ月間、食べ物や飲み物を一切口にせず瞑想を続けているという。バラの地方行政担当者は、長期間飲まず食わずで生き続けているこの少年について仏教徒の有識者委員会と科学技術学会に真相究明を要請したという。少年は、テンジクボダイジュの木の下であぐらをかいて座り、目を閉じ瞑想している。言葉は発せず、信者は50メートル離れた場所から彼を見ることを許可されている。少年は夜になると信者によりカーテンの中に隠される。遠方から少年を観察した医師らは、少年は正常に呼吸しているが衰弱しているようだと語った。現地を訪れた地元ジャーナリストによると、少年は肩から斜めにショールを掛け、釈迦のような姿勢で座禅を続けているという。】
 ニュースにはラム・バハドゥール・バムジョン君とやらの画像も添付されているのだが、これがなかなかの美少年。そんな子が時代がかった衣裳で瞑想にふけっている様はちょっと手塚漫画チックで、ある種のマニアにはかなり“萌え”のはず。オレも近場だったらいっぺん拝みにいきたいところであるが、さすがに天竺ではねぇ……。でもホント、ネズミーランドとか愛・地球博なんかよりははるかに行きたいなぁ。夕食(松屋のトンテキ定食)をとって六時前に帰宅。入浴後、仕事。『バディ』の連載原稿書き。テレビはアニメ『ブラックジャック』。本日のゲスト声優は野沢那智。野沢氏は虫プロの『どろろ』の百鬼丸や『悟空の大冒険』の三蔵法師役などでも知られる手塚アニメの古参常連であるが、かつて何度かBJを演ったこともある。こういう“遊び”はちょっと面白いね。ちなみに他のBJ役者としては、実写では宍戸錠・加山雄三・隆大介、アニメなら伊武雅刀、ラジオドラマだと岸田森といった感じ。あと、宝塚で舞台にもなってたっけ。
 九時頃、ちょっと必要な資料が生じ、スクラップブックのページを繰っていくも全然見つからず。一冊、一冊、二時間以上もかけて探しても見つからず、ついに断念。分類をきちんとしておかなかった自分が悔やまれる(資料ばかり山とあってもドコにナニがあるのか把握してなければ意味がない)。あとにはスクラップブックの山がいくつも残されているばかり。ただでさえ人外魔境のような状況であるというのに。たとえでもなんでもなく「足の踏み場のない」部屋になってしまった。空き巣狙いの皆様、へたにウチに入るとケガするのでご注意。なんか踏んですべって骨折とかするかもしれませんよ。わが家を歩くにはそれなりのテクニックを要するのです。『きらきらアフロ』をみながら零時半すぎに就寝。お母さん、オレのあのキリヌキ、どこへ行ったんでしょうね。ママァ??ドゥユリメンバァ????(ジョー山中)。
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  1. 2005/11/29(火) 21:42:18|
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初参加者とこじんまりとした会

11月27日(日)

 早めの起床。『仮面ライダー響鬼』は“おやっさん”役の下条アトムの出番が久々に多かった。雑用をすませて一時近くに外出。徒歩で新宿駅。京王線の各停でのんびりと八王子入り。ちょっと買物したあと、JR駅で昨日も一緒だったTくんと待ち合わせ、バー"Chez Stream"で月イチ開催の「ゲイの老後(未来)を考える会」へ。今回が初参加となるTくんは当初かなり緊張している感じだったがじきにうちとけ、店自体も気に入った模様。六時に老会はお開きとなり、食事会へ。本日は人数が少なく、また手間のかからないメニュー(すでに作ってあった豆乳鍋にうどんなどを入れて作った煮込み)だったので、いつもより異様に早く支度が整ってしまった。豆乳うどんは美味し。食事中、参加者のIくんが同郷であることが判明。とはいえ彼が生まれた頃、オレはすでに上京し、専門学校の学生だったが。片付けをすべて終えても八時からのバータイムまでずいぶんと間のある感じで、ちょっとたじろぐ一同。八時をすぎてもなかなかお客がこないので和室でまったの過ごす。一〇時頃、月曜の一限の授業は単位の関係でぜったいに落とせないというTくんとともに辞去。彼のところから八王子までは、オレの1/3程度の距離なんだから、まぁ気がむいたら遊びに行きなさい、と。あと、京也・祐人とも近々引き合わせましょうと約束す。途中の駅でTくん下車。一人になるとやたらと眠くなって困る。十一時半近くに帰宅。入浴後、ちょっとした用をすませて零時頃就寝。少人数の老会もたまにはいいもんだなと思うオレ。
  1. 2005/11/28(月) 18:51:38|
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ボーイズ喫茶と売れっ子タレント並

11月26日(土)

 早めの起床。朝ワイドでこんなニュースが。
【エルトン・ジョンが同性結婚第1号!………………英歌手エルトン・ジョン(58)が、長年のパートナーであるデービッド・ファニッシュ氏(43)と来月21日に結婚することが明らかになった。英アティチュード誌が明らかにしたもの。英国で同性同士の婚姻を認める法律が執行される日で、第1号になるエルトンは、「結婚式はごく内輪でこぢんまりとしたものにしたい」と語っている。2人は、12年前から交際している。】
 英国はついに同性婚を承認ですか。ほ?。
 朝食をとってから七時半、実家を発つ。父にクルマで駅まで送ってもらい、そのまま新幹線にとびのる。アクセスは順調で、九時半すぎには自宅着。ソルボンヌK子先生から『naviGAYtor』用の漫画のネームがファックスされてきていた。荷物をほどいたあと一〇時、駅前の髪切り屋へ。カットをおえて半ごろ帰宅。シャワーを浴び、身支度を整えてから十一時半ごろ外出。JRと地下鉄を乗り継ぎ、金八で見慣れたような風景を横目にしつつ亀有で下車。今日はここでメイド喫茶の逆バージョンである“ボーイズ喫茶”があるのだ。零時半ごろ到着すると、すでにソコソコの来客があった。本日のテーマは“和”。男の子&男装女子が和服に身をつつみ、ウェイターとして接客してくれる。「●●クンと●●クン、ちょっとこんなポーズでからんで?」といったお客のリクエストにこたえ、撮影に応じてくれるのが嬉しいね。前代未聞の試み(たぶん)なんでウェイター側も客側も最初はどう接したらいいのか互いにさぐり合っているようなぎこちなさもありましたが、じょじょに打ち解けはじめ、話のはずむテーブルも急増。しまいには男子の本懐ともいえる「なにをなさいます、ご無体な……ア??レ????!!」という“帯クルクル解き”なんかも要望にあわせてやらせてくれたりしてジワジワと盛り上がりをみせていったのであった。オレもオレで可愛いウエイターくん(モノホン男子)らとセクハラの一歩手前のツーショット写真をいろいろ撮ったりして楽しみました。昨夜『金スマ』でみたメイド喫茶は細部にいたるまでマニュアル化されている感じでソツはないがどこか無機質な感じがしたが、こちらはアマチュアが試行錯誤しながら作っているので一部に手ぎわのあまり良くない部分はあるものの、それが温かみになっていたりもする。オレ的には楽しかったね。後ろ髪ひかれてリミットのぎりぎりまで長居した(帰り道、どっかの店のキャンペーンで清原のそっくりさんが来ていたが、なんか場末感満点だったなぁ……)おかげで、四時半からの『薔薇族・補習』にあやうく遅刻しかけてしまった(乗り換えが多いうえに列車の本数が少ないので一本遅れると十五分近く待ったりして)。
 今回の補習参加者は、のべ六名。初参加組みは熱烈な美輪明宏信奉者のJくんと、先日のオタクコミュのオフ会にも来てくれたNくん、そしてTくん。Tくんはオレの古くからの読者でマイミク登録もしている大学生。息子分の祐人とどこか似た感じのあるマジメな男の子である。六時まで新宿二丁目〈akta〉で話したあと、近所の居酒屋へ移動。八時まで飲み食いしてからジョナサンへ移動してお茶をのんだのだが、この日は毎年恒例のHIV啓発イベント『VOICE』が四谷で行なわれたため、そこから流れてきたらしきホモゲイカマ族たちで、気がつくといつの間にか店内は過半数が占められていたのであった(あと、どう見ても中学生にしか見えないちびっ子ウェイターがいた。ショタ萌え諸君、見に行け!)。それはさておき『VOICE』、“男性の同性愛者&両性愛者以外は入場不可”という世間にむけては閉じられた場所なので女性メンバーもいる我々は合流しませんでしたが、しかし夏には一大パレードをつらねて「ゲイという存在を世間一般に知らしめよう!」とやっているのに、冬になると当事者以外(レズも認めず、というのはスゴイよね。いまどき女人禁制なんて場所は相撲の土俵くらいじゃないか? ゲイ、ゲイといってもやっぱり“男社会”の住人なんですかね)をシャットアウトしてしまうというのは、いささか整合性を欠く気もするのですが、ノンケの皆さんはいかが思われますか。冬虫夏草のごとく、夏と冬とでは別のイキモノにでもなってしまうのだろうかね。「なんかヘンじゃない?」と言いだす実行委員が早くでてきてくれることを“開国派”としては切に祈るものであります。
 九時半お開き。新宿駅にて皆と別れ、徒歩にて帰宅。入浴後、早く寝ればいいのに『仮面ライダー剣・劇場版』のDVDをみてしまう。『薔薇族』でも漫画を連載してくださっていた内田春菊氏が占い師役で特別出演しているのだが、なんかとてもソレっぽくて笑った。「お母さんねぇ、ライダーの映画に出るんだよ」とお子さんに自慢したんだろうか。いや、小さい子どものいる役者さんというのは、けっこう特撮モノに出たがる人が多いらしいのよ。「お父さん(お母さん)すげー!」と子どもからソンケーされるから。かの萬屋錦之介氏も仮面ライダー(これは藤岡弘、のときのやつ)への出演を切望していたんだそうな。それはさておきこの映画、脚本的に「?」というシーンが多くて出来はイマイチ。アニメ・特撮の映画は数あれど、いまだ『エースをねらえ!』を超えるものにはお目にかかったことがないのぉ。一時頃就寝。今日はバタバタしたが真の売れっ子というのはこれよりはるかに忙しいんだろうなぁとそら恐ろしく思うオレ。
  1. 2005/11/28(月) 18:50:56|
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藤原カムイとオタク二連発

11月25日(金)

 ゆっくり目の起床。一時すぎまであちこちで買物。思いもかけない店でちょっと面白い雑誌(八〇年代半ばの漫画特集。当時好きだった“コミック界一の美青年”だった頃の藤原カムイの対談なんかも載っとります)や、『劇場版・仮面ライダー剣/ディレクターズカット版』のDVDなんかも安く買えて、やや嬉しい。本屋以外ではユニクロとドン・キホーテなどをまわって服を何点か。しかし本買いとは違ってこちらは心がウキウキしないなぁ。とりあえずの“義務”として「早いトコすませてしまおう」という感じになってしまう。二時頃帰宅。遅めの昼食後、やたらと眠くなりしばし仮眠。ワイドショーつけっぱなしで寝ていたらイヤな夢をみる。事件の現場に居合わせて一部始終を目撃してしまうというもの。目覚めてからしばらく不快感が。夕食後、入浴。明日の帰京のための荷造りをすませてから読書。八時からはラジオ。唐沢俊一氏の『ブジオ』。本日のゲストは山咲トオル氏。“私のえらぶ一曲”としてかかったのが本田美奈子.の『好きと言いなさい』。以前『うたばん』に出た際、シークレットゲストとして来てくれていろいろと良くしてもらったので何か恩返しができないかと考えた末、「彼女はこんなに素敵な歌をうたっていたのヨ」と世間に知らしめるのが一番だろうという結論に達したのだという。彼女の魂は天に召されても遺した作品は半永久的に現世に存在しつづけるのだ。九時からはテレビ『金スマ』。こちらもアキバ特集で、やはり昨日とおなじ男が出てきて同じようなことをやっていた。二日連続でオタクネタとは、芸がないなぁTBS。どちらの番組も中居正広が司会だが、彼はどういう心境で接していたのだろう(どっちが先に収録されたのかは知らんけど)。個人的にはリポーターの安住アナが“メイド足裏マッサージ”の店で「なんかトゥナイト2みたいになってきちやいましたね」と漏らした際、係の女の子が「そんなイヤラシイ場所ではありません」と返していたのが笑えた。十一時ころ就寝。明日はめっちゃタイトなスケジュールですオレ。
  1. 2005/11/28(月) 18:50:09|
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再開発と寂聴尼

11月24日(木)

 ゆっくり目の起床。九時半に自転車で出発。本日は市内のめぼしい古本屋をのきなみ巡る予定なり。天気は上々、手袋を一応はめて出たが必要はなかった。小春日和、継続中。午後五時くらいまでかけて一〇軒以上まわる。ブックオフの新店がふたつも増えていた。一方で、正月の次点であった一店舗が消えている。「ブックオフとかけまして しつこい吹き出物ととく そのこころは“なくなったと思ったら別のところからまた出てくる”」なんぞとナゾカケでもしたくなるほど統廃合がはげしいなぁ、あのチェーンは。ちなみに今回増えた一店の所在地は、以前に閉店になった店の目と鼻の先。同地区にもういっぺん出すくらいなら最初から閉じなければいいのに、と思うのだが。社保庁の保養施設うんぬん同様かなり無計画感が強いが、まぁ公共事業とちがって、こちらのフトコロが痛むわけではないからいいのだが。
 それにしても走っていて感じたのだが、わが郷里の再開発の進み具合はすさまじいものがある。区画整理によって通された四車線道路が市内をつらぬき、かなり便利にはなったのだが、しかし“知らない街”になってしまった感じ。通っていた小学校のあたりは昼なおどこか薄暗い小道のいりくんだ、“チカンに注意”なんて看板が立てられていたようなインビな地域だったのだが、家がのけられ小道がつぶされ陽光がさんさんとふりそそぐ広い道路がわがもの顔でのさばっていて、なんというか情緒的なものが一気にスコーンと抜け落ちてしまった感じ。“安全”で“健全”で“便利”にはなったのだろうが、何かいまひとつ釈然としないものがある。これは以前、数年ぶりに六年ほど暮らした恵比寿を訪れたときの感覚に似ている。オレは現在のガーデンプレイスの近く(恵比寿三丁目。裏手の坂をおりると港区白金プラチナ通り、というお洒落ヤングにとっては絶好の立地。オレ的にはなんの感慨もなかったが)に住んでいたのだが、オレがいた当時(八七年八月?九三年五月)、あのあたりは何もないところでろくに人通りもなかった。ついでに駅舎もボロボロで、駅前だって個人商店だけだったのだ。それがいまはあのにぎわいである。でっかい駅ビルもでき、まったく別人のごとき様相を呈している。夏に櫻田宗久くんの個展がひらかれたカフェが、じつは住んでいたアパートの近く(オレはそのカフェの前を通って銭湯に通ったりしていたのだ)だったのだが、ガーデンプレイスのオープンにともなって“都心のエアポケット”的住宅地だったエリアがいつの間にかオシャレスポットに変容し、遠路はるばるやってくるヤングたちに蹂躙されてしまっているのがやや淋しかった。よく買物をした酒屋が当時のまんまに残っていてくれたのがほんとうに嬉しかったねぇ。
 夕食、入浴のあとは読書。テレビは『うたばん』。ゲストのSMAPにアキバ的体験をいろいろしてもらおうという趣向。よくいがちなオタク系青年(Aボーイというらしいね)をカラませ笑い者にするという、これもアリガチな企画。オレからみても確かに「アイタタタ……」的な子ではあるのだが、いかんせん紋切り型な感がつよく、凡百な印象がぬぐえないっス。九時からは『3夜連続・女の一代記・第1夜 瀬戸内寂聴 ?出家とは生きながら死ぬこと? 夫と娘を捨て走った恋妻子ある小説家との愛私の情熱はすべてを破壊した…修羅の半生』。宮沢りえが寂聴尼にふんすることで話題のドラマだが、どうせなら負けず劣らず激動の人生をおくっている荻野目慶子でやってほしかったところ。『週刊新潮』の寂聴尼との対談によるとりえは当初、得度(とくど)のシーンで実際に剃髪するとギリギリまで言い張っていたという。結局、髪を剃ったからといって入魂の演技ができるわけでもないから、と思い直し、特殊メークですませたそうだが、どうせならやってほしかったと思う。それに“萌える”人間というのもけっこう多いだろうし。個人的には中村勘太郎の淡々としていてじつは濃ゆい演技が良かった。寂聴尼も「実際の元恋人とは全然ちがうタイプ」ではあるが「勘三郎一家はみんな好きなのでとても満足している」そうな。二時間強でまとめるのはハナから無理な内容なのでかなり消化不良というかとっちらかった印象は受けたが、しかし観客を退屈させる場面のないストーリー(というか生き方)なので面白くは見られた。十一時半就寝。しかし荻野目寂聴は観たかったなぁオレ。
  1. 2005/11/28(月) 18:49:28|
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老け役と新事実

11月23日(水)

 実家にてほどほどの起床。そしてこんな芸能ニュースがあった。
【「はぐれ刑事」が帰ってくる 18年の歴史にピリオドもファンの後押しで一夜限りの復活………………俳優・藤田まこと(72)主演で18年間続いたテレビ朝日系「はぐれ刑事純情派」がスペシャルドラマで帰ってくることが22日、分かった。6月の最終回からシリーズ終了を惜しむ声がやまず、ファンの強い後押しを受けての1回限りの復活。このほど兵庫・城崎温泉で行われたロケに参加した藤田は「いっぱいお土産を持って帰ってきます」と大張り切りだ。安浦の長女・エリ(松岡)の結婚も大きな分岐点。藤田は「婿と同居することになって新居に引っ越し。バトルが繰り広げられるので期待して」とアピールした。】
 十五年間「婿殿! 婿殿!」と菅井きんからイビりぬかれたまこと氏、今度は舅(しゅうと)として娘婿をイビりかえすのか? どうでもいいが藤田まことと菅井きんの年齢差はたったの七歳!(菅井、一九二六年生まれ。藤田、一九三三年生まれ)なのに義理の母子役とは……若い頃から老け役ひとすじ(五〇年前の『ゴジラ』第一作にも国会で「ばかやろー!」と怒鳴るモーレツおばば代議士役で出ていたが、じつはまだ二〇代だった。同種の女優としては他に柴田理恵がいる)のきんさんならではのキャスティングであった。
 本日は一〇時から隣の市にて昨年亡くなった祖母の法事なり。よく晴れた小春日和のなか、儀式はつつがなく進行し、二時すぎ終了。途中、自分に関連した新事実(つける予定だったのだが、坊さんから「その名にすると頭はいいが心根の悪い人間になる」と脅されて没になった名前がなんだったのか、とか)がいくつか知らされ、「へぇー」となる一幕もあり。三時前には帰宅。そのあとは本棚から東京へ持ち帰る仕事用資料を分類する作業に没頭。夕食、入浴後は読書。十一時には就寝。まさかあの某著名俳優の名前が候補だったとは夢にも思わなかったなぁオレ。
  1. 2005/11/28(月) 18:48:47|
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遅きに失するフォローと乗り間違い

11月22日(火)

 定刻起床。本日付の日記で勝谷誠彦氏がこのようなことを書いていた。昨日ここでも挙げた十九日の文章に対するフォローである。
【あの日記で私は自分の家に関しては構造計算も施工もすべて把握していると自慢げに書いた。しかしあとで思い出したのだが実は私もその前に危うい橋を渡っているのである。自分で設計を頼んで建てようと思う前に私はある大手の住宅会社の既製品にしようと考えた時期があった。モデルハウスを見ただけでまだ建っていないマンションを買う人を嘲えませんね。先方はなんとか売りたいがために格安で地盤調査もするという。頼んでみるとそのデータを持ってきて「大丈夫です。充分に建ちます」などと言うのだがそのあまりの軽躁さに私の危機センサーが働いたのだ。結局そちらは断って自分で建てることにしたのだが基礎の人工地盤を作り始めて大変なことになった。くだんの会社が出してきた地盤調査書がデタラメだったのだ。おかげで見積もりの何倍も人工地盤にかかってしまい危うく私は斜面にただの平地を造成しただけで資金が尽きてその上にテントを張って暮らす(笑)羽目になりかけた。昔のことなので社名は書かないがかなり名の知れた会社でもこのありさま。それが会社としての詐欺的行為なのかあの口先だけは達者だった営業マンのやり口なのかは不明だがまあそういう業界であると私は知ったのである。】
 オレ同様、憤った庶民読者の反発でもくらったか、かなり調子をおとしているが、しかしそれで先だっての選民意識まるだし言動が帳消しになるわけではないやね。「パンがなければお菓子を……」に通ずる、あのあまりにも一般人の困窮ぶりを知らぬ(悪意はないにしても)無神経発言は、そうした層の勝谷ファンたちに今後どのような影響をもたらしますことやら。少なくともオレは忘れないゾ。オレの怒りはつねに庶民を小馬鹿にしたりないがしろにしたりする人間に向けられるのだ(それはゲイマスコミにおいてもおなじこと!)。
 本日も朝から夕方まで出仕事。午後、こんなネットニュースが。
【のまネコ使用中止求め殺害予告、専門学校生を再逮捕へ………………インターネット掲示板「2ちゃんねる」に大手レコード会社「エイベックス」の社員の殺害を予告する文章などを書き込んだとして、警視庁捜査1課は22日、別件で起訴中の東京都江東区白河4、専門学校生丑田祐輔被告(23)を強要未遂容疑で再逮捕する。調べによると、丑田被告は同社の発売曲「恋のマイアヒ」の宣伝に使われたキャラクター「のまネコ」が、2ちゃんねる利用者が自由に使っているキャラクター「モナー」に似ていることに反発。9月30日未明、2ちゃんねるに「のまネコの使用を即日中止せよ。さもないと社員を刃物で殺害する」などと書き込み、のまネコの使用中止などを迫った疑い。丑田被告は、2ちゃんねるに仙台市の小学4年の女児の殺害予告を書き込んだとして、宮城県警に先月19日、脅迫容疑で逮捕され、同罪で起訴されていた。】
 クリックひとつで広範囲に多大なる影響を容易に与えられるインターネットはこうした“ネット愉快犯”たちの温床となっているが、この種の犯罪は今後ますます増えていくことだろうなぁ。かりに2ちゃんねるを法的にドウコウしたところで、第二、第三の2ちゃんが必ずやあらわれることであろう……ってショッカーかいっ。あるいはブラックゴーストかいっ。どっちも石ノ森章太郎かいっ。
 本日は祖母の法事のため、仕事のあと帰省。ボーッとしていたらいつものクセで上野方面の山手線に乗り込んでしまい、車中で間違いに気づく。次の駅であわてて下車し、東京駅へむかう。五時半ごろの新幹線に乗り込み、七時半、実家着。正月以来の帰省だが、バス路線などの変更があって隔世の感。ものすごい勢いで再開発が進んでいるのは知っていたが、やっぱり気分は浦島太郎である。食事、入浴のあと、早々に就寝。とりあえずこちらにいる間だけは身体を休めることを仕事とするつもりですオレ。
  1. 2005/11/27(日) 08:19:37|
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うかつさとブルジョア右翼

11月21日(月)

 定刻起床。ネットである方の日記を見て、コミケの“文字本”版『文学フリマ』の開催日が昨日であったことを知る。ウッカリしてた?。チックショー! まぁ、物理的にみて行ける確立はかぎりなく低かったのだが、それでも「うっかりして忘れてた」というおのれのウカツさは許せない。“許せん”ついでで言えば、『勝谷誠彦の××な日々。』(http://www.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=31174)の十九日分を読んでいささかムッとなる。例のアネハによる欠陥設計大型建造物大量発覚事件を受けての一文に対してだ。
【私は自分の家の構造計算も把握しているし釘一本に至る単価まで知っている。監修してくれた南雄三先生とは幾晩も酒を真ん中にして泥酔もとい論議を繰り返したし施行の工務店(株)吉原とはもはや親戚以上のつきあいだ。私が自宅にこれまでかけた金額があれば仕事場の隣に相当な広さのマンションを買うことができる。しかし私はそんなことを考えもしなかったし今なおしていない。なぜなら私はこの国の土建屋業界というものがどんな世界かを取材などを通じて知り尽くしているからだ。怖くてできませんよそんなこと。自宅を持つというのは拙宅の施行のように本当に信頼できるチームでなおかつ自分が全貌を把握してでないと極めて危険な行為なのだ。】
 勝谷氏の言うことは確かに正論なのだろうが、現実問題としてそこまでやれる人間というのは世の中に果たしてどれだけいるものか? 費用的にも時間的にも難しいし、なによりウラ事情に精通したり、真に信頼のおける建築家というのが誰なのか知ったりすることは一般人にはとうてい不可能に近い(たとえば早朝から夜更けまで工場のなかで真っ黒になりながら働いて得た薄給からわずかづつ蓄えているような人間とかに、どうやってそれをやれと言うのか)。アノネェ、われわれ愚民だって業者の言うことを鵜呑みにしたらコワイということぐらいわかっているのだ。アンタなんぞに今さら言われるまでもない。しかし日々に忙殺される働きバチ状態かつギリギリの予算ラインで持ち家購入を計画しているため、疑念は内心につねに抱きながらも、調査・設計・施工などについては販売会社の言葉(善性)を信じるしかないのが現実なのだ。こう言うと「独自調査する余裕もない人間は家なんか買おうと思うな!」と反論されるかもしれないが、それはあまりに日本人の哀しき実情というものを知らなさすぎる。今回の文章によって勝谷氏は、「あのヒトもけっきょく庶民の暮らしからは遠くはなれた場所にいる人間なんだねぇ」という印象を自ら世間にばらまくこととなったわけだ。みのもんたの、あからさまにウソくさい“庶民の味方”的言動の数々もいいかげんヘドがでるが、今回の勝谷氏のいつもにもましてハナにつく賢者気取りもおなじくらい不愉快である。
 本日も朝から夕方まで出仕事。近ごろちょっとお気に入りである松屋のトンテキ定食を食ってから六時前に帰宅。明日の夜から法事のために数日帰省するため、今夜のうちに済ませておかなければならない仕事や雑事が山のようにある。気が遠くなるが入浴後、あわただしく開始。バタバタバタバタバタバタバダバタ……と忙しく立ち働くうちに時間ばかりがいすたずらに過ぎ、ようやく終わったと思ったらアララもう十一時近く。出さねばならない長文のメールは明日、新幹線の中からケータイで打って送ることとし、ベッドに倒れこむ。二〇分ほど読書してから就寝。風邪気味状態から脱するために三日間ぐらいずっと滋養のあるモン食って寝ていたいもんだが、それができないわが身がつらいなぁオレ。
  1. 2005/11/27(日) 08:18:54|
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不義理とアア勘違い

11月20日(日)

 仮眠からさめると六時半。お礼を述べ、八周年記念グッズのてぬぐいを頂戴して辞去。中央線で八時ちょっと前に帰宅。『仮面ライダー響鬼』を観てから一時間ほど仮眠し、一〇時より仕事。『naviGAYtor』の原稿書き。集中してガシガシやり二時半近くに終了。力つきてしばし仮眠。四時ごろ起きだし、雑用。ケータイを見ると、“N-STAGE”の千葉氏から着信アリの記録が。うちはケータイ受信エリアが限定されているので、かかってきていることに気づかないことがしばしばあるのだ。かけなおそうかとも思ったが今はストリップの本番中。なのでとりあえず「ご成功、心よりお喜びもうしあげます」とメールを打っておく。最終日のラスト公演なのでほんとうは観にいきたいところなのだが、立錐の余地のない場内の様子を考えると二の足をふんでしまう。やはりこのトシになってあの状況はツラい。というわけで結局、不義理をしてしまった。ほんとうに申し訳ないのだが。来年こそはなんとか“立ち見ナシ”の公演というものを実現していきたいと思う。それはさておき、千葉氏、ならびにスタッフ・キャストの皆様、歌舞伎町第二弾公演も大成功おめでとうございます。
 六時外出。今夜は新宿二丁目aktaで月イチ開かれるワークショップ。今宵は先のL&Gパレード実行委員長をつとめたおかべよしひろ氏への公開インタビューである。七時半からの開催だからとその前に食事をし(ラーメン・餃子・チャーハンの定食。今朝の車中でめでたく読了とあいなった今柊二氏の『定食バンザイ!』に触発され、その手のものがずっと食いたかったのよ)、一〇分前に行ったらもうすでに会は始まっていた。どうやら七時からだった模様。かってに半からだと勘違いしていた模様。九時すぎでお開きとなり、赤杉くんたちにご挨拶のみしてから急ぎ、三丁目のバー〈タックスノット〉へ。編集部から預かってきた現行『薔薇族』ラスト号をお届けするためである。入ると日曜日の九時すぎだというのに立ち呑みでギューギューの大入満員状態。なので本だけお渡しして辞去(伊藤文学氏ルートからか、すでに一冊届けられていたのだが、せっかくだからと置いてきました)。九時半すぎ帰宅。入浴後、読書。テレビは『世界ウルルン滞在記』。玉有洋一郎という若手俳優の子が中国のすご腕マッサージ師・チンさん宅に滞在してその奥義を学ぶ、というものなのだが、この玉有という少年がやたら「パパ、パパ」と師匠に甘えたおすのさ。たんにお父さんタイプが好きなホモの子にしか見えないのはオレだけか?(タマちゃんを迎えてくれたのがチンさんというのもなにやら暗示的な……) 終了後、フジテレビにまわすと、ちょうど“BL系乙女”(池袋のやおい系オタクエリア、通称・乙女ロードにいりびたる女子たち)のドキュメントにあたった。資料用にとあわてて録画。番組中、やおい世界に耽溺し、実際の男性とのかかわりを持たないひとり(学生時代、男子生徒たちからイジメられたのをきっかけに現在はニートであるとか)にインタビュアー(女性)が「それって現実逃避みたいなものなんじゃないの?」と聞くと、「いや……べつに逃げてるわけじゃないけど……」と不服げに。しかしやっぱり逃げてるんだと思うよ。オレも高校の頃、ある日とつぜん世の中の九七%くらいが大嫌いになって(思春期特有の潔癖性が暴走したのですね。なんか知らんけど急に、世間の腐敗ぶりが許せなくなった)本ばかり読んでいたけど、アレはやっぱり“逃げ”でした。書物の世界へ閉じこもることで、現実世界の汚さを見ようとしていなかった(司会の爆笑問題・太田もやはりオレと同意見。ワシらは似たような高校時代を送ってました)。結局、自分が「逃げてる」ことを認め、それと向き合っていかないかぎり、事態は絶対に改善されないのですワ。難しいことだけれど、それをやらなきゃ死ぬまでそのマンマ。十一時半、就寝。あわただしい週末もなんとかぶじ終えられましたオレ。
  1. 2005/11/21(月) 19:57:58|
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八周年と楽しき宴

11月19日(土)

 早めの起床。コーヒーだけ飲み、仕事開始。会員制Web『naviGAYtor』(http://www.navigaytor.jp/)の動画編集。ご存知アノ唐沢俊一氏、『薔薇族』編集長の伊藤文学氏、タックスノットの大塚隆史氏の撮影してきた素材(トーク)をパソコンで編集する。面白いのでみんな、入会してご覧なさい。終了後、食事・雑用・身支度をかませて四時頃外出。いつものように京王線各停で八王子へ。本日はお世話になっているバー『Chez Stream』(http://homepage.mac.com/streamcafe/topframe.html)の八周年記念パーティにお招ばれなんである。五時半ころ到着し、いくつか買物。つっても本ばっかだけどね。七時ころ、オグ氏と駅で待ち合わせて繁華街方向へ。いきつけの古本屋をおしえたところ、さっそく絶版漫画なんぞを買い込んでいた。
 八時、入店。入るとすでにかじよしみさんがいらしていた。奥の和室で小休止していると赤杉くん・わたるくんのご夫々がやって来た。「寸志」という呼び名がこれほどまでにふさわしい額もなかろうという感じの寸志オブ寸志(早く分厚い祝儀袋を奮発できるようになりたいもんス)をマスターの勝山氏にお渡しして間もなく、ボジョレヌーボーが皆にふるまわれ、この日最初の乾杯。聞くところによると今年のワインは「一〇〇年に一度の出来」らしいが、そんなの広告宣伝の常套句として毎年言ってそうだよな。一〇〇年前に試飲した人に呑み比べてもらいたいとこである。常連のN氏がレイザーラモンHGのコスプレをしていたが、それはオレが先月の“ゲイの老後(未来)を考える会”のおり、「HGの衣裳は東急ハンズで売ってる」と言ったのを聞いて買ってきたのだそうだ。まぁ、どれだけ売れたところでマージンがHGに入るわけじゃないから別にイーカ。かじさん、赤杉・わたる、オグの各氏は終電前に順次辞去し、かわって他の常連たちがつぎつぎにやって来る。うち一人からゲイマスコミ内の極秘ニュースを「内緒だからね」と前置きされたうえで聞かされて「へぇー」となる場面も(ほらね、ちゃんと約束通り内緒にしてるでしょ)。
 午前二時をすぎたあたりでとりあえず宴はいったん終了。眠る者は和室にもうけられた仮眠所へ行き、まだまだ呑み語らいたい者はそのまま店に残る。眠たいがモノカキのサガとしてとりあえず会話は聞いておきたいオレはソファに横になり、ウトウトと。明け方ともなれば嘔吐する者が頻発し、そのつど「おい、こっち! こっちにまわせ!」と専用タライがリレーされ、店内はさながら夜戦病院の趣を呈すのであった(常連には医療介護関係者が多いので、処置の手際はミゴト!)。オレの寝ている枕元でもひとりの男の子がモドしていたが、これもまた呑み会の風物詩のひとつ、オツなもんヨと思い気にもとめず。と、勝山氏が「さて、今度は狩人さんの番ですかねぇ」とおっしゃったので、「いや、べつに吐きゃしませんよ」と答えると「アラやだよコノ人は起きてるんだ」と驚いた声をあげる。「ンな枕元でゲーゲーやってて眠れるもんですかい。まぁ、これもまた一興と思ってネ。楽しんでおりました」とニヤニヤしつつ言うと、「あー、ヤダヤダ。なんでこんなヘンタイばっかり集まってくンのかねぇ」ですと。はたで聞いていたN氏の「類は友を呼ぶってことなんじゃないの?」というオチがついたところで再び仮眠に入る。昔からオールナイトというのは弱い男でしたが、仮眠できるから助かるなぁと思いましたオレ。
  1. 2005/11/21(月) 19:57:10|
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本番初日とさだまさし

11月18日(金)

 ほどほどの起床。急ぎ日記をアップしてから身支度し、外出。本日より三日間、メンズストリップ集団“N-stage”が歌舞伎町の劇場をつかってショーを行なうので、そのリハーサル見学に行くのだ。歌舞伎町での公演は、『薔薇族』九月号で特集した六月につづいて二回目。今回ははじめて金曜にも行なう(前回は土日のみ)のだが、ちょっと不安はある。五時開演の回の客の入りである。五時開演ということは、開場時は四時ちょっと過ぎ。フツーの社会人ならばまだ仕事している時間帯である。魚河岸のような始業終業の早いところで働いている人ならいざしらず、その時間設定で果たして場内が埋まるかどうか、これは今公演最大の賭けである。
 九時半に最寄り駅の改札で、いっしょにいかが? と誘った漫画家・里見満くんと待ち合わせているのでちょっと前にそこへ。しかし来ない。「今日、どうします?」とメールを打つと「参ります」と返信があったので待つが、五〇分をすぎた次点でタイムリミット。「すみみません、遅刻しそうなので移動します」と送信し、小走りで歌舞伎町へ。数分遅れたものの、なんとか開始には間に合う。息をきらせながら主宰者の千葉向月氏らにご挨拶し、通し稽古を見学。しばらくして、ここの住所を知らせておいた里見くんがやって来た。一時間ちょっとでとりあえずのリハが終わり、あとは三時すぎに、縄師のスティーブ長田氏が到着してから再開するというのでいったん外へ。二丁目のジョナサンへ入り、ランチ&ティータイム。作家としての在り方について、今後の仕事の展開計画、レイザーラモンHGにたいする見解等々をアレコレ語り合う。
 三時ごろ店を出て再び歌舞伎町へ。スティーブ氏による緊縛責めはまことに結構なお手前であった。みごとな手際でMボーイを拘束し、あれよあれよという間に吊るしてしまう。まるで囲炉裏の自在かぎのような形で宙づりになった姿を見て、今さらながらロープアートの美しさというものを再認識する。オレが実践するSMは主にリアル系(造形の美しさではなく、生々しい荒々しさを追求する)で、氏のような様式美系とは真逆なものだが、それでもこれはこれで素晴らしいと思う。とにかくアクロバティックなのよ。ある種、サーカスぽくもある。高く吊られた青年が恥ずかしくて苦しい体勢のままくるくると回転させられる(べつの一人は振り子のように揺らされる)様子はとにかく圧巻。一歩まちがえば大事故にも発展しかねない荒技だが、そこはプロのテクニック、さらりと巻くが、がっちり締まり、決してゆるんだりしない。「縛りプレイって、フツーにこんなすごいことするんですか?」と里見くんが仰天した顔で訊いてきたが、このくらいやって初めて他人様からおアシを頂戴できるんである。
 四時二〇分、客入れ開始。どのくらい集まるものかと内心不安であったが、案ずるよりナントヤラ、徐々に人数が増えていき、前回の限界ギリギリ超満員よりもちょっと足らない程度の大盛況状態に。これには驚いた。まさか魚河岸中の男が集まって来たわけでもあるまいに……と思い客層を見れば、外回り中の営業マンといったふぜいのスーツ族などもチラホラ見受けられた。そして若者(あきらかに二〇代)の姿が確実に増えている! 前回の二倍、三倍、いや、それよりずっと。『薔薇族』で取り上げたせいであるならば嬉しいのだが(アンケート葉書には若年層・中高年層どちらからも期待する声が書かれていたっけ)。それはさておき、とにかくショーは大入満員。懸念していた(下手するとろくに客なんか来ないのではないかと思っていた)金曜五時の回がこうなのだから、他の回が盛況であることはもはや自明の理というものである。七時すぎに終演。千葉氏にご挨拶し、明日の午前中リハーサルにレインボーアーツの新井敏行くんが来たがっている旨を告げると、朝リハは本日だけのもので、明日以降は夕方の本番前になるという。新井くん、残念! 入口前に次の回の観客たちがすでにズラリと並んでいるのを見ながら辞去。駅前で里見くんと別れ(彼は最初、本番の途中で帰るようなことを言っていたのだが、ショーに魅せられたのか結局ラストまで残ってしまった)、食事をして八時ごろ帰宅。ネットを覗くとこんなニュースが。
【マイケル警察ざた、女装し女子トイレ侵入………………米歌手マイケル・ジャクソン(46)の奇行が久々に報じられた。訪問中のアラブ首長国連邦のドバイで、女性用トイレで化粧直しをして、警官が出動する大騒ぎになった。現地報道などによると、マイケルが、ショッピングセンターの女性用トイレで化粧直ししていたところ、37歳の女性教師が発見して悲鳴を上げながら逃げだした。マイケルはアラブの女性が着けるスカーフをかぶり、女装していたという。発見者の女性は再びトイレに戻り、携帯電話でマイケルを撮影。マイケルが追いかけ、写真を返すよう求めたが、彼女は拒否し金銭を要求して騒動になり、警官が駆けつけたという。マイケルの広報担当者は「アラビア語が読めず誤って入った。気づいてすぐに立ち去った」と説明したが、現地では男性用トイレで化粧直ししたくなかったのでは、との憶測が流れている。マイケルは今夏からバーレーンに長期滞在。土地を購入し、永住する決意を固めたとされる。今回は著名人の招待で式典に参加するため、ドバイ入りしていた。】
 いやいや諸君、イタイケな少年にアヤシゲな行為におよぶことを思えば、スカーフ女装で女子便所侵入くらいなんでもないではないか。それで当人のリビドーがおさまるというのなら必要悪として見逃しておやんなさいよ。べつに個室のなかを覗くとか、入り込んでレイプするとかいうわけじゃないんだから。女トイレに男が入るなんてトンデモナイとおっしゃるかもしれないが、それを言ったらわれわれ男だって掃除のオバチャンに用足し中しょっちゅう入ってこられて見られてるんだからオアイコというものである。「男はいーのヨ!」とか言わないでチョーダイ! 男女同権ヨッ!!
 入浴後、今日はストリップでの立ちっぱなし(いろんな意味で)が続いたせいか疲労度が濃く、仕事する気力がわかないのであきらめて読書。テレビは『たけしの誰でもピカソ』。さだまさしの特集で、ひさびさに『償い』を聴くが、何度聴いてもこの曲は目頭が熱くなる(業務上過失致死をおこしてしまった青年が、どれほど詫びても詫びきれない遺族にそれでも詫びつづけるという歌である。慰謝料の送金をつづけて七年目にようやく相手から「あなたの誠意はわかりました」という手紙がとどく)。ゲイの好きな音楽というと、マスコミ(特に当事者側)はきまってユーミン、マッキー、みゆき、聖子をもちだすが、さだまさし好きだって決して少なくないだろうと思う。ただ「言うとモテないから黙っている」だけではないのか? ちなみにオレはあと、谷山浩子と太田裕美のファンである。明日は早起きしてたまってる仕事をこなさなければならぬので十一時就寝。ストリップ、今回も成功で良かったなぁと安堵するオレ。
  1. 2005/11/21(月) 19:53:20|
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危惧とねぎらいの会

11月17日(木)

 定刻起床。朝ワイドの芸能ニュースでこんなものが。
【手塚漫画「どろろ」が妻夫木&コウ主演で実写映画化!………………昭和42年に発表された故手塚治虫さんの怪奇漫画「どろろ」が、初めて実写映画化されることが16日、分かった。主演の百鬼丸役に、俳優の妻夫木聡(24)、どろろ役に女優の柴咲コウ(24)を抜擢、2人とも本格アクションに初挑戦する。タイトルは「どろろ DORORO」(塩田明彦監督)に決まり、平成19年に東宝系で公開予定。撮影はニュージーランドで行い、総製作費は20億円以上という超大作となる。同作は、体の48カ所を魔物に奪われた百鬼丸が、体を取り戻すために、男装した子供の泥棒、どろろとともに魔物退治の旅に出る物語。同44年にフジテレビ系でアニメ化され、当時から一部ファンの間で“手塚漫画の最高傑作”と評されてきた作品だ。「週刊少年サンデー」(小学館)に登場してから約40年。映像化不可能といわれた名作が、CG技術の進歩により、ついに実写映画化される。同映画の平野隆プロデューサーは、「戦争がなくならず、大人の争いで子供が傷つけられている今だからこそ、この作品が持つ平和のメッセージを世界に発信したい」と企画意図を説明。映画では、男女間の微妙な心情を表現し、物語に膨らみを持たせるために、原作で少年(実際は少女)として登場したどろろの年齢をあえて百鬼丸と同年代に設定。主演の2人には、今最もノッている若手役者の妻夫木と柴咲を抜擢した。】
 ……うーん、どうなるんだろう? 身障者差別に配慮して(というか、クサいものにはフタで)現在ではアニメ版も封印されている『どろろ』の実写化というのは……。百鬼丸は戦国大名である父親の野望達成の生け贄となって魔物の呪いをくらい、おぞましい姿(たんなる肉のカタマリのような)で生まれてきた、それこそ全手塚キャラのなかでも『ブラックジャック』のピノコに次ぐ超重度の不具者である(ピノコは奇形肉腫であり、ヒトの形すらしていなかったから、アレには負ける)。魔物を一匹たおすたびに奪われた肉体が戻って(生えて)くる、というエグい設定を、「差別撤廃」の美名のもとに言葉狩りなどを楽しんでおられる方々が果たしてどこまで許すものか。中途半端な映画化だったらやらないほうがよっぽどマシというものだ。しかし一番気に入らないのは、どろろを大人にしてしまった点である。これで原作のキモの部分は完全に取り去られてしまった。たぶんホレたハレたがメインの凡百な恋愛ものになってしまうことは間違いないだろう(あるいは肉体欠損という部分に注目が集中するのを避けるための手段なのかもしれないが)。あぁ……この空虚感、宇多田亭主のカントクした実写版『キャシャーン』に、原作における悲劇の象徴である“スワニー”(主人公の母の人格情報が移植された白鳥型ロボット。月光を受けると眼の部分から母の姿が映写され、キャシャーンと会話できる)が登場しないと聞いたときのそれとよく似ているなぁ……。もしもどろろ役に神木隆之介でもキャスティングされていれば、その筋のマニアも大挙して押し寄せているだろうに。ばっかだなぁ。あとプロデューサーは「この作品の持つ平和のメッセージ」とか大仰なこと語っているが、手塚御大自身は『どろろ』執筆の動機を「世間が妖怪ブームだったから」とか述懐しちゃってるじゃん(ちなみに怪獣ブーム用には『マグマ大使』を描いた)。勝手な付加価値をつけすぎると笑われますよ。
 本日も朝から夕方まで出仕事。五時半、上野・メディアソフト『薔薇族』編集部。もはやゲイショップの店頭に最新号がならび、お手にとっている方もいらっしゃるだろうから“公表解禁”とみて書くが、現行スタイルとしての『薔薇族』は今月発売の一月号かぎりで“休刊”となります。先週の火曜日、櫻田宗久くんらとミーティングしたのは、今回の休刊とその後の展開についてだったのれす。あ?、黙ってるのはツラかったぁ! 復刊号(六月号)からかぞえて八号、オレ的には「よくここまで持ちこたえられたもの」という感のほうが強い。だって影坂ルートで連載をお願いした人には「ひょっとしたら一号で、あまりの売れなさに怖れをなして撤退を考えるかもしれませんから」と依頼の打合せの際、ぶっちゃけたくらいなのだから(そのせいか彼は、ほぼ毎月のように「まだ大丈夫ですか?」とか訊いてきてたっけ)。ゲイマガジンというのは少部数発行であるから、必然的に価格は高くなる。定価が四捨五入して二〇〇〇円もする雑誌なんて、ちょっと他ではありえないっしょ? ゲイ雑誌というものが成立するためには、「雑誌以外にゲイ関連情報(ハッキリいっちゃえばエロネタと文通機能)を得るすべのない環境にある」か「自分たちにとって必要なものだから“支えていくためのカンパ”という気持ちで購読する人間が多数いる」か、どちらかでなくてはならない。インターネットがここまで普及したいま前者については望むべくもなく、後者のほうも期待薄である。先般の非エロ系ゲイ雑誌『にじ』無料配布事件(?)からもわかるように、「ポルノでないゲイ媒体って必要だよねー」とかしたり顔で言う人間はどこに行ってもいるが、そういうヤツらが果たしてみんな『にじ』を買っていたかと言うとかなり疑問だ。もしも全員がきっちり定期購読していれば、あれももっと長生きできたはず(あ、こっちも奇しくも八号休刊だッ)である。発行人の永易くんは休刊の頃、「これは第一期終了で、いずれ第二期をはじめる」と言っていたが、結局、会社(ひとり出版社『にじ書房』)も閉じてしまった。それで「余った在庫を送料のみでお分けしますよ」とネットで呼びかけたところ、欲しい欲しいという人間がゾロゾロと名乗りをあげてきたのだ。これも前に書いたが「タダだったら欲しい」というのは、社会人としてあまりにもセコくないスか? オレは永易くんとは見解を大きく異にする人間でありますが、いろんな視点の媒体が、なるだけたくさんあったほうがいいと思っているから、全号(あ、寄稿したときだけは掲載誌をもらったか)きちんと金払って「買い」ましたぜ。
 ちょっと話がとぶが、よくオレに「伏見憲明さんのことキライなんでしょ?」とかニヤニヤしながら訊いてくる人間がいる。しかし、そんなことはありません。いまよりも同性愛に対する世間の理解度の低かった時代にテレビカメラの前にツラをさらしてきた部分については、キチンと客観的に評価もしています(功と罪を見極める程度の理性はありますからね)。ただ、現在の彼のやり方や言動になにやら新興宗教などと一脈つうずる危うさ(怖さ)が見てとれ、「?」と感じる部分が多いから、感じたままのことを言っているだけなのさ(そもそも個人的な付き合いもないんだから、好きも嫌いもあろうはずもない)。そんなオレでも、彼の著書はほぼ全て「購入して」所有している。商業媒体以外の、自費出版物(『ぼくのゲイブームメント』)までも、ちゃんと通販を申込んで買わせてもらってます(ウソだと思ったら見にこいやッ!)。彼の書くものは基本的に論文みたいで、軽めのエッセイ以外オレにはすべてを理解することはできないけれど、「どんなものだって、存在しないよりはしたほうがいい」と考えます。この世は玉石混交で猥雑なのが健全だと思うから。でも、いまのゲイというのはそうは感じてないのかなー。ハッテンとバーとジムと腹筋とアゲハ(若ゲイに人気の新木場のクラブ……らしいよ。よく知らんけど)のことしかアタマにつまってないようなガキんちょとかならばまだしも、良識的な大人みたいな顔してる人間までもそんな感じなんだから「必要なものとして一般人に支えられる」なんて在り方、かなうはずがない。こういった時代の空気をもうずいぶん前から痛感しているからオレは「ゲイの世界の様々な面を世の中に広く知らせるような雑誌、いわば“ゲイ・テイストの一般誌”にしなければいけない」「ゲイが楽しむだけの閉鎖的なものでは意味がない。ゲイ以外の人たちも作り手、読み手として集まる文化の交流点にしたい」と『夕刊フジ』をはじめとするヘテロ側媒体からインタビューを受けるたびに答えていたのである。まぁ、それはそれとして。現行『薔薇族』(というか“ゲイ雑誌としての『薔薇族』”)はとりあえずこれでなくなりますが、ひょっとしたら遠からず新しい「何か」が起こるかもしれない(そのときはまたお知らせします)。少なくともオレの活動はますます新しい舞台へと拡がっていきますんで、お楽しみに。会員制Web『naviGAYtor』(http://www.navigaytor.jp/)は雑誌『薔薇族』とは別企業の運営ですので、今後ともよろしく。あと、毎月新宿二丁目〈akta〉でやっていた薔薇族の『補習』も、十二月だけお休みし、来年から『予習』として継続していきますんで、そちらへもお運びを。もちろん他からのお仕事の依頼も相変わらず募集中でっせ。面白い企画ならばたとえタダ原稿であっても書きますので遠慮なくお誘いあれ。
 さて編集部。そんなわけで今日は書き手のなかから有志が集まり、編集部の面々をねぎらう会をひらくのだ。「執筆者が編集者を接待するの? 逆じゃない?」と怪訝な顔をする人もいるかもしれないが、そんなの関係ないでしょ。みんな同等な“仲間”なんだから。「書いてやってるんだから、気を遣われるのが当たり前!」みたいなことを思うようなクソバカは、ウチらのなかには一人とておりません。本日の参加者は、かじよしみ、野々宮あけび(=鬼レズつっちー)、赤杉康伸、立木育雄の各氏。みな仕事をおえて集まってきてくれた。最終号をそれぞれの思いで読んだあと、八時頃、近所の鳥料理屋へ移動。編集部S-1氏・S-2氏・S-3氏、K嬢らと気のおけない宴をしばし楽しむ。市民運動からチンコまで雑多な話題を三時間ほどみっちり語り合う。料理や酒よりもトークでお腹いっぱいですぅ、って感じ。十一時、お開き。オレらが編集部を励ますために企画した集まりなのに、結局お勘定は版元の経費扱いにしていただいてしまった。なんたるこっちゃ! これではまるでタカリに来た図々しい人々ではないか。なのでまたいずれ改めて、ご招待の席をもうけることにする。いったん社へ戻るS-2・S-3氏と別れて一同、山手線で帰途につく。十一時半すぎ帰宅。入浴後、仕事の資料にちょいと目を通して一時就寝。仕事を通じて培われた人の和をムダにはしませんよオレ。
  1. 2005/11/18(金) 08:23:30|
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ちょっとした感動と帰ってこいよ

11月16日(水)

 ゆっくり目の起床。コーヒー一杯だけ飲んで仕事。会員制Web原稿の続きと、そこで連載されているソルボンヌK子先生の漫画の原作。十一時、朝昼兼用食をとりながら、昨日録画した『はなまるカフェ』をみる。ゲストは前田健。朝の、ひたすら健全性をウリにした番組であるから当然ふれないものと思っていた先日の著書サイン会における“ゲイ告白”を、まっこうから取り上げていたのにまず驚いた。それに対するマエケンの対応も立派。「家族も会社の人間も芸人仲間も、みーんなフツーに知っていたことですよ。知らなかったのはテレビを観ていた皆さんだけ。自分にとってはべつに悩みでもなく、隠しておく必要もない事柄なので、ありのままのことを取材の方々にお話ししただけにすぎません」というようなことをサラッと言ってのけたのには感動すらおぼえたね。ゲイであることを隠すでなく、悪目立ちさせるでなく、男らしさを演ずるでなく、女のパロディを装おうでもない、どこまでも“自然体”でカメラの前に立てる彼は、まさに日本のゲイ界にとって“革命的”な存在であると思う。豊かな才能を持っているからこそ、おのれの同性愛指向を“隠ぺい”も“利用”もしないでいられるんだろうなぁ、きっと。この境地に達した芸能人というのは、オレは故・藤村“ドン・ガバチョ”有弘氏しか知らないぞ。とにかく前田健リスペクトをすすめていこうとひそかに誓う。個人的には、彼のアムロ・レイのモノマネが好きだ。
 二時半、原稿完成。K子先生に送信後、身支度をして三時外出。雑用をいくつかこなしたあと、四時半すぎ、新宿二丁目の〈ベローチェ〉へ。里見満くんと今後の仕事の打合せいくつか。七時近くまで話して別れ、徒歩で帰途に。西新宿の〈てんや〉にて天ぷら定食。八時頃帰宅。入浴後、こんなネットニュースをみる。
【和泉元彌、本業はギブアップ寸前…プロレス参戦も………………3日、横浜アリーナで行われたプロレス「ハッスル・マニア」で“鮮烈”なリングデビューを果たした狂言師、和泉元彌(31)。「和泉流二十世宗家」を名乗るだけに、新たな芸域への挑戦(?)と受け取れるが、新奇な行動は図らずも彼の懐具合の厳しさを露呈。妻で元女優、羽野晶紀への復帰コールも上がっている…。やはりハッスルに参戦したお笑い芸人、レイザーラモンHGに「和泉家の台所事情フォー!」と叫ばれる始末の元彌だが、芸能リポーターの梨元勝氏も「仕事がないからやっているようにしか見えない」と厳しい見方をする。ハッスルのギャラは推定250万円とされるが、会場で配られたチラシを見た観客は「和泉流の公演案内があったのですが、それがモノクロの両面コピー。お金かけてないですよね。大丈夫かな、と思いました」と心配するほど。一連のトラブルで、元彌は能楽協会を退会処分になっており、本業は苦しいまま。そこで、妻の復帰説が取りざたされるが…。梨元氏は、「彼女が復帰するかはわかりませんが、和泉家600年の歴史といっても、今は狂言のできるタレントという感じ。かつてのような(忙しい)状況ではなく、クリスマスも空いていると言ってました。いずれにせよ、プロレス参戦には、周りはまゆをひそめるだけです」という。】
 これは誰でもが思っていることだろうが、帰ってこい羽野晶紀! まだまだやり直しはいくらでもきくぞ。
 入浴後、資料などをながめて過ごす。一〇時からはフジテレビ『ワンナイR&R』。コントゲストは『仮面ライダー剣』に主演した椿隆之。昨年のゲイビデオ出演疑惑によって長いこと半謹慎状態(?)だったが、ホトボリがさめてきたせいか、このところポツポツと舞台のような仕事をしている模様。テレビに出たということは、本格的な封印解除か? さすがは大手・スターダスト所属である。弱小事務所のタレントならば復帰はできなかっただろうサ。とはいえライダー役者からメジャー進出したオダギリジョー・賀集利樹・要潤のようにはなれないだろうなぁ。十一時就寝。ちょっと風邪気味なのかやたらと眠いのですオレ。
  1. 2005/11/18(金) 08:21:44|
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早朝コメンテーターと世紀末的傾向

11月15日(火)

 定刻起床。mixiを覗くと里見満くんが日記に、昨夜の深夜番組のレイザーラモン(住谷だけでなくコンビとしての)について書いていたので、早朝にもかかわらずソッコーでコメント記入。あちこちに書いているように、オレは住谷ごとき一発屋についてどうこう言っているわけではない。あれを無責任に面白がったりアオッたりしている当事者側の人間の姿勢を問うているのだ。ささいなことにやたらと吼え立て噛みつく、ドクター・モローの人間化手術を受けたスピッツみたいな連中が住谷だけをどうしてヒイキするのか、その理由が知りたいのである。それがもしも“単純に、性的にイケるタイプだから”とかいうのであれば「ザンネンです!」(C)綾小路きみまろ。
 本日も朝から夕方まで出仕事。ネットニュースにこんなものが。
【もえ“なれそめ”番組に夫婦出演………………今月6日に結婚したタレントの山口もえ(28)とアパレル系ネット会社ZEEL社長の尾関茂雄氏(31)が、16日放送のTBS系「世界バリバリ☆バリュー」で結婚後初の2ショットを披露することが14日分かった。スタッフによると、インタビュー形式で出演し、2人は終始のろけっぱなしだったという。山口が尾関さんに「好きなところを3つ挙げて」「思わず抱きしめたくなる時はある?」「私のことどれくらい愛してますか?」などと質問攻め。これに対して尾関さんは「たまにオレ、だまされているんじゃないかと思うくらい可愛い時がある」と甘?いセリフで回答。番組の出だしの部分だけでも、こんな調子だった。そもそも2人は、04年4月19日に同番組内の企画「クイズ!独身セレブ社長の生活」で知り合った。もえがリポーターとして、取材対象だった尾関さんと「運命の出会い」を果たす瞬間も映像に残されている。番組では、当時カットされた未公開場面も紹介。もえが「結婚しないんですか」と質問し、尾関さんが「ご縁があったらしますよ」と返答するやりとりもあった。人生を変えた番組に、2人が恩返しで出演する形となった。】
 それはさておき尾関某というご亭主、家の外で妻の名前をさけぶと周囲からステレオタイプのオタクみたいに思われちゃいますね。「もえ────────っ」だってサ、ヒヒヒヒヒ。ところで山口もえって法学部卒だってこと知ってました? 「ど?でもいいですね」(C)だいたひかる。
 五時半、上野・メディアソフト『薔薇族』編集部。漫画原作に使用するための資料をあさりに。仕事しつつ八時近くまでアレコレ雑談など。山手線で帰途。食事して九時頃帰宅。『ロンドンハーツ』の“格付けしあう女たち”をみながら、いまの芸能界ってのはつくづく世紀末的なものばかりもてはやされるよなぁ、と思う。読書などして零時半就寝。山口もえがホントに癒し系なのかはちょっと疑問に思いますオレ。
  1. 2005/11/18(金) 08:20:59|
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“ものすごくビンビン”と奇跡的朗報?

11月14日(月)

 定刻起床。ネットニュースにこんなものが。
【つんく♂“モー息子。”作る…集まれ東大阪のイケメン男子!………………歌手で音楽プロデューサー、つんく♂(37)が13日、出身地の東大阪市役所シティーホールで行われたトークショーに出席し、市民約500人を前に同市出身者だけの男性歌手コンテストを開催する考えを明かした。この日は、つんく♂が同市の新イメージソング「東大阪めっちゃ元気な『まち』やねん」を作曲した縁からお披露目を兼ね、松見正宣市長とトークを行ったもの。メジャーデビューするまで同市内に住んでいたつんく♂は「ホームに帰ってきたような気分」とホッとした表情。「みんなが歌うことができる青春ソング。2105年くらいには当たり前の曲になっているでしょう」とまずはイメージソングを自画自賛。続いて市長から「モーニング娘。の東大阪バージョンを作ってほしい」とお願いされると、「16?22歳までの男で、東大阪だけのコンテストをしたい。東大阪にも男前で歌がうまい人は絶対いるハズ」と応じ、東大阪から男性アイドルスターを誕生させるプランぶちあげた。モー娘。に続く“モー息子。”がどのように具体化していくのか、今後が注目だ。】
 モーニング息子。……なんか“ものすごくビンビン”というイメージだなぁ。シモになるんでこれ以上はよう言わんけど。今日も朝から夕方まで出仕事。午後、ネットニュースにこんな驚愕的報道が!
【治療なしにエイズ消滅?=英国人男性に「奇跡」の声………………エイズウイルス(HIV)に感染したものの、治療も受けないまま、自然に治癒していたケースが英国で報告され、「奇跡」として医療関係者らを驚かせている。病院ではさらに検査を重ねる計画だが、エイズ治療の突破口になるかもしれないと一部では早くも期待が高まっている。13日付の英各紙によると、エイズの「自然治癒」が確認されたのは現在ロンドンに住むアンドルー・スティンプソンさん(25)。2002年8月、3回にわたりHIVの抗体が確認された。しかし、「03年10月、12月、さらに04年3月の検査ではいずれも陰性」(タイムズ紙)との結果が出た。】
【英男性、HIV自力克服? 専門家注目………………2002年にロンドンの病院で受けた3回の検査でエイズウイルス(HIV)陽性とされた英国人男性(25)の体内から約1年後、同ウイルスが完全に消滅、陰性との検査結果が出たことに専門家らの注目が集まっている。13日付の英紙などが報じた。男性は陽性と診断された後、複数の栄養補助食品の摂取を始めたが、投薬治療などは受けていなかった。エイズの根本的な治療方法は確立されておらず、医療関係者は男性が自身の免疫でウイルスを消滅させたとすればエイズ治療の分野で「驚くべきことになる可能性がある」としている。】
 投薬ナシで、自力でウィルスを消滅させてしまったとは……。もしも本当ならばスゴすぎる話である。いったい何が、HIVに勝るほどに免疫力を強化させたのか? このメカニズムを解明し、治療法を確立させられたら、間違いなくノーベル賞モノの……いや、人類史でも屈指の大手柄である。もっとも、以前に下された「陽性」の診立てが誤りだった、というケースも絶対にないわけではないので、むやみに喜んだりするのも早いかとは思うが。
 五時半、帰宅。いったん荷物をおいて、六時から歯医者。口の中じゅう血まみれにして歯石除去。「妙齢の女性に鋭利な凶器でガリガリと出血させられる」というシチュエーションはなかなかエロチック、というようなことをどなたか書いておられたが、こちとらホモなんでそういう感慨は皆無。しかし澱んでいたワルイ血をつつき出す行為そのものは快感。「いつもより出血が多いですが、夏の疲れがたまっていたんですね」と言われるが、いえいえ、夏にかぎらず年柄年中くたびれているんですよ。六時半、再度の帰宅。四日目のベジタ汁との最終決戦。空になった器をみて安堵する。なにかものすごい偉業をなしとげた心境なり。もう当分、こういうものは作りません。七時からはアニメ『ブラックジャック』。特報で、正月の劇場版に登場するライバル医師、ドクター・キリコ(なんでもかんでもとにかく生かすBJとは真逆の、安楽死をもたらす闇医者。数年前、ネットで自殺用の毒薬を販売していた男がハンドルネームとして使っていたことでも知られる)の声が“鹿賀丈史”であることを知る。鹿賀からにじみ出される先天的なウサン臭さはこの役にはかなり合っている気がするので、これはちょっと楽しみ。
 今日はとにかく連絡用メールが多い。次から次へとひっきりなし。一段落ついたのはなんと十一時近く。これではもはや仕事はできぬとあきらめ、蛭児神健(元)著『出家日記 ある「おたく」の生涯』(角川書店)の続きを読む。「早く読みきってしまわないと気になって仕事に支障をきたす」と自分に言い訳しつつ。当初の主旨から大きくはずれつつひたすら肥大化していくコミケ、ロリコン界の内部抗争、みだれとぶ流言飛語、誹謗中傷によって引き裂かれてしまった友との仲、自分にとっての“聖域”と捉えていたカリスマ漫画家・かがみあきらの急死……等々の負の要素がつみかさなり、ついに分身である“蛭児神健”を「殺して」しまうに至った筆者が、彷徨のすえ出家し、しかしそこでも人間の醜さをイヤというほど見せられたくだりは、読んでいてかなりシンドイ(おなじく「狭量な部分が目立ち」、ともすれば「閉じたがる」世界にかかわる者としては他人事ではない。まぁオレは蛭児神氏ほど、良くも悪くも“純”ではないが)。しかしそれでもとりあえず「生き続けて」さえいれば一条の光明はさすもので、いくつかの救いの要素が出てきたところに安堵。読み残せば明日の仕事にさしつかえると思い、最後まで進む。午前一時半、読了。明日(というか今日)も六時起きだというのにまったくしょうがねぇなぁオレ。
  1. 2005/11/15(火) 21:54:00|
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ゆるむ涙腺と後ろ髪就寝

11月13日(日)

 まぁまぁの起床。しばらくうだうだしたあと、一〇時から仕事。会員制Web『naviGAYtor』(http://www.navigaytor.jp/)の原稿書き。腹がまったく減っていないのでコーヒー・紅茶のみで仕事に没頭。TBSの『噂の!東京マガジン』は人気コーナー「やってTRY」のスペシャル版。TRY娘と命名されるイマドキの“なんにもできなガール”二人組が九州にとび、かつおぶし製造工場へ体験入社するというもの。当初は番組スタッフに見せられたかつおぶしを触りながら「エー、これって木でしょ」「ネー、木だよねー」とかホザいていたお気楽ギャルたちが、重労働にも耐え、オジチャンオバチャンらと心を通わせる姿に思わずホロリとさせられる。どこまでホントなのかなんてわからねぇのに。オレも歳をとったモンよ。つい、親の目線でガキどもをみてしまう。
 息抜きにみた『エロ本編集者の憂鬱と希望』(http://d.hatena.ne.jp/erohen/index)の最新日記を読んで、そうか! と膝をたたく。
【『ユリイカ』(青土社)11月号を読む。特集は「文化系女子カタログ」。(中略)一番面白かったのが松本美香の「ジャニヲタ天国?地獄変?」というもので、この文章のテンションと笑いの品質の高さと自己を客観視できる批評眼とそれに伴った文章力は一流なので、いますぐジャニヲタネタで一冊単行本の依頼をしにいったほうがいい。ジャニヲタとは、「コンサートに行って「○○クンがかっこよかった!」というよりも、「演出と構成が悪い!」などとアンタ誰やねん気分でダメ出ししたり、常日頃ジャニーズ事務所の方針や販売戦略などを事細かに分析してシタリ顔で物申す嗜癖があるやっかいな人種」である。年間で正月コンサート(コンサートをコンと略すらしい)、春コン、夏コン、カウントダウンコンサートと目白押しなのだが、「まぁ、このコンを申し込むための“振込み用紙”のことをワシらは「赤紙」もしくは「召集令状」なんて言うたりもするんやけど。んで、そうこう言うてる間に「春コン」のチケットが届くんよ。まぁこのチケットのことをワシらは「王子様から届いた舞踏会の招待状」なんて言うたりもするんやけど」と、もうここで一般のジャニヲタが実際こうした生活を送っているのかはどうでもよくなって、彼女のジャニヲタとしての生活苦を読むのが楽しくなってくる。彼女は、ジャニヲタとしてツラいことをツラツラとあげていく。(中略)気がつくと「バーチャルおかん」になっている。「ちょっと痩せたんちゃう? ちゃんとご飯食べてるぅ?」なんてブラウン管越しの余計な心配は日常茶飯事。好きなジャニタレに対してナチュラルに“うち”とか“うちの子”とか言うヲタが存在します。かつてkinkiコンで堂本剛を見ながら「今日は元気ないわねぇ?」と隣にいた友達に言ったら、反対側にいたジャニヲタが急に「ゴメンなさいね。うち、今ドラマ入ってるからぁ?、ちょっとスケがきつくて疲れてるの。許してあげて」と謝られたことが。っていうかアンタ誰やーー!! 笑いをかみ殺しながら(正確にはかみ殺せないまま気持ち悪い笑顔を浮かべながら)公共の場所で読んでしまいました。しかし、こういう原稿が載ってるこういう特集を見ていると、最近の『ユリイカ』って一時の『別冊宝島』みたいでいいね。】
 そうか、『別冊宝島』かぁー! いや、このところの『ユリイカ』ってナンかに似てるんだよな?、とつねづね思っていたのだが、そうか“別宝”であったか。だからほぼ毎号、雑誌としてはかなり高いのについつい買ってしまっていたのだな。あー、スッキリした。このサイトの作者はまだ若い人のようだが、なかなかの筆力(およびネタの選択眼)の持ち主で更新が楽しみなんである。
 四時半、ベジタ汁と握りメシでこの日最初で最後の食事。TBS『報道特集』の「初の取材!精神科救急病院──奇異な行動…24時間の激務医師奮闘!」を観てから入浴。そして仕事。八時から『西遊記』の再放送をみようと思ったら特番で中止。やんごとなきお方のまんまるなご尊顔がブラウン管いっぱいに拡がっていた。仕方ないので久々に『劇的改造!ビフォーアフター』をみる。日本にはまだまだビックリハウスがゴマンと存在するのだなぁ……と感心する。いいかげん疲れたので九時で仕事は終了。仲間由紀恵の『トリック』スペシャル版をみながら読書。蛭児神健(元)著『出家日記 ある「おたく」の生涯』(角川書店)。七〇?八〇年代、ロリコン界のカリスマとして勇名をはせた蛭児神健(ひるこがみ・けん)氏の自伝である。オレが上京し、本式なオタクライフをスタートさせた頃にはすでに活動を休止しており、吾妻ひでおその他の作品の“キャラクター”としてしか認識していない方であったが、その考え方・生き方にはかなり共鳴する部分が多く、とにかくおもしろい! 零時をすぎ、明日も早いので寝なくてはならない時間がきても、なかなか閉じるふんぎりがつかなくて困った。後ろ髪を束にして引かれながら泣く泣く就寝。おもしろい本と出逢うと背筋に電流が走るなぁオレ。
  1. 2005/11/14(月) 19:49:44|
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ガイキングとほどほどのオフ会

11月12日(土)

 ほどほどの起床。ノルマの野菜スープ(愛称・ベジタ汁。ニックネームでもつけて親しみを増さんことにゃ、気が重くて仕方ないのよコレが)を喰らって(しかしまだまだある)仕事。今日のうちにどうしても読んでおかねばならない資料に目を通す。集中力も注意力も散漫になっているが、なんとか読みすすめる。テレビ朝日の新番組『ガイキング』を観る。昭和五十一年に放映された巨大ロボットアニメ『大空魔竜ガイキング』のリメイク版なのだが、テイストがまったく異なり(主人公が子どもになってしまったり)、なんで今さら焼き直す必要なんかあるんだろうか、と疑問に思う。たぶん次は観ないね。ちなみに本家『ガイキング』に関して、オレはずっと言いつづけてきたことがある。たった一度であるが、局側がオープニングソングの回転数を誤って流したことがあるのだ。本来なら佐々木功の野太くて重厚な歌声が流れてくるはずなのに、なんとその日は超早口のキンキン声で聞こえてきたのである(レコードプレイヤーで、33回転と45回転を切り替え間違った経験のある人ならばわかってくれると思う)。後年、そのことを誰かに話しても「ありえない」「記憶ちがい」「思い込み」「夢をみた」「嘘つき」「キ●ガイ」と人格否定発言ばかりをぶつけられ、デリケートなオレの心はどこぞのやんごとなき奥方のそれのようにいたく傷つけられてしまったのであった。どなたか「自分もその回を観た!」という方がいらっしゃいましたら、オレまでご一報ください。いっしょに汚名を返上(汚名挽回というのは誤用です)しましょう!
 二時すぎにベジタ汁(まだまだある)と握りメシ。そのあとまた資料読み。とりあえず終え、身支度をととのえて四時外出。ちょっと雑用をすませてから五時、丸の内線新宿御苑前駅の向いにある居酒屋「和民」へ。本日はオレの主催するmixiのコミュニティ(サークルみたいなもの)である「ゲイ・レズビアンですがオタクです」の第一回オフ会があるのだ。参加者はオレを含めて四名とかなりこじんまりとしたものであったが、おかげで濃い話を全員で共有できた。オフ会は、やっぱ多くても一〇人以内だなぁ。それ以上増えると、全員で語らうことは不可能である。いくつかのカタマリに別れて、最後まで話せないで終わってしまう人間が出てきてしまう。予備説明ナシに濃密な話ができる嬉しさからか、全員が初対面で年齢や性別もバラバラなのにずいぶんと盛り上がった。あっという間に一〇時近く。ノンストップで五時間近く話してしまった。今日はこれでおひらきにして新宿駅へむかう。駅前でメンバーと別れて徒歩で帰途に。一〇時半ころ帰宅。入浴後、ちょっと読書。零時ごろ就寝。ゲイレズ界のオタク層、まだまだ開拓の余地満点だなぁオレ。
  1. 2005/11/14(月) 19:48:20|
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フタバ図書とブックオフ

11月11日(金)

 阿部くん宅にてゆっくり目の起床。少し話をしたあと、一〇時ごろ辞去。せっかくこっちまで来たのだからと、いま多方面で話題の『フタバ図書ギガ椎名町店』(http://www.futabatosho.co.jp/index.html)に寄ってみることに。ここは中国地方に本拠を置く、新刊/古書/新品・中古CD+DVD+ゲーム/ビデオレンタルの複合ショップ(地下一階・地上二階)で、東京進出第一号店なんだそうだ。が「池袋からひと駅」とはいえしょせんは私鉄沿線の駅前のせいか、イマイチ活気がないというか、パッとしない感じ。ブックオフに決して勝てないブック●ート的匂いが嗅ぎとれてしまうのはオレだけ? なにより古本の値つけが高い! 全体的に数年オチの商品ばかりなのだが、こんなモンは一〇五円でたくさんだ、というようなクズ雑誌に平気で四七〇円とかつけられていて、古本値つけには一家言あるオレとしてはちょっと驚き。ここの責任者は世間の相場というものを知っているのだろうか。とにかく、ブックオフ以上にアレコレ手をつくさないと、早々に関東撤退という目にあいかねないな、と思った。少なくとも「わざわざ足を運んでくる」に足る店ではない。今のところは。さて、一方のブックオフはといえば、椎名町をあとにして向かった東中野店で思いもかけぬ大収穫が。つい先日出たばかりで、買おうかどうかかなり迷っていた新刊が、早くも並んでいたのである。さすがに半額とはいかないが、それでも2/3程度の値つけ。当然、即買い。その他も数冊。ブックオフの魅力は、なんといっても並べられた商品の鮮度の良さであるよなぁ。刊行から一週間もたたずにまわってくる場合だってある(新刊書店で万引きしたものを換金するような不逞の輩をうむ温床となっている、という非難の声もあるが)。だからみんな、ついつい頻繁に足をはこび、目的のものはなくても「せっかくだから」となにかしら買ってしまったりする。フタバ図書もこういう流れを作りだせれば活路を見出せるであろうに。
 零時半ごろ帰宅。背中にはリュック一杯の古本、両手には途中のスーパーで買った生鮮食料品という状態で帰ってきたので汗をかいてしまった。なのでシャワーを浴び、洗濯機をまわす。仕事をせねば、と思いながらも出さねばならぬ連絡メールが多く、いたずらに時間ばかり費やす。ふうむ。夕方、一段落したので料理。買ってきた野菜たちをすべてぶちこんだら、猫のバスタブくらいもある鍋になみなみ一杯の汁モノができてしまった。うっく、作りすぎ! 食べきるには推定四日はかかろう。一日めのノルマをこなした(それでも見た目にはほとんど減っていない)あと、入浴。さてようやく仕事を、と思うも今度は買ってきた本たちが気になって結局、そちらを手にしてしまう。結局、なにもしないうちに夜はふけ、十一時半ごろ就寝。明日こそは仕事せねばなぁオレ。
  1. 2005/11/14(月) 19:47:43|
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間違えられた男とチンパンジーの中身

11月10日(木)

 定刻起床。ネットニュースにこんな笑っちゃうものが。
【振り込め詐欺 声聞かれ御用………………東京都世田谷区内のマンションで「『振り込んでください』という声が漏れ聞こえてくる」との住民の通報から、振り込め詐欺グループが警視庁に逮捕されていたことが九日、分かった。世田谷署では「情報提供がなければ逮捕には至ってなかった。ありがたい」と話している。詐欺未遂の現行犯で逮捕されたのは、住所不定、無職、杉章一容疑者(39)と東京都大田区の無職少年(17)。調べでは、二人はインターネットでアダルトサイトに接続したという架空話で接続料金をだまし取ることを計画。今月四日、栃木県那須塩原市の会社役員の男性(36)に「アダルトサイトの料金が滞っている。回収を委託された」と、このマンションから電話をして現金を詐取しようとした。男性に「サイトに接続してない」と電話を切られたため未遂に終わった。九月に「『振り込んでください』という声が聞こえる」との通報を受け、内偵していた署員が四日、現場に踏み込み、杉容疑者らの携帯電話の発信履歴に被害者の電話番号が残っていたため、現行犯逮捕した。】
 全国のペテン師のみなさん、外へ声のもれるような壁のうすい安普請での詐欺電話は危険ですのでやめましょうね。それにしても、テレビや新聞でこれだけ手口が報道されている今でも、こんなものにひっかかるバカっているのかね? 笑っちゃうといえばもうひとつ。
【中田“カウボーイ姿”で帰国………………16日のアンゴラ戦(国立)に招集された日本代表のMF中田英寿(28=ボルトン)が9日、ロンドン発の日航機で成田空港に到着した。注目された“帰国ファッション”は、赤いチェックのシャツの上に上半身を包み込む黒いポンチョ、さらにジーンズと茶色のウエスタンブーツというカントリー調のファッション。西部劇に出てきそうなカウボーイの雰囲気を醸し出していた。トットナム戦(7日)出場の疲れも見せず、マネジメント事務所、空港関係者ら3人に囲まれ堂々と空港ロビーをかっ歩。02年にロングマフラー、03年は雪駄(せった)、今年9月の帰国ではジョニー・デップに注目を奪われるなど、数々の話題を提供した空港という舞台だが、今回はおなじみの大きなサングラスを見た中年女性が「フォ?の人(レイザーラモンHG)?」と間違える場面もあった。】
 天下のヒデ先生もとんでもないモンと間違われちまったもんだね?。しかし一説によると、彼は●●●●の●●だそうだから、くだんのオバチャンはその本質を見抜いて発言してたりして。
本日も朝から夕方まで出仕事。五時半、地下鉄にて池袋方面。漫画家の阿部一彦くんと待ち合わせて食事。改装して以前の倍くらいにも広くなった「福しん」にてラーメンと餃子ライスのセットを。そのあと「SHOP99」にて酒とつまみを買い込み、阿部くん宅へ。テレビなどを観ながらダラダラと飲み食い。『天才!しむら動物園』に出てくるチンパンジーはとても猿とは思えないようなキレ者ぶりだから絶対に誰かちっちゃな人が中に入ってんだぜ! などと他愛ない話をひとしきり。今夜はお宅に泊めてもらう。零時近くに就寝。「SHOP99」にアルコールがあるなんてはじめて知ったなぁオレ。
  1. 2005/11/14(月) 19:46:44|
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惜しまれる死と総合的勝利

11月9日(水)

 早めの起床。ワイドショーはどこも本田美奈子一色。インターネット上でも有名無名とりまぜたいろいろな人がその話題について語っているが、彼女ほど周囲に対する気配りのできた芸能人は希有であったそうだ。ファンが哀しむのは当然のことだが、メディア側の取材者たちまでもが悲嘆にくれている(芸能リポーターが本番中に言葉をつまらせたり)サマは驚愕のひとことである。生前の本田さんの人となりをあらわすエピソードが、ライター・東良美季氏のサイト《毎日jogjob日誌》のなかにもあった。
【毎日読んでいる勝谷誠彦さんのweb日記にも本田さんのことが触れられていて、スポーツ紙では著名人ではなく現場の記者が追悼文を書いているのが異例だ、とあった。そう言えば知り合いの女性ライターさんも、雑誌4ページのインタビューに3時間も話してくれて、後日「楽しい取材でした」と自筆のお礼状まで頂いたと自身の日記に書かれていた。】
 取材なんか滅多にされないペーペーならばともかく、それになりに名をなした人間の場合、こういうのはなかなかできることではありませんよ。彼女は芸能ニュースに登場することがほとんどないため、なかには「消えたタレント」的な認識をもっている人もいるようだが(「テレビでみない人=落ち目」という短絡的な図式がまかり通ってしまう日本ではある意味仕方ないことなのではあるが……)、それはたんに「うわついた話題を提供していないだけ」であって、ブラウン管のばか騒ぎの埒外で、本田美奈子はプロフェッショナルとしての実力もランクも着実にアップさせていたのであった。「日々精進」という言葉が「ダサい」といわれる昨今にあって、真のプロをめざして鍛練をつづけ、目標へ確実に近づいていた彼女が、こんな理不尽な形(本田さんの病は、白血病の中でも希有といわれるくらいに特殊で悪性のものであったそうな)で夢を断たれてしまったことはかえすがえすも残念だ。というか悔しい。とっとと死んだほうが人のため、というようなヤツはこの世に掃いて捨てるほどいるというのに。謹んでご冥福をお祈りします。
 新企画に必要な資料を、雑誌の原生林のなかから発掘すべく整理をはじめるが遅々として進まず。「なんでこんなになるまで溜めこんじゃったんだろ……」と、ガンダムのOPナレーションではないが「自らの行為に恐怖した」オレなのであった。朝昼兼用食をとったあと、また作業。一時半頃まで。身支度をして二時すぎ外出。しようと思ったらポストに《てれびくん全員プレゼント『仮面ライダー響鬼』特別編DVD》が届いていたのでいったん戻って部屋へ置きにいく。あらためて外出。途中の郵便局でDVDの代金を振り込み、高田馬場へ。五軒ほどまわって資料を物色するが、行く先々で買いたいものが見つかり、すぐにリュックは腹八分目。三時半、地下鉄で中野へ移動。こちらでもブックオフやらブロードウェイやらで欲しい本が次々に出てきて、ついにリュックは臨界点ギリギリの超満腹状態に。ズシリと重く、肩に紐が食い込んでくるが、古本キ●ガイにはこの痛痒感がたまンないのよ。五時、劇団フライングステージの俳優、石関準くんとおちあって丸井横の《さくら水産》へ。アレコレ話ながら会食。鍋メニューが出ていたのでちゃんこ鍋をオーダー。「もうそんなシーズンになったんだねぇ」とシミジミ。八時、お開き。駅前で石関くんと別れ、JRで帰途。連絡がよかったので十五分には帰宅。雑用(『響鬼』DVD鑑賞含む)、入浴をすませてから、本日の戦利品をニヤニヤと眺める。ぶっちゃけ期待外れのモノもいくつかあったが、反面、なかなかの掘り出しモノもあり、総合的にはまぁ勝利かな、と。資料に少し目を通しはじめるものの、昼間かなり歩きまわったせいか十一時半にはハンパでなく眠くなり、就寝。会食とか呑み会とかに行く前に寄ったときにかぎって、やたらと買物しちゃうンですオレ。
  1. 2005/11/11(金) 18:21:03|
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ナゾの夢と新展開

11月8日(火)

 明け方、いやな夢をみる。このところのスタミナ不足をおぎなうため、なんか滋養のありそうなものを食おうと思い、なぜだか知らんがよりにもよって四〇匹くらいの蛇(青大将サイズ)を冷凍したカタマリを買ってくるオレ。とりあえず溶かさんことにゃ話にならん、と大ナベで解凍をはじめるのだが、溶けてくるにつれて台所が生臭いやら気色ワルイやらトンデモない状況になってきて「あちゃ??、こんなモン買うんじゃなかった」と激しく後悔するのである。ところが何かのきっかけでコレが夢だと気づき、「あ?、生まれてこのかた、すべてが夢だったと判明してこれほど嬉しいことはなかったヨ」と安堵し、「さっさと目がさめねぇかなぁ」と待っていたら目覚ましが鳴った。なんつー意味不明な。しかし強烈なインパクトで、夢なんてフツー目覚めた瞬間から風化がはじまり、五分もしないうちに「あれ? オレさっきどんな夢みてたんだっけ???」となるものなのに、何時間たっても鮮明に記憶が残っている。なんで? 今年最大のナゾ。
 本日も朝から夕方まで出仕事。五時半、上野メディアソフト『薔薇族』編集部。行くと櫻田宗久くんが先週撮った写真の上がりをもって来社していた。見せてもらうと、なかなかの出来。というか、「あの光景がカメラを通すとこんなふうになるのか?」と感心。写真というのはホントにマジックだねぇ。櫻田くんも一緒に、S-1氏とともに近所の喫茶店《古城》へ。ここはなんとも奇妙な空間で、年代も国籍もよくわからんイメージ。アンティーク“風”ではなく、ほんとのアンティーク。マジに古びているのだ。しかしお客はそこそこ入っていたりして、この情緒や風情にひかれる人間は少なくない様子。伊藤文学氏も昨年のちょうど今頃、はじめて入って以来、大のオキニになったようで、来社時にはかならず訪れている模様。さて、そんな店にてS-1氏からひとつの報告をうける。しかしこちらとしては当初、というか復刊前から想定していたことなので特に驚くこともなく、むしろ「ようやく状況を把握してくれたか……!」という感が強い。これで次の計画が予定通り始動できるのであればオレとしてはむしろ万々歳なのだが(オレがずっと提唱してきた、夕刊フジの記者氏にも語った、「本来やりたかったこと」というのは新計画のほうなんである。泣く者ももちろんいるだろうが、痛みをまったく伴わぬ英断と改革なんてものはありえない)。なんとか実現化させたいものである。その際には櫻田くんにはこれまで以上の力添えをいただくことになろう。つーか「いただかなくては」話にならん。
 六時半頃、駅へむかう櫻田くんと別れ、S-1氏とともに編集部へもどる。S-2氏の風邪はまだまだ快癒の兆し見えず。ことしのやつはとにかく長引くんだよねぇ。オレもなんだかんだで一ヵ月以上かかった。締切直前の緊迫観も考えず、いろいろと雑談、というか気楽な軽口をたたくオレ。むこうにしてみれば、なんて迷惑な。そのなかで今朝の夢のことを話すとS-1氏、「むかしから蛇の夢というのは吉兆だといいますから、なんか良いことがあるんじゃないですか」と。うーむ、一、二匹程度の登場ならば「そうかもね」とも思うが、いくらなんでもアレは多すぎ! どんなでっかい吉やねん!? 買ってもいない宝くじで一億円当たるとか、裏庭から徳川埋蔵金がでるとか、そのくらいの超自然的吉事か? 吉もあんなにまとまってやってくると逆にコワイと思う。九時頃、辞去。最寄り駅前の一〇〇均ショップがまだ開いてたのでフラフラと引き寄せられ、こないだ買ってエッライうまかった飴をたくさん買い込んでしまう。あぁ、まずいなぁ。飴はヘタにうまいとパクパクつまんでしまって健康に悪いので、あえてオレはあんまりうまくないものを買うことにしてるのに……。「うまいとまずい」というのも妙な言い回しだが。ルイス・キャロル的ユーモアだね(ンな上等なもんかい! 三文モノカキふぜいが何をぬかすか。ケッ)。途中で食事して一〇時前に帰宅。入浴後、読書。零時頃就寝。アレが吉夢であることを祈りますオレ。
  1. 2005/11/11(金) 18:20:13|
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ガンダムとメールいっぱい

11月7日(月)

 定刻起床。ワイドショーもスポーツ新聞も、のきなみトップは昨日亡くなった本田美奈子の訃報で占められている。
【親友の南野陽子、岩崎宏美ら絶句、号泣………………本田美奈子さんの悲報に、ミュージカルなどで共演してきた役者仲間・先輩、アイドル歌手時代の同級生らは絶句、親交の深かった南野陽子は号泣した。「レ・ミゼラブル」(97年)で同じ舞台を踏んだ歌手の岩崎宏美は、亡くなる前日の5日も病床で励まし「天使のような子でした」。ミュージカルデビュー作「ミス・サイゴン」(92年)で共演した俳優の市村正親は「悔しい」と語った。85年にデビューしたアイドル同期生たちも、悲しみに包まれた。森口博子は「退院後の8月に“だいぶ元気になったよ!がんばるね”とメールをもらいました。ハートマークいっぱいのパワーあふれる言葉に、逆に私が元気づけられて、また一緒に歌える日を楽しみにしていたのに」と信じられない様子。堀越のクラスメートだった長山洋子は号泣。「治ると思ってたのに…。なんてひどい神様なの」と言葉にならなかった。芳本美代子は「突然の訃報に驚いております。同期の美奈子さんの活躍は励みにさせていただいておりました」と肩を落とした。本田さんが降板した3月の「レ・ミゼラブル」で代役を務めたマルシアには、代役公演後に「ありがとう」とお礼のメールが届いていた。「美奈子さんと歌いたかった。いつか同じ舞台に立ちたかった」と強い悲しみを示した。03年に「十二夜」で共演した大地真央は「私のことをとても慕ってくれた美奈子ちゃんの笑顔を思うと、胸が張り裂ける思いです。病床のつらい中からもお手紙をくださった」と声を詰まらせた。今年5月に上演されたミュージカル「クラウディア」で本田さんの代役を務めた工藤夕貴は「信じられない」と話した。昼間にマネジャーから聞かされたようで「良くなっていると聞いていたので本当にびっくりした。何かの冗談でしょ」とぼうぜん。「デビュー当時から尊敬していて、親せきと噂されることもあったので特別な存在。本当に残念です」と肩を落とした。2年前にテレビ電話で話をしたのが最後。「本田さんには遠く及ばなかったと思う。私のクラウディアどうでした?って聞きたかった」と話した。】
 デビュー当時、“健康なお色気”の体言者として一世を風靡した彼女だっただけに、突然の発病も、突然の死も、どうもいまひとつピンとこない。いずれにせよ運命とは、かくも気まぐれなものなのか……と思わされる。一方、こんなニュースも。
【圧倒的じゃないか…観客くぎ付け「ガンダム展」始まる………………アニメ「機動戦士ガンダム」をテーマにした現代美術展「GUNDAM 来たるべき未来のために」(産経新聞社ほか主催)が6日、東京・上野の森美術館で始まった(12月25日まで)。会田誠、西尾康之、小谷元彦の各氏ら若手アーティスト15組(23人)が「戦争」「進化」「生命」の3つを柱に約20点の作品を展示。ラストシーンを模した実物大のコアファイターや全長6メートルを超すセイラ・マス像など、作品の圧倒的な存在感が観客の目をくぎ付けにした。基本的に大坂での展示内容と変わらないとのことで、テープカットやオープニングセレモニーはなく、あっさりとした開始だったが、押しかけたファンですぐに会場は盛況となった。特にフラナガン機関の作品は人気のよう。】
 見にいきたいのはヤマヤマなれど、かなり混みそうだもんなぁ。ひとりで長時間並んだりするのはかなり退屈しそうである。これを読んでるガンダム好きのどなたか、オレと一緒に行きません?
 本日も朝から夕方まで出仕事。五時半帰宅。夕食、雑用のあと入浴。いまは冬コミケの販売ブース獲得の当落が判明する時期なのだが、mixiをみるとマイミクさんたちの日記にもそのネタのものがちらほらと。「コミケ当選!」というのと「コミケ落ちました……」というタイトルが上下並んで表示されているのをみたときには思わず笑ってしまった(いや、笑っちゃ悪いのだが)。神はどこまでもイジワルなものらしい。八時から仕事。スケジュール管理をするも、今月はおなじ日に複数の用件が重なっているケースがやたら多く、どう調整しようか悩む。……なんて書くとスゴイ売れっ子みたいに聞こえるが、なぁにほとんどの日はガラガラの真っ白けだったりすンのよ。今月はたまたまタイミングが悪いだけ。早くひと月すべてが真っ黒になってしまうくらい多忙になりたいもんである。今日はとにかく出さなきゃならない連絡メールが多く、全部おわったのがなんと一〇時半すぎ。さすがに疲れ果て、早急に読まなければならない資料にも目をとおす気力ナシ。なんでサボッて軽めの読書に逃避。零時すぎまで読み、『きらきらアフロ』をみながら就寝。雑多なことでむやみに忙しいばっかりで原稿らしきものは一枚たりとも書けてねぇぞオレ。
  1. 2005/11/08(火) 22:17:03|
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訃報とおばあちゃん女優

11月6日(日)

 まぁまぁの起床。昨日とはうってかわって天気は悪し。朝食・雑用をすませてから原稿書き。午後、ネットニュースでこんな訃報が。
【本田美奈子さん死去 ミュージカルで活躍………………「1986年のマリリン」などのヒット曲で知られ、ミュージカル女優としても活躍した歌手の本田美奈子(ほんだ・みなこ、本名工藤美奈子=くどう・みなこ)さんが6日午前4時38分、急性骨髄性白血病のため東京都内の病院で死去した。38歳。東京都出身。葬儀・告別式は9日午前10時から埼玉県・朝霞市斎場で。葬儀委員長は高杉敬二BMIエグゼクティブプロデューサー。喪主は母美枝子(みえこ)さん。1985年に「殺意のバカンス」でデビューし、「One way Generation」「孤独なハリケーン」など実力派歌手として数々のヒット曲を出した。92年にミュージカル「ミス・サイゴン」の主役の座を射止め、以後、数々のミュージカルに出演し高い評価を得た。】
 今年のはじめ、緊急入院した彼女であったが、化学療法や臍帯血療法などによって病状は快方にむかっていると報じられていただけに驚いた。mixiを覗くと案の定、もうすでに何人かの日記で取り上げられている。昔ほど怖い病気ではないといわれているが(最近は芸能人の発症者も相次いだりしているが)、やはりあなどれない病気であるなぁ。合掌。
 夕食後、資料を読まないと原稿が書けないことがわかって執筆は一時中断。八時からは東京MXテレビの『西遊記』再放送。四半世紀以上もまえのドラマらしく、ゲスト主役は、劇団NLTの主宰者にして『ケンちゃんシリーズ』のおばあちゃん役でも知られる故・賀原夏子。容貌もさることながら、声にとにかく特長があり、余人をもって変え難い個性的な女優さんであった。最近は「ただキレイなだけ」の没個性派ばかりが量産され、老後「味のあるおばあちゃん」役ができそうな女優がほとんど見当たらない。困ったねぇ。賀原夏子、蘆原邦子、武知杜代子(声優として出演したアニメ『無敵超人ザンボット3』の梅江ばあさん役は絶品!)、浦辺粂子等々、バアチャン名優がきら星のごとくそろっていたあの頃がなつかしい。
 資料を読まなければならないのに別の本に気をとられ、もうちょっとだけ、もうちょっとだけを繰り返すうちに眠くなってしまった。明日も早いので十一時就寝。無意識のうちにマリリンを口ずさんでしまうオレ。
  1. 2005/11/07(月) 19:38:14|
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ウォーキングと橋口亮輔

11月5日(土)

 ほどほどの起床。テレビは『ウルトラマンマックス』。本日のゲストは『ウルトラセブン』のモロボシダン役で知られる森次晃嗣。同作には初代マンのハヤタ隊員・黒部進がレギュラー出演しているので、二大ウルトラ俳優そろいぶみとなったわけである。もともとオールドファンに狙いをしぼった作り(ピグモンやゼットンなどの懐かし怪獣を積極的に出したり)である『マックス』であるが、こうした趣向を果たしてどこまで続けていくのか? 九時からはテレ東の特撮ヒーロー物『超星艦隊セイザーX』(主題歌の歌詞がチョー王道すぎて聴いてて赤面する)。この中でケインという役をやってる三浦涼介という子がどこかで見覚えがあるのでネットで調べてみたら、『3年B組金八先生』の第六部で鶴本直(上戸彩)に助言をあたえる性同一障害者の少年・シゲル役だった。なんか不思議なオーラを発している子で、演技の巧拙ウンヌンではなく存在感で人目をひくタイプ。『特捜戦隊デカレンジャー』のセンちゃん以来ひさしぶりに気になるキャラを発見! てな感じである。
 天気がいいので、十一時、体調保全のためにウォーキングに出る。早稲田の古本街をまわるつもりだったのだが、途中のブックオフでリュックがぱんぱんになるほど買い込んでしまったのでそちらは残念ながら断念。かわりに新宿の街を一周。スーパーで野菜類を買って二時に帰宅。小休止がてら録画しておいた藤田まこと主演時代劇『世直し順庵!人情剣』をみる。ひとことでいえば〈必殺〉と〈はぐれ刑事〉をミキサーにかけたようなドラマではあるが、藤田氏演ずる町医者の順庵センセイのキャラはほとんど安浦刑事である(いきつけの飲み屋の女将とイイ仲っぽい、という設定も踏襲)。中村主水のセコさはない。本家の必殺のなかであえて似たキャラを探すならば、『必殺渡し人』の鳴滝忍(高峰三枝子)的な感じである。「表で裁けぬ悪党を裏で葬る」という部分はたしかに必殺なのだが、製作が東映なのであちらよりも残虐度がすくない。必殺だったらぜったい殺されてるような登場人物が、こちらではすんでのところで救われたりする。だからイマイチ悪党を憎みきれない部分がある。昔の必殺なんてスゴかったもんなー、とんでもない極悪人が毎週ゴロゴロ。だから仕置きの場面では観ているこちらのアドレナリンが上がること上がること。それがないもんだから、どうにも消化不良的。それと、順庵の殺し技は藤枝梅安とおなじく〈針〉なのであるが、投げて急所に命中させる描写はやめてほしい。いくらなんでもこりゃねーべや、とツッコミを入れたくなる(主水ふうに「ちょっとお話が」と近づき、油断させておいてズブリ! という回もあるのだが、そちらならばオッケー)。あと、順庵は侍でもなければ帯刀もしていないのに〈人情剣〉というタイトルはいかがなものか。
 少し仮眠をとってから夕食の支度。このところロコツに野菜が不足しているのでキャベツやらニンジンやらをいろいろぶちこんだ汁物を大ナベで。ウマイマズイはさておき、ひさびさに野菜らしい野菜を摂取して精神的に満ち足りた思い。入浴後、原稿書きの気力がわかず、資料を眺めて過ごす。しかし結局は昼間買ったムック『テレビマガジン70's ヒーロー創世記メモリアル』(講談社)に見入ってしまう。かの特撮アニメヒーロー雑誌『テレビマガジン』の七〇年代(つまり黄金期)記事の集大成であるこの本には各界の元テレマガマニアたち(フジテレビの軽部とか林家正蔵とか)がコメントを寄せているのだが、なぜかその中に橋口亮輔監督が加わっているのだ。なんでも“少年仮面ライダー隊”にも入っており、「いつか自分の家を建てるときには、庭に小さな光子力研究所をつくろうと思っていた」のだとか。いつか作ってほしいねぇ、橋口テイストの仮面ライダーとか。十一時就寝。アクティブだが自堕落な一日だったなぁオレ。
  1. 2005/11/07(月) 19:37:38|
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商売熱心とカミングアウト

11月4日(金)

 早めの起床。夜のうちに新たに送られてきていた原稿をレイアウトして『薔薇族』へ送信。その後、身支度をして九時半外出。郵便局に立ち寄ってから徒歩で10時、新宿西口スバルビル前着。本日は櫻田宗久くんの撮影の立ち会いなり。今回は櫻田くんの知り合いのスタイリスト氏も動員し、なかなか大がかりな感じである。モデルくんは「キレイ」というより「カワイイ」、親しみのわくタイプ(たとえて言うなら遠藤雅とか中上雅己とか)。ひどく緊張しているとのこと。一時間半くらいしか寝ていないということで、ひどく眠そう。クルマで都下の大きな公園へ移動。ここは以前、櫻田くんが別誌の撮影でつかったところだというが、なかなかのロケーション。撮り方ひとつで日本とは思えないような画になると思われ期待大。ぶじに野外撮影をすませて一時すぎ、新宿へもどる。昼食は西新宿の焼き鳥屋のランチ。なのだがいかんせん薄暗い間接照明の店内のため、料理の色すら判然としない。味はまぁまぁなのだが、色がよくわからないのでイマイチ旨さを実感できず。人間は視角でも味わっているのだなぁ、ということを実感。二時をすぎたのでホテルへチェックイン。高層階のオシャレな部屋でヌード撮り。五時頃、撮影終了。その後、ビール片手にマッタリと。モデルくんと仕事話などいろいろ。なかなか商売熱心なコで感心。六時四〇分辞去。七時帰宅。入浴後、メールチェック。ネットニュースにこんなものが。
【前健ゲイ告白………………松浦亜弥の物まねなどで人気のタレントの前田健(34)が3日、都内の書店で著書「前田健の恋キャラ診断」の出版記念サイン会を行った。女性医師風の衣装で登場した前田は「僕はゲイなので男性に恋する」と同性愛者をカミングアウト。「カンニングの竹山くんが好き。来年の春に結婚という話もあるので、愛人になる覚悟はできている」と意気込んだ。同書は恋愛の勝ち組になるための指南書。10年かけて完成させたという前田は「恋の達人になっていただきたい」と呼びかけた。】
 以前、『バディ』の“お笑い芸人特集”の記事を執筆したとき、モノホンかニセモンか曖昧な芸風の〈グレーゾーン系〉に分類したら、編集部の斎藤氏から「いえ、彼は深夜番組でひそかにカミングアウトしてる本物ですから」と言われてしまったマエケンだが、ついにこんな大々的な宣言をしちゃったのであるか。しかしなかなか好感がもてると思う(いま現在カミングアウトしているタレントの中では一番好きかもね)。「太く短く」「水面下ではすでに別の展開を考えてますから」などとインタビューで答え、“ゲイキャラがスタれる前に荒稼ぎ”と公言してしまっている(それはウルトラマンが子どもの前で背中のジッパーをおろしてみせるような行為である)レイザーラモン住谷なんぞを持ち上げてる暇があったら、もっとマエケンをフィーチャーすればいいのに。結局、ゲイという人種は「自分の性的嗜好にそぐっているか否かで他者の評価を決定する」のかね。それがたとえ自分たちを金もうけの道具としか考えていないような相手(しかもたいした芸がなくても)であっても「イケるタイプであればオッケー」てなことになってしまうのであろうか。もしもそうだとしたら、かなりお寒い状況である。どーでもいいけど記事中の「同性愛者をカミングアウト」という部分は日本語としておかしいぞ。
 資料などに目を通したり、読書したりするうちにやたらと眠くなり、十一時就寝。マエケンのこれからに注目ですオレ。
  1. 2005/11/07(月) 19:37:00|
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合コンとラスト校正

11月3日(木)

 早めの起床。世間は祝日。しかしオレには関係なし。日本テレビ『THE情報ツウ!』で、先日話題にした『火垂るの墓』の子役少女を特集していた。案の定“泣きっぷり”が見込まれての起用であったという。哀しいことをイメージするとすぐに泣けるというから恐るべし。この想像力を順調に研ぎすましていったら希代の名女優か空前絶後の悪女になれるであろう。ビデオレビューを急ぎ書き上げて、昨夜仕上げた原稿とともに送信。身支度をととのえ、十一時半、外出。高田馬場へ徒歩で。古本屋を五軒まわって資料探し。その後、徒歩で東中野へ。昼食をとってから二時、駅改札前。本日は裏モノライターの大御所・下関マグロ氏主催による“座頭市合コン”があるのだ。これは「あらゆるセクシャリティの人間を集め、目先にとらわれず、魂で惹かれる相手をさがす」という主旨のもの。ほんとうは“メ●ラ合コン”と言いたいところなのだが、雑誌コードがあるので“座頭市”にニゴすのである。ちなみにオレの知り合いでは、バイセク漫画家の里見満くんとレズ活動家のつっちー(またの名を野々宮あけび)が参加。
 駅前のスーパーで皆で材料を買い込み、マグロ氏の盟友であるどんぐり弁当まーこ嬢の自宅で餃子をつくって食べるというプログラムであるが、どうもイマイチ合コン感が希薄な感じ。ホームパーティというのともちょっと違う感じで、なんともビミョー。期待していたようなネタは拾えなかったが(オイシイ思いをしたのはつっちーくらいか?)、『薔薇族』の企画用モデルをひとりスカウトできたので、まぁヨシとすべきか。あと、市民運動というもののダメさ加減というのをまたひとつ立証できたのも収穫のうちかな? まぁ、仕事の一環としての参加であるから面白い面白くないはあまり問題ではないけれど。あと、ながらく開店休業状態であった里見くんとのユニット“さとみつカルト”がようやく始動できたのも大きいかな。初仕事はアダルトメールマガジン配信サイト『AMDS』(http://www.amds.jp/top.htm)のWebマガジン用のトーク収録。このサイトには原稿も連載予定なので乞う御期待である。
 八時の段階で、仕事のあるマグロ氏が先に帰られたので、これでいったんお開きかと思い、帰り支度をするべく立ち上がるも、いつまで待ってもその気配ナシ。明日までにやっておかなければならない原稿がオレにもあるのでイライラと。片づけもあるだろうから一人だけサッサと「お先に?」というわけにもいかんのよ社会人としては。結局、辞去できたのは九時半すぎ。里見くんと彼の親友であるあきやまみみこ氏とともに足早に駅を目ざす。里見くん、締切状況がものすごいことになっており、アカの他人であるこっちまでも心配になるというのに余裕あンなぁ……。ホームで三人、今日の会費を徴集されていないことにはじめて気づく。全額立て替えているマグロ氏、大丈夫なんだろか……と一同心配に。一〇時一〇分すぎ帰宅。入浴後、三年一ヵ月つづいた『バディ』の連載《のぞき見!ヘテロッチ!!》最後のゲラチェックして送信。その後、原稿書きをチョコチョコしたあと零時頃就寝。べつに相手を探そうとも思ってないようなヤツが合コン行ってもしょうがねぇかもなぁオレ。
  1. 2005/11/07(月) 19:36:21|
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風邪流行と望み通りの死

11月2日(水)

 定刻起床。朝ワイドで新手の振込詐欺の手口を報じていたと思ったら、ネットニュースではこんな手のこんだペテンが。
【CD―ROMで勝手に数百万円が送金される………………千葉銀行は1日、同行の名を偽って取引先の法人に送られたCD―ROMを顧客がパソコンにインストールしたところ、勝手に数百万円が送金される不正振り込みが発生した、と発表した。インターネット・バンキングの盲点を突いた新手の「振り込め詐欺」とみられ、千葉県警で詐欺容疑などで捜査している。同行広報部によると、CD―ROMが送付されたのは、インターネット上で口座の出入金や残高照会ができる事業者向けサービスを契約している千葉県内の3法人。3法人には10月、「セキュリティー強化のため」などと説明した文書とCD―ROMが同行のロゴのようなものを印刷した封筒の中に入って送りつけられた。3法人のうち1社がCD―ROMをパソコンにインストールしたところ、後日になって会社の口座から数百万円が知らない相手先に送金されていたことが判明した。インターネット・バンキングは、専用のシステムを使わず、既存のネットから金融機関のホームページに接続して手軽に出入金ができる利点があり、同行の取引先でも約6000事業者が利用している。今のところ、3法人以外にCD―ROMが届けられた顧客はなく、同行では「顧客の個人情報が流出したのではなく、ネットの盲点を突いた新手の詐欺ではないか」と話している。同行では1日から「ソフトウエアのCD―ROMを送ることは一切ない」と顧客に注意を呼び掛けている。】
 コワイねー。セキュリティ機能というのを基本的に信じていないオレはネットバンキングっていうのをやる気にはならないのだが、なさっている方々はお気をつけを。しかし、それよりはるかにコワイのが、下記の世論調査結果である。
【新内閣「期待できる」51% 読売緊急調査………………第3次小泉改造内閣の発足を受け、読売新聞社が10月31日夜から1日にかけて実施した緊急全国世論調査(電話方式)によると、新しい内閣に「期待できる」と答えた人は51%に上り、昨年9月の第2次改造内閣発足直後の調査に比べ27ポイントもの大幅増となった。また、小泉首相が進めてきた改革路線がさらに「進む」と見る人も72%に達し、「改革続行」を掲げる小泉政権への期待感の強さを示した。ただ、新内閣の印象については、新鮮さを「感じない」人が54%と半数を超え、実行力のある重厚さを「感じる」人は41%、「感じない」は39%と、評価が真っ二つに分かれた。政策面でも、外交政策で成果をあげられないという人が54%、社会保障制度改革を実現できないと思う人も56%に上った。一方、内閣支持率は62・5%で、9月の衆院選直後の電話調査と比べ、1・5ポイントの微増。不支持率は12・1ポイント減の20・4%だった。主な政党支持率は、自民は45・4%(同調査比2・8ポイント減)、民主は14・2%(同4・8ポイント減)など。】
 安易に自民に投じたはいいが結果をみて戦慄をおぼえた、という有権者がさきの選挙では多かったというが、それでも支持率を調査するとこんな結果になンの? それがたとえどのような聖人君子であれ、権力を個人(実質、個人でしょ?)が掌握するということは何をおいても防がねばならんのに。狂わない人間なんてこの世にはいないンよ!?
 本日も朝から夕方まで出仕事。五時半、上野メディアソフト『薔薇族』編集部。ちょっとした届け物をしたあと軽い打合せ、そして雑談。編集部内は風邪のもちまわり状態が続いている模様。夏風邪よりは始末がいい(あったかくして寝ている、という決まり手が夏の風邪には応用できないからね)とはいえ、やっぱり風邪はやっかいである。丸井で買物をして山手線で帰途に。駅前で食事してから九時に帰宅。『バディ』編集部よりゲラのFAXが届いていた。入浴後、仕事。ネットニュースでこんなものが。
【故・天本英世さん 遺灰がスペインの川にまかれる…………03年に77歳で亡くなった個性派俳優、天本英世さんの遺灰が、天本さんが憧れていたスペイン・アンダルシア地方のグアダルキビール川源流近くににまかれた。出身地、北九州市若松区の友人らが10月下旬、現地に赴き生前の希望をかなえた。名脇役として活躍した天本さんは、スペイン内戦やフラメンコに関心を持ったのをきっかけにスペインを愛するようになった。特に同国の詩人・劇作家で暗殺されたフェデリコ・ガルシア・ロルカに傾倒。毎年のようにスペインを訪ね、ロルカの故郷アンダルシア地方を歩いた。生前、天本さんは旅の途中でこう語っていた。「死ぬ時はスペインで死のうかな。私の灰は、いつも歩き回っていたグアダルキビール川にまいて下さい。ロルカの詩のように、アンダルシアの大地の中を流れていくでしょう」。遺灰は10月25日、天本さんと親交があり、北九州市で天本英世記念館設立を計画している料亭経営、真花宏行さんとフラメンコギター教師、北御門義幸さんら8人が遺影と共に現地に運んだ。川の源流近くに遺灰をまき、北御門さんのギターに合わせて全員でロルカの詩を朗誦。その後、源流から大西洋まで天本さんの足跡をたどって旅した。天本さんが残したスペインの美術本、工芸品、フラメンコのレコードなどのコレクションは「いずれ記念館に収蔵したい」と北御門さんが大切に保管している。】
「スペインで死ぬ」という夢こそかなわなかったものの、「遺灰を思い出の川に」というのについては実現できたのだから天本氏は幸せものである。どこまで自分の理想に近い死を迎えられるか? というのがじつは人間にとって最大のテーマであるような気がする。そういえば天本氏、現在公開中の映画『仮面ライダー THE FIRST』に“ショッカー幹部”役で〈死神博士〉のときの映像が使われている。以前、必殺のスペシャル版に沖雅也の生前のフィルムを組み合わせて特別出演させたことがあったが、あれはちょっと無理があったなぁ。しかしCG技術がますます向上すれば、もっと精巧な合成も可能になるんだろうねぇ。下手すりゃ「出演者全員が故人」なんてものも作られるかもしれん。それはそれで面白いけど。零時頃就寝。どれだけ望み通りの死がむかえられるのかねぇオレ。
  1. 2005/11/07(月) 19:35:38|
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要望メールとあやしい子役

11月1日(火)

 定刻起床。きのうの組閣報道につづき、今朝はこんな人事発表が。
【フジ月9「西遊記」旅の仲間は揃った!………………来年1月スタートのフジテレビ系月9ドラマ「西遊記」(仮題)で、注目を集めていた三蔵法師と猪八戒のキャスティングが10月31日、明らかになった。三蔵法師は深津絵里(32)、猪八戒には同局系ドラマ「電車男」でブレークした伊藤淳史(21)が決定。発表済みの孫悟空=香取慎吾(28)、沙悟浄=内村光良(41)とあわせ、これで旅の一行が勢ぞろいした。天竺、ならぬ高視聴率を目指す旅が始まる。】
 伊藤と香取ではキャラがかぶる(種類がちがうだけでどっちもサル)気がするのは、ワタシだけ??(だいたひかる)あと、深津では鮮度の点でちょっと……。かつての夏目雅子的清純派ラインを狙うなら、いまなら長澤まさみあたりがいいのでは? と老婆心ながら。
 本日も朝から夕方まで出仕事。五時半、帰宅。食事をとりながら東京MXテレビ『5時に夢中!』を途中からみると、コメンテーターは座敷牢を破ってきたての狂女みたいないでたちの漫画家・さかもと未明と心理学者の富田隆。富田センセイがちょっとイメチェンしていて笑った。彼のなかから、水野晴郎とおなじ臭いのオーラを嗅ぎとってしまうのはオレだけであろうか。雑用後、入浴。七時から仕事。あちこちにメールを出したり、DTPデザインを組んだり。mixi経由で『薔薇族』にたいする要望がよせられる。「ライターの吉田豪氏を連載陣に加えてほしい。ノンケでありながら二丁目に住まっている氏なら、きっと面白いネタがいろいろあるはず。〈TVブロス〉を愛読しているような層は読者になりえると思うし、そうなったら私も買います」と。吉田氏は二丁目界隈でホントよく見かけるよなぁ。有名人とすれ違ってもほとんど気づくことのないような、基本的に他人に興味のないオレなのに、なぜか氏だけは見かけるたびにキッチリ認識できる。なぜだ? あ、神保町で阿知波悟美を見かけたときもすぐに気づいたっけ。あっちも「なぜだ?」だなぁ今思うと。
 九時からは日本テレビの終戦六〇年スペシャルドラマ『火垂るの墓』。高畑勲のアニメ版ではわき役だった〈親類のおばさん〉を主役にすえ、あちら側の視点からみた清太・節子兄妹を描いた異色作である。あの〈おばさん〉というキャラを、オレは「とくべつ善人ではなく、かといって悪人でもない」という、要するに「どこにでもいるフツーの人」としてアッサリ捉えていたのだが、このドラマではさまざまな付加価値的設定(夫の戦死をきっかけに、わが子を守るためにあえて鬼となった、という背景とか)をゴテゴテとこれでもかとおっつけてきて、いろんな意味でハナについた。あと、おばさん役の松嶋奈々子が戦時下の食うや食わず状態であるにもかかわらずコギレイすぎ。飢え死にしかねない状況下であんな整った眉はしてねぇだろうサ。スッピンをさらすくらいの度胸がなければ、こういう役は無理があると思う(『楢山節考』の坂本スミ子ほどの役作りは要求せんけど)。しかし圧倒されたのは、節子役の佐々木麻緒という子役。とにかく芝居が達者! とくに泣きの演技がすさまじい。じつはものすごく小柄で童顔な大人の女優なんじゃないか?(もしくは中身は大竹しのぶなんじゃないか?)という疑問が絶えずわいてきて困ったくらいである。アニメ版の声優の子も上手かったけど、このままいったら将来どんなになるのか末恐ろしい。もっとも「子役は大成しない」というジンクスも芸能界にはあるが。三時間という長尺をダレずに見せてはくれたけれど、胸に迫るという点においてはやはりアニメ版にははるかにおよばず(戦争モノというくくりにおいても、TBSの『広島・昭和20年8月6日』におよばず)。アニメという技法がこういうテーマには最も適しているということもあるが、やっぱりこの作品の主役は幼い兄妹でなければ。制作者の意地と苦心のアレンジがあまり功を奏してはいない感じ。「どんな名優も子どもと動物には勝てない」という定説、やはり強し。
 完成原稿を送信したあと、十一時半ごろ仕事終了。ぱらぱらと本をめくったりして零時就寝。あえて十一月に戦争モノを放映する日テレに乾杯! とひそかに思うオレ。
  1. 2005/11/02(水) 21:15:38|
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月9と傷だらけの人生

10月31日(月)

 定刻起床。さきの選挙でホリエモンを「いい青年じゃないですかー! わが弟です!!」なんぞと恥ずかしげもなく持ち上げていたハゲちゃんが、臆面もなくこんなことを公言していると聞いてビックリ。やっぱオレなんかとは器がちがうワ(ある意味で)。
【私は偉大なイエスマン 武部氏、続投や入閣に意欲………………自民党の武部勤幹事長は三十日、網走市内で開かれた後援会の会合であいさつし「なぜ私が(閣僚)候補に挙がるかといえば、小泉純一郎首相にとって偉大なるイエスマンだから。単なるイエスマンじゃない。小泉さんが私を信頼し(他の政治家は)役人の言いなりになってちゃんとやらないが、武部は違うと思っている」と述べ、三十一日の党役員人事・内閣改造で、幹事長続投や閣僚就任に意欲をにじませた。 支持者九百人が集まった会合の出席者によると、武部氏は会終了直前に再び登壇。十八番の星影のワルツの替え歌を披露し「とことんやります国のため」と歌い上げ、「明日、もし首相が武部を呼べと言った時に『今、網走なんです』じゃ駄目ですから」と言い残して会場を後にした。】
 いつも言ってることだが、オレはこんなうすらバカを養うために血の涙をながしながら税金はらっているわけではない(と書いていると、ハゲちゃんが幹事長留任というニュースが。嗚呼……)。
 本日も朝から夕方まで出仕事。昼休み、いつものように神田神保町に行くと、通りが〈神田古本まつり〉でにぎわっていた。三省堂前のワゴンセールコーナーには〈思いっきりテレビ〉の撮影クルーが中継の準備中。もうすぐみのもんたがここの映像をみながら「神田にはネ、神保町っていう古本屋のあつまってる街があるんですヨ、知ってましたか奥サン」とかシタリ顔で言うのかと思うとちょっとムカつく。意味もなく。すずらん堂を覗くと、こないだ櫻田宗久くんから見せてもらった写真が表紙&グラビアに使われている雑誌『クララボウ』(バウハウス)が早くも並んでいた。読者諸君、見かけたらなるたけ買いたまえ。東京堂で『創』をぱらぱらやると、西原理恵子が作品をめぐる地域とのトラブルによって憔悴し、数誌を休載したという記事が。寡聞にして知らなかったのだが、こんな騒動がおこっていたのね。
【「毎日かあさん」論争、表現の自由か教育的配慮か………………文化庁メディア芸術祭賞を受賞した漫画「毎日かあさん」を巡り、作者の漫画家西原(さいばら)理恵子さん(40)と東京・武蔵野市の間で論争が起きている。西原さんの長男(8)が通う同市立小学校が、西原さんに「学校を作品の舞台にしないでほしい」と申し入れたためだ。「表現の自由への圧力」と抗議する西原さんに対し、市側も「正当な教育的配慮」と譲らない。双方が文書で主張を繰り返す事態となっており、9月2日の同市議会でも取り上げられる予定だ。「毎日かあさん」は、武蔵野市やその周辺を連想させる街を舞台に、西原さんの長男や同年代の子ども、母親を思わせる登場人物の日常をコミカルに描いており、2002年10月から毎日新聞で週1回連載中。連載をまとめた単行本も既に2巻が毎日新聞社から発行されている。昨年、文化庁メディア芸術祭賞、今年は手塚治虫文化賞を受けた。
 問題となったのは、授業参観の場面。主人公の母親が、落ち着きのないわが子を含む児童5人を「クラスの五大バカ」と表現し、ユーモアを交えつつ、子どもの成長を見守る内容だ。この場面が紙面に載った直後の昨年11月、長男の担任の女性教諭(40)が西原さんを学校に呼び出し、「迷惑している」「学校を描かないでほしい」と注文をつけた。西原さんは翌12月、毎日新聞社の担当者と同小学校に出向き、校長らに「保護者だからといって、編集者を通さず作者を直接呼びつけるのは非常識だ」と抗議。校長らは「学校に落ち度はない」と主張したという。
 西原さんは、父母の一部から「学校とトラブルを起こすならPTA活動に参加しないでほしい」と告げられたのを機に、今年6、7月、弁護士を通じて市側に「作品はあくまでフィクション」「公権力による表現の自由の侵害ではないか」などの文書を送った。これに対し、市側は、「他の児童や保護者への配慮をお願いした」「作品中に『武蔵野市』の固有名詞もあり、児童の人権に教育的配慮を求めることは当然」などと、8月までに2回、文書で回答した。西原さんは「フィクション作品の内容に介入するのは納得できない。子どもを学校に預けている立場上、作品を描くこと自体をやめろと言われたに等しい」と憤る。また、毎日新聞東京本社編集局は「毎日かあさんは西原さんの経験に基づいたフィクションで、内容については人権やプライバシーに十分配慮して掲載している。学校側には納得してもらったと認識している」としている。一方、同市教育委員会の南條和行・教育部長は「保護者を学校に呼ぶことは珍しくない。表現の自由を侵害してはいない。学校には不特定多数の児童がおり、配慮するのは当然だと思う」と話している。】
 いみじくも昨日の〈老会〉のなかで「教育現場の保守性・閉息性・長いものには巻かれろ体質」について語りあった(こちらは性教育の面からね)ばかりなのだが、この騒動もまさにそんな部分に端を発しているんだろうね。要するに、「こんな漫画を黙認してしまったら、自分たちの査定にさしつかえる!」という教師たちのあさましい保身コンジョーが根底にあるんだろうさ。ギャグ物だし漫画だし西原作品なんだから、という風になんでもっと鷹揚にとらえられないかなぁ。アレを「一〇〇%ホントのこと!」なんて誰もかんがえないと思うんだが(もちろんいくぶんかの真実は含まれているとは思うかもしれんが)。やっぱ、おベンキョばっかマジメにやってきたような連中はバカが多いわ。あぁ、ワシはフリョーに生まれついてよかったこと。
 五時半帰宅。なんにもないのでククレカレーを食べたらあとからどろりとした油分が胃から逆流してきて往生した。雑用、入浴、メールチェックなどをしたあと、八時くらいから原稿書き。『薔薇族』の連載小説〈パレット〉第八話の最終仕上げ。きのう書き上げた第一稿の荒かったり舌っ足らずな部分を読み返しながら調整していくのだ。これはまぁ楽しい作業。しばらく時間をおいているので、どこか他人の作品を読んでいるような感じになり、ときおりクスリとさせられたり。テメエの書いたモンで笑ってりゃ世話ねぇやな。テレビはフジテレビ(シロートの分際でここをCXとか呼ぶヤツとはぜってー友達にはなれねぇ!)の月9〈危険なアネキ〉。この局のドラマって、いまが旬のタレントを総動員し、思いっきり金にあかせた撮り方とかしてるけど、ハナシ自体は昭和四〇年代学園モノの正当なる後継者なんだよなぁ。つまり「クセえ!」。今回は、ワケあり看護師の釈由美子がバイトでキャバクラ嬢をやっているのがバレて査問委員会にかけられるんだけど、解雇を言い渡される直前、病院中の入院患者たちが「●●さんをやめさせるな!」「キャバ嬢やってたっていいじゃないか!」というようなプラカードをもって結集し、結局は恩赦となる……という筋立て。しかし、これが「悪い」と言っているわけではない。大半の日本人はなんだかんだシャラクセーこと言ったところで血管を浪花節が流れている人種なんだから、こういう展開を好むのは至極道理なんである。大衆に迎合するのがゴールデンタイムの常である以上、これは正しい選択であるといえよう。まー、飽きはするけどね。組閣ニュースにプリプリ怒りながらも零時チョイ過ぎに原稿アップ。イラスト担当の阿部一彦くんに発注メールとともに送付し、本日の仕事完了。〈きらきらアフロ〉をみながら就寝。何から何まで真暗闇よ/すじの通らぬことばかり/右も向いても左を見ても/ばかと阿呆のからみあい……と、鶴田浩二の〈傷だらけの人生〉の歌詞がしみる昨今だなぁオレ。
  1. 2005/11/01(火) 20:29:05|
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