本日の○○(仮)

いろんなモノを書いたり『薔薇族』作ったり、幅だけはやたら広くやってるおっさんの身辺雑記です。オレに関心ない方にはあまりお勧めできないかもね(笑)。

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書庫と怪人電話

6月28日(水)

 六時起床。本日は待ちに待った、大型のスライド書棚が三本(と数えるのだよ)搬入される日である。昨日買っておいた菓子パン(賞味期限ギリギリのため半額)と牛乳で朝食後、早々に設置部屋(寝室)の片付けをはじめる。九時ごろ運送会社から電話が入り、お届けは九時半から一〇時半のあいだになります、と。結局その中間、一〇時すぎに運送屋来る。窮屈な動線に苦労しつつ、作業はテキパキと進み、三本ともぶじ収まるべき位置へ収まった。ちょっとおばかっぽい喋り(つまり、イマドキの若者風、ってことよ)の青年作業員であったが、しかし「額に汗して働く道を選んだ」というだけでもきょうび感心なことよ。そう考えるとマイナス面は相殺される感じ。
 業者引き上げ、一〇時半くらいから蔵書の大移動開始。おおまかなジャンル分けだけして、とりあえず片っ端からつっこんでいく。作者もぐちゃぐちゃなら、巻数なんかもバラバラであるが仕方ない。それは今後ヒマをみながらオイオイやっていくとしよう。そんなイーカゲンな作業だというのになかなか進まない。とにかく数が多いので、手をぬいたとしても省略できる時間には限度があるのだ。とはいえ、収納していた箱の底から買ったことも忘れていたような本がひょっこり出てきたりして、疲れるけれど楽しい。あぁ、本に触れているとホント精神が落ち着くなぁ。いっそ“書籍ヒーリング”なんてジャンルを起ち上げて、インストラクターにでもなってこまそうかな。もっとも受けにくるのはオレと同様、本読み外道ばかりだろうが(笑)。
 四時くらいにようやくひと段落。残りは毎日ちょっとづつ、ということで作業を終了して夕飯の支度に。メニューはカレー。昨日、ニンジンもジャガイモもタマネギもゴロゴロした甘口の、いわゆる「一般家庭のカレー」が食べたくなり、材料を仕入れておいたのだ。三口コンロの強みを活かし、カレーを作りながら鍋でメシを炊く。集中してやったせいかどちらもパーフェクトに仕上り、満足。『5時に夢中!』を観ながら食すが、ン、ン、ンま?い!(藤子不二雄『まんが道』風表現) これだよ、こういう専門店では決して食べられない味がほしかったんだよ、とニンマリしつつ完食。ついつい、いつもより食べすぎてしまった。昔からカレーのときは量が増えてしまうのだオレは。
 六時、作業のせいで汗になったので入浴してさっぱりと。壁面すべてが書棚になってしまい、ぶっちゃけ書庫に寝ているような感じになってしまったが、それもまた良し。むしろ落ち着くね。メール開くと、「安田理央さんのブログを読んで興味をもちました」という方からさっそく『HGの呪い』の問い合わせが。嬉しいねぇ。さらに、伊藤文学氏から昨夜おくった『薔薇族』原稿の礼状が。その返信を打っている途中で電話が鳴り、出ると、今まさにメールを出そうとしていた文学氏! 雑談を少々交わしたあと、N-stageの千葉向月氏といま進めている某計画への協力をお願いすると快諾してくださった。ありがたし。千葉氏ともども来月に一度訪問させていただきます、とお話しして切る。
 焼酎のピンクグループフルーツジュース割り(美味いのだコレ)をチビチビ呑りながら色々なメールをあちこちに。メールというのは数があるとそれなりの時間がかかり、すべて終わったらもう一〇時半すぎ。すっかり探しやすく取り出しやすくなった書棚から一冊出してきて読書少々。零時まで読んで就寝。文学氏は出版界にもはや残り少なくなった「怪人」である、とオレが書いた再生『薔薇族』は来月発売だそうです。楽しみだ。みんな買いなさい!
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  1. 2006/06/29(木) 19:45:17|
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ライターと版元

6月27日(火)

 七時起床。本日も朝から夕方まで出仕事。行きがけ、とあるビルの前でいかつい顔の警備員が四人も立ち番をしているので、どんな要人が来るんだろうかと思って見たら、日立製作所の株主総会だった。そういう集まりにはたぶん一生縁がないであろうが、それでも死ぬまでに一度くらいは覗いてみたいもんである。もっともオレは見た目がガキっぽくて貫禄というものに欠けるから、「株主です」と言っても「そうかい」と流されるだけかも……ってイカン木久蔵みたいなことを言ってしまった。♪いやン、ばかン、うふふン、そこはおへそなの。
 コンビニで『SPA!』を立ち読みしたら、今度のスケバン刑事のヨーヨー指導をしているという若きワザ師のインタビューが。そうか、もはや滝雅也さんではないのだなぁ……と少し淋しい気持ちになる。滝さんというのは斉藤・南野・浅香の歴代サキに技を伝授した名人で、かつ俳優(第三部にはヨーヨー名人の忍者として出演もしていた)でもある。オレ的には声優として出演した『無敵超人ザンボット3』の神江大太、『最強ロボ・ダイオージャ』のジンナイなどが印象的だが。とにかく、いずこの世界も世代交代がいちじるしいようである。感傷的にはなるが、しかし新陳代謝が滞るよりはマシか。
 ライター・東良美季さんのブログ「毎日jogjob日誌」(http://jogjob.exblog.jp/)にこんな記述が。
【少し、疲れました。僕の場合、こうして毎日毎日飽きもせず一銭のお金にもならない日記を書いているくらいだから文章を書くのがしんどいと思うことはまず、ない。じゃあ何に疲れるのかというと、それは誰かに合わせていかなければいけないということだ。僕ら雑誌に書いている者にとっては、まずその雑誌という容れ物があり編集者という人がいて、それらの意向にそって原稿を作っていかなくてはならない。それが、作家と呼ばれる人と僕らマガジン・ライターとの大きな違いだ。】
 東良氏のしんどさはよくわかる。オレも社交性のなさにかけては人後におちない自信があるからだ(エバんなよ、ンなことで!)。にもかかわらずライター稼業を続けていられるのはスゴイよな。オレなんかはとっくにおのれの資質に見切りをつけ、ライターへの進出を断念してしまった。テーマも内容も自分で決めて書くのが、やはりオレには一番あっている気がする。「ライターとして有名になってくださいよ!」と親身になって応援してくださる方には申し訳ないのだが、オレにはライターになれる種類の能力(器用さ、如才なさ)はないと思うね客観的に見て。
 スーパーで買い出し(そこの名物である二九〇円!の激安弁当も残っていたので購入)をして六時帰宅。あわただしく夕食をとったあと、『薔薇族』原稿の続きに着手。その前にネットにつなぐと、エロ系ライターの安田理央氏からミクシィメールが。氏の『安田理央の恥ずかしいblog』(http://d.hatena.ne.jp/rioysd/20060627)で、『HGの呪い』を取り上げてくださったという。感謝! 安田氏はオレの活動にいつも注目してくださり、好意的に取り上げてくれているのだ。「ゲイというのは正直よくわからないし、あまり理解もできないんですが……」という氏だが、そういう人が「だけど狩人さんの書くものは好きなんです」と応援してくれるのは何よりも嬉しい(私はゲイの理解者です、などという人間に持ち上げられるよりもはるかに!)。自ら「ダリオレコード」(http://dariorecords.com/)というプライベートレーベルを起ち上げ、写真集やDVDなどを自主制作&直販売している安田氏は、「パソコンやネットの普及によってプロとアマの境界線が曖昧になりつつある今、もはや商業出版にこだわる必要はないのでは?」というご意見を寄せてくださった。まさにオレも同感なんだが「取次を通さないので全国流通が難しい」「少部数のため制作コストが割高になり、定価を上げざるをえない」という二大難関がまだインディーズ出版の前には立ちはだかっているんだよなぁ。逆にいえば、この二つさえクリアできればもはや腰のひけた一般版元なんかに頼る必要はなくなるのだ。さぁ、どうなっていくのか?
 八時すぎに『薔薇族』原稿、完成。送信してホッとひと息。雑用などをこなしてから十一時、入浴。今日は『怪奇大作戦』の再放送がないので(当初の予定では「狂鬼人間」がOAされるはずだったのに!)気が抜けて半には就寝。事業としての「出版」の変革期、サテどうなっていきますことか、と日々思うオレ。
  1. 2006/06/29(木) 19:44:34|
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ありがたしとあたふた

6月26日(月)

 六時半起床。凄惨事件の日替わり定食状態のせいで半ば忘却の彼方へおいやられかけている(まだ半年ちょっとしか経っていないというのに!)あの事件の続報が。
【「実名で性的被害真実伝えて」広島殺害女児の父が要望………………広島市安芸区で昨年11月、小学1年木下あいりちゃん(当時7歳)がペルー国籍のホセマヌエル・トレス・ヤギ被告(34)に殺害された事件の判決が、来月4日、広島地裁で言い渡される。これを前にあいりちゃんの父親の建一さん(39)は24日、自宅で、読売新聞社の取材に応じた。まな娘が性的暴行を受けたことを説明し、これまで遺族感情に配慮して性的暴行の直接的な表現を自粛してきた報道機関に「再発防止のために、真実を伝えてほしい。きちんと実名で報道してほしい」と求めた。今月9日の論告求刑公判で、検察は、あいりちゃんが首を絞めて殺される前に性的暴行を受けたことなどを詳細に説明したうえで、死刑を求刑した。】
 遺族にここまで言わせてしまう(遺族がここまで言わざるをえない)状況というのはなんなんだろうなぁ。しかし、血を吐く思いで決断したとしても、だから同種事件の発生を防げるのかといえば、たぶん無理だろう。法曹界も、いいかげん「人の姿をした人でない者」というのが存在する事実をきっちり認識してほしい。人のための法では、人でない者は裁けないのである。自分がやったんじゃない、自分に憑いている悪魔がやったんだ、とトンチキなことをホザいているこの犯人だが、その悪魔とやらを祓えないのなら、悪魔ともどもこの世からいなくなっていただくしかないのではないか?
 本日も朝から夕方まで出仕事。『消えた漫画家』三部作などで知られるノンフィクションライター・大泉実成氏が新たにはじめられたブログ『核と萌えの日々?ライター大泉実成のたわごと』(http://d.hatena.ne.jp/oizumi-m/20060624)をはじめて訪れる。タイトル中に“核”とあるが、これは大泉氏の事務所が東海村のJCO(株式会社ジェー・シー・オー=住友金属鉱山の子会社)のすぐそばにあり、九九年に起きた臨界事故でご両親が被曝してしまったことにより「組合とも市民運動とも関係ない立場から」関わりはじめたのだという。無所属・無派閥な在野の氏だからこそ見えてくる、国や医療関係者や運動家といった人々と現実・現状との意識・認識の乖離というものが非常に興味深いし、今後が楽しみである。同時に、HIV・エイズに関する問題とも共通点が多いなぁ、とも思わされた(「運動原理主義の化け物みたいな人がいて辟易」という記述には苦笑)。とにかく一度、ご覧になっていただきたいサイトである。
 六時帰宅。雑用しながらMXテレビ『ド根性ガエル』再放送。本日は、ヒロシの同級生で一匹狼のツッパリ・新八が煙草のケムリでウサギやカメの形をつくる修行をする話。とだけ言っても全然なんだかわからないだろうが、新八の隣家の少年の父親が交通事故で突然他界し、それを慰めるために亡父の得意としていたケムリ芸をかわって見せてやろうとする人情話である。そういうやむにやまれぬ事情があるにせよ、中学生に対して大人(宝寿司の梅さん)が喫煙指導するという設定はすげぇなぁ。今なら絶対ゴーサインは出ないはずである。……というか、再放送できたこと自体すごいと思う。やるなぁMXテレビ。『怪奇大作戦』の「狂鬼人間」も、これと同様、マイナー局の強みを活かしてドサクサまぎれに流してしまうつもりだったんだろうか。
 メールチェックすると、先週、委託販売のお願いをした神保町の書店「書肆アクセス」より承諾の旨が。ありがたし。そしてもうひとつ、伊藤文学氏からも。こちらは、伊藤氏がこのほど自力で発刊するという三度目の『薔薇族』──通称(ってオレが呼んでるだけですけどね)“転生薔薇族”(ちなみにメディアソフト版は“復刊薔薇族”)の初号に掲載される原稿の催促。依頼されていたのだが、イカン、なんだかんだバタバタしていてロクに手をつけていなかった。ヨーグルトと冷凍タコ焼き、柿ピーというおよそ食事とは思えぬ夕飯をあわただしくかっこみ、あたふたと原稿書きに着手。しかし、あせっているせいかなかなか上手くまとまらず。気分転換に入浴などしたら、よけいに気分が散漫になってしまった。結局タイムオーバーで完成には至らないまま、翌日へ持ち越されることに……。零時半ごろ、就寝。明日の夜には必ず入れるぞオレ。
  1. 2006/06/27(火) 21:42:58|
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八王子と献本

6月25日(日)

 七時起床。メールチェックなどして(神ひろしさんから「昨日の公演のときにも『HG』を紹介しときました」と。有難し!)から、リビングの整頓にかかる。賞味期限の迫った食材の始末のため、朝食からラーメン。我ながら乱れた食生活だなぁ。シャワーを浴び、身支度をととのえて正午、外出。本日は八王子の「ゲイの老後(未来)を考える会」の日なり。とやまみーやさんとあちらで落ち合う約束をしているので、普段は京王の各駅電車でのんびり行くのであるが、今日は一番早い特快で。四〇分もかからず八王子着。みーやさんの留守番電話に到着した旨を吹き込み、京王駅ビル内の書店で時間をつぶすことに。……と、間もなくみーやさんが現れる。着いたことは知らせたが、どこで待つとは言ってない(適当にぶらついてます、としか吹き込まなかったのだ)のに!  と驚いていると、オレのいそうな場所は言われなくても想像がつく、と(笑)。行動パターンをたやすく読まれる男、影坂狩人。暗殺するのはたやすかろう。
 近くのファミレスで打ち合わせなど。オレは月見ハンバーグの、W杯記念のディスカウントセットをオーダー。W杯自体は大嫌い(サポーターとか称する連中が“自国がサイコー”などと妙な節回しで歌っている場面を見ると寒気がする)だが、その恩恵には遠慮なく浴してしまえる節操のなさがオレのイイところである。業界の秘話やら人物月旦などを三時近くまでやってから老会の会場であるゲイバー「Chez Stream」へ。オーナーの勝山氏へ、氏の主宰するHIV予防啓発団体「八王子かたつむりのつどい」へのカンパとして『HGの呪い』を数冊献本。微々たる金額ですが、売上げを活動にお役立てください、とお渡しする。以前にオレが老会を紹介した大学生のTくんが久々に来ていたが、彼も一冊購入してくれた。勝山氏個人に献本した一冊と、Tくんの一冊にサインを求められて面映いことこの上なし。自分の分というものをわきまえている者としてはこれほど照れるものはないのだ。
 六時すぎ、老会終了。みーやさんはお茶だけ入れておいとまします、と言っていたが結局、最後まで参加していった。現役のPTAから見た現在の学校教育の現場の話などをいろいろ聞けてなかなか興味深かった。やはり見聞というものは、いろいろな立場の人たちと直に話さないと広まらないものだよな。自分を無条件に受け入れてくれる、耳の痛いことを言われないで済む、自分と似たような人間ばかりが集まっている、そんなところばかりに入り浸っていてはどんな理性的な人間でも必ず精神に変調をきたす。オレは正気を保つ意味から、つねに居心地の悪い場所へ積極的に出向くようにしているのだ。まぁ、出向かれたほうは迷惑だろうが、一般に門戸を開いている以上、誰に来られても文句はいえないやな。
 いつも通り一〇時に辞去し、帰途に。十一時帰宅。入浴し、読書少々ののち、零時半ごろ就寝。オレの本を欲しい方、見てみたい方、八王子のお座敷ゲイバー「Chez Stream」(homepage.mac.com/streamcafe/topframe.html)へ呑みにいかれれば若干数ではありますが販売しておりますので、ぜひ! “二丁目風”には馴染めない方にこそお勧めしたい、気のおけない店です。
  1. 2006/06/26(月) 18:35:58|
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予習とダチョウ

6月24日(土)

 唐突だが諸君、耳の中がかゆくて目が醒めた経験があるか? 私はある! 今朝だ! 尋常ではない掻痒感に耐えきれなくなって飛び起き、耳カキを使う。ホッとして時計を見ればまだ五時。ジョーダンじゃない、まだ三時間程度しか寝てないじゃないか、と二度寝を試みるが目がさえてしまい、眠れず。仕方がないので起床して雑用に取りかかる。朝食は解凍したメシにマーガリンと醤油をかけたもの。とてつもなくジャンクなメニューだが、しかし美味い。食後、『超星艦隊セイザーX』(シリーズ三作目にして成熟の域に達し、なかなか面白かった)の最終回を観、九時半から原稿書き。『バディ』の連載。昼前に完成して送信。鶏汁の最後の残りで昼食。食べ終わってシャワーを浴び、ちょっと休憩。メールをさきほど原稿を送信した『バディ』の担当A氏より返信あり。テーマをなるべく、特定の個人・事件に絞ってもらいたい、と。オレ的にはもうちょっと広いくくりで、時代を切り取っていきたいところなのだが、しかし若者向け娯楽誌という色あいを考えればそうした要求もやむなしか。承諾の旨を返信しておく。
 四時、外出。気温自体はたいして高くはないが、とにかく湿気がすごい。腕をふればジャブッと水音が聞こえてきそうな感じである。水に触れているような感触すらおぼえるような気になる。徒歩にて半、新宿二丁目コミュニティセンター「akta」到着。本日は月イチ恒例の読者交流会「予習」である。行くとすでに、常連であるノンケのKさんがいた。話していると、ちょろんげさんもいらっしゃる。ゲイとはなんの関係もない話に腹を抱えながら(集まった顔ぶれに応じて話題を決めていくので、けっこうそのパターンが多いな)五時半まで。今日はこのあと人と逢う用があるというKさんがお帰りになってからも、小一時間ほどちょろんげさんとお話。六時半をすぎ、今日はもう誰も来ないだろうということで食事に出ることに。これまではおいとまする際に、次月のテーブル使用予約をさせていただいていたのだが、今回はせず。というのも、aktaさんも土曜日は色々なイベントを行なうようになり、少々語り合いには不向きになってきたのである。あたらがマイクなどを使った場合、隣の相手にも声がうまく届かなかったり。ということで七月から「予習」は、aktaのすぐ近く、二丁目仲通りを靖国通り側に出て、四谷方向へ一分ほど歩いたところにあるコーヒーショップ「ベローチェ」で行ないます。来月は、二九日の土曜日、午後四時からです。いらっしゃってくださる方は、どうぞお間違いなく。そして一年以上も無償でスペースをお貸しくださったaktaさんには心より御礼申し上げます。
 ちょろんげさんと二人なので、二丁目から離れ、大久保界隈へ移動することに。二丁目交番前で信号待ちをしていると、ダチョウ倶楽部の上島竜平らしき男性を発見。「竜ちゃんなのかな??」と思っていると、くだんの男性、「リーダー、こっち、こっち!」と手招きをはじめる。視線を追うと、果たしてそこには肥後とジモンの姿が。あー、やっぱり竜ちゃんだった、と納得。タクシーに乗り込むのを確認して(べつに確認する必要もないんだが)二丁目を後にする。
 徒歩で大久保のジョナサンまで。カレー南蛮膳を食べながら七時半までちょろんげさんと話す。別れて八時前に帰宅。シャワー浴びて朝日ニュースター『愛川欽也パックインジャーナル』の再放送を観る。柿ピーをつまみに、焼酎のピンクグレープフルーツジュース割りをチビチビと。十一時半就寝。上島竜平は伸長も容姿もオレの抱いていたイメージと寸分違わぬ上島竜平であった。
  1. 2006/06/26(月) 18:35:14|
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作業と鑑賞

6月23日(金)

 六時起床。ちゃっちゃと着替えてリビングの片付け。今日は劇団フライングステージの俳優、石関準くんに手伝ってもらって、本棚の組み替えと、パソコンテーブルの組み立てを行なうのだ。一〇時、いったん外出し、郵便局での振り込みと、スーパーでの買い出しを済ます。半ごろ帰宅し、掃除のつづき。
 正午すぎ、電動ドライバーとハンマー持参で石関くん来る。今夜は出かける予定なので作業にあてられる時間には限りがある。ということで、挨拶もそこそこに取りかかる。まずはパソコンテーブルから。電動ドライバーを使うのは初めてだが、効率はいいし、なによりキレイにできるのがいい。不器用なんで手でしめるとすぐにネジ穴をつぶしたりするのだ。組み上がると、今度は本棚の組み替え。今あるふたつをまずは一旦バラし、棚板を減らして再度組み上げ、余った棚たちでもうひとつ作るのだ。おそろしく頑丈な作りのため、外すときも組むときも、一人でやると手が激しいダメージを負ってしまう。前回やったときは、両手が疲労のせいでワラッて(小刻みに痙攣して)しまい、その晩に行く予定だったイベントをキャンセルしてしまった。今回は、二人でやったおかげでそういうこともなく、汗だくにはなったがダメージは最小限で済んだ。感謝! 四時ごろには一通り終了し、ケーキと珈琲で石関くんを慰労。『5時に夢中!』などを観つつ、六時すぎまでまったりと。
 石関くん帰ってから、六時半に出て新宿西口『J.28スタジオ』。メンズストリップ「N-STAGE」の千葉向月さんたちと共に、神ひろしさん率いるボーイズレビュー“J-BOYS”を拝見させていただく。本日は女性客もオッケーなミックスデー。男女混合ははじめてだが、メンオンリーとは違ったノリがみられて面白かった。公演終了後の演者と客との交流会の際、神さんに『HGの呪い』を進呈したところ、大きく宣伝していただき恐縮。偶然来場していたドラァグクィーン“マーガレット”こと小倉東さんが一冊お買い上げくださった。小倉さんはオレに関心をお持ちになっていたそうで、共通の知人である下関マグロ氏に紹介してほしいと頼んでいたのだとか。しかしマグロさんは「引き合わせるとケンカになるだろうからイヤだ」と拒んでいたらしい(笑)。そんなことはないんですけどねぇ?。オレの額に怒りマークを浮かばせる相手は、自分寄りの価値観以外は「下品」「野蛮」の一言で切って捨てるような中華バカと、テメエの分というものをわきまえずに尊大ぶる勘違いヤローだけなんだが。よっぽど怒りやすい人間と思われているんだろうかね。まぁ、当たらずといえど遠からず、ではあるが(笑)。それにしても神さんのサービス精神はいつもながら凄まじい。これほどの引力を持った人というのはなかなかお目にかかれるものではないなぁ。根っからのショービジネス人なんだと改めて感心する。
 一〇時、お礼を述べて劇場を出、千葉さん、千葉さんところの美形ダンサーSくんと三人で二丁目へ。『HGの呪い』の販売委託に関して、千葉さんが懇意にしているショップを紹介してくれるというのだ。残念ながら店長が不在だったためお話はできなかったが、後日、千葉さんが話をしてくださるというので見本として一冊、名刺と一緒にお預けしておく。三人で、ふたたび新宿駅方面へ。Sくんは櫻田宗久くんの昔からの大ファンで、ぜひモデルに使ってほしいということなので、今度逢ったらお願いしておくことを約す。
 駅前で二人と別れ、徒歩で帰宅。十一時。シャワーをあびて出てくると、ちょうどテレビ朝日のドラマ『てるてるあした』最終回がはじまる。毎週欠かさず観ているわけではないが、“和製『赤毛のアン』”的な、カルピス名作劇場的なテイストの感じられるちょっと面白いドラマだった。『すいか』にはおよばないが、昨今のドラマにしては丹念に作られたという印象が強く、好感が持てた。終わってしまうのはちょっと残念。
 考えたら今日は朝食とおやつしか食べていなかった。しかし今さら食事というのもなんなので、焼酎のピンクグレープフルーツジュース割りを呑みながら柿ピーをひと袋。なんだか目がさえてしまったので、『てるてるあした』のあとも『タモリ倶楽部』『検索ちゃん』とずるずると観つづける。フトンにはいってもなかなか寝つかれず、寝入ったのはたぶん二時すぎだと思う。一番の大仕事を終え、あとは来週、新しい棚を三つ入れるだけだなオレ。
  1. 2006/06/26(月) 18:33:58|
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イビツさと面白さ

6月22日(木)

 七時起床。本日も朝から夕方まで出仕事。六時帰宅。ポストに、一昨日オーダーしたツルシカズヒコ氏(オレの思春期を彩った『月刊OUT』の元編集者であり、いちばん面白かった時代の『SPA!』の編集長でもある。『ゴーマニズム宣言』にも“悪役”として登場)と奥様のイラストレーター兼洋裁家、ワタナベ・コウさんが出されている雑誌『Crazy Yang(クレイジーヤン)』が届いていた。これは家内制手工業で編まれているもので、販売はネット(http://www.asahi-net.or.jp/~ki5k-trs/)のみ、というスタイルを貫いている。大資本系媒体というものに嫌気のさしたツルシ氏が、自らの雑誌論を実証するべく背水の陣で出されているものだが、なるほど確かにキョーレツな個性をはなっている(=通常の版元では出せない)。氏のイビツさ、イコジさ(これは褒め言葉ね)がストッパーなしで余すところなく発揮されており、久々にワクワク感をおぼえた雑誌であった。とはいえ、広く一般に浸透するかといえば難しそうだけどね。しかしオレのように自ら内包しているぶんも含めて、人間のイビツさ、イコジさを愛せて面白がれる人にはお勧めしたい(おなじ意味あいから、赤田祐一氏の『団塊パンチ』も!)。企業を存続させるための事業としての「出版」というものに疑念や諦観を抱かされるをえない昨今、この本はそれについて考察するための絶好のテキストかもしれない。ついでにいうと、B6という雑誌っぽくないサイズも、七〇年代テイスト(初期『宝島』など)を感じさせてくれて懐かしかった。
 昨日つくった鶏汁と納豆で夕飯後、室内の片づけ作業。九時ごろまでやって入浴。読書をちょっとしたあと、零時すぎに就寝。出版の未来というのはどんななのであろう? というか、ホントにあるのだろうかそんなものは? と最近つくづく思わされるオレなのであった。
  1. 2006/06/26(月) 18:32:35|
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睡眠障害と獏

6月21日(水)

 寝すぎてしまった! 目覚めたらもう八時。八時間睡眠なんてカタギの衆には当たり前のことかもしれないが、オレの場合は通常、長くてもせいぜい六時間なんである。寝具を変えたせいであろうか。睡眠障害になってしまったのか、それが治ったのか、よくわからん。
 ワイドショーはさすがにどこも昨日の最高裁判決の話題がメインに。判決を受けて加害者の父が「罪を憎んで人を憎まず、と言うじゃないか」「少年法がないがしろにされる」などと一般ヤジウマみたいにお気楽な反論を述べていた。この人には自分が当事者であるという意識が欠落してるんだなぁやっぱ、と改めて痛感。「この七年の間に、息子がいかに精神的に成長したかをちゃんと見たうえで判決を下してほしい」とも訴えていたが、それが、「死ねと言われれば死にますよ」などといきがっていたものが「生きて償いたい」と態度を一変させたことをさしているのであれば笑止。少年法に守られて無期判決、せいぜい七年で出てこられるとタカをくくっていたものが、極刑の可能性がにわかに高まったせいであせりだしたにすぎん。「いまは被害者側のことなんか考える余裕はない。息子のことだけで頭がいっぱいだ」という〆の言葉を受け、大和田獏がひどく憤ったふうな強ばった表情で「……もう少し……考えて……ものを言っていただきたいと思います……」と絞り出すように言ったのが印象的であった。息子に暴力をふるっていたフシがある、女房(つまり加害者の母)が首をくくった、というような余談的情報を取り上げるのはフェアではないかもしれないが、やっぱりマトモな親父ではないんだろうなぁ、と思わされてしまったのは事実である。
 昼前にちょっと外出。郵便局と丸正で用件をすませて帰宅。いろんな野菜をゴロゴロいれた鶏汁(豚は高いので)を作り、メシを炊いて昼食。夕方まで雑事アレコレ。途中、とやまみーやさんから業務電話一本。昼と同メニューの夕飯を済ませて入浴。資料あさりなどをしていると『バディ』誌の担当編集A氏より電話。『HG』がらみのことでお気遣いいただき、感謝。九時ごろより読書少々。焼酎のアセロラ割りを呑りつつ。例によって途中で眠りこけ、目覚めたら零時すぎ。消灯して就寝。気圧の乱れのせいか、世情の狂いのせいか、どうも気分がすぐれんなぁオレ。
  1. 2006/06/22(木) 19:38:12|
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乱痴気騒ぎと最高裁

6月20日(火)

 六時起床。今日は午後、日本の司法の権威をかけた重要判決が下る。なのにテレビは朝っぱらから大規模球蹴り遊び大会にそうとうな時間を割き(最高視聴率六八・二%だからなんだっつーのだ)、乱痴気騒ぎの模様をえんえんと垂れ流す。なんたる三等国か。数日前、この事件に関連したこんなニュースが。
【「天国からのラブレター」映画化………………99年に起きた山口・光市母子殺害事件の遺族、本村洋さんが出版した「天国からのラブレター」(新潮社)が映画化されることが15日、分かった。事件前に交わした夫妻の往復書簡を中心にした内容で、本村さん夫妻には中村ゆり、須賀貴匡の若手2人を主演に起用。メガホンは新進の女性監督、山口円さん(27)が執る。洋さんはこの映画を通じて「少年犯罪を頭でなく、心で理解してほしい」と話しているという。「天国からのラブレター」は2000年に洋さん、弥生さんの共著の形で出版。洋さんは本の帯に「僕からすべてを奪った。残されたのは妻からの71通の手紙だけだった」と記した。生前に交わした最愛の妻との往復書簡を中心に構成されている。今作を企画した映画プロデューサーの奥山和由氏は「はかなくも懸命に生きた様を残したい」と出版の直後から映画化を強く希望し、時間をかけ、洋さんの理解を得た。映画ではこの原作をもとに2人の出会いに始まり、結婚、娘の誕生…幸せに満ちあふれていたころ、そして悲惨な事件、裁判についても触れられる予定だ。メガホンを執る山口円監督は「あずみ」の北村龍平監督らを輩出した「インディーズムービー・フェスティバル」で女性初のグランプリを獲得した気鋭。今年3月に都内で上映された「ゴースト・ダンス」に続き、2本目の長編作品になる。「原作を読んで非常に共感できた。女性の目線も生かして撮っていきたい」と話す。尊い2人の命を奪われ、裁判で7年間、戦い続けてきた洋さん。原作のあとがきにはこの本を「家族3人が懸命に生き、すばらしい人生をともにした『証し』にします」とも記している。そして「少年犯罪を頭でなく、心で理解してほしい」という気持ちもあるという。映画は改めて生きることすばらしさを問いかけるものとなりそうだ。】
 死刑という制度のない国であるならばいざしらず、歴然と存在していて、その執行に価するだけの凶悪事件が発生しているにもかかわらず適用できない(しない)というのはどういうことか? だったらいっそ無くしてしまえばいい。絵に書いた餅について論議するのは税金のムダ以外のなにものでもない。もっと怒っていいのではないか国に税金を収めている者であれば。とにかく今日は午後三時に注目。
 球蹴り狂騒曲のせいで芸能ニュースコーナーではシカトされていたが、こんな訃報がひっそりと。
【「青年座」座長の森塚敏さん死去………………劇団「青年座」座長で、俳優の森塚敏(もりつか・びん、本名もりつか・とし)さんが19日午後3時14分、肺気腫のため都内の病院で死去した。79歳。4月に体調を崩して入院。5月末に退院したが、今月に入って再入院し、そのまま帰らぬ人となった。47年に劇団「俳優座」に入団。54年に「青年座」を結成し、西田敏行、高畑淳子、岩崎良美らを輩出した。温厚な人柄で人望も厚く、日本劇団協議会会長など要職も歴任した。俳優としても、舞台、映画、ドラマなど幅広く活躍した。】
 新劇界の大御所であると同時に、マスコミでも活躍された方であった。『スケバン刑事2』では“信楽老”という悪の黒幕役を演じておられた。最終話、鉄仮面姿の南野陽子との一騎討ちシーンは悪趣味的ケレン味を余すところなく見せつけた名シーンであった。森塚氏はまた亡くなった山岡久乃さんの元夫でもある。合掌。
 やじうまワイドの芸能コーナーでは、こんな話題に時間を割いていた。
【「タイムレンジャー」ピンクと「仮面ライダー」ギルスが結婚………………戦隊ヒロインと仮面ライダーが結婚?。「未来戦隊タイムレンジャー」で紅一点、タイムピンクを演じたアイドル、勝村美香(26)と「仮面ライダーアギト」でライダーの1人、ギルスを演じた俳優、友井雄亮(26)が今年1月に結婚していたことが19日、分かった。勝村は現在、妊娠8カ月のおめでたで、サンケイスポーツの取材に「彼はひじきを作って食べさせてくれたり、私の体をいたわってくれます」と幸せを噛み締めている。身重の体で取材に応じた勝村によると、出会いは一昨年夏、映画「パセリ」の撮影で。主演した友井の彼女役を演じたが、「その時恋心はまったくなかったんです」と振り返る。ただ、撮影後に植田監督や共演者と一緒に何度か食事をする機会があり、「ぐいぐい引っ張ってくれる、男らしい性格に自然とひかれました。彼から告白されて、昨年の夏に交際がスタートしました」と恥じらいながら明かした。結婚前提の交際だったこともあり、昨年暮れから同居。「いつ籍を入れようかというときに妊娠が分かって、彼から『結婚しよう』とプロポーズされました。妊娠も大変喜んでくれました」。クリスマスに2人揃って、茨城の勝村の実家に出向いてあいさつを済ませ、正月には大阪の友井の実家を訪れ、婚約を報告。大安の1月17日に入籍した。現在、勝村は8月の出産予定日に備えて産休中で、友井はカルシウムが豊富に含まれるひじきをわざわざ作るほど、身重の新妻を気遣っている。「家事も手伝ってくれるし、私の体をいたわってくれる。大切にされていると実感しています」と幸せいっぱいの表情を浮かべた。
 勝村は平成12年にテレビ朝日系で放送された永井大(28)主演の「未来戦隊タイムレンジャー」で、紅一点のタイムピンクとして活躍。一方の友井は翌13年放送の同局系「仮面ライダーアギト」で賀集利樹(27)、要潤(25)と3人の仮面ライダーのうちの1人、ギルスを演じ、チビっ子や若いお母さん世代から絶大な人気を誇った。それだけに、特撮界のヒーローとヒロインの結婚は、幅広い世代から祝福されそうだ。】
 コーナー担当の勝田アナが血管ブチ切れそうなテンションで記事を読み上げていたのは、やはりテレ朝のドル箱番組のキャスト同士のおめでただからか。新聞には“特撮婚”とか書かれてたが、さしずめ特撮界の「百恵・友和」か。って、そこまですごかねぇやな(笑)。ちなみに友井雄亮は元関西ジャニーズJr.。まったく新しい世界でソコソコ成功している元Jr.といえば、この友井と“スケバン恐子”こと桜塚やっくんくらいなものか?
 本日も朝から夕方まで出仕事。三時をすぎた頃から最高裁判決が気になってニュースサイトを何度もみる。で、ようやく記事が。
【無期判決破棄、差し戻し=18歳少年、高裁で死刑の公算?光市母子殺害・最高裁………………山口県光市で1999年4月、会社員本村洋さん(30)の妻弥生さん=当時(23)=と長女夕夏ちゃん=同(11カ月)=が殺害された事件で、殺人などの罪に問われた元会社員の男の被告(25)=事件当時18歳=に対する上告審判決で、最高裁第3小法廷(浜田邦夫裁判長=退官、上田豊三裁判官代読)は20日、無期懲役とした1、2審判決を破棄し、審理を広島高裁に差し戻した。高裁は差し戻し審で、被告の情状面などについてさらに審理するが、死刑判決を言い渡す公算が大きくなった。】
 とりあえず安堵。まだ「公算が大きくなった」段階ではあるが、サテ判決を差し戻された広島高裁は改めてどのようなジャッジを下すのか。それにしても日本の裁判制度ってのは全般的に長すぎるね。ここまで到達するのに七年を費やし、このうえさらに時間を要すなんて。「無期は不当」とまで言い切れるのであれば、どうして最高裁で死刑判決を下せないのか。慣習・慣例を重んじるのが日本法曹界、なんてことを誰かが言ってたが、そういう部分も含めて抜本的な司法改革をしてほしいものである。従来の法ではどうにもできぬバケモノたちが跋扈する今、凶悪犯罪を抑止する方法はそれしかないと思うのだが。
 六時帰宅。ヤフオクで落札した組立家具が宅配ロッカーに届いていた。これでまたわが家の抜本改革が進展する(笑)。ニュースでは、佐賀で起きた工場の自動開閉門扉にはさまれた死んだ小学生について。スイッチが誰にでも簡単にいじれる状態にあったのはたしかに工場側の手落ちだが、最終的な責任はそれを使って遊んでいた子どもにある気がするなぁ。ガキというのはたいがい危険でクッダラナイことに血道をあげる生きものである。で結果、運が悪ければ死ぬ。ただそれだけのこと。オレもそういうことをして大怪我したことが幾度かあったが、幸いにして死にはしなかった。……と、単純に運の良し悪しで片付けてしまうと、また良識派の皆様に非難されてしまうだろうが、しかし要はそういうことなのよ。♪運がいいとか悪いとか 人はときどき口にするけど そういうことって確かにあると あなたを見ててそう思う♪ と歌の文句にあるけれど。
 解凍したメシに納豆かけて夕飯。食べて入浴。ネット接続にエラーが出だしたのでプロバイダのサポートへ電話。復調後、『HGの呪い』に関する挨拶文の文案を練ったり、仕事関連のメールをあちこち出したりしたあと、十一時から読書。焼酎のコーラ割りを呑みつつ、半からNXテレビ『怪奇大作戦』再放送。本日は実相寺昭雄監督による「呪いの壺」。終始一貫“実相寺テイスト”あふれるカメラワーク&テンポで、好き嫌いはかなり分かれそうだが。ラストのお寺(実在のところ)の爆発炎上シーンはモノホンと見まごう出来。放映当時、テレビをみた檀家がびっくりして電話してきたというのもうなずける。零時就寝。ホントに気をもんだ一日だったなぁオレ。
  1. 2006/06/22(木) 19:37:30|
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問合せとやっぱり団塊は……

6月19日(月)

 六時半起床。雨は上がっているが曇り。本日も朝から夕方まで出仕事。行きがけに、例の仔猫を久々に見かけたが、ホワホワだった毛は泥に汚れ、左目の周囲が赤く腫れあがっていた。病気なのか怪我なのか……。いずれにせよこれでこの子が野良であることは判明した。どうにかしてやりたい気持ちはやまやまであるが、しかしどうにかしてやれるほどの甲斐性はない。可哀想な猫などこの世には無数におり、それをいちいち救っていたら長嶺ヤス子になってしまう。猪苗代湖のほとりに移り住むぐらいの覚悟がなければできたもんじゃない。
 六時ごろ帰宅。南陀楼綾繁氏のアドバイスに従い、神保町の小規模出版物専門書店“書肆アクセス”へ『HGの呪い』を扱っていただけないか問い合わせの電話を入れる。南陀楼氏は「私の紹介と言ってくれても構いませんから」とおっしゃってくださったが、とりあえずは単なる一介の持ち込み者としてお願いをしてみる。店長の畠中さんはおられなかったが、代わりに出られた女性はこちらの話に耳を貸してくださり、「とりあえず一度現物を拝見してから判断を……」ということになる。「お持ちすればよろしいでしょうか」と訊くと、「いえ、お送りくだされば……」と。「郵送の場合でも、きちんと見させていただきますので」とおっしゃったので、わかりました、ではそうさせていただきます、と電話を切る。オレのような依頼はそれこそ山のようにあり、イチイチ面談していたのでは商売にならないだろうからね、郵送に越したことはないのだろう。無事にとってもらえるかはわからないが、あそこで扱ってもらえることはなかなか意義深いことである。
 納豆かけご飯で夕食後、入浴。雑用しつつ朝日ニュースターで『スーパーJチャンネル』の再放送を観ると、明日、午後三時に最高裁判決の下される山口・光市母子殺害事件の加害者の父親のインタビューが。「親としてどう責任をとられるおつもりですか?」という問いには「責任をとるのはやった当人でしょう。ウチはそういう考え方です」と答えたのを皮切りに、終始のらりくらりと取材の矛先をかわしている感じ(私にどうしろとおっしゃるんですか!? とやや逆ギレ気味な場面も)。正直、こういう親だからこそああいう子に育ってしまったのかな、という思いばかりが強まった。七年ぶりに対面(つまり初めて接見)したわが子をみて「昔はやんちゃな顔してやんちゃなことばかり言っていたのに、随分おとなになったもんだと感心しました」と的外れな感想を述べたり、「家のことはオレが面倒みるから、おまえは心配するな」とトンチンカンな激励をしたりと、どうもセガレの犯した罪の大きさをイマイチ把握できていない模様である。この親父殿、遺族側に謝罪したことはまだないそうだが(謝るチャンスがなかった、どうも逢いづらかった、等々の理由で)、わが子が取り返しのつかないマネをしでかした場合、子を殺して自分も死ぬくらいの気概があったと思うのだが昔の親には。“団塊”という括りでひとからげにはしたくはないが、じつに腑抜けた、GHQがもたらした戦後民主主義という遅効性毒がたっぷりまわった世代だなぁ、という感強し。オレは団塊Jr.でなくてよかった、とつくづく思う。
 寝酒のおかげで今夜もなし崩し的就寝。たぶん零時ごろ。明日の判決が気になって仕方ないオレ。
  1. 2006/06/20(火) 19:11:06|
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浅草と閃き

6月18日(日)

 七時半起床。前夜の酒はいっさい残っておらず。果たしてオレが呑んでいたのはホントに酒だったのだろうか? とフト思ったりして。身支度して、また降り出していた雨の中を九時、外出。地下鉄のりつぎ浅草まで。今日は劇団フライングステージ所属の友人、石関準くんの日舞の発表会があるのだ。四谷のホームを見ると(地下鉄丸の内線の四谷駅は野外)雨は上がっていた模様。しかし浅草に着くとまた降っていた。それにしても浅草、まだ一〇時前だというのにすでに観光客で大変なにぎわいである。人ごみをぬうようにして会場である公会堂へ。こちらもなかなかの大入である。
 若手のひとりとして初舞台をふむ石関くんは白塗りの女形。ジャンルは違えど舞台活動を一〇年以上もやってきているので、立ち姿は堂々たるものである。立ち居振る舞いもなかなかだが、とくに指先の動きが艶っぽく、観客のおばちゃまたちの間からは「あら?、きれいねぇ……」という感嘆の声が洩れていた。そんなに気に入ったなら、万札のおひねりで作ったレイでもかけてやればいいのに(笑)。こういうステージは初めて観たが、思っていたよりずっと庶民的な構成であった。使用する楽曲も氷川きよしなどがチョイスされており、いわゆる大衆演劇のテイスト。もっとお高い感じを想像していたので、良い意味で裏切られた感じであった。
 終演後、ロビーにいた石関くんに簡単にご挨拶したあと、浅草駅へ取って返す。東西線へと乗り継ぎ、中野へ。浅草では上がっていた雨が、中野へ着くと強く降っていた。東京って、これほど地域天候差がひらいてる場所だっけ? 駅近くでちょっと買物をしてからJRで帰途に。十二時半すぎに帰宅。汗と雨で濡れたのでシャワー。あがってパンで昼食。幾人かの方々から、「二次会に参加したあたりからの記憶がトンでるんですが、僕、なにか失礼なこととかしませんでしたか?」というような旨の電話がかかってくるのが面白い。みな一様に「ちゃんと呑み代は払ってますか?」と訊いてくるのが特に(笑)。「いや、オレが二万円ほど立て替えてますよ」と磯野カツオみたいなことを言ってやればよかった。しかし人というのはよくできているもので、記憶がなくても金は払うし、遠くても家には帰り着くんだなぁ。
 雑用のあと、さすがにちょっと眠いので三〇分ほどウトウトと。六時二〇分外出。雨は上がっていた。新宿駅前でとんかつ定食を食ってから、二丁目のコミュニティセンター「akta」へ。本日は、aktaで話を聞く会・第7回 「エイズの宿題、総まくり」という催しがあるのだ。内容は……まぁ、特に目新しいものはなかったか。前進の期待できそうな若く柔軟な意見も散見できたのだが、しかし例のごとく「……いや、それは違うな」という保守派の打ち消し意見によって相殺され、踏み出そうとした足はいつものごとく引き戻されてしまった(笑)。スタンドプレーを嫌悪(憎悪)し、調和という名の横並びを良しとするムラ的気質(日本人的気質ともいえるが)をどうにかしないかぎり、何百回ディスカッションを重ねたとしても今現在の“足踏み”の域をでることはないだろうなぁ……と、嘆息しかけた瞬間、脳裏にフトあることが閃いた。「そうだ、オレがすべきことはこれだ!」と、思わず声をあげてしまいそうになる。主催者である永易氏に『HGの呪い』を一冊お売りしてから、帰路を急ぐ。九時半帰宅。入浴後、さっそく閃きを現実のかたちとすべく某氏へ、ご助力たまわりたいとの旨のメールを打つ。梅酒割りを呑りつつ立川談志の『情熱大陸』を観てから零時就寝。さぁ、新しい計画を思いついてワクワクしてきたぞオレ。
  1. 2006/06/19(月) 20:14:22|
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ヒヤヒヤとシラフ

6月17日(土)

 七時起床。本日はいよいよ“ジャンプ”打ち上げ会である。何名になるのかいまだ把握できず、朝から気を揉む。朝から連絡業務や雑用に忙殺される。四時、最寄り駅改札でとやまみーやさんと、そのお嬢さんと落ち合う。いったん自宅に戻り、本日の販売分・献本分を分配する。徒歩で二丁目まで。毎度おなじみ新宿御苑前の居酒屋「和民」前。「時間厳守で」と言っておいたせいか、集合時間(四時五〇分)前なのに、もうすでにけっこうな人数が集まってきていた。五時が近づくにつれて人はだんだん増えていく。仕事の関係でまさか来られるまいと思っていた人まで来てくれて、最終的には三〇名を超える(!)大所帯になってしまった。これだけの人数を予約ナシ(!)の飛び込みで会場に押し込まなければならないのだからヒヤヒヤである。
 開店と同時に交渉開始。口開けの客なので人数的には収容できないことはないが、しかし時間は二時間にしてほしいという。いや、それでは短すぎるとゴネるオレ。二時間しかいられないなら、飛び込みなんかせず、最初から予約をいれてるっちゅーの。予約すると自動的に二時間コースにされてしまうから、あえて飛び込みというリスキーな方法を選んだのである(あと、絶対にドタキャンするヤツが出てくるから。予約しといてそれやられると、来ている人間が頭割りでリスクをかぶることになるのだ。そういう種類のイライラを感じたくないから、事前予約は極力したくないのである)。押し問答の末、双方妥協し、「五時半?八時半までの三時間」ということで手打ち。なんとか本日最大の難関はクリアできた。と思ったら力が抜け、半ば抜け殻状態に。このあと用があるので……とパートナー同伴で一瞬顔だけ見せてくれた櫻田宗久くんにお礼を述べ、献本やら販売やらを済ませると、もはやホスト役をつとめる気力などなく(元々そんな能力は持ち合わせていないが)、お客様方には各自御自由にご歓談いただくことに。メインテーブルとは別のボックス席に陣取り、マイミクの千葉向月氏、Ken=Doneくんなどとオタク話に終始する。千葉氏とは某ライブハウスでのイベントの計画も相談したりして。
 外に出て、二次会の場へ移動していると雨が降り出した。二次会場は、鬼レズ・つっちーの行きつけのレズバー。人数は十二、三名くらいか? 隣に座っていたマイミク・フラ氏より「お願いですから、もっと名前を売ることを考えてくださいよ! 元編集業の人間として、いまの狩人さんのやり方はあまりに勿体なく見えます。名前さえ売っちゃえば、あとはもう好き放題にできるんですから」とコンコンと諭される。この出版不況下(というかマス出版ビジネスの終焉期?)に「好き放題にできる」はいくらなんでも無理だろうが、フラ氏の言ってくれていることはわかる。が、関心のもてないことにあまり一生懸命にはなれないんだよなぁオレの場合(九〇年代初頭、小学館の某誌を手伝ったこともあるが、クソつまんなくてライター仕事のお誘いを断ったし)。しかしまぁ、心配していただけることは冥利につきる。
 一〇時半ごろ、三次会へ移動。雨はいちだんと強くなっていた。家が遠い千葉氏、Ken=Doneくんと別れ(千葉氏はひどく眠たそうでちゃんと帰れるか心配であった)、オレ、つっちー、つっちーの元カノのまーこ、フラくんらと三丁目のバー「タックスノット」へ。タックスへ行くとひと足早く二次会からバックレタ(ひどい言い様だねしかし)おぐ氏が。別れたんだか別れてないんだかよくわからない山城新伍と花園ひろみンとこみたいなつっちーとまーこは、傍で見ていてもどかしい。「あれは諸星あたるとおんなじだから、そのへんを納得ずくでなければ付き合えんよ」とまーこに助言(本気で付き合っていこうと思うなら、髪を緑に染め、角をつけて、虎柄のビキニを穿け、という余計な助言も少々)。十一時半をすぎたあたりからフラくん、おぐ氏、と帰っていき、オレも一時すぎに辞去。あとは勝手にやればよい、と辞去。外に出ると、雨はほとんど上がっていた。一時半帰宅。あわただしかったせいか、けっこう呑んだはずなのに一ミクロンも酔っておらず。シラフの状態で傘をベランダに干し、うがい(イソジンでの喉うがい&食塩水での鼻うがい)して、入浴して、歯を磨いて……という日常的行為を淡々とすませ、二時就寝。オレのように酒に強い体質は、酔ってテンションのあがっていく周囲との温度差がどんどん開いていってつまらんなぁ。
  1. 2006/06/19(月) 20:13:47|
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宅配と絶対使わねぇ!

6月16日(金)

 七時起床。今日は一日大雨で、とくに出勤時間帯は交通機関に支障がでるかもしれないほどの大降りになるとの予報。めざましテレビで、こんな話題。
【今夏の目玉企画「ゲゲゲの鬼太郎」のオールナイトニッポン!………………妖怪アニメの人気キャラクター、ゲゲゲの鬼太郎がニッポン放送の看板番組「オールナイトニッポン」のパーソナリティーを務めることが15日、分かった。モノクロ放送だった昭和43年の第1回シリーズとカラーになった同46年の第2回シリーズが今秋、DVD化されることを記念して、8月11日に放送される。アニメキャラクターが「オールナイト」のパーソナリティーを務めるのは、声優で歌手のTARAKOが平成3年に「ちびまる子ちゃん」として出演して以来15年ぶり。野沢雅子は数々の人気アニメの男性主人公を務めてきた声優界の大御所だが、鬼太郎は初めて主演を射止めた思い入れたっぷりのキャラクター。それだけに力が入っているという。当日は、目玉おやじの田の中勇、ねずみ男の大塚周夫も出演。今だからこそ話せる苦労話や秘話も明かされるというから、鬼太郎ファンは必聴だ。】
 オールナイトニッポンとアニメというのは昔から蜜月関係にあり、オレが中高生だった頃にはしょっちゅう『宇宙戦艦ヤマト』なんかの“四時間生ドラマ”をやっていた。今回の企画はあの頃にもどった感覚で楽しめそうである。しかし笑ったのは、めざましメンバーにむけて鬼太郎ファミリーからコメントが入った場面で、ねずみ男の大塚さんがスタジオの大塚さんを「大塚さん」と呼んだこと。それに対してスタジオの大塚さんが「大塚さんですよね」と受け、番組が“大塚さん”だらけになってしまった。こういうくだらないことがやけに可笑しく感じられるのだよ歳をとると。
 外は雨強し。午前中は、「一〇時?正午」の時間帯指定で注文してあるマットレスの配達待ち。しかし待っても来やしない。ケータイを見るとおぐ氏より、「明日の打ち上げ、人数が多すぎるようならば遠慮しときますが」というメールが入っていた。「ここまで増えてしまったら、一人や二人減ったところで焼け石に水なんで気にする必要ナシ」という旨のフォローになってないフォロー返信を。同様のメールを夕方、元『薔薇族』のS-2くんからも貰った。「明日の打ち上げ、人数がすごいことになってらっしゃるようなので、自分は遠慮しておきます。先週みたいな少人数のときですら、狩人さんとキチンと話せなかったので。また改めて上野でゆっくり呑みましょう」とあったが、たしかに来ていただいてもマトモには話せそうもないので、「すみません、ではそういたしましょうか」とこちらには返信しておいた。
 それはさておき、マットレス。いくら待っても来る気配ナシ。とうとう正午になってしまったので、やむなくいったん外出。行きがけにポストを覗くと……な、な、なんと宅配会社(名をあげてやる! 西濃運輸じゃ!)の不在時配達通知が! こちらの依頼日を無視し、前日の夕方四時前に届けに来て持って帰ったのだという。アホか! こっちゃあ確実にいられる時間を指定して注文しとんじゃ! そっちにどんな都合あンのか知らんが、勝手な日にちの勝手な時間に勝手に来て勝手に持ち帰ってんじゃない! 貴様らもプロなら、客から来いと言われた時間に来い! なんで金はらっとるモンが業者の都合に合わせねばいかんのじゃ! プリプリしながら雨の中外出。銀行での振り込み、髪切り、食料品買い出しなどを済ませて一時ごろ帰宅。さっそく西濃に再配達指示の電話を。そっちの気まぐれで配達されてメーワクしてんですよ、と喉元まで出かかるが一応オトナなので呑み込み、「この後はずっといますので、なるたけ早く持ってきてください」とオペレーターのネーチャンに伝える。利用頻度の比較的高いヤマトもサービス万全なわけではないが、ここに比べたら全然マシだな。電話をきり、汗になったのでシャワーを浴びる。身体を拭いていると、電話が鳴る。拭ききれてない状態であわてて出ると、さきほどのネーチャン。「すみません、いまドライバーに連絡したのですが、すぐには無理らしいんです。夕方くらいになるかも……」。あ?、イライラする! なんたる間の悪さ! ワシは「早く」の前に「なるたけ」とつけておろうが! 「今すぐに」などという無理は言っとらんわ! ……という苛立ちをかみ殺し、「できる範囲で、急いでもらえれば結構ですので」と言って切る。ちゃんと拭かないまま出てきてしまったので歩いてきた床は足跡のかたちに濡れている。……西濃運輸、オレは絶対ここは利用せん。
 一息ついて、不在通知といっしょに入っていた伊藤文学氏からの手紙に目を通す。『HGの呪い』に関する感想や、ご自身の近況など。再々刊予定の『薔薇族』への執筆依頼もいただき、ありがたくお受けさせていただくことに。対談部分について「間違いがひとつもない」と誉めていただいたのが嬉しかった。
 四時ちょっと前、ようやくマットレス到着。包みをほどき、水曜日に買ってきたカバーをかける。なかなかイイ感じ。ごろんと横になると、おぉ、これもまた良さげな。テンピュール信仰にともなう錯覚かもしれないが。これで肩凝りがちょっとでも和らげば安いもんだが。
 七時、野菜ラーメンで夕食後、入浴。上がって、梅酒のパインジュース割りをちびちび呑りながら読書。本日もまた途中で眠くなり、はたと気づくと零時半ごろ。あわてて消灯して就寝。しつこいようだが西濃運輸については他の方の日記にも配達時間がイーカゲン、という記述があったりする。しつこいようだがオレは自発的には利用せんよ。
  1. 2006/06/19(月) 20:12:18|
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メールと助言

6月15日(木)

 六時起床。どんよりとした空模様のもと、本日も朝から夕方まで出仕事。天気は今日の後半から梅雨モードに突入するらしい。なんとか土曜は降らないでもらいたいが……。六時帰宅。『HGの呪い』を献本させていただいた知人のお一人、書物系ライター&編集者である南陀楼綾繁(ナンダロウアヤシゲ)氏からメールが入っていた。ご自身のブログ『ナンダロウアヤシゲな日々』(http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20060615)のなかで、早々にこんなふうに取り上げてくださっている。
【ゲイ・ライターの影坂狩人さんから、『HGの呪い Gay YearBook 2005』が送られてくる。添付の送り状によると、「昨年一年間に起こったゲイ関連の出来事を、当事者だから知りうる内部情報をからめて料理し、業界でも異端者たる私ならではの隠し味を効かせることにより、ゲイに関心はあるが堅苦しい文章は苦手な層を取り込む」のが企画意図だとある。残念ながら、商業出版はかなわず、自費出版というカタチとなったそうだ。ぼくにとっては、一年間にゲイ関連のニュースがこれだけたくさん(B5判・約180ページ)もあったというコト自体がオモシロイ。なお、本書は「営業ツールとしてのパイロット版」だとあり、そのためか、定価が表示されてないが、売らないとダメっすよ、カルトさん。自費出版=ミニコミとして売れないものが、商業出版の企画にのるワケありません。むしろ、自費出版でコレだけ売れた、こう評価されたという事実が商業出版の可能性を高めてくれるのです。最近の例に、濱田研吾『脇役本』がミニコミ版のあと右文書院から出た例もあります。出版社への無用な遠慮は避けるべし(版元が出したい内容だったら、すでに発表されていようが関係ありません)。】
 なるほど、ずっとテンパッていたせいかツールとして撒くことばかり考えていたが、よく考えたら“本邦初”“前例ナシ”の試みなわけだから、流通ルートにのせて世間一般の関心度のデータをとることは大切である。その数字があったほうが、営業かける際にもぐっとかけやすいし。ということで南陀楼氏の御助言に感謝しつつ、そちら方面も画策することに。忌憚なく提言・助言・諌言を寄せてくれる人脈は宝なり。
 腹がへらないので夕飯はヨーグルトのみで誤魔化す。雑用してから入浴し、九時からはまた“呑りながら読書”少々。例によって眠くなり、なんどかオチてしまう。あきらめて零時前に就寝。明日は事務的用件をいくつかこなさなきゃならんなぁオレ。
  1. 2006/06/19(月) 20:11:27|
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島忠とむっちゃ眠い

6月14日(水)

 七時起床。トースト二枚に昨夜の残りのコロッケで朝食。とやまみーやさんのもとへ送る分の『HG』の梱包をしたりしたあと九時半、外出。宅急便でみーやさんへ発送し、郵便局で献本をだす。重たい本(一冊あたり〇.五kg超!)なので冊子扱いにしてもけっこうな金額になる。もともと利潤を目的としない本(あくまでも次年度版の商業出版にむけたパイロット版なので)なのであるが、これでますます持ち出し分が増えるねぇ。ま、乗りかかった舟だ、この期におよんで郵送代にケチケチしたって仕方ないやな。
 すっかり身軽になったところで買物へ。あさっての低反発マット到着にあわせて、カバーを購入するのである。空は曇ってはいるが、とりあえず今日のうちは降らないそうな。東中野を経由して(明大中野高校の前を通ったら“若乃花号”とボディに書かれたクルマが敷地内に見えた。母校相撲部への寄贈品?)、徒歩で中野まで。まずは東中野と中野の中間くらいにあるホームセンター「島忠」を覗く。家具屋だとかホームセンターって、どうしてあんなにオレの心を躍らせるものがあるのだろうか。悪いクセで、あれこれ家具を買い替えたくなってきて困る。価格帯をおおまかに把握したところで駅前エリアへ移動(途中、ブックオフにて単行本三冊購入)。ブロードウェイやドン・キホーテなども覗くが、あまり安くはない。島忠のほうが上だ。まんだらけなどをひやかしてから丸井本店内の無印良品へ移動するが、やはり「これは!」というものはナシ(品物と設定価格が折り合わない)。ということで結局、最初に入った島忠に戻ることにする。
 それはさておき、エスカレーターで一階へ下りながら思ったのだが、デパートのレストランコーナーというのは、なにをどうオシャレに変えたところで“昭和”の匂いが取れないのだなぁ。「百貨店の食堂」と書くとよけいに昭和っぽい(笑)。いや、これは決してケナしているのではないよ。懐かしくて心惹かれる、と言っているのだ。いまではすっかり権威が失墜したが、昔、あそこはひとつのステータスを誇る“ハレ”の場だったのだ(いまで言うなら「ホテルのレストラン」ぐらいの格か? サザエさんがマスオさんと見合いしたのもデパ食であった)。久しく入ったことがなかったが、近々また利用してみようかなぁ。できれば入口で食券を買ってから入るようなところがいいぞ。
 線路ぞいの道を通って島忠へ向かう。道路をはさんだ向いに建つ中野ZEROホールでは“杉並区立小学校音楽大会”とやらをやっていて、ガキんちょがわらわらと結集してきていた。そのうちひとつの集団が、♪気づいちゃった気づいちゃったワーイワイ、とデッカチャンのフレーズを合唱(これがみごとに揃っている)していた。うむむ、世間的に話題なのは桜塚やっくんと小梅太夫だが、デッカチャン、子ども層には意外と人気が高いのかも。おはスタにも出てるしなぁ……。
 購入を無事すませたあと、徒歩にて帰途に。ここまで駅から離れてしまうと、わざわざ戻っていくのが馬鹿らしくなってくるのだ。さいわい天気は回復傾向で薄日がさしてきた(かわりにぐんと蒸し暑くなったが)。小一時間かけてプラプラ歩き、二時半すぎに帰宅。汗になったのでシャワーを浴び、ついでに洗濯機もまわす。上がって、途中のスーパーで買ってきたカツ丼で昼食。その後、雑用あれこれ。
 七時、やはり買ってきた弁当で夕食。その後、入浴。出てから、梅酒のパインジュース割りをチビチビ呑りながら資料に目を通していたのだが、九時半をすぎたあたりからモーレツに眠くなってくる。以降、寝ては目覚め、起きてはウツラウツラの繰り返し。オレは就職する歳までとにかく夜に弱く、なんにもなければ九時くらいには就寝してしまっていたのだが、なにやらあの頃に戻ったような感覚である。学生時代のオレはとにかく毎日々々よく歩いていた。バイトのたぐいは一切しなかったので(自由時間をけずって裕福になるより、極貧でも余暇があるほうがいい! とうそぶいて)平均五時間くらいはアチコチ散策してまわっていた。今日はけっこう歩き回ったから、身体があの頃のモードに切り替わってしまったのかもしれない(+アルコールのせいもあるだろうが)。嗚呼、あの二三〇円の文庫本一冊買うのにも棚のまえで一時間まよっていたほどの極貧だが時間だけは売るほどあった(売らなかったけど)時代がなつかしく、愛おしい。現在のオレが経済的ピンチにおちいっても決して絶望しないでいられるのは、あの頃にトコトン鍛えられたおかげかもしれない。この先行き不透明な世の中をたくましく生き抜いていけるのはビンボー人に生まれついた者であるにちがいない。貧しさに免疫のついている人間は強いぞ!
 十一時に消灯して就寝。夜ぐっすり眠れるのはなんと幸福なことであろうかやオレ。
  1. 2006/06/15(木) 21:08:40|
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振込と献本作業

6月13日(火)

 七時起床。本日も朝から夕方まで出仕事。今朝はホワホワ仔猫を見かけなかった。いればいるで気持ちが千々に乱れるが(あまりに可愛すぎて平常心が保てない)、いなけりゃいないで心配になる(悪い人間に拉致されたのではないか? とか、ちっちやいのでカラスに持っていかれたのでは? とか)。まこと厄介なヤツである。昼、昨日ネットで注文した低反発マットレスの代金を振り込む。持病の肩凝りが少しでも収まるよう、目下いろんなことを試してみるのである。まぁ、オレの場合は眼精疲労が主要原因なんで、根本をどうにかしないと根絶は不可能なんだが。臭い匂いは元から断たなきゃダメ! とCMでも言ってるではないの(このネタを知ってるのは一定以上の年齢の人間だけか?)。
 六時すぎに帰宅。途中の丸正で買った惣菜(野菜の肉巻き&コロッケ)をおかずに夕食後、入浴。上がって、搬入されて一週間たってようやく献本等の郵送にとりかかる。スロースターターなのはべつに今にはじまったことではなく、その代わりいったんエンジンがかかりはじめるとキチガイじみたスピードで猛ダッシュし、過熱しすぎて火を噴くまで走りつづけるという一面もあるんだけどね……ってダメじゃん(笑)。健全な社会人とはお世辞にも言い難いなぁ、他人事みたく言うけど。
 送付先(知人の作家さんや編集さん、以前に献本いただいたことのある版元さん等)住所をプリントアウトしたり、封筒づめしたり……と、これが以外と手間取り、零時半近くまでかかってしまう。おかげで『怪奇大作戦』の再放送も作業しながら目のはしでチラチラ追っかけるようなハンパな観方しかできなかった。ただでさえわかりづらい話なのに(市川森一脚本)。やっと終わって一息つくと、もう寝なければならない時間に。一時半就寝。いたずらにアタフタし、時間ばかりムダにかかってしまった。事務処理能力がホントに見事に全部全てまるっと欠落してるなぁオレ。
  1. 2006/06/15(木) 21:07:44|
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嬉しい悲鳴と非W杯

6月12日(月)

 六時起床。本日も朝から夕方まで出仕事。行きがけにまたも、木曜日に目撃したホワホワ仔猫を見かける。全身の毛が極上の羽毛のようで、猫というよりゃヒヨコである。触りたい欲求をグッとこらえて駅へ向かう。食糧調達などをしてから六時帰宅。スーパーの惣菜コーナーで買ったチキンカツカレーが予想外にイイ味なのに驚きながら夕食を済ませてから入浴。上がって、メールチェックなど。今週末の“ジャンプ”打ち上げ会に関する連絡あれこれ。これについてはちょっと“嬉しい悲鳴”的な部分がなきにしもあらずだが、まぁ、なんとかなるだろう。というか、なんとかせねばならぬ!
 世間はW杯とやらでかまびすしいようだが、わが家には一切関係ナシ。『TVタックル』では“政界時代劇”の総集編を。取り上げられている政治家や関係者たちが皆ソレッぽい名前(たとえば田中真紀子ならば田中真紀之助、みたいに)へ変換されている中にあって唯一ホリエモンのみ“堀衛門”とたんに漢字化しただけなことに「そのまんまやん!」とツッコミつつ笑う。
 メール出し等の雑用、十一時すぎに終了。昨夜同様、梅酒のパインジュース割りをチビチビ呑りながら読書少々。元『SPA!』編集長のツルシカズヒコ氏の新雑誌『言語道断』(曙出版)。買ったのは先々週だが、バタバタしていてなかなかキチンと目が通せなかったのである。内容は……ビジュアル面も含めて『R25』と『サイゾー』を足して二で割らない(笑)ような感じ。といってはミもフタもないが、両誌を“あしゅら男爵”風にくっつけたような感じである。だから新創刊のわりに目新しさというようなものはあまり感じられなかった。けっこう興味ある人たちが登場してはいるのだが、オレ的にはあまりノリきれなかったなぁ。次号も買うかどうかはビミョーなり。
 今夜もまたイイ湯加減に心地よくなってきて、MXテレビ『水曜どうでしょう』の後半あたりでついウトウトと。ハッと目覚めたら零時すぎ。電気を消して正式に就寝。運転中の人間をあれこれ脅かすのは危険ですのでやめたほうがいいです『水曜どうでしょう』の皆様、とオレは思いました(放映内容を知らない人にはさっぱりわからん〆だなぁ我ながら)。
  1. 2006/06/14(水) 07:44:24|
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雑用に忙殺と寝酒

6月11日(日)

 七時半起床。窓ガラスに叩きつけられる雨粒の音で目がさめる。八時半から雑用あれこれ。昼は雨が小降りになったので、ゴミ出しのついでにコンビニへ行き、サンドイッチと菓子パンを買ってくる。食べてまた雑用。細々としたことがなかなか終わらない。なんだかんだで八時半まで。夕食は、握り飯をふたつ作って済ます。今日もまたバランスの悪い食生活だなぁ。しかし何度も言っているように、基本的に“食”というものに興味のない男なので、誰かと会食するとき以外は人間らしいものとかはほとんど食わないのである。
 入浴後、パソコン起ち上げ、メールチェックなど。“ジャンプ”呑み会の参加者リストなどを作ったり。想像以上の人数が集まりそうで、ちょっとドキドキする。ドタキャンというのが必ず出てはくるだろうが、それをさっぴいてもかなりの人数。大丈夫かいな? おぐ氏にもらった梅酒をパインジュースで割り、よくわからないカクテルもどきを作ってチビチビと。なかなか美味。やっぱこういうのは缶入りとかの出来合いじゃなく、自分の好みにあわせて調合(?)してくのがいいね。ほどよく気持ちよくなってきて、十一時半ごろに一旦うたた寝してしまう。零時すぎに目覚めて正式に就寝。寝酒をたしなむなんてオトナじゃ?ん、などとオトナにもほどがあるようなイイ歳をして思っているオレ(笑)。
  1. 2006/06/12(月) 21:18:41|
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“ステップ”とサイン

6月10日(土)

 七時起床。ネットニュースにこんなもの。
【SHAZNA復活、IZAM、男に目覚めた!………………2000年から活動休止していた人気3人組バンド「SHAZNA(シャズナ)」が、デビュー10年目を機に活動を再開させることが分かった。かつては、女装メークなどの奇抜なスタイルで人気を博したが、これまでのスタイルを捨て、本格ロックバンドに変身。活動第1弾として、9月5日に都内でライブを開催。来春には復活シングルを発売する。
ボーカルのIZAM(34)はトレードマークだった女装も封印。「過去の僕らはもう過去。現在の僕らにしかできないこと、伝えたいことを音楽という手段でみんなに届けたい」と宣言、男気あふれるロックバンドとして活動を展開する。】
 そんなにたいした話題ではないが、なんだかタイトルが、まるでIZAMがホモに転向したみたいな書き方だったんで面白くて(笑)。
 午前中からずっと雑用。昼は昨日の残りのナポリタンを温め直して。四時半、外出。途中で100均ショップに立ち寄ってから五時、昨日とおなじ御苑前の居酒屋「和民」。今夜は“ステップ”宴会である。本日のメンバーはとやまみーやさんに、元『薔薇族』編集部のS-2くん、S-3くん、裏モノ界の第一人者ライター・下関マグロ氏(ほかにこのジャンルをやってる人がいないだけ、とご当人はおっしゃってるが)、孤高の同性愛者“大久保の自縛霊”ことちょろんげ氏にオレの総勢六名。フェチ業界・エロ業界・官能業界の人が過半数を占めているだけに、話題はほとんどソッチ方面のものに。今日は来られなかったS-1氏が目下ライフワークである“デブ熟女”本の制作に寝食を忘れてのめりこんでいる話などを楽しく聞く。ちょろんげ氏と自分のお通しのみ我々に出されたものと違うことに、「なんでかねぇ?」とマグロ氏がやたらとこだわっていたのが個人的には面白かった(笑)。
 九時におひらき。マグロさんたちと別れ、オレとみーやさん・ちょろんげ氏は三丁目のバー、タックスノットへ。オーナーのタック氏とちょろんげ氏は三〇年来のつきあいなのだが、先日お連れした際にはなんと病欠で逢うことができず、メッセージを記したメモを残すのみで帰ってしまった。今夜はそのリベンジなのだが、なんとか無事に対面できた。タック氏にも『HGの呪い』一冊献本。土曜のわりには空いていて、十一時半まで呑む。帰り際、入れ代わるように入ってきた知人らお三方に『HGの呪い』をお分けする。うち二名にはサインも依頼され、恥ずかしながらさせていただく。おのれの分というのを一応は心得ているつもりの者としては照れるんだよね、こういうのって。
 二丁目へ行くというちょろんげ氏と店の前で別れ、みーやさんと新宿駅まで。駅前でみーやさんを見送り、徒歩にて帰宅。零時帰宅。入浴し、一時ごろ就寝。“ホップ”“ステップ”“ジャンプ”にバランスよく分散できたらと思っていたのだが、ラストにどっと集中しちゃいそうである。少し不安だぞオレ。
  1. 2006/06/12(月) 21:17:56|
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家具屋と“ホップ”

6月9日(金)

 七時起床。今日から拙著『HGの呪い』の“完成記念呑み会”が三回行なわれる。ちなみに小規模な今夜が「ホップ」、中規模な明日が「ステップ」、そして大規模かつラストとなる来週土曜が「ジャンプ」である(笑)。
 午前中から雑用あれこれ。昼はスパゲティを茹でてナポリタンで。昼間はずっと雨だったが、ありがたいことに夕方には止んでくれた。天は我を見捨てなかったね。五時すぎに家を出て、徒歩にて早稲田。いま進めている“わが家大改造計画”に必要なパーツを、いつも利用している家具屋へ注文する。しかし最近、「街の家具屋」というのが年々歳々減っているね。郊外などへ行けばまだ大規模なところも残ってはいるが、都心ではほとんど壊滅状態である。大塚家具のような大資本のチェーンに食われてしまっているのだろう。これは家電屋にもいえることだが、個人商店にとってはまったくもって冬の時代だ。……などと書いてるオレにしたって、ヨドバシカメラだとかネットショップなんかを使う場合がほとんどなんだけどね。結局は、時代の趨勢ということで片付けられてしまうのだろうか。
 六時すぎ、新宿文花センターのあたりにさしかかったあたりで、今夜の参加者である赤杉康伸くんからメール。彼のパートナーのわたるくんが珍しく仕事が早くあがったので参加したい、とのこと。「もちろん大歓迎いたします」とソッコーで返信し、待ち合わせ場所であるベローチェへ急ぐ。すでに赤杉くんは到着していた。しばし経っておぐ氏がやってきた。しかし、わたるくんがなかなかやって来ず、ケータイもつながらない。不安げな赤杉くんに「ひょっとしたらこつ然と姿を消して、これつきり会えなくなっちゃうかもよ。日本海の人気のない浜辺にケータイだけがぽつんと残されてたりして」と不謹慎なことをニヤニヤしながら言って嫌がられるオレ。あとから来るだろうから、とりあえず先に入ってましょう、と居酒屋「和民」へ。席につくとほどなくわたるくんも到着した。
 “ホップ”打ち上げはこじんまりと総勢四名。まずは乾杯し、『HGの呪い』を渡す。おぐ氏からは自家製の梅酒を頂戴する。例によって人物月旦(某氏がパートナーと破局してしまったこととかも聞いてビックリ)からくだらない話題、かなり真剣な話(リスクは大きく、苦労してやったところで生きているうちにはたぶん報われず、しかし長い目でみれば絶対に必要なこと)なまであれこれ。気がつくと零時(!)。なんのかんので五時間も話し込んでしまっていた。にもかかわらず、払いはひとり三〇〇〇円以下。五時間のうち、後半はほとんどなんにも頼まなかったもんなぁ。
 御苑前の駅で赤杉くん・わたるくんを見送ってから、おぐ氏と帰途に。新宿駅前でおぐ氏と別れ、徒歩にて零時半ごろ帰宅。入浴し、一時すぎ就寝。今日話したことは、なんとしても実現化しなければイカンなぁ、と改めて思うオレ。
  1. 2006/06/12(月) 21:17:12|
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水着と贈り物

6月8日(木)

 六時起床。本日も朝から夕方まで出仕事。行きがけに、両手のひらにのっかってしまいそうなホワホワした三毛の仔猫が道ばたで香箱をつくっているのを見てとろけそうになる。ちょうど、ぼっちゃんに引き取られた頃の猫村さんみたいな感じ。と言って、どのくらいの人が「あー、ハイハイ」と頷いてくれるだろうか。
 五時半、新宿駅西口地下。ふたりのセガレ、京也(長男)・祐人(次男)と待ち合わせて西新宿駅近くの「さくら水産」へ。今日は、打ち上げ呑み会に仕事の都合で参加できない二人に拙著『HGの呪い』を進呈するのである。最初に手渡す第三者が身内というのはちょっと嬉しい気分である。祐人はケーキを差し入れてくれたばかりか、誕生祝いとして“猫村さんグッズ”(三角巾と前掛けのセット)を贈ってくれた。そして京也は飲み食い代をもってくれて、彼らの心遣いに感謝。
 食事のあと、わが家へ移動。途中、“犯人”“被害者”などと書かれた札を首から下げた警官たちが現場検証(事件再現)をしていた。テレビでは見たことあるけど、実際に目撃したのは初めてである。なんの事件があったのかは知らないが、はた目にはとてもマヌケな光景だなぁ(笑)。家に着き、拙著と、先日NY.在住のデザイナー・S氏から頂戴したビキニ水着をわたす(夏に予定しているわが家のリニューアルパーティーにはそれを穿いて給仕せよ、とセクハラ命令)。酒などを呑みつつ、十一時半までウダウダと。二人が帰ったあと、入浴し、しばしボーッと過ごす。一時ごろ就寝。祐人にもらった猫村セット、「使えないよ、汚れちゃうから。汚したくないの!」と浅野温子の洗剤CMみたいなことを言いたくなるオレ(笑)。
  1. 2006/06/12(月) 21:16:23|
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気圧の乱れと堕落食

6月7日(水)

 六時起床。やじうまプラスを観ていたら、鈴香容疑者の少女期について触れている新聞記事の見出しに「人くいじんしゅ」というウキウキするような単語(他人が彼女をそう呼んでいたのか、はたまた自らをそう称したのか、そのあたりは失念)があり、ひょっとしたらアナウンサーが音読してくれるんではないかとワクワクしたが、あっさりシカトされてしまって残念。昨夜の『怪奇大作戦』では「トルコ(風呂)」という禁止用語が思いがけなく聞けて喜んでいたのだが、そう度々オレを喜ばせてはくれないな。チックショー! ほかにはこんな芸能ニュースも。
【スケバン刑事あややのママは斉藤由貴!………………初代スケバン刑事が4代目の母親だった! 女優斉藤由貴(39)が、歌手松浦亜弥(19)主演映画「スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ」に出演することが6日、分かった。斉藤は85年放送開始のドラマシリーズで初代を演じた。21年を経た映画では、松浦の演じる初代の愛娘が4代目を襲名するため、母親として登場することになった。ドラマ放送当時、斉藤は18歳。「てめーら、許せねぇ!」と悪に立ち向かってきた初代サキも母になっていた。斉藤演じる4代目の母はニューヨークにいた。不法滞在のため、ささいな事件で司法当局に拘束される。その娘の松浦は日本に強制送還され、母の釈放を条件に4代目を襲名する。これが映画版のストーリーの軸となる。斉藤が「スケバン刑事」に再登場するのは、85年の放送当時以来初めてだが、愛着ある作品だった。撮影で使用したヨーヨーは今も大切にしている。思い出深い作品からの出演依頼に「昔のファンが喜んでくれるのではと思って決めました」と快諾した。斉藤は、時代を反映したストーリーに「新鮮ですね。劇画タッチの原作にとても近い当時の作品と全く違うことに、興味がわきました」と話した。斉藤と松浦がそろって登場する場面はないが、衣装合わせで対面した。放送開始当時生まれていなかった松浦は、慣れないスケバン口調やヨーヨー、アクションに「スケバン刑事って大変ですね」と漏らした。斉藤は松浦について「漫画のキャラクターのような個性を持った方という印象なので、すごく合うなぁと思いました。新しい時代のスケバン刑事をどう演じているか楽しみ」と合格点を付けた。】
 86年の南野陽子主演版では、「もうセーラー服は似合わないでしょ」と東映側のオファーをやんわり拒絶したという斉藤由貴だけに、今回の承諾はちょっと意外。そういえば、原作漫画のサキの母(麻宮ナツ)もヨーヨー名人で、サキのヨーヨー技はじつは母から伝授されたという設定だったが、今回の映画もそんな感じなのかな。しかし「斉藤と松浦がそろって登場する場面はない」つてのはどういうこっちゃ?
 九時半、ミクシィなどを使って『HGの呪い』の打ち上げ会へのお誘いメールを各氏(友人・知人および雑多な人間と逢ってもっと視野を広げたほうがいいのでは? と思える相手)へ出してから、外出。本棚の搬入が遅れるおかげで時間の余裕ができたので、これ幸いと阿佐ヶ谷?荻窪?西荻窪の古本屋めぐりに出ることに。午後から夕立ちがあるかも、とまたも脅されてはいたが(最近は毎日こんな予報ばっかだな)、古本虫のうずきには耐えられん。一〇時すぎに阿佐ヶ谷着。ブックオフを覗いたあと、荻窪へ移動。途中、SHOP99で菓子パンなどを買ってかじりながら歩く。荻窪で二軒ほど覗いたあと、昼になったので、てんやにて天丼。出た頃、晴れているのにぽつりと一、二滴ほど雨粒が落ちてきた。が、それだけで終わり、降り出すことはなくて一安心。しかし気圧が乱れているせいか、やたらと眠くなる。もう一軒まわったあと西荻へ。歩きながらも眠くて眠くて、うくびが止まらない。西荻では五軒ほどまわって一〇数冊購入し、総武線で帰途に。駅近くの酒屋で焼酎の四リットル瓶やら割りモノ(コーラやジュース)やらを買ってから、二時すぎに帰宅。汗になったのでシャワーを浴び、ついでに洗濯機もまわす。上がってこざっぱりしたところで三〇分ほど昼寝する。
 起きて雑用あれこれ。夕飯はめんどくさいのでカップヌードル一個と、疲れ目がひどいのでブルーベリーヨーグルト。嗚呼、またもちゃんとしてない食事だぁ。健康によくないとは知りつつも、独りだとどうも手抜きしてしまう。雑用を終えて、九時、入浴。焼酎のパインジュース割りなどをチビチビ呑りつつメールチェックなど。気圧のせいか、疲れのせいか、酒のせいか、十一時前からやたらと眠い。十一時半、就寝。明日からはしばらく『HGの呪い』の受け渡しやら打ち上げやらで会食の機会が増えるので、てんで足りてないであろう野菜類はそのときまとめて摂りますよオレ。
  1. 2006/06/09(金) 07:19:11|
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オーメンとついに完成!

6月6日(火)

 六時起床。ワイドショーでは秋田の容疑女性の常軌を逸した行状の数々を、収録映像(雑誌カメラマンに「フィルム出せ! オラァッ!!」とスゴんでいるところとか)をまじえて各局報じていた。マスコミに対して反発的な態度の多かった相手だけに、その意趣返しということか? とにかくどこも「ひどい女だ」という印象を視聴者に植え付けようと躍起になっている感じ。まぁ確かに近所づきあいしたいタイプではないけれど。しかし全国で子どもが日常茶飯的に殺されている時代、というのはいかがなものか。最近じゃ「こないだ殺された子がさぁ」と話しかけても「え、どの子のこと?」とか訊き返されてしまうからなぁ。
 〇六年六月六日、という“オーメンの日”の今日も朝から夕方まで出仕事。コンビニでおむすびを買ったら、正味期限が「六月六日午後六時」であった。ここにもオーメン。午前中、書棚を昨夜オーダーした業者からケータイにTEL。二本だけならすぐに揃いますが、もう一本が来月のアタマくらいにならないと入荷しないのですが……と。とりあえず用意できるぶんだけ先にお届けしましょうか? という担当氏の申し出を、「いえ、全部揃ってからで結構です」と辞退し、電話を切る。じつはまだ搬入用の片づけがほとんどできていないので、届けられる日程はゆっくり目のほうがむしろ助かるのである。あー、これで荷物整理のスケジューリングがだいぶ楽になった(強行軍でやらなければな、と少々アセっていたのだ)。ちょっとは遊ぶゆとりも生じてめでたいこと。
 ちょっと必要な資料があるため、夕方以降は雨になるかもしれませんぜ、と天気予報に脅かされながらも五時半、高田馬場。数店まわり、七時帰宅。と、郵便受けに不在時配達通知が。なんだろか、と見てみれば、送り主は自著『HGの呪い ?Gay YearBook 2005?』の刷りをお願いしている印刷会社! とりあえずの目安は今週末だったのだが、それより早く上がってきたのだ。さっそく宅配業者に電話して再配達してもらうことに。三〇分ほどして荷物が運び入れられてきたのだが、これがデカくて重たい段ボール七個口も! この半分くらいの量を想定していたのだが、甘かった。三〇〇冊のボリュームというのをナメてましたね私(泣)。整理途中の乱雑な部屋の片隅になんとかスペースを確保し、ワクワクしながら封を切る。一冊取り出し、しみじみ眺めると、心配していた本文部分は思っていたよりかなりキレイに仕上っている。DTPデータではなくレーザープリンターの普通紙出力を版下として入稿したのだが、ずいぶん鮮明に刷りだされるものだ。データ入稿したカラー表紙に至っては、とやまみーやさんの原画が質感も含めてきわめて忠実に再現されている。これは感動的である。たかだか同人誌印刷屋などとあなどることなかれ(誰もあなどっちゃいないか)。
 ご飯一膳に海苔で夕食後、入浴。パソコン立ち上げ、めったに書かないミクシィ日記に「本、完成!」の旨を記す。気がつけば外は雨。天気予報はやっぱり当たった模様である。ネットニュースには、こんなふざけた記事。
【「絞首刑は恐怖、残虐」 宮崎死刑囚、『創』編集長に手紙………………幼女連続誘拐殺人事件の宮崎勤死刑囚(43)が2月の死刑確定後、月刊誌『創』の篠田博之編集長あてに「絞首刑は恐怖で残虐。薬を使った執行でなければいけない」と記した手紙を出していたことが6日、分かった。篠田編集長が明らかにした。手紙の内容は7日発売の7月号に掲載される。篠田編集長によると、手紙は死刑確定後から5月までに、宮崎死刑囚の母親を経由するなどして5通届いた。死刑について宮崎死刑囚は、死刑判決を受けた他の事件の被告名を挙げ「絞首刑を執行される時は恐怖とたたかわねばならず、反省のことなど考えなくなる。薬を使用すれば反省や謝罪の言葉を述べる確率もだんぜん高い」「踏み板が外されて落下する最中は恐怖のどん底に陥れられる。人権の軽視になる」「職員から『今日執行されます』と告げられてから恐怖を抱くという残虐な目に遭う」「法律は残虐な刑罰を禁じている。薬で意識を失わせ、心臓を停止させる方法にしなければいけない」と書いている。約10年にわたって文通を続けている篠田編集長は「死刑について書かれた手紙は初めて。判決が確定し、死刑を意識するようになっているのではないか」と話している。】
 人権の、残虐のとオマエが語るなオマエが、という話である。刑が確定し、“死”というものが身近な現実として迫ってきたからこその悪あがきであろうが。死刑なんて判決はカンタンには下らない、仮に求刑されたとしても“人権意識の高い善意の第三者”の皆様が(様々な詭弁や裏技を駆使して)断固として阻んでくれるだろう、と快楽殺人鬼どもがタカをくくってしまえるような世の中、司法の在り方というのは絶対に間違っている(と、オレは断言する)。現在、“刑罰”であると唯一いえる(それ以外のものはすべて“矯正プログラム”であり、罰という色合いはきわめて薄い)死刑が「なかなか適用されない」「適用されてもたやすく実行されない」ような有名無実化・形骸化してしまっては、凶悪事件に対する抑止力はますます衰える一方だ。人権派のインテリ様方がなんと言おうと、人間なんてモノは結局、罰則がコワイから悪事を踏み止まっているにすぎないのである。おっかないお仕置きがないとわかれば、誰が自制なんぞするものか。
 『怪奇大作戦』の再放送を観てから零時半ごろ就寝。オーメンの日に完成するとは、オレの著書としてこれほど相応しいものもあるまいさ(笑)。
  1. 2006/06/09(金) 07:18:13|
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時間つぶしとなんでこ?なるの!?

6月5日(月)

 五時五〇分起床。ニュースでは、昨日は伏せられていた秋田の事件の容疑者の顔も名前もまるっきり明かされてしまっていた。やはり、というまでもないが先週ワイドショーやら週刊誌などでしきりに反論・釈明の会見をしていた「あの女性」だ。どうやら夜のうちに、死体遺棄については容疑を認めたらしい(遺棄だけ、ってのはフツーあり得ないが。道ばたで死んでた犬猫の死骸じゃないんだから)。あまりに救いのない話なので、なんかの間違いであってくれればと思っていたのだが、事件は最悪の、そして安っぽい二時間サスペンスのような陳腐なシナリオに沿って動きだしている模様。最近の犯罪はホントに三文芝居のようなチープさだなぁ。村芝居、などと言ったら村芝居に失礼だ!
 六時に実家を出て、父のクルマで駅まで送ってもらう。道がガラ空きなので八分ごろにはもう着いてしまった。ホームへ上がると始発の新幹線がすでに停まっている。しかしけっこう利用者は多い。新幹線通勤者は着実に増えているのだなぁ。首尾よく最後列の席に座れたので、リクライニング機能の恩恵にめいっぱい浴し、楽な姿勢で睡眠モードに入る。あっという間に東京。東京駅で中央線に乗り換えて神田。一日のしょっぱなからバタバタしたくないので早め々々に行動していったら、一時間ほど時間が開いてしまった。駅前のマックでユリイカ(っても漫画特集ですがね)などを読みながら時間をつぶしてから仕事場へ。本日も朝から夕方まで出仕事なり。
 五時半すぎ帰宅。ゴミ出しなどの雑用をすませてホッと一息。しかしやることは色々たまっているのだ。のんきに呆けてなどはおれぬ。パソコン起ち上げ数日ぶりにメールチェックするも、スパムメールの多さに辟易す。だまし目的のクセして巧妙さのかけらもないズサンなものが多く、見ていてつまらんことこの上なし。たとえ犯罪であったとしても、芸術の域にまで高められたものであればオレはそれなりに評価するんだがねぇ。しかし、そういうのにはとんとお目にかかったことがない。ちょっと前、不思議なポエムのついた出逢い系スパムがネットで少し話題となったことがあるが、あれも結局、誰かの作を出典も明かさぬまま転載していたそうな。盗人はどこまでいっても盗人か。
 雑事に忙殺されながら一〇時、『報道ステーション』観ながら遅い夕食。ご飯一膳を海苔とフリカケで。インサイダー取引容疑で村上ファンド代表・村上世彰氏がついに逮捕されたとかで、今日は放送時間延長(秋田の事件もあるからね)。村上氏といえば昨日、どっかの報道番組が氏の母校である灘高校の卒業式まで取材に行き、“後輩”たちに感想をいろいろと訊いていたのだが、「まぁ、あの方もギリギリのところを渡り歩いてるわけですからねぇ、ぼちぼち危なくなってきてるんじゃないんですか」と、およそ一〇代らしからぬ冷めた視点で評論家もどきの発言をしていたのに笑った。盗作疑惑画家の美大の教え子(アーパーギャル風)が元作品(たぶん)と贋作(と言っていいのかな)を見比べさせられて「チョー似てるゥ?」と外見にたがわぬスカスカ発言をしていたのと好対照。もっとも、必ずしも灘高生のほうが上等とは言えないが(笑)。しかし最近、村上氏が欽ちゃんに日に日に酷似してくるのはどういうことか。欽ちゃんが出ているCMを観るたび、「あ、村上さん!?」と思ってしまう。彼もタイガースなんかじゃなく、欽ちゃん球団の買収を画策していたのであれば世間の賛同ももっと得られたであろうに。明日の新聞、今回の逮捕劇を「なんでこ?なるの!?」とか「ダメだよ?」みたいな見出しで報じてくれないかな、どこか(笑)。
 零時近く、FAX送信されてきた『バディ』連載原稿のゲラに朱入れして返信したあと、ネットショップにて本棚を三本オーダー。撮影などの際に背景とする、クセモノ系モノカキとしてのイメージを強調するためのイカニモな蔵書を並べておく“見せ棚”として活用していくつもりであるが、これでわが家に壁面の空きは完全に失われる。まぁ、いいけど。本読み宅の壁は書棚ですべて占拠されることが好ましいのだ(と、自らを鼓舞する)。『きらきらアフロ』観てから一時すぎに就寝。帰京し、やっぱりわが家が一番落ち着くねぇ……としみじみ思うオレはもはや親元からは完全に巣立ってしまったのだなぁ。良いことなのだが一抹の寂寥感もあり。
  1. 2006/06/06(火) 23:42:49|
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失われた死角と図書館

6月4日(日)

 七時起床。テレビは各局、秋田の小学男児絞殺・死体遺棄事件の容疑者任意事情聴取について。名前も伏せられ、姿もモザイク処理されているが、「被害者のごく近所」に住む「三十三歳女性」という情報を明かしたのでは、これは明言したも同様ではなかろうか?
 午前中は読書。昼食後、ぶらぶらと散歩に。昨日も書いたように、わが家周辺は再開発がめざましい。路地や裏道をどんどん潰し、明るく広々とした歩道を有する四車線道路が市中を貫いている。たしかに便利になったし、通学路としての安全性も飛躍的に高まった、とは思う。しかし、子どもたちの空想力や創造力や冒険心を高めてくれた街の死角はことごとく失われてしまった。小さい頃のオレらは「四次元ロード」なんて名をつけた昼なお暗い薮の道(ちかんに注意、なんて看板も立てられていた)だとか、幽霊がでると噂される廃屋なんかを胸高鳴らせつつ探検しながら、大人には見えないものを見、夢みる力を育んでいった。いまモノを書いていられるのも、イマジネーションをその頃に研ぎすましておいたおかげなのだ。昨今、そうした場所で陰惨な事件が頻発しているのは百も承知しているし、父兄たちが躍起になってそれらを潰したがる気持ちもよくわかるのだが、しかし死角の存在が許されない街というのは淋しいねぇ……。
 途中、図書館に立ち寄る。そういえばここ数年、とんと縁遠くなっちまったねぇ、こういう施設も。九〇年代初頭、恵比寿の四畳半アパートでフリーという名の無職だった頃にはほぼ毎日、中目黒の図書館に通っていたのになぁ。九時半くらいに家を出て、いまではガーデンプレイスなんてものができてすっかり賑やかになってしまったが、当時はろくに人もクルマも通らない裏道だったところを抜けて線路上を横切るアメリカ橋(昔、兄弟デュオの狩人が“アメリカ橋って知ってます?”と歌にうたっていた)をわたって坂を下って……というルート。橋のたもとの酒屋の販売機にはプリンシェイクが売られており、よく行きがけに飲んだっけ。まぁ、昔話をしたところでせんないことなのだが、なんとか図書館通いが再開できる程度の余裕がほしいものである。
 古本屋へ一軒寄ってから四時前に帰宅。父と木曜にも行った飲み屋で夕食(&生ジョッキを二杯)をすませて五時半に戻る。入浴後、読書。明日は早いので一〇時すぎに就寝。オレが小二のとき、橋の欄干の上を目をつむって渡ろうとして落ちて救急車で運ばれた川も、いまやコンクリでフタをされ、道路の下を流れてるんだよなぁ……。
  1. 2006/06/05(月) 19:10:27|
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古本屋詣でとビョーキだったオレ

6月3日(土)

 七時起床。朝食後、しばしだらだらした後、自転車にて外出。本日は市内の古本屋を七、八時間かけて一〇数軒まわる予定である。
 こう書くと「そんなにたくさん古本屋があるんですか!?」と感心する人がいるが、いやいや、これはあくまでカスっぽい店を排除した残りであり、ぜんぶ数えれば軽く倍以上あるのだ、わが故郷には。ブックオフなどのチェーン系新小書店が増えたせいもあるが、もともと古本屋・古書店が多い土地柄なのである。高校の頃などは下校時に五〇円の均一台で一冊買って帰るのが日課となっていた。もちろん買った本は必ずその日のうちに読みきる。図書館(市営と学校の両方)でも常にマックスの册数を借りていたから、平均すると一日に単行本三册は読んでいたなぁ。なに、それはいくらなんでもホラだろう、と? いいや、オレの場合、授業中にも読んでいたから充分可能なのだよ。学校も教師も級友もぜーんぶ大っ嫌いだったから(笑)、周囲に対するいやがらせ的な感じで、教科書というものを机の上に出したことがなかった。教師も根負けしたのか黙認しており、とくにトラブルもなかったねぇ。あの当時はとにかく「活字を読む」という行為に飢えており、字が書いてあるものがあればなんでもかんでも目を通したものであった。駅で待ち合わせしていて、相手がなかなか来ないときなど、近くにあった電話帳を読んだりもしたっけ。「へえー、こんな変な苗字があるんだ」とか感心しながら(笑)。知識の吸収にとにかくひたすら病的なほどに没頭していた時代であった。というか、完全にビョーキだね今ふりかえると。なぜそこまでしてモノを識りたいのか訊いてみたいところであるよ我ながら。
 何十キロ走ったかわからないまま六時前に帰宅。夕食、入浴のあと、本日の戦利品をチェック。本日いちばんの戦果は週刊現代増刊『三島由紀夫緊急特集号』。七〇年の暮れ、市ヶ谷での自決を受けて出されたもので、生前のポートレートに各界著名人による追悼の文章や座談会などがあわさった構成。相場よりずいぶん安く手に入り、ビンボー人としては嬉しいかぎり。七時すぎ、とやまみーやさんからケータイにTEL。ちょっとした問い合わせと、某協会のパーティへのお誘いである。ちょっと会費が高いので即答しかねるが、しかしそういう場の空気を吸っておくのは勉強にはなる。とりあえず返事は保留にさせていただいた。十一時就寝。場所は変われど結局、行きたいところは古本屋なんだよなぁオレ。
  1. 2006/06/05(月) 19:09:49|
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墓参と変わらぬ味

6月2日(金)

 七時起床。朝食後、父のクルマで親子三人、墓参へ。ウチの菩提寺は郊外の、目印らしい目印の何もない田んぼの中にある。土地勘のある者なら苦もなく行き来できるのだが、そうでない者にとってはとてつもない迷路地帯である。もしや盗掘者を寄せつけないためのトラップなのかもしれない……ってウチの墓はエジプト王家の墓所か!? 冗談はともかく、両親亡きあと、果たしてオレは一人でたどり着けるのだろうか、と昔から気になっているのだが……。
 帰り道、中学の時分から家族揃って寄っていたラーメン屋へたぶん一〇年以上ぶりに入る。オレはここの味噌チャーシュー麺が好物なのだが、とにかくチャーシューのボリュームがハンパではない。一般の店で「こんなに乗っけて採算とれるのかしらん」と心配になるくらいの量に、さらにプラスして「チャーシューだけ単品で大盛りを別注文した」ぐらいのものが乗っているのだ。しかも一枚々々の厚さがすごい。一センチ近くもあるのではないか。もちろん味も絶品だ。周囲の脂身は口に入れるとしずかにとろけ、中心の赤身部分はシコシコと歯ごたえ満点で、噛めば噛むほど肉の旨味が口中全体に広がってくる。これを「チャーシュー」と認識してしまったら、そこいらのチャシューはすべて「もどき」と感じられてしまう……そんな味である。基本的に食べ物に関心のないオレをしてここまで書かしめてしまうのだから、その旨さ、推して知るべし。しかし旨さも変わらないが、店構えもまるで変わらないなぁここは。一〇年どころの話ではない、まだ中学生だった四半世紀以上昔からまったく同じなのである。目まぐるしく変わる故郷の光景(特にわが家の周囲は再開発によって笑っちゃうほど変わりつつある)のなかで、これはホントに貴重な存在だ。
 母の弟宅(鮨屋)を経由してスーパーへ。買物後、両親と別れ、ひとり散歩がてら徒歩にて帰途につく。小一時間ほどかけ、古本屋やらなんやらを覗いて三時すぎ帰宅。読書→夕飯→入浴→読書という穏やかかつ単調な時間をすごして十一時半ごろ就寝。たっぷりのチャーシューをたいらげ、スープも飲み干したところをみると、胃腸の強さは昔とさほど変わってないなオレ。
  1. 2006/06/05(月) 19:09:09|
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快調と帰省

6月1日(木)

 なぜか五時半前にスッキリ覚醒。目が開いたと同時に全身に気力がみなぎってくる。いつもの右肩から右肩甲骨全体にかけての凝りも感じない。なんでだ? 昨日のレイアウト変更で寝る向きを変えたせいか? 風水の類は基本的に信じないが、気味が悪いくらい元気。まぁ、鬱の要因がひとつ無くなったのと、抜けるような青空のひろがる上天気(本日の最高気温予想なんと三〇度!)による気圧の影響などもあるんだろうが。『めざましテレビ』の芸能コーナーで、昨日もふれたマイケル・ジャクソン関連のこんなニュース。
【マイケル「スマスマ」飛び入り………………来日中のマイケル・ジャクソン(47)が31日夜、都内のスタジオで行われたフジテレビ「SMAP×SMAP」の収録に参加した。マイケルがテレビのバラエティー番組に出演するのは世界で初めて。SMAPのメンバーとハイタッチし「僕を受け入れてくれてありがとう」と感謝していた。マイケル出演が決まったのはこの日午後5時30分ごろ。スタジオに到着したのは交渉成立から3時間半後の午後9時。SMAPの5人には知らされていなかったため、午後10時すぎ、歌唱中に“飛び入り”したマイケルにメンバーは仰天。本人とのハイタッチ後も「六本木のそっくりさんじゃないよね」とまだ信じられない様子だ。約10分間のトーク後は、楽屋で談笑。気さくな人柄に感激した5人は、スタジオ玄関まで見送りに行った。フジは26日の来日後から水面下で出演を依頼。当初は31日に日本を離れる予定もあり難航したが、粘り強く交渉。出演料を含めた収録当日の最終交渉も昼すぎから4時間以上続いた。SMAPのジャニーズ事務所とは98年の「J-FRIENDS」の曲を作詞作曲するなど親交があり、その良好な関係も今回のサプライズにつながった。】
 思うにSMAPの皆様は、マイケルと同種の方とふだん親密にされているから、よりスムーズに事が運んだんじゃないですかね?「僕を受け入れてくれてありがとう」と言われて、「いえ、僕らは社長のことも受け入れてますから」とでも答えられたらSMAPもたいしたもんだ。
 上天気のもと、本日も朝から夕方まで出仕事。昼、今夜の帰省用の新幹線チケットを金券屋で買っておく。予報の通り、暑い。ひさびさに「全身にじっとり汗をかく」という感覚を味わう。あぁ、また汗っかきには不快な季節がやってきた……とやや暗たんたる気分になる。
 五時に仕事場を出て、東京駅から半前発の新幹線に乗り込む。特にこれといった用があっての帰郷ではないのだが、この週末を逃したらたぶん年末まで帰ることはできなくなるであろうから、といった理由から。六月の週末は次週以降はすべてなんらかの予定が入ってしまっているし、七、八月は夏休みシーズンで混むから出かけたくないし、秋まできちゃったら年末は目前だからわざわざ帰る気にもならないし……という消極的選択の結果、帰るのなら今週しかない、という結論に達したのである。四十路に突入すると、このさき親といっしょに過ごせる時間もそうはないだろう、という思いが日に日に強くなり、「せめて年に二度くらいは顔を見せておこう」と考えるようになるのだよ若い衆。この程度のことで親孝行、などといってはかなりおこがましいが。
 早い列車に乗れたので、七時前に着いてしまった。空はまだまだ明るいぜチクショー(って、べつに怒ることはないのだが)。八時ごろ到着予定、と親には伝えてあるので、古本屋に二軒寄りながら徒歩にてゆっくり帰宅。ほどなく寄合から帰宅した父と共に近所の飲み屋へ行く。生ビール二杯に焼き鳥などを食す。九時半ごろ戻り、入浴。十一時就寝。近い故郷は「いつでも帰れる」と油断してなかなか帰らないんだよなオレ。
  1. 2006/06/05(月) 19:08:13|
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ちょっと改善と力仕事

5月31日(水)

 七時に目覚めるも鬱っケのせいで起き上がる気力ナシ。八時までウダウダしたのち、「鬱だろうが躁だろうが、寝てて解決する問題なんかはなんにもねぇんだぞッ! オリャッ!!」とおのれを一喝し、無理矢理起床。最近はもっぱら「鬱のときは無理しないこと」というのが定説化しているようだが、無理しなけりゃ乗り越えられないものがほとんどなのだ、世の中ってのは。日本人は敗戦後そうやって再起不能レベルな絶望感の底の底から這い上がってきたのである。自分を甘やかせば、さらに深い闇の底へ沈んでいくのみだ。やがて「可哀想な自分」という位置に安住し、死ぬまで周囲に責任転嫁しながらウダウダやっていくのである。そんなのはゴメンだね。オレは古いタイプの人間なので、やれるだけトコトンやったのちに力尽きて死んでいく道を選ぶぞ。
 気力は衰えても体力はあるので今日はわが家の“事務所化&サロン化”のためのレイアウト変更をできるかぎり進める予定。本棚をクローゼット内へしまったり、バラしてあったパソコンラックを再度くみたてたり、パソコンデスクのキーボードテーブル部分をはずしてキッチンカウンターにしたり……。
 九時すぎ、某所へ電話一本。じつはこの某所がここ数日の鬱を支えていた(?)柱の一本だったのだが、なんと電話一本であっさり解決してしまった(笑)。と、現金なもので、一気に心中をおおっていた霧が薄くなった。嗚呼、なんと単純な男よ。しかし根が単純だからこそ、世間一般の人間たちのように鬱のドツボにはまることだけは回避できているのだから、そう産んでくれた親に感謝せねば。正午すぎ、トースト二枚に牛乳で朝昼兼用食。荷物の山をあっちへ運び、こっちへ戻ししながら家具移動、四時すぎまで。一段落ついたのでちょっと駅前まで。このままいくとまたカップラーメンで済ませてしまいそうなので、めんどくさがる心をなだめながら外食。いきつけの大衆食堂でチキンカツ定食。かなりの量で、食べきったら腹がパンパン。戻って寝室も家具の配置変え。これまで窓に対して垂直だったベッドを平行に変える。たったこれだけのことなのに、部屋の印象がずいぶん変わるなぁ。ニュースではこんな話題。
【<W杯チケット>「ツアー代金返して」マックス社に殺到………………サッカー・ワールドカップのチケットで再びトラブルが起きた。31日明らかになった東京都内の旅行会社によるチケット付きツアーの突然の中止。「プラチナチケット」と呼ばれ、入手困難なための宿命なのか。トラブルが表面化した「マックスエアサービス」が入る東京都千代田区内のマンション入り口には31日午前10時ごろから、ツアー申込者が訪れ、説明を求めた。6人の社員が対応したが、電話も殺到、回線はパンク状態となった。マ社によると、募集したツアーは、日程や観戦試合数などの組み合わせで26種類。中国国際体育旅游公司からチケットを入手予定だったが、30日夕方までに連絡が取れず、入手は困難と判断し、すべてのツアーのキャンセルを決めたという。決定した時点で、1080人分1200枚が申し込んだ状態だった。指田清一社長は会見で「中国国際体育旅游公司にだまされた。ツアー申請者の期待を裏切ったことを深くおわびしたい」と謝罪した。
 指田社長によると、知人の中国人男性から公司を紹介され、今年1月に3744人分のチケット入手を依頼する契約を結んだ。公司から「チケット代を払ってもらわないと、チケット確保は出来ない」と要求され、申請者の名簿を渡し、チケット代約8000万円を支払った。契約には「公司がチケットを取れなかった場合、受け取った金額はマ社に全額返済する」と記されていた。しかし、29日には公司側から「まだ入手できない。あと3日待ってくれ」との話があり、同日夕から連絡が取れなくなったという。チケットの入手方法について、公司は「北京五輪があり、各国大使館との間でW杯チケットと五輪チケットを交換する約束が出来ている」と説明していたという。指田社長は「申請者には全額の返済だけでなく、精神的被害の補償も検討したい」と話した。】
 画面では、オリンピックもWBCも大っ嫌いなオレには“サッカー亡者”にしか見えない連中がわらわらと蠢いていたが、気に入らないのは「ぜったい行きます!」と得意げに宣言していた小学四、五年生くらいの小僧である。ちがうだろ。「行きます」ではなく「親のお金で行かせていただきます」だろが。「行きます」ってのはテメエで稼いだオゼゼで行く人間だけが口にしていい言葉だ。そんな、なにも他人ンちの金の遣いみちのことまでとやかく言わなくたって……という意見もあろうが、「よその家のことだから、ガキをどんだけ甘やかし増長させたって関係ない。その家の勝手」みたいな誤った個人主義の積み重なった結果が、昨今のニートだの引きこもりだのの急増なのだ。イイ歳して親に食わせてもらって遊んでるようなヤツがいれば、昔は「どうかしてる」とハッキリ口にしたもんだ。そういうことが言わない、言えない世の中だったら、とっとと滅んだほうがいい!
 バカ親といえばこんなニュースも。
【「おしゃぶりであご変形」母子がコンビに賠償提訴………………おしゃぶりを3歳まで使い続け、あごが変形するなど深刻な障害が残ったとして、横浜市の少女(6つ)と母親が31日、おしゃぶりを販売した大手ベビー用品会社コンビに約1000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。訴状によると、おしゃぶりはドイツのメーカーが開発し、コンビが輸入した。少女は生後2カ月ごろから1歳まで1日約15時間使用。その後も3歳10カ月で歯科医に止めるよう言われるまで、就寝中に使った結果、あごが変形したほか、歯並びが悪くなった。歯並びは矯正治療で改善したが、「受け口」や舌足らずな発音、口でしか呼吸しないなどの症状が残ったという。完全に治すには、今後13年間かかるとして、治療費などに相当する賠償を求めた。】
 おしゃぶりって、オレの周囲ではとんと見かけないのでよくわからないのであるが、四歳近くなるまで使ったりするものなのか? もっと早くにやめさせないかフツー? いよいよ日本もアメリカ的訴訟社会になっていくのかな、と思わせるような事例である。しかし、もしもこれが原告全面勝訴にでもなろうものなら、「じつは私もおしゃぶりのせいで……」と言い出す受け口たちが全国で続出したりして(笑)。斎藤洋介とかまで出てきたら腹かかえて笑うぞ。
 作業、八時半まで。入浴後、ベッド読書。単純な発想だと言われるかもしれないが、寝る向きが変わるとなにやら新鮮である。テレビは『トリビアの泉』。「工事現場の絵看板に登場するヘルメット姿のおじさんを喋らせるとしたら、その声優は誰が適任?」という疑問に答えるべく、売れっ子たちが大勢集められてオーディションをやっていた。しかしみんな持ちキャラ(たとえば古川登志夫ならば諸星あたる)の声でセリフを読まされているのでどうにも不自然。これでは「ヘルメットおじさんのイメージと近い声をしたキャラクターは誰?」である。
 昼間から「……ブーン」という微少な、しかし耳障りなことこのうえない謎のノイズがず────────っと聞こえ続けていたのだが、ぼちぼち寝るべえかと思った零時すぎ、ようやく何が発信源かが判明する。電話の子機だ。おかしいな、配置変えする前はこんなことなかったのだが。いまや外線は万年留守録状態にしており、FAXの応答以外には用いていないので思いきって電源を切り、子機を死なすことにする。これでコードレス機能は使えなくなってしまうが、いいのだ、オレの子どもの時分は電話なんてのはみーんな線でつながっていたものなのだから。あの気持ち悪い音が続くことを思えば、この程度の不自由など屁でもない。零時半就寝。とりあえず鬱が軽減できて良かったなオレ。
  1. 2006/06/05(月) 19:04:32|
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神の皮肉と残念な結果

5月30日(火)

 六時起床。鬱にさしたる変化ナシ。ワイドショーでは各局とも当然のごとくファンファンの訃報を大々的に。
【<訃報>岡田真澄さん………………キザな伊達男のイメージで映画、テレビなどで活躍した俳優の岡田真澄さんが29日、食道がんのため死去した。70歳。父親は洋画家の岡田穀、母親はデンマーク人。兄は司会者の故E・H・エリック。フランスで生まれ、1939年、日本へ移住した。日劇ミュージックホールで初舞台を踏んだ後、東宝演技研究所に6期生として入った。54年、日活に入社し、カッコイイだけでなく、二枚目半の雰囲気も持ち合わせた役で評価された。テレビ番組やショーの司会者としても人気を集めたが、食道がんのため、昨年入院していた。】
 フジテレビ『めざましテレビ』の軽部アナは「岡田真澄という俳優さんのことは『マグマ大使』で最初に認識した」と語っていたが、オレもそんな感じである。しかし今の若者たちの場合は『仮面ノリダー』の“ファンファン大佐”あたりであろうか。先日の曽我町子さんの訃報の際にも書いたが、彼女が最後に演じた特撮キャラである『魔法戦隊マジレンジャー』の“天空大聖者マジエル”は、本当は岡田さんが演るはずだったという(決定後にガン発病が発覚し、治療のために降板)。役を降りた人、その代役をつとめた人が同じ月に同じ病気(発症部位は異なるが)で天に召されるというのは皮肉な偶然であるなぁ。お二人に改めて合掌。
 本日も朝から夕方まで出仕事。出がけの天気はまぁまぁだが、予報では夕方ごろから崩れるという。ホントかなぁ、と思うが、しかし最近の予報の精度はかなり高いからなぁ。帰りがけ、高田馬場でちょっと資料を買っていこうかと思っていたのだが日延べするか。
 五時半、上空で雷がゴロゴロいっているなか帰宅。帰りがけに買ったサンドイッチを食べながら、ニュースワイドの“痴漢冤罪”の特集をみる。ろくな確認もなしに近くの人間を痴漢呼ばわりする女、言い分もきかず問答無用で警察に引渡す鉄道会社、「弁護士は呼べない」「素直に認めれば前科にはならない」などとウソ八百を並べ立てる警察、すべてに対してハラワタが煮えくり返る思いだが、実際に泣かされている女性も確かにいるんだよなぁ。そして、その陰には婦女子の尻を撫でてほくそ笑んでいるクソ野郎が存在するのだ(被害をでっちあげて強請りをするようなメスブタも)。痴漢に泣かされたり、冤罪で人生を狂わされたりしないように、電車内では今後、触られたくない女性は鉄板を腰に巻き、濡れ衣を着せられたくない男はキッチンミトン状の手袋をつけておく、というふうにしたらどうか。いや、これは本気で言っているのだ。それにらを用意するのはもちろん鉄道会社で、希望者にはすべて無料レンタルするのである。そのくらいやってもらわなきゃ、良民常民((C)勝谷誠彦)はあぶなっかしくておちおち電車になんか乗ってられん!
 ネットを覗くと、こちらは脱力系ニュースのオンパレード。
【モト冬樹 入場無料ヅラ?………………映画「ヅラ刑事」(9月公開)の完成会見が29日、都内で行われた。刑事役で主演するモト冬樹(55)はフサフサのカツラをかぶって登場したが「頭が暑いし、無理するのは嫌い。かぶる予定はない」と言い切った。また、カツラを両手でスローして攻撃する「モト・ヅラッガー」を照れながらナマ披露した。自身が歌う主題歌「悲しみはヅラで飛ばせ」が8月23日発売のオリジナルサウンドトラックに収録される。なお、劇場窓口でヅラ(カツラ)を全部取り外した人は入場無料となる。】
 ……うーむ、姉歯氏はその頃、シャバに戻っているのだろうか。
【電車にハチ、乗客避難 和歌山線、9千人に影響……30日午前6時半ごろ、奈良県大和高田市高砂町のJR和歌山線高田駅で、到着した普通電車の先頭車両にミツバチが入った。乗客約10人を避難させ、駅員らが殺虫剤で駆除。10数匹いたが、刺された乗客はいないという。JR西日本によると、車両を変更して運行を再開。計16本が運休し、計20本が最大約1時間遅れ、約9900人に影響した。29日夜も同駅で大量のハチが飛び交い乗客が避難した。ハチの巣は見つかっていないが、同社は業者に依頼し駆除する。】
 世界に冠たる精度を誇る日本の鉄道ダイヤだが、たかだか昆虫ごときのために狂ってしまう程度のものなのだね。やはり人間はどこまでいっても自然には勝てない。
【マイケル・ジャクソン、パチンコに大はしゃぎ………………来日中の米歌手マイケル・ジャクソン(47)が29日夜、東京・渋谷のパチンコ店「マルハン」に来場した。関係者によると、マイケルが姿を見せたのは閉店後の午後11時すぎ。あっという間に人だかりができ、パトカーも出動する大騒ぎになったが、貸し切り状態の店内でマイケルはパチンコ台に大はしゃぎだったという。】
 マイケルは有楽町のビックカメラにも出没したらしい。ポイントカードは作ったのかな? しかし「パチンコ」「家電」という日本のシンボルに興味をしめすあたり、やはりマイケルといえどもお上り外人なのか。
 明日の部屋の大規模レイアウト変更にそなえ、大漁の本を移動させる。九時半までやって入浴。十一時半からは東京MXテレビ『怪奇大作戦』再放送。じつはちょっと前からミクシィのファン・コミュニティのなかで「六月二七日に、永久欠番であるはずの二四話『狂鬼人間』が放映されるらしい!」と皆が騒いでいた。『狂鬼人間』というのはかの忌わしき“刑法第39条”の問題定義を狙った話で、当事者団体などの抗議にあって封印されている回だ。「まさかそんなものを流すはずが……」と半信半疑でテレビ局のサイトを見てみれば、な、なんと放映予告がおっかないスチール写真とともに掲載されているではないの! 「ローカル局の深夜帯」という強み(?)を活かして、もしやドサクサまぎれに封印を解いてしまうつもりなのか!? うーむ、さすがは慎太郎テレビ、ムチャクチャなことをやるもんだ、と秘かに感心していたのだが、今夜コミュニティを覗くと「放映休止になってますゥ?ッッ」というような悲鳴的書き込みが。なにぃ!? とあわててサイトを確認すると、なるほど今夕(五時ちょっと前)の時点ではたしかにあった放映予告が消されている! やられたっ、誰か不粋なヤツがチクッたのか!? 局サイドが、あれが欠番であることを知らなかったなんてことはフツーに考えてありえない。昨今頻発するキ●ガイ殺人に対する司法関係者の認識の甘さも含めて、皆でもう一度よく考えるための材料とすべく、信念と勇気のテレビマンが確信犯的に流すつもりだったのではないかとオレは睨んでいたのだが。「騒がなければよかった……」という反省の言葉も書き込みの中にはあったけれど、うーむ、残念だ……。
 残念な思いをかかえながら零時半就寝。かえすがえすも残念だなぁ、とフトンの中でも思いつづけるオレ。
  1. 2006/06/05(月) 19:03:49|
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