本日の○○(仮)

いろんなモノを書いたり『薔薇族』作ったり、幅だけはやたら広くやってるおっさんの身辺雑記です。オレに関心ない方にはあまりお勧めできないかもね(笑)。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

ふたつの訃報と不要なケレン味

10月10日(火)

 七時起床。本来は“体育の日”であった今日は、また“晴れの得意日”でもあった。というわけでさわやかな快晴。そんな中を本日も朝から夕方まで出仕事。スーパーで買物をして六時半帰宅。夕食後、入浴。七時ごろから仕事。業務用メールをいくつか出したあと、「新木場事件シンポジウム」のテープ起こし原稿の朱入れ作業にかかる。ネットには訃報ふたつ。
【映画「七人の侍」などで活躍した名脇役・多々良純さん死去………………個性的な脇役として映画やテレビで活躍した俳優の多々良純(たたら・じゅん、本名田足井重二=たたらい・しげじ)さんが9月30日午後零時40分、肺機能不全のため東京都内の病院で死去していたことが10日、分かった。89歳だった。宮城県出身。葬儀は親族のみで済ませた。喪主は妻、加代子(かよこ)さん。劇団民芸で「炎の人ゴッホ」などに出演した後、フリーとなり映画に進出。代表作に「七人の侍」「無法松の一生」「人間の条件」「悪霊島」「福耳」などがある。ドラマ「すずらん」「武蔵」にも出演した。】
【「カバ園長」西山登志雄さん死去………………カバ園長の愛称で親しまれていた東武動物公園元園長の西山登志雄(にしやま・としお)氏が9日午後4時40分、肺炎のため埼玉県春日部市の病院で死去したことが10日、分かった。77歳。東京出身の西山氏は、昭和21年に高校卒業後、上野動物園に入り、31年から約20年間カバの飼育係を担当。その間、普及指導係長として新聞やテレビなどを通じ、動物の面白さを伝え続けた。昭和56年、東武動物公園の開園ととも園長に就任。テレビCMなどにも登場し「カバ園長」の愛称で親しまれた。平成12年の園長退任後も、名誉園長として、無給で同園の案内などをしていた。その後、体調を崩して平成17年3月に名誉園長を退任、自宅で療養していた。同園によると、「最近は、体調の良いとき車いすで何度か来られらだけで、ほとんど寝たきりに近い生活だったようです」という。】
 多々良純といえば『宇宙刑事ギャバン』の藤豪介、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の不思議仙人バーザなどで特撮ファンにも馴染みの深い役者さんだが、じつは昨夜のクイズ番組で「一般人が“じゅん”と聞いて思い出す有名人は誰?」という問題が出され、その答えのひとつとして挙げられていたのだ。それを観ながら、「……あー、そういえば多々良純ってまだ生きてンのかなぁ?」とか不謹慎なことを思ってしまったのだが(シロートなんてこんなモンよ)、その翌日に訃報にふれるとは、これをシンクロニシティと呼ばずして何を呼ぶ!? それはさておき、バーザのライバルだった魔女バンドーラ役・曽我町子さんも先ごろ亡くなり、ジュウレンジャーは遠くなりにけり。曽我さんとの思い出を自分のブログに記していたチバレイ(=千葉麗子=プテラレンジャー)は、今度もまた追悼文を書くのかな。
 そして西山氏。若い世代にとっての氏は“カバ園長”であろうが、オレと同世代の人間にとっては、昭和四十年代に初期『少年ジャンプ』の屋台骨を支えた人気漫画『ぼくの動物園日記』(作・飯森広一)の主人公のモデル、という印象が強いのではないか? 飯森氏の温かな作風もあって全体的にはホノボノとした作品なのだが、生命と対峙するという職業柄、愛してきた動物たちとの死別というものが一定周期でかならず訪れる……。まったく、あの作品には何度号泣させられたことか。戦争悲話として語りつがれている「かわいそうな象」の話も、たぶんオレはあの漫画を通じて知ったはずである。あの頃のジャンプはホントにバラエティに富んでいて(社会性のある作品が多かったか?)面白かったなぁ。
 多々良氏、西山氏、ともにご冥福をお祈り致します。
 朱入れ、十時に終了。管理者である石坂わたるくんに送信し、ほお、と一息つく。テレビは性同一性障害をテーマにしたドラマコンプレックス『私が私であるために』(日本テレビ)。相沢咲姫楽(主演)、中村中といったホンモノの人々が出演することである程度のリアリティは保たれてはいるが、しかし二時間ドラマにありがちな“不要なケレン味”といったものを案の定盛り込んでしまっていてゲンナリ。ひとり“大映テレビ”的なキャラクターと演技(=リアリティの対極)を強いられている雛形あきこは道化者にしか見えずに気の毒である。家族内の葛藤を丹念に描くだけでも充分胸に迫るテーマなのだから、わざとらしい“敵”(=亭主を“変態のオカマ”に寝取られたと思い込み、主人公に執拗な嫌がらせをしてくるハイテンションなノイローゼ女)なんぞを無理矢理にこしらえなくたってよかろうに。「きわめて日常的ななんでもない事柄」を極上の娯楽作品に仕立て上げる名手であった故・向田邦子氏がこれをもしも書いたらどんなふうになったことだろう、とふと思ってしまった。零時就寝。人間の幸不幸なんてのは結局「どんなふうに死んでいけるか」でわかるもんだよなぁ、と最近とみに考えるオレ。生まれや育ちがどんなに華やかでも、死ぬときがミジメなヤツというのはやっぱり不幸な人間なんだと思うゼ。
スポンサーサイト
  1. 2006/10/11(水) 23:04:31|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。