本日の○○(仮)

いろんなモノを書いたり『薔薇族』作ったり、幅だけはやたら広くやってるおっさんの身辺雑記です。オレに関心ない方にはあまりお勧めできないかもね(笑)。

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冷や汗とキチガイ企画

3月27日(火)

 七時起床。午前中から石坂くんのチラシ作りでバタバタ。二時ごろ、Nさんから「急きょ力を貸してほしいことが」と呼び出され、西新宿へ。途中、彼女のケータイに連絡が入り、とりあえずオレがやらなくてもいいことになった。ちょっと時間が半端になったので近くのマクドナルドでお茶をのむ。荻窪までポスターとチラシの入稿に行くという彼女から鍵を預かり、一足先に石坂事務所へ行く。やれやれ、とNさんに渡したチラシデータのプリント見本を見たら、なんと電話番号が入っていない! あわてて電話し、ギリギリのラインでことなきをえる。こういうことは、バタバタしてはやっぱりイカンね。危険だワ。
 ひとり留守番をしていると、朝日新聞のN記者から着信。諸々の件について。話していると、Nさんがやってきた。六時ごろまで話したあと、事務所を閉めて帰途に。途中、彼女がオレも耽溺していた七十年代サブカルシーンとじつは密接に関わっていたことを聞いて「へーっ」となる。人間とは、妙な部分で関連があるものよ。
 六時半、帰宅。入浴、夕食後、原稿を書きながらBS-2「とことん!あしたのジョー」。五夜連続で、ファーストテレビシリーズから選りすぐられた三十七話+劇場版「あしたのジョー2」+「BSアニメ夜話SP」を流すというもの。なんと総時間23時間45分(!)という、一昨年の「夜八時から翌朝五時までず??っとガンダム祭り」以上のキチガイ企画である。それはまぁいいのだが、アニメ夜話に出演していた「コンクリート詰殺人事件の容疑者のひとり」という噂がある芸人のお勧めエピソードが「ジョーが鑑別所から少年院に送られるシーン」というのはなんというかブラックというか……。十一時就寝。BS2ってのはなかなかあなどれない局なんだよな、と改めて思うオレ。
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  1. 2007/03/29(木) 06:15:25|
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騒動と理由

3月26日(月)

 七時起床。本日も朝から夕方まで出仕事。ネットに、アノ先生のアノ事件の話がまたぞろ。
【松本零士氏「きょうの屈辱に耐える」………………人気アニメ「銀河鉄道999」のフレーズなどをめぐり、歌手の槇原敬之から盗作の証拠提出を求める訴えを東京地裁に起こされた漫画家の松本零士氏が25日、横浜市内で行われたトークショーに出演した。槇原の訴えに受けて立つ姿勢で、「きょうの屈辱に耐えて、あしたを生きなければならない」などと語った。トークショー後の会見で、松本氏は訴訟について「九州男児だから、何も気にしていない。成り行き任せ」と代理人に一任する考え。自身は「弁論に立つことは考えていない」と出廷しないことを話した上で、槇原に対しては「言いたいことは何もない」と司法の判断を待つ構えだ。槇原が作詞、作曲したケミストリーの「約束の場所」の歌詞の一部が「銀河鉄道…」のセリフを無断使用したとして、松本氏が槇原に謝罪を要求したことが騒動の発端。松本氏は「今回の騒動は不本意。しかし自分がやったことではない。後悔の念はない。きょうの屈辱に耐えて、あしたを生きなければならない。逃げも隠れもしない」と語った。トークショーは「東映アニメーション」の50年を振り返る企画。松本氏は「宇宙戦艦ヤマト」のテーマ曲に乗って、勇ましく登場。アニメとの出合いなどを熱く語った。さらに問題となっているフレーズを引用して「時間は夢を裏切らない。夢も時間を裏切ってはならない。この夢は自分の目的を指している。めげることなく、思いを貫いてほしい」と会場のファン220人に呼び掛けた。また、「男たるもの、必ず負けると分かっていても、死ぬと分かっていても、戦わなければならない戦がある。ひるむな」と話し、28日の第1回口頭弁論を前に、自らを鼓舞するような発言が目立った。】
 最近、トンデモ発言ばかりがやたらクローズアップされ、ゴミ屋敷の迷惑老人のようなイメージで観られがちな松本センセイ。一部では“キャプテン・モーロック”なんぞと呼ばれているが、槙原のほうも槙原で、「やっぱりホ●は粘着質でしつこい」という声も上がっているし、この騒動、長引けば長引くほど、双方ともに大きなダメージを負うと思うのだが。迷惑老人VS●モ、果たして生き残るのはどっちだ!?
 そしてもうひとつ、現代の病理とオレの呼ぶアレについてのアンケート結果のニュースも。
【SNSを止めた理由は、「忙しい」「興味がうせた」………………ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)は登場以来あっという間に浸透した。インターネットコム株式会社 と JR東海エクスプレスリサーチ が行った SNS に関する調査によると、SNS 未体験派は合計で67.6%、SNS 通過派は10.9%、そして、残りが現在活動派の21.5%だった。調査対象は、官公庁、地方自治体、民間企業に勤務する20代から60代の男女330人。男女比は男性75.5%、女性24.5%。年齢別では、20代17.6%、30代48.5%、40代27.9%、50代5.5%、60代0.6%。地域別では、北海道1.2%、東北1.2%、関東40.6%、甲信越1.5%、東海31.2%、北陸1.2%、近畿17.6%、中国2.1%、四国1.5%、九州沖縄1.5%。全体330人のうち、参加したことのないユーザーは58.2%(192人)、そもそも SNS を知らないユーザーは9.4%(31人)と、SNS 未体験派は合計で67.6%(223人)。一方、SNS を退会したユーザー1.8%(6人)、退会はしないものの登録のみ9.1%(30人)を合計した SNS 通過派は10.9%(36人)。そして、残りが現在活動派で、21.5%(71人)。
SNS 通過派36人は、なぜ退会(あるいは活動を止めた)のだろうか。SNS 通過派36人に対して、SNS 参加(活動)期間を聞いてみたところ、最多は「1か月?半年未満」で38.9%(14人)、ついで「半年?1年未満」の27.8%(10人)、「1か月未満」19.4%(7人)という結果になった。31人、つまり86.1%が、1年未満で SNS に見切りをつけている。彼らは、SNS の参加(活動)をやめた理由として、「忙しくて閲覧や書き込みの時間がなくなった」「興味がなくなった」「足あとが残ることがわずらわしくなった」「つきあいで書き込むのが面倒になった」「期待はずれだった」などをあげている。現実世界でのしがらみから逃れての、ネットでのみの友人づきあいのはずが、興味がうせると、それなりに「面倒」で「わずらわしい」ものになり、結果として「期待はずれだった」のだろうか。】
 まっとうな生き方してれば、mixiごときにそうそう時間なんぞ割いてはいられないもんだが、現実世界でやることのさほどない連中の場合は、リアルとバーチャルの世界の主客逆転現象が起き、まずアチラありきの価値観が発生する。結果、ヘビーユーザー間で勝手なルールを作り、それをカタギの衆に押し付けてくる(訪れてもなんの書き込みもしない人間を“読み逃げ”などと称して非難したり)。どんな世界でもそうだが、一般人の興味を削いでいくのは、中毒者たちの的外れな原理主義である。とはいえ、mixiのほうはもはや手後れな気がするが。あとはもう、2ちゃんねると同様、どのように変貌していくのかなりゆきを観察するだけである。
 六時帰宅。NさんよりまたもSOSコール。問題は際限なく拡大しているようで、「これは根本から仕切り直さないとダメですぜ」と進言。こちらも一緒にゴタゴタしているうち、あっという間に十一時。『水曜どうでしょうclassic』観てから零時就寝。当初の仕切りをきちんとしないと後々エライことになるぞ、と過去の経験にのっとってややウセっているオレ。
  1. 2007/03/29(木) 06:14:36|
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地震とアクシデント

3月25日(日)

 六時起床。外は強い雨。目覚めて数分後にはもうパソコンを叩いている感心なオレ。石坂くんのチラシ作成をまず済ませ、つづいて文学氏から昨日あずかったエッセイ原稿をテキスト化し、レイアウトに割り付けていく。ようやく終わったのが十時近く。アニメ『ワンピース』の放送が急にニュース報道に切り替わったので「なんだ!?」と思ったら北陸で大地震が起こったとのこと。東京はぴくりともしなかったので全然実感がわかない。が、現地は家が倒壊するなどかなりの被害が出ている模様。飯島愛のラスト生番組となる『サンジャポ』を録画しようとタイマーセットしていたのだが、そちらも次の通りに。
【飯島愛3分でお別れ!最後の生放送は地震特番で休止………………3月末で芸能界を引退するタレントの飯島愛が25日、最後の生番組となるTBS系「サンデージャポン」に出演。“引退スペシャル”となるはずが、北陸を中心に発生した地震の報道特番に変更となり、開始後約3分で休止になるというハプニングが起きた。この日、午前9時42分ごろに地震が発生すると、TBSは「サンジャポ」開始の同54分になっても地震速報を放送。それでも6分遅れの同10時に、番組は一度はスタート。「飯島愛『引退』 最後の生放送 本日すべてが明らかに」というテロップを表示した。飯島も「事件か何か起こさない限り(今後の生出演は)ないですね」「みんなに泣いてほしい。誰が一番先に泣くかな」などと話していた。しかし約3分のオープニングが終わり、1本目のCMが明けると、すぐに地震の報道特番へ。結局「サンジャポ」の放送時間いっぱいまで続き、引退スペシャルは休止となった。地震特番の間、共演のテリー伊藤やデーブ・スペクターと雑談していたという飯島。共演者らに用意したとみられる手紙も披露しないまま、放送後、自身のブログに「番組側は、色々と用意をしてくれていたのですが…。今回は、報道です。大きな地震があって、津波の心配もあると、何度も、何度も、繰り返し、注意を呼びかけている。大変な事態です。人命と私の引退は、比べるに値しない。今は、そっと、被害が最小限に収まる様に見守りましょう。と、サンジャポ一同そう決意してましたよ。みなさんも、おなじでしょ!?」とつづった。放送できなかった引退特番を今後どうするかについては、26日にも同局と飯島の所属事務所の間で話し合いが行われるもよう。この日のわずか3分間が最後の生出演となるのか、次回4月1日の放送にも出演するのか、ほかの形になるのか。TBSは「まったく未定」と話した。】
 最後の花道が、とんだことになったが、不謹慎を覚悟で言うなら、逆に後々まで伝説として語り継がれそうな超ハプニングともいえる。あと、「人命と私の引退は、比べるに値しない」という一節はなかなかのモンだね。誰が書いたのか知らないが(いや、本人かもしれないけど)、飯島愛というタレントのパブリックイメージ(ちゃらんぽらん風な外見だが中身はマットウ)と符号しており、有終の美を飾るにふさわしい。果たして誰が書いたんだろうか(いや、本人かもしれないけど)。
 飯島愛の突然の引退も驚きだったが、お騒がせ度でははるかに上のこの方が、また新たなニュースを提供してくださった。
【石原真理子20歳下河合龍之介と結婚へ………………お騒がせ女優石原真理子(43)が、20歳下の俳優河合龍之介(23)と結婚を前提とした交際をしていることが明らかになった。河合は、石原が自著を映画化し監督を務める「ふぞろいな秘密」の主演。大人気ミュージカル「テニスの王子様」に出演し、注目された若手俳優でもある。石原から結婚前提の交際を告白された芸能リポーターの梨元勝氏は「(5?6月の)映画完成発表会見は、同時に婚約発表となる可能性もある」と話した。石原は昨年12月、男性交友録をつづった著書を出版。歌手玉置浩二との愛、別れ、DVを激白、話題になった。映画で玉置役を演じるのが河合。関係者によると、オーディション高評価の俳優に石原が乗り気ではなく、新たに面接した河合に“一目ぼれ”し主演が決まったという。石原にとって「第2の玉置」は大事な存在のようで、撮影中も「べったりくっついていた」(スタッフ)。石原が河合の髪の毛をカットすることもあったという。河合も石原の逮捕歴が明らかになった時も「信じている」と励まし続けたという。】
 これまで女性の専売特許とされてきた「美貌を武器に有力者に取り入り、権力を得る」という行為だが、べつに男がやったっていいジャン! という感じだね。これぞジェンダーフリーというものですか?
 雨が上がるのを待って、正午すぎ、外出。京王線で八王子まで。一週間前からスタートした「SUICAで私鉄に乗る」という新システムにもようやく慣れた。三時ちょっと前、バーSTREAMへ。月イチの「ゲイの老後(未来)を考える会」に参加。しかしやはり集まりは悪く、何かを地道にコツコツ積み重ねていく、ということが苦手なゲイたちの特性が顕著に現れている感じである。オーナーの勝山氏とは、石坂くんについての話も少々。さらに色々と策を練る必要性も痛感する。途中、石坂くん陣営のNさんから連絡が入り、チラシについて早急な頼まれ事をされたので、八時ちょっとすぎには辞去。さすがに疲れがたまっているのか、帰りの電車の中ではかなりしっかり眠ってしまった。十時ちょっと前に帰宅。入浴後、頼まれ事に取りかかる。零時半ごろに終了して、急いで就寝。疲労たまるばかりのオレ。
  1. 2007/03/29(木) 06:13:48|
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トンデモと鬼畜

3月24日(土)

 七時起床。「桃色encount」コラムをアップし、石坂くんのチラシを十一時ギリギリまでやって外出。親父の生誕地である幡ヶ谷の街を抜け、徒歩にて下北沢へ。途中の遊歩道などでは気の早いグループが花見をしているのだが、やがて雨になるといわれる曇天のもと、ようやくほころびかけた程度の蕾をながめながら、「寒いね」と言い合いながらの宴会だから、傍目にはあまり楽しげには見えず。むしろガマン大会の様相である(笑)。
 十二時半、駅前着。akaboshiくんと落ち合い、某公共施設のロビーで打ち合わせ。一時半、駅前に戻り、ソルボンヌK子先生をはじめとする数名と合流。本日は伊藤文学氏を囲んでの月イチお茶会“伊藤文学の談話室「祭」”の第一回目なのである。二名ほどおくれるそうなので、先に文学氏指定の喫茶店「邪宗門」へむかう。下北沢と三軒茶屋の中間くらいに位置するそこは、森茉莉センセイの行きつけでもあったという。ぶじ文学氏と合流でき、会をスタート。オレは、TBS『ピンポン!』の取材できたマツコ・デラックスが食べたせいで最近頼む客が多いというコーヒーあんみつをオーダー。「キミは喋りすぎダヨ」と例のごとく文学氏からは渋い顔をされるが、とにかく話をとぎれさせないよう、主催者としては必死なのである。遅れてきた二人も迷い迷いながら到着でき、話に加わる。二時ぐらいから二時間程度の開催予定でいたのだが、なんだかんだと五時半くらいまで居座ってしまった。帰り際、「元・第二書房だった空き地を見ていこう」と、借金のカタにとられてしまったわが家跡へのツアーを自ら言い出すトンデモな文学氏、「ではせっかく来たンですから、ここでみんなで記念写真を撮りましょう」と提案する鬼畜なオレ、どちらも現代日本の常識からは大きく逸脱してしまった人間である(笑)。
 下北沢駅で三名と、新宿駅でK子先生と別れ、akaboshiくんと朝日新聞のN記者と三人でなかのZEROの石坂くんの集会へ。今回は障害者ゲイのライフスタイルについて、当事者の声を聞くという趣向。しかし参加者はお世辞にも多いとは言えない。先日の尾辻かな子さんの二丁目イベントとは言っちやあなんだが雲泥の差である。派手なお祭りには来るが、地味なトークには来ないという多数派ゲイの特性がみごとに出ているが、しかし「だから彼らはダメなんだ」と責任転嫁するだけではダメなんだと思うんだ。そういう人間たちも来させるくらいの仕掛けを考えなければ何も変わらない。
 会は九時半ごろまで。その後は居酒屋で食事しながら、『薔薇族』がらみでN記者の取材を受ける。零時ごろまで。N記者のタクシーに相乗りさせていただき、零時二十分ごろ帰宅。入浴し、一時前にはなんとか就寝。この週末は忙しいなぁオレ。
  1. 2007/03/29(木) 06:12:59|
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チラシとマタンゴ

3月23日(金)

 七時起床。石坂くんのチラシを少しやってから、九時、歯医者。戻ってまた続き。テレビ朝日、午前中の時代劇『八丁堀の七人』を、船越英二追悼として『暴れん坊将軍』に差し替えていた。だったらTBSと日テレはそれぞれ『時間ですよ』と『熱中時代』を流せよ、と思う。
 チラシ、とりあえず上がったので昼ちょっと前、東中野の事務所へ持っていく。平日なので、主要スタッフのNさんしかいなかった。あれこれ話したあと、駅前の有名定食屋で一番人気のメニューを食す。戻ったところで、ようやくレンタルの机が運ばれてきた。これで少しは選挙事務所っぽくなるかと思いきや……まだまだ「店だかなんだかわからない」謎の空間なままだった(笑)。
 締め切りが目前に迫っている「桃色encount」用のコラムを今日中に二本あげないとならないので、ほどなく辞去。一時半ぐらいに帰宅。パソコンに向かうが、なかなか集中できず。ついついネットなどを覗いてしまう。たとえば、こんな。
【あの人は今/久保明さん(俳優)………………美少年アイドル全盛時代だが、50年代にもイケメン・アイドルはいた。東宝の青春スターだった久保明さんなどまさにその代表的存在だろう。青山京子(現・小林旭夫人)と組んだ「思春期」「潮騒」「麦笛」などが大ヒット。世の少女たちの胸を焦がし、長じてからは「ゴジラ」をはじめとする東宝特撮映画で活躍した。しかし、最近はまったく姿を見ない。今どうしているのか。
「さて、今のワタシで記事になりますかね?」
 東京・銀座の喫茶店で会った久保さん、こういって苦笑した。往年の美少年俳優もさすがに髪が白くなった。だが、スターの雰囲気は今も漂っている。
「俳優としての仕事はここ数年、まったくしてません。60を越えた途端、ガクンと仕事が減り、それが続いてる。まあ、年齢的にも仕方ないでしょう」
 ハテサテ、困った。これじゃ「あの人は何もしてなかった」で終わりだ。
「ハハハ、いえね、俳優の仕事はなくなった代わり、映画関連のイベントに招かれる機会が増えました。ひと頃は『潮騒』『麦笛』などワタシが少年期に主演した文芸作品のゲストに呼ばれることが多かったんですが、最近は変わりましてね。『マタンゴ』(63年)とか『怪獣総進撃』(68年)といった東宝特撮映画の主演者としてアチコチから声がかかるんです」
 3年前の11月にはアメリカはサンフランシスコの「ベイエリア・フィルムイベント・ゴジラフェスタ2004」に招かれ、「ゴジラ」映画の常連だった小泉博さんと現地に飛んだ。
「何が驚いたかって、アメリカでの東宝怪獣映画の人気のスゴさです。1000人くらい入る劇場が満員で、ワタシたちが登場するや、スタンディングオベーション、拍手の嵐です。彼らが口々に、“おまえの『マタンゴ』は最高だ!! ”“アメリカ版の『ゴジラ』はリアル過ぎてつまらない。着ぐるみの中に人間が入ってた方が味があっていい”などとうれしいことをいってくれる。あれにはホント、感激しましたね」
 ちなみに、初代ゴジラを着ぐるみで演じた中島春雄さんはこの種のイベントにたびたび呼ばれ、そのギャラで家を建てちゃったそうだ。
「ワタシ? いやいや、主演者といっても、主役のゴジラにはかないません、ハハハ」
 また、現場を離れても「社団法人 日本俳優協会理事」「社団法人 あゆみの箱専務理事」「手話紙芝居ボランティアグループ“わノ会”顧問」などで忙しくしているそうだ。】
 ほかにも宝田明や水野久美といったゴジラ組のベテランたちが、若きマニアたちから崇拝されているが、初作のヒロインだった河内桃子さんは、晩年まで「ゴジラ女優」と呼ばれることに激しい拒絶反応を示していた(ゲテモノ女優、と揶揄する人間たちも少なからずいたせいで)。亡くなる直前、新作ゴジラに初作と同じ役で出演した際、ようやく己の中でもてあましていた感情と折り合いがついた、というようなメッセージを発表していたが、特撮俳優がスターへの登竜門などと言われるようになったのは、オダギリジョーがブレイクして以降、まだせいぜい五、六年程度の話なのだ。それまではずっと、「ジャリ物に出るような役者は三流、四流。あんなものに出たら将来は断たれる」という認識だったのだ。価値観は変わる。くだらないものほどアッサリと。
 零時頃まで色んな原稿をあれこれやって就寝。オレの肩が非常にこるのはフィジカル的原因? それともメンタル?
  1. 2007/03/29(木) 06:12:13|
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一番乗りとメガロマン以来?

3月22日(木)

 七時起床。石坂くんのチラシ作りをちょっとやったところで、九時すぎ外出。久々に西荻窪までウォーキングに。今日がいよいよ都知事選の告示日だが、行きがけに目にしたどこのポスター掲示板にも浅野史郎氏のもののみが一枚早々に貼られている。など。二時すぎ帰宅。ネットにこんなニュース。
【幻の仮面ヒーロー実写化“元ライダー”細川茂樹も絶賛………………「仮面ライダー」の原型となった石ノ森章太郎さんの漫画「スカルマン」が実写とアニメで映像化されることが決定、フジテレビで21日、主演の俳優の細川茂樹さん(35)、歌手の鈴木亜美さん(25)とアニメ版のヒロインを演じる声優の川澄綾子さんらが登場し、制作発表記者会見が開かれた。 「スカルマン」は、70年に「週刊少年マガジン」(講談社)で発表した約100ページの読み切り中編。ドクロ(スカル)をモチーフにしたスカルマンが活躍するアクションで、「仮面ライダー」の原型となり、石ノ森さん自身も映像化を望んでいた“幻の仮面ヒーロー”。テレビアニメシリーズの「第0話」として制作されるドラマ「スカルマン ?闇の序章」は4月21日深夜に放送される。フジテレビが特撮ドラマを制作するのは「炎の超人メガロマン」(79年)以来28年ぶり。】
 七九年の『メガロマン』以来、とフジテレビは言っているが、『スケバン刑事』などのヒロインアクションシリーズや、『ポワトリン』などの不思議コメディシリーズも、りっぱに特撮ドラマだとは思うのだが。
 楽しんだあとは仕事。例によってあまり集中できないが、夕食、入浴をはさんで十一時くらいまでパソコンに向かってから就寝。メガロマンといえば、主役の北詰優樹は今どうしてるんだろうか、とフト気になったオレ。
  1. 2007/03/29(木) 06:11:20|
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事務所開きとプチ洗脳

3月21日(水)

 七時起床。午前中はコートコーポレーションのPR誌『CHECK』用のコラム原稿。仕上げて送信してから、十一時すぎ、外出。街頭に立っているという石坂わたるくんと合流しようと、サイトに告知されている辺りへ行くが見つからず、しばらく周辺を探すも出会えないので、仕方なく、今日オープンする東中野の事務所へ向かう。
 事務所には、すでに櫻田宗久くんやかじよしみさん、メイン世話役のNさんらが五、六人ほど集まってきていた。やがて石坂くんや一般のお客さんらがやって来て、狭い事務所は立錐の余地もない状況に。今回、二期目をねらう上川あやさんもわずかな場感ながら陣中見舞いにやってきてくれた。オレはといえば、早稲田大学のゲイサークルGLOWのメンバーの男の子に、「この次に立つのは君たちの世代なんだから」とプチ洗脳。しがらみのない若手たちの中から、ニュートラルなスタンスでポリティカルなワークにチャレンジしていけるヤングメンを育てていくのがわれわれオッサン世代の役目なのである。
 五時すぎ、近くの居酒屋へ十数人で移動し、ミーティング兼用の夕食会。九時すぎまで話してお開き。東中野駅へむかう面々と別れ、櫻田くん、Nさんと共に徒歩にて帰途に。九時二十分ごろ帰宅。入浴し、寝床読書。十一時半ごろまでして就寝。サテこの先オレのなすべきことは何か?
  1. 2007/03/29(木) 06:10:30|
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反省せずと反省しました

3月20日(火)

 七時起床。ワイドショーは船越英二氏の訃報でもちきり。世代によってあの人の認識の仕方は様々だが、オレの世代だと『時間ですよ』の記憶は薄く、やっぱり『熱中時代』の校長先生役が印象深い。「キ・タ・ノ・サ?ン」という独特の節回し、当時はちょっと真似したりもしたっけ。ご冥福をお祈り致します。
 ネットニュースにはこんな話題も。
【「死刑になるなら払う」2ちゃんねる管理者、賠償拒否………………インターネット掲示板「2ちゃんねる」への誹謗中傷の書き込みなどを巡り、名誉棄損訴訟などで相次いで敗訴している管理者・西村博之氏(30)が19日、東京地裁で開かれた民事訴訟に出廷した。西村氏は閉廷後、報道陣に対し、過去の訴訟で確定した賠償金などについて、「支払わなければ死刑になるのなら支払うが、支払わなくてもどうということはないので支払わない」などと、支払いの意思がないことを明らかにした。西村氏は、これまでに全国で50件以上の訴訟を起こされ、その大半で敗訴が確定。未払いの賠償金や、裁判所の仮処分命令に従わないことに対する制裁金が少なくとも計約5億円に上るとされるが、西村氏が自ら支払いに応じたケースはほとんどない。その理由について、西村氏は「踏み倒そうとしたら支払わなくても済む。そんな国の変なルールに基づいて支払うのは、ばかばかしい」と話した。】
 ひろゆき氏の一貫した姿勢(=自分自身の作り上げたイメージを死守する)というのはホリエモンのそれと似ているよな。権威(この場合は司法)に徹底抗戦することで若者たちのカリスマであり続けようとしているわけだが、結果、ホリエモンは実刑判決をくらった(即日控訴をしたわけだが、逆転無罪を勝ち取らない限り、実刑は免れない)。国家権力もまた何よりもメンツを重んじるから(まぁ、それがグズグズになったらとてもじゃないが治安は維持しきれないわけだから)たぶん一歩も退かないだろうし、このチキンレースはどのような展開になるのか注目、である。いっそ司法も「だったら死刑」くらいのことを言やぁいいのに(笑)。
 ネットのカリスマ・ひろゆきが「反省なんかしません」と言い続けるのに対し、アニメのカリスマは、なにやら反省したのだとか。
【宮崎駿氏“長男教育”反省し次作製作………………宮崎駿監督の新作(08年夏公開予定)が19日、都内でスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーから発表された。04年の「ハウルの動く城」以来の劇場公開作となる。タイトルは「崖の上のポニョ」。人間になりたいと願う金魚の姫ポニョと、5歳の男子・宗介の物語。宮崎監督が04年に社員旅行で訪れた瀬戸内海の町を気に入り、翌年春に一軒家を借り切って2カ月ほど滞在。その間に構想を練った。鈴木プロデューサーは「“宮崎駿版・人魚姫”のようなイメージ」と話した。披露されたイメージビジュアルは「原点に戻ってアニメ本来の楽しさを追求したい」と、これまでとはひと味違う柔らかいタッチだ。宗介のモデルは宮崎監督の長男吾朗氏。吾朗氏が昨年、「ゲド戦記」で映画監督デビューしたことを、宮崎監督は自分への反抗ととらえ、「こんなことになったのは吾朗が5歳の時、仕事ばかりで付き合っていなかったからだ。二度と吾朗みたいな子をつくらないために」と反省の気持ちを込めているという。】
「二度と吾朗みたいな子をつくらないために」って、なんだかセガレが犯罪者にでもなったかのような物言いだな(笑)。とはいえゲドに過剰なる期待を寄せていたファンにとって、吾郎氏はまぁA級戦犯なのかもしれないが。
 本日も朝から夕方まで出仕事。六時帰宅。夕食、入浴のあと、原稿少々。しかしなかなか集中できず。九時くらいには切り上げ、寝床読書。十一時就寝。カリスマというのはなんと面倒なものか。そんなモンでなくてよかった、と胸をなでおろすオレ。
  1. 2007/03/29(木) 06:09:26|
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遅ればせながらの訃報とサクサク仕事

3月19日(月)

 七時起床。唐沢俊一氏の日記で、声優・ナレーターとして活躍された小林恭治氏の訃報を遅ればせながら知る。家弓家正、田中信夫なんかと並ぶ、“インテリ声”の持ち主であった(だから、どんな下卑た役をやっても不快な下品さにはならない)。もう十日以上も前に亡くなられているのだが、声優さんの場合、富山敬・山田康夫クラスでないと芸能ニュースでは取り上げられないので、オレのように新聞をとっていない者はなかなか気づかなかったりする。鈴木ヒロミツ氏のせめて1/20くらいの規模でもいいから報じてくれればよかったのに……。
【小林恭治氏(こばやし・きょうじ=声優、ナレーター)8日午前1時2分、くも膜下出血のため東京都世田谷区の病院で死去。75歳。東京都出身。告別式は14日午前10時から東京都渋谷区西原2の42の1の代々幡斎場で。喪主は妻晴美さん。】
 ネット検索してみるとけっこう大勢の人々が小林さんの死を悼んでいるのだが、思い入れのある役柄(仕事)にずいぶんなばらつきがある。『おそ松くん』のイヤミ(初代)だったり、大鉄人17(ワンセブン)だったり、『レンズはさぐる』だったり。ちなみにオレの場合は、『スペクトルマン』のネヴュラの声と、『ひょっこりひょうたん島』のマシンガン・ダンディが浮かぶかな。藤村有弘氏に続いて、ひょうたん島オリジナルキャストが、また一人いなくなってしまった。伊藤悟氏(ゲイリブ活動家にして日本一のひょうたん島研究家)はどのようにこの訃報を受け取ったのであろうか。合掌。
 本日も朝から夕方まで出仕事。地下鉄にSUICAで乗って(……ホントに通れンのかよ? とやや疑い気味で)六時帰宅。夕食、入浴のあと、仕事。akaboshiくんから文学氏インタビューの下起こしデータが届いたので、それに手を加える。とはいえ彼はなかなか巧くて、構成をちょっと変えたり、語尾を整えたりする程度で済むのでホントに助かる。下手な人間のだと、全体を書き改めるくらいの手間がかかるのだ。作業はサクサク進み、レイアウトへの割り付けにまでかかれた。感謝! 零時まで作業してから就寝。明日も出仕事で早いので、今夜は『きらきらアフロ』は観ないのだオレ。
  1. 2007/03/20(火) 20:21:12|
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御本尊と声優は黒子

3月18日(日)

 七時起床。雑用のあと、今日も一日原稿書き。締め切りの迫っている『桃色en-count』用コラムにかかる。TBS「サンデージャポン」では、正式に引退表明をした飯島愛がサバサバした顔で出演していた。芸能仕事から身を退くのはわかったが、では次は何をするのか? という世間の関心に応える、こんな推察記事がネットに。
【IT進出でテレビから完全に消える飯島愛………………「本当は引退する気がないのではないか」とみられていた飯島愛が完全にテレビから消えることになった。それでも「いずれ復帰する」という声も出ているが、その可能性は限りなく低いというしかない。飯島は11日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS)でこう語った。「3月でタレントはやめます。(仕事は)3月の末で調整していただいています。去年、体調を崩してその時にいろいろ考えました。みなさん、ありがとうございました」ここまで思い切りよく“引退宣言”した裏にはそれなりの事情もあったようだ。引退が報じられた前後に飯島周辺でゴタゴタが取り沙汰された。「当初、飯島は持病の腎盂炎が悪化して、従来のペースで仕事をこなすのがきついのを理由に“休業”する方向で考えていたようです。しかし、そのことを事務所にきちんと話していなかったことで“勝手な動き”と思われてしまった。そのために飯島のマネジャーが事務所を辞める騒ぎにまで発展した。これは飯島にとって誤算です。トラブルになって仕事をやめるわけで、体調が回復して仕事を再開するにしてもハードルが高くなってしまった」(事情通)さらに、発売中の「週刊現代」が飯島の具体的な動きとして、奥菜恵の前夫で、IT企業「サイバーエージェント」の藤田晋社長との関係を報じている。飯島はITビジネスに熱心で、藤田社長が進めているブログ関連企業の広告塔になるといわれているのだ。「具体的な動きがあるのはまずかった。引退後はブログなどでの露出はOKでもテレビ出演するのは“ご法度”。4月から飯島を画面で見ることはない」(放送関係者)AV嬢からタレントに転身し、自伝本でガッポリ稼いだ“Tバックの女王”の見納めが近づいている。この騒動でAV時代の裏モノがネットオークションで高値で取引されているそうだ。】
 彼女は、身の処し方について天才的な閃きをもつ人であるから(フツーならば、たんなるAV嬢で終わっていた)、たぶん二手三手先まで見越した動きをしているんであろうな。大手企業の広告塔ならば、なるほどタレントほど身を削ることもなしにソコソコの見入りは期待できる。とはいえ、提携先の動向にソノマンマ左右されるわけだから、その場合の対応策も講じておく必要もあるわけだが。おごれるITはひさしからず、というのが昨今の教訓であるから、な。
 夕方、わたるくんの会を通じて顔見知りとなった朝日新聞のN記者から電話あり。三十分ほど、仕事半分プライベート半分の話を。彼女も次の土曜の伊藤文学氏の会には来てくれそうである。電話では、政治についても色々と意見を述べさせてもらったが、都知事選にはまた新たなメンツが加わった。
【ドクター・中松氏、都知事選に出馬へ………………発明家のドクター・中松氏(78)が18日、22日告示の東京都知事選に無所属で立候補する考えを明らかにした。近く正式に表明する。中松氏は「石原都政に対し、都民から『ごくろうさま』という声が上がっている。ほかに出馬を予定している人たちも落第点ばかりで、立候補を決意した」と説明。「東京を、世界中からあこがれられる都市にしたい」と述べた。中松氏は東大工学部卒。05年には、ユーモアがあり科学への関心を高めた研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」栄養学賞を受賞した。都知事選には91、99、03年と過去3回出馬していずれも落選。前回の得票は10万9091票だった。】
 黒川紀章氏からはドクター中松とおんなじ匂いがプンプンする、とアチコチで口にしてきたオレだが、なんとその御本尊が今回も立つことになったわけだ。本命・大穴・泡沫あわせて票がどのくらいバラけるものか、下手なギャンブルなんかよりもよっぽど面白くなってきた。
 九時くらいにはベッドについて、日曜洋画劇場『ヴァン・ヘルシング』を。ゴシックホラーの王道をジャパニーズオタク風味の大胆アレンジを加えた怪作(原作・菊池秀行……と言われても納得しそうな)だが、「やたら金のかかったパロディ同人誌」を読むような感覚で観ればそこそこ楽しめる。だが、主役の吹替えが山寺宏一なんで、主人公ヴァン・ヘルシングにどうしても“おはスタのヤマちゃん”の姿がだぶってしまい、ちょっと困った。声優はあくまで黒子、裏方に徹するべき、というかつての業界の不文律の意味を、あらためて痛感してしまったかも(笑)。
 零時就寝。来週は色々あって忙しいなぁオレ。
  1. 2007/03/20(火) 20:20:36|
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サンプラザと四半世紀前のオレ

3月17日(土)

 七時起床。起きて早々、パソコンに向かう。昼ごろ『バディ』原稿を仕上げて送信。その後も他の原稿と格闘し、四時すぎ外出。徒歩にて中野方面へ。いくつか本屋を覗いたあと、六時すぎ、中野サンプラザ八階の学習室。今日は、石坂わたるくんと、かつて薬害エイズ訴訟の最年少原告として全国に顔をさらして戦った川田龍平氏との合同勉強会である。櫻田宗久くん、尾辻かな子さんなどもやって来ていた。また『週刊SPA!』のK氏もいらしていたのでご挨拶をし、今週発売のセクシャルマイノリティ候補の特集記事の載った号をお送りいただいたお礼を述べる。あわせて『HGの呪い』も進呈。
 会は九時まで。出るとき、ここにはじめて足を踏み入れたときのことをふと思い出す。あれはもう二十六年も前の、やはり三月であった。松本零士センセイの『1000年女王』の劇場版アニメのイベントが、このサンプラザホールで開かれ、それを観覧したときが初来館であった。その後はわたるくんを含む七人で和民にて打ち上げ。たぶん他に言うヤツはいないだろうからと、イヤなことも含めて色々と話す。十一時まで飲み食いしてお開き。JRで帰途に。十一時半ごろ帰宅。入浴し、零時ごろ就寝。高校二年生だったあの日のオレ、まさか四半世紀後にこういう形でサンプラザに来るなどとは思ってなかったなぁ。
  1. 2007/03/20(火) 20:19:58|
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大妖怪と小山ゆうえんち

3月16日(金)

 七時起床。朝イチでソルボンヌK子先生より『薔薇族』に寄稿していただくコミックエッセイのネーム(=下書き前のラフスケッチ。おおまかな誌面構成案)がFAXで届く。先生一流のスパイスの効いた文学氏へのエールで、さすがの面白さである。読みたい人は来月発売の自力復刊一号をぜひ買い求められたし。
 曇天の中を九時、歯医者。終えて出ると、風花のようなものがちらほら舞っていた(一応、これがこの冬の初観雪なのらしい)。スーパーで食材の買い出しして十時帰宅。今日は天気がよくないので「遊びに出たい」気持ちもさほど騒がない。ありがたし。これで原稿書きに集中できる。本日のノルマは、コートコーポレーションのPR誌『CHECK』用原稿と『バディ』用原稿のおおまかな完成である。
 夕方のニュースで、ハリウッド化粧品の総帥、メイ牛山の特集を観る。なんと御年九十六歳! 妖怪・森光子よりも十も年上で、なのにいまだ頭も身体もピンピンしていて、事業家としても女としても現役(いや、性生活があるかどうかはわからんが、「あたし、ベッカムが好きよ」とグラビアを撫でながら言うのだから色情はある)なんだから、大妖怪だ。恐れ入る。恐れ入りすぎてちょっと怖くもあるが。山野愛子亡き今、日本の美容界の文字通り頂点であるわけだが、まだまだ当分、その座は誰にも譲りそうにない。こうありたいような、ありたくないような……(笑)。
 混迷の度合いをますます深める都知事選、こんな候補者も名乗りを。
【桜金造さん 都知事選に出馬の意向………………タレントの桜金造氏は16日、産経新聞の取材に対し、22日告示される東京都知事選に立候補する意向を明らかにした。19日に正式に出馬会見する。桜氏は出馬理由について、15日に中野区で開催された有力立候補者4人による公開討論会に行ったが、「同じ意見で応援しようとする人がいなかったので(自分で出馬することを)決めた」と説明。具体的な政策として、都民の生活保護申請はすべて受け付けることや、乳児院など子供に関する施設の全面支援などをあげた。】
 マニュフェストはいったい何なんだろうかね。「東京に小山ゆうえんちを作る!」だったら笑うのだが(笑)。まぁ、冗談はさておき、桜氏の出馬はやはり東国原宮崎県知事の誕生に刺激されたものなのだろうか。オレ的には、どのような経緯であれ一般人が政治に関心をもつのは悪いことではないと思うし、たとえ泡沫であれ、その部分に貢献できるのならば存在価値はあるのでは? と考える。
 原稿書き、九時すぎまで。入浴し、十一時すぎに就寝。早死にでも長命でもどっちでもいいが、「昨日は元気で、今日死んでる」というふうな最期を遂げたいもんであるよオレ。
  1. 2007/03/20(火) 20:19:05|
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封印と夏休みの宿題

3月15日(木)

 七時起床。天気がいいので古本屋巡りに出かけたくてたまらなくなるが(明日は崩れるという予報なので特に)、やらなくてはならない原稿がたまっているので遊び心を封印。オレの場合、月ナカが一番忙しいのだよ(ホントは上旬も下旬も忙しくなりたいのだが)。
 今日は一日中こもって原稿書き、と決めたのだがやはり集中できず、いくつかの原稿を順々にちょっとずつこなしていく。四つほど平行して書いていくのだが余計に集中できなくなり、遊びに行きたくて仕方なくなる。我ながら、まるで夏休みの宿題に取り組む子どものような(笑)。夏休みの宿題、オレの場合は毎年、十分の四くらいまでやって持っていき、センセーに怒られ、「九月中に全部やりきるんダゾ!」とせっつかれながら十分の七くらいまでやったあたりで教師側が言い付けたことを忘れてしまって、あとはウヤムヤ……というのがパターンであった。とはいえ今の原稿はさすがに十分の七だけでお茶を濁すわけにはいかないのである(当たり前だ)。
 食事・入浴などをはさみながら十一時ごろまでやって今日は終了。気圧の乱れもあってかベッドに倒れ込むようにして、すぐに就寝。明日はきっちり身ィ入れてやりますから、と誰に誓ってんだ? オレ。
  1. 2007/03/20(火) 20:18:23|
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クジラと無頼漢

3月14日(水)

 七時起床。朝のワイドショーで、こんなニュース。
【迷いクジラが救出の小型船に接触、漁師1人が死亡………………13日午前6時ごろ、愛媛県宇和島市三浦西の大内漁港で、体長約15メートルのマッコウクジラとみられるクジラが水深約3メートルの浅瀬に迷い込んでいるのを漁師が発見した。クジラを救出するため、地元漁協の小型船(全長6.5メートル)などが出港し、午後3時20分ごろ、漁師らがクジラにロープを巻きつけてタグボートで引航しようとしたところ、クジラが暴れて小型船に接触、乗っていた漁師ら3人が海に投げ出された。小型船は転覆した。2人は近くの船に救助されたが、漁業山本宣行さん(58)が行方不明になり、約2時間後に引き揚げられたが、死亡した。宇和島海上保安部などによると、当初、漁師らが沖に誘導しようとしたが、クジラは動かず、ロープで引っ張ることにした。事故当時、山本さんらの乗った小型船はクジラの頭部近くにいた。ライフジャケットは着用していなかったという。】
 最初はホノボノ系ローカルニュースという色合いだったのだが、だんだんとそれが変じていき、最後には悲惨な事故報道となってしまい、ずいぶんな起承転結ぶりに驚いた。人間と、それ以外の生き物というのは、物理的には同じ空間に存在してはいるけれど、それぞれ異なる理の世界に属しているので、こちらにすれば善意の施しでも、向こう側にすれば脅威や迷惑行為でしかないことも多々ある。そうした齟齬(そご)によって生じた悲劇の典型例であろうなぁこれは。浅瀬に迷い込んでくるようなクジラやイルカというのは方向感覚機能がイカれてしまっているわけだから、たとえ今回救えたとしても、いずれまたきっと同じ轍をふむことになろう。こうした場合は可哀想だが、人間はよけいな手を出さず、なりゆきに任すのが得策ではないかと思う。今回のような不運な事故を見たあとは特に、な。助かるヤツは自力で助かるし、死ぬヤツは死ぬ、ということだ。
 本日も朝から夕方まで出仕事。六時帰宅。夕食、入浴のあと、今日は眼精疲労がひどいので仕事はパスして寝床読書。嵐山光三郎『昭和出版残侠伝』(筑摩書房)。無頼漢的なヤツらがフツーにいたころの出版界の話というのは基本的に大好きなので(その手の話をいろいろ聞きたいから伊藤文学氏のそばにもいるのだ)一気に読み切ってしまった。零時すぎ就寝。せめてもう一世代早く生まれていたら、もっと面白い仕事が色々できたかもしれないのになぁ……と思わずにはいられないオレ。
  1. 2007/03/20(火) 20:17:29|
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ストーカーとスピリチュアル

3月12日(月)

 七時起床。本日も朝から夕方まで出仕事。ネットにこんな芸能ニュース
【石原真理子「占い師にだまされた」………………女優・石原真理子(43)が米滞在中の97、03年に男性へのストーカー行為で2度の逮捕歴があることが11日、分かった。03年時は、実刑判決を受け、125日間ラスベガス郊外の刑務所に服役したという。この日都内で会見し事実関係を認めたが、その陰で詐欺の被害に遭ったことも明かした。石原は、97年に好意を持っていたミュージシャン男性Rさんに年間30通の手紙を書いたことをストーカー行為とされた。フロリダの裁判所から18カ月の保護観察処分を受けたが、実は手紙を書いたのは、ある占い師のアドバイス。Rさんが薬物に手を出し、占い師に相談したが、結果的に4000万円をだまし取られたと告白。「だまされた。ストーカーという言葉が出てくることが、わからない」と釈明。さらに裁判では手紙の文面に知らぬ間に「殺してやる」といった文言が加えられていたという。03年には妻帯者で別のミュージシャンBさんと交際。それが夫人に知られ、警察から「30日間、彼に近寄ってはならない」と命令を受けたが、日にちを勘違いし期間終了前に会い逮捕され、実刑判決になったという。また、この2度の逮捕歴を報じる13日発売の週刊誌を名誉毀損で訴えることも明かした。】
 名誉毀損、という言葉を彼女が口にしたことにまず驚いた(笑)。まぁ、最近は暴力団ですら臆面もなくこれを盾にとることがあるそうだから、べつに珍しいことではないのかもしれんが。アウトローとしてのプライトなんてものはもはやこの世には存在しないのだろうか? なんて思うこと自体、時代遅れなのかもな。占い師ウンヌンの部分については特に驚くことではない。このテの人間があのテの輩に傾倒するのは至極当然な話であるから、「あぁ、やっぱり」という感想以外は、ない。オレ自身は占いとかいうものを一切信じないが、かといって「だから、なくしてしまえ!」なんてことを言うつもりもない。テーブルマジックのような“座興”としてなら、べつにあってもいいと思うのだ。ただしそれには条件がある。診る側の「どんな結果が出たとしても気にする必要なんかはないですよ。こんなものはあくまで座興ですから」と明言できる知性と、診られる側の「どんな結果が出たとしても気にする必要なんかはないな。こんなものはあくまで座興なんだから」と動じないでいられる理性、この二つが揃っているなら、なんら問題はないと思うのだ。しかし、日本人の気質から考えるとそれは無理。たいていの占い師も客も、これらを持ち合わせていないのである(理性や知性を持ち合わせている人間は、特別な研究者やスキモノでなければ占いなんてウサン臭いものには基本的に近づかない)。「自分の診立ては絶対なのだ!」と思い込む占い師と、そいつの言うことを盲信する客。オレに言わせればどっちも重病人なのだが、こういう輩が結び付いてしまうとホントに厄介である。オウムにしたって原理はこういうことなのだ。そうしたカルト的なものを叩く立場にあるはずのマスコミも、視聴率主義、部数主義(つまりは拝金主義)にとらわれて、逆にそのテの連中を擁護する始末。スピリチュアルブームなんてのも、ある意味、そうしたマスコミが作り上げたものである(七〇年代の超能力ブームのとき、朝日新聞は「そんなものインチキだ!」と断言したが、いまやテレビ朝日が『オーラの泉』なんてものを堂々と放映してるもんな)。バカに甘い国、というのもいい加減なんとかしてもらいたい……と思ったが、国家経営の根幹をなす政府与党からしてそちら側なんだから無理か。
 六時帰宅。夕食、入浴のあと、業務用メールなどいくつか。今夜はちょっと気分がざわつくので仕事はせず、寝床読書。『水曜どうでしょうclassic』観てから零時就寝。最近、バカが多くて疲れません? と桃井かおりみたいなことを思ってしまうぞオレ。
  1. 2007/03/15(木) 09:36:45|
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芸能界引退と国政進出

3月11日(日)

 七時起床。雑用のあと、原稿書き。「サンデージャポン」では、飯島愛がついに引退を正式に口にした。
【飯島愛、生番組内で今月末引退を明言「体調崩してキツイ」………………引退騒動の渦中にいるタレント、飯島愛(34)が11日、レギュラー番組のTBS系「サンデージャポン」に生出演し、引退を明言した。先週の生放送で「来週とかには、ちゃんと報告します」とコメントしていた飯島は、司会の爆笑問題から発言をうながされ、「タレントのお仕事は辞めます。3月末で調整させていただいてます」と、今月いっぱいでの引退を初めて正式に明かした。理由については「昨年末、体調を崩していろいろ考えました。わが身で仕事をするのはキツイな…」と語り、腎機能の低下による膀胱炎、腎盂炎の悪化を強調。一部でニューヨークへ移り住むと報じられたことには、「日本にいます。渋谷区とか、港区とかにいますよ」と否定した。出演番組の調整がつき次第、週明けにも引退が正式発表されそうだ。】
 考えてみればAVバブルの頃、黒木香だとか豊丸だとか、タレント活動にも進出したAVギャルというのが幾人かいたけれど、いまでもしぶとく生き残っている人間といえば、もはや飯島愛しかいないんじゃないか? バラエティに出はじめの頃は「Tバックの愛ちゃん」として、どこの現場でも必ず尻の食い込みの披露を要求され、そのつどホイホイと気楽に応じていたが、あの潔さはホントに見事だったな。世の中は小賢しい人間というのをもっとも嫌う、ということを心得ていたからこそできた「バカねーちゃん」ぶりっこだったのであろう。彼女がずっと芸能界の第一線に居続けられたのは、つねに自分にとって得になる(将来につながっていく)ポジションというものを見極め続けて来たからに他ならない。自然体に、奔放にふるまっているように見えて、じつは緻密な計算と気配りを絶えずやり続けて来たのである。とはいえ、それはホントに疲れる作業であるから、いつまでももつものではない。今回の引退も、やはり綿密な計算によって導き出されたベストタイミングな「勇退」なのだと思う。これ以上、無理して居残り続けてもただ晩節を汚すことにしかならない、という判断にもとづく……。
 朝方はかなり強い雨が降っていたが、昼前には上がり、その後は急速に回復。気圧が急ピッチで変動したせいかやたら眠くなり、一時半をすぎたあたりから一時間ほどオチてしまう。起きて夕飯。済ませて、五時前に外出。ちょっと買い物などしてから新宿二丁目へ。途中、新宿公園のトイレで用を足して出てきたら、偶然にもトイレを使いにきたakaboshiくんとばったり。彼は今日これから行くイベント「尾辻かな子 国会めざしてキックオフ!」に報道陣まじってビデオカメラをまわすのだ。まだ開場にはなっていないというので、ではまた後で、と別れてちょっと時間をつぶす。サテぼちぼち、と会場であるバー『九州男(くすお)』へ向かうと、ちょうどやってきた櫻田宗久くんとばったり。
 ビル内に入るともうすでにかなりの人数が並んでいた。客は後から後からやってきて、最終的には百八十人を超えたとか。尾辻さんは今、ゲイ・レズビアン界の寵児であるからソコソコ入るだろうなぁ、とは予想していたのだが、実際の入りはそれをはるかに上回っていた。政治系イベントにこれほどの関心が集まるとは、ちょっと意外であった。音楽イベント(元「東京少年」の笹野みちるさんも出演)というテイだからなのか、はたまた「コッカイギーン」という響きがイイからなのか、そのあたりの心理はまぁ各人色々あろうが、この熱気が持続・拡大していければ、はれて日本初の「同性愛者であることを公言している国会議員」誕生と相なるのだが……。スピーチコーナーでは、石坂わたるくんや上川あやさんら、区議会戦組の候補者たちも登場して意気込みを語っていたが、こちらにも皆ぜひ一票を投じてくれればいいと思う。地方行政と国政、双方から、ずっと多数派たちが取りこぼしてきた問題(たんにホモレズの事柄だけでなく)にスポットライトをあてていかなければいけない時期にボチボチきているのである。
 ライブは八時前に終了。オレは運良く最前列の椅子席に陣取れたのだが、後から来た人たちはスシ詰めの酸欠状態でかなり気の毒であった。出口が混み合っているので、顔なじみの朝日新聞の記者さんと『薔薇族』についてしばし話したりして時間をつぶす。先週、石坂わたるくんの会で同席はしたがご挨拶できなかった『週刊SPA!』の記者さんともぶじ名刺交換できた。『薔薇族』の自力復刊にも関心をもってくださったようなので、ぜひよろしくお願いします、とお願いしておく。
 尾辻さんを撮り続けるakaboshiくんの仕事っぷりをしばし眺めたあと、彼らにくっついて、二丁目・仲通りに本日オープンしたばかりだという尾辻事務所にお邪魔する。様々な人たちが集まってきており、皆の関心の高さを改めて感じた。ゲイはお祭り好きな人種だとよく言われるが、それはつまり「熱しやすく冷めやすい」気質だということである。今夜の勢いが尻すぼみすることなく、永続させられればいいのだが……と祈りにも似た気持ちを持ってしまった。
 十時すぎまで色んな人たちと話したあと、帰途に。十時半すぎに帰宅。入浴して零時すぎに就寝。機は熟した。いまこそ新たな一歩を踏み出すときなり、と思うぞオレ。
  1. 2007/03/12(月) 20:14:37|
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ネット中毒と誕生会

3月10日(土)

 七時起床。起きて早々、『桃色encount』(http://momoiro.encount.net/)用のネットコラム書き。これはアダルト向けサイトなのだが、それでも紋切り型でないホモレズの実態をノンケ側に知らしめていくのに、いくらかの役には立とうと考えてやっているのである。アダルトサイトというば、こんなニュースも。
【ポルノ小説サイトに中3実名=ショックで欠席、早退?名誉棄損で捜査・秋田………………インターネット上のポルノ小説投稿サイトに、秋田市の中学3年男子生徒の実名が書き込まれ、生徒がショックで学校を一時休んでいたことが10日、分かった。保護者から相談を受けた秋田中央署は、サイト運営会社に依頼して書き込みを削除させるとともに、名誉棄損の疑いもあるとみて捜査している。調べなどによると、この投稿サイトは、書き込みのあったポルノ小説のストーリーを、閲覧者がリレー方式で展開させていくもの。男子生徒は中学3年生の主人公として実名で登場し、同じく実名で書かれた同学年の女子生徒5人と校内などでみだらな行為を繰り返すという内容だった。18歳未満は書き込みも閲覧も禁止されているが、実際にはパソコンや携帯電話から誰でも見ることができる。昨年11月に男子生徒が書いたとの風評が校内に広まり、男子生徒は他の生徒から「お前のことじゃないか」「よう主人公」などとからかわれて書き込みを知った。男子生徒はショックを受け、翌12月から今年1月にかけ、断続的に休んだり、早退したりした。サイトのコメント欄には「学校休んでんじゃねー」「このまま家にいろ」などと中傷する書き込みが続いた。学校は調査したが、誰が書き込んだかは分からなかったという。】
 かつて大宅壮一氏は、テレビが世の中に急速浸透していったとき、「一億総白痴化」という危惧をいだいたが、テレビというのは一方通行なメディアだからのめり込むにしても限度がある。しかしネットというのはmixiに代表されるSNSだけに限らず、なんらかのリアクションというのが期待できるものだから、溺れる者はどんどん増える一方だ。こういう事件も、中毒者の増加に比例してどんどん多くなっていくことだろう。むかしは「テレビを見すぎるとバカになるぞ」とよく言ったが、「ネットをやりすぎるとクズになるぞ」と言うヤツは誰かいないのか?
 尾辻かな子さんサイドから依頼の来ていた応援メッセージを書いて送信してから、五時半、外出。ちょっと買物してから七時、新宿二丁目「うおや一丁」。今夜は鬼レズ・つっちーと、カミングアウトコンサルタント・かじよしみさんの合同誕生会があるのだ。参加者は総勢九名。まぁ、このくらいが全員でひとつの会話ができて丁度いい。不謹慎な話から堅い話まで延々と二時間。そのあとは、馴染みのレズビアンバーに流れるつっちー・かじ組と別れ、櫻田宗久くんらと四人でショットバーで一杯だけ呑む。十一時前に帰宅。入浴し、零時すぎに就寝。今日は他人の誕生日を祝ったが、来月にはオレと、自力復刊『薔薇族』の誕生を祝うのだ。
  1. 2007/03/12(月) 20:13:59|
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DTPと自己暗示

3月9日(金)

 七時起床。雑用のあと、九時、歯医者。終えて髪切り。済ませて十時半帰宅。シャワー浴び、洗濯機をまわしたあと、『薔薇族』のDTP作業にかかる。昼食、夕食をはさみながら、九時ごろまで延々と。締め切りの迫っているべつの原稿にも着手しなければいけないのだが、いったんやり始めると止まらなくなり、結局、『薔薇族』のみに終始してしまった。やむなく、「明日は夕方の外出まで、一日それだけに費やすぞ」と自己暗示をかけて十一時就寝。しかし『薔薇族』も今月中には全原稿を揃えなきゃなオレ。
  1. 2007/03/12(月) 20:13:24|
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撮影と見事な怪人ぷり

3月8日(木)

 七時起床。雑用アレコレ済ませたあと、ついこないだ終わったばかりなのに、なぜかまた始まったBS2の『赤毛のアン』再放送(まぁ、アンは何度見ても飽きないからオレ的には別にいいのだが)を見てから十一時外出。徒歩にて下北沢。一時に駅前に行くと、ちょうどタイミングよく、やってきたakaboshiくんと落ち合えた。今日は伊藤文学氏を被写体に、社屋跡地での写真撮影をすることになっているのだ。お宅に電話すると留守電。なので時間つぶしに跡地の様子を見に行くことに。跡地は先週見たときと変わらず地面がむき出しのまんまである。akaboshiくんはこうなったところを見るのは初めてだとかで、ちょっとショックを受けていた模様。
 再度電話するも、やはり留守電。「ひょっとしたら、いつもの店でご飯でも食べてるのかも」とakboshiくんが言うので試しに覗いてみると、果たしてその通りであった(笑)。文学氏をともなって、跡地へ引き返す。更地の真ん中に立っていただき、何枚か写す。と、いきなり足元のコンクリート片をヒョイと拾い上げ、なんの要求もしていないのにポーズをつけだす。やっぱ天性の怪人だわ、この人(笑)。その後、風呂場跡の一隅から、古い湯のみ茶わんや剥がれたタイルを見つけだすと、さきほどのコンクリ片と共に、記念として持ち帰る。途中で立ち寄った喫茶店では「ちょっとこれを水で洗ってくれないか」とカウンター上に置こうとしてマスターを慌てさせたり(結局、「ここでは泥は流せませんので……」と断られ、ビニール袋に入れてもらった)、いつも通りの文学っぷりを発揮し、「あぁ、文学氏はどんな苦境に立とうとも死ぬまで文学氏なんだなぁ」とオレをホッとさせたのであった(笑)。
 コーヒーをご馳走になりながら、来月発行目標の『薔薇族』の打ち合わせをする。先月インタビューを受けた雑誌『BUBKA』の掲載誌がまだ送られていないこと、くらたまの印象などもついでに伺う。
 お宅の前で別れて駅に着くともう四時。小田急線で新宿へ出て、西口のとんかつ屋で食事。済ませてわが家へ。akaboshiくんに、『薔薇族』のバックナンバーの中から、彼の連載用に引用する記事を選んでもらうのである。とはいえ、蔵書を披露したりと、色々と脱線し、すべて終わったときには十一時をゆうに超えてしまっていた。駅近くまで送ってから帰宅。入浴し、零時すぎに就寝。BS2における『赤毛のアン』は、関西ローカルにおける『じゃりン子チエ』みたいなものか? とふと思ったオレ。
  1. 2007/03/12(月) 20:12:49|
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「おふくろさん」と宇多田ヒカル

3月7日(水)

 七時起床。本日も朝から夕方まで出仕事。六時帰宅。芸能ニュースは飽きもせず、色々な人間を巻き込みながら、この話題を取り上げ続ける。
【八代亜紀「歌手はあくまで代弁者」………………演歌歌手の八代亜紀が7日、大阪市内で新曲「鰻谷」のキャンペーンを展開した。「おふくろさん」騒動については「(森と川内氏の)両方を知ってるから早く解決しないかな、と心配してる」とした上で「歌詞は大事なメッセージで、歌手はあくまで代弁者」との見解を語った。同席した作詞家のもず唱平氏は「最初に手を加えるときにひと言あいさつするのが筋。(川内氏は)実直な方で、そこまで怒られるのはよほどのことなのだろう」と話した。】
 たんに「森進一の度重なる不実さに川内先生の堪忍袋の緒が切れた」というだけのことのはずなんだが、ここまで拡大し、みんなが問題視するのはどうしてなんだろうか、と思う。「おふくろさん」というのがもはや国民的歌謡曲となってしまっており、個人間だけでどうこうできないようなレベルになってしまっているのは重々承知しているのだが、それにしたってなぁ……。もっとも、この騒動のおかげで宇多田ヒカル(および藤圭子)の離婚はあっけないほど話題にのぼらないですんだわけで、あちらの関係者としては森様々、川内様々かもしれんが。
 夕食、入浴のあと、零時ごろまで仕事して就寝。森VS川内先生のバトル、こうなりゃ最後まで見届けてやろうか、という気になってくるなオレ。
  1. 2007/03/12(月) 20:11:25|
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申告と東京タワー

3月6日(火)

 七時起床。胸焼けはなんとかなくなってくれた。午前中は国会の予算委員会の中継などをイージーウォッチングしながら確定申告の作業に没頭。終えて昼食。風邪はようやく収束した感じで、食欲も元の通りに戻る。
 食べて、部屋の片づけなど。終えて二時すぎから、昨年放映されたスペシャルドラマ『東京タワー』のメイキングと本編をみる。先週末、メイキング版のディレクターをやった神薫さんと、櫻田宗久くんを交えながら「どうして『東京タワー』がウケたのか?」というテーマで話して以来、観直してみたくなってウズウズしていたのである。主人公「ボク」のモデルであるリリー・フランキーという人物のことをなまじ見知ってしまっているため、大泉洋演ずる「ボク」への違和感がイマイチ拭えない観客は多い(オレもその一人)けれど、それでもやはりアノ久世光彦が死の直前まで心血を注いでいただけあって、ドラマの厚みはなかなかのものであった(何度観ても加藤治子さんがイイなぁ)。「九州」「昭和」という要素が丁寧に描かれていた(きっちり描こうと取り組んでいた)ところに非常に好感がもてる。いま放映中の月9版は、その二つを見事にさっぴいて、かわりにあの枠定番の「大都会の男女の群像劇」をはめ込んでしまっている。結果、いつもの通りの「月9ドラマ」になりましたトサ。
 夕食、入浴の後、六時ごろから『薔薇族』のページ作り。ちょっと頭の痛い某件のみ解決すれば、ほぼ目鼻がついた感じである。九時までやっていったん終了するが、ふとひらめいたアイデアがあって、十時すぎから再度作業にとりかかる。零時ごろまでやって就寝。仕事には、ついついのめりこんでしまうねぇオレ。
  1. 2007/03/08(木) 07:52:45|
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オタクと中原淳一

3月5日(月)

 七時起床。前夜、零時の段階で満腹状態だったので、当然のごとく起きても空腹感はなし。しかしとりあえず食事は規則正しく摂りたいので、菓子パンなどを強引に腹に押し込んでおく。本日も朝から夕方まで出仕事。ネットにこんなニュース。
【「オタク」、外国人観光客向けツアーの呼び物に………………日本では敬遠されがちだった「オタク」たちが、今、日本観光の呼び物のひとつとなっている。外国人旅行者の訪日促進を目指して政府などが進める「ビジット・ジャパン」キャンペーンでは現在、外国人観光客向けにに日本のアニメや漫画のサブカルチャーの中心地である東京の秋葉原の無料ツアーを提供している。同ツアーでは、ドイツ人・インド人・アメリカ人といった多国籍の旅行者が、ガイドの先導で迷路のような秋葉原の裏道にあるアニメのキャラクターのフィギュアやコスチュームの専門店などを訪ねる。海外からの観光客の多くは、オタク的なこだわりを格好のいいことととらえているようだ。ツアーに参加したアメリカ人観光客の1人は「人は誰でも、何か熱中するものについてオタク的な一面を持っていると思う」と語った。】
 オタクは英語圏ではそのまんま「OTAKU」として認知され、あちらでは「アニメ・漫画大国におけるエリート層」というふうに憧れの対象であるらしい。「ワタシモ、ハヤク、リッパナOTAKUニ、ナリタイデース」みたいなことを言ってる外人もいたりするが、当の本人たちはそのあたりには特に関心がないようだ。他人にどう思われているかよりもネット限定販売フィギアのGETが大事、というのがオタクの美学なのだ。 他者の評価なんぞイチイチ気にしてるようでは真のオタクにはなれません(笑)。
 オタクといえば、こんな話題も。
【「第1回声優アワード」授賞式を開催………………3月3日、東京アニメセンターにて「第1回声優アワード」授賞式が開催され、以下のように受賞者が決定した。
第1回声優アワード受賞者  
主演男優賞/福山潤
主演女優賞/朴ろ美
サブキャラクター男優賞/石田彰、宮田幸季
サブキャラクター女優賞/小清水亜美、後藤邑子
新人男優賞/柿原徹也、森田成一
新人女優賞/鹿野優以、平野綾
歌唱賞/水樹奈々
ベストパーソナリティ賞/浅野真澄
功労賞/大平透、池田昌子、小原乃梨子、向井真理子
特別功労賞/富山敬
シナジー賞/ポケットモンスター(50音順敬称略)】
 ……すまんがオレは功労賞、特別功労賞以外の面々は名前すらも知らん。昭和期の声優界は入れ代わりのあまりない、下克上が当たり前とされる芸能界においては隠れ里のような特殊なところだったが、いまや新人が毎年多数入ってきて、ちょっと気を抜くと淘汰されるようになったのだねぇ。
 昼にコロッケ弁当などを食ったら胸がやけて仕方ない。朝の菓子パンのせいもあるのだろう。予報通り、小雨がぱらつきはじめた中を六時帰宅。胸焼けおさまらないので胃腸薬を一服。腹が減らないので夕飯はリンゴのみで済ます。伊藤文学氏に電話し、氏をかこんでの月イチお茶会(伊藤文学の談話室「祭」)の今月の日程を正式に決める。今月は二十四日(土)午後二時から(集合は一時半に下北沢駅南口)、下北沢の喫茶店で、ということで決定。費用はお茶代実費+会費一〇〇〇円で、会費は『薔薇族』の出版費用の一部になります。『薔薇族』をご支援くださる方ならばどなたでも歓迎なので、参加希望者はこのブログのコメント機能の「管理者にのみ通達」を使って御予約ください。
 夕食、入浴のあと、メールチェックのみしてベッドに。今夜は作業はせず、読書のみに費やすつもりである。テキストは、土曜にネット書店から到着した『父 中原淳一』(中原洲一 中央公論社 1987年)。ちょっと複雑な内容のせいか、なかなか店頭では見つからず、これまでは図書館でしか触れられなかったのだが、ようやく自分のものにできた。これは、戦前・戦後を通して美少女画のカリスマとして君臨し、また『ひまわり』『それいゆ』などの伝説的少女雑誌の編集・発行人としても著名な中原淳一を父にもつ著者が、父子の絆や確執、別離などについて赤裸々に綴った奇書、である。晩年、妻子から奪いとるような形で淳一氏と生活を共にし、氏が寝たきりになってからは介護の一切を受け持ち、最期も看取ったシャンソン歌手・高英男氏(松竹のホラーSF映画『吸血鬼ゴケミドロ』で、最初にゴケミドロに寄生される人)に対する感情は、敵意・憎悪・憐憫・侮蔑といった負の系統が主だが、しかし反面、感謝や共感といった正のものも散見でき、人の心の機微というものを今さらながら考えさせられてしまった。父が、果たして世間の言うように同性愛者で、高氏とは風聞の通りの愛人関係であったのか、著者はある部分では認めるような言い方をし、また別の箇所では真っ向から否定したりもする。まぁ、血を分けた父親だからねぇ……。これはまったくの偶然だが、たまたまつけていた日本テレビ『極上の月夜』が宝塚の歴代男役特集で、淳一氏の妻(洲一氏の実母)である葦原邦子さん(宝塚時代は「アニキ」の愛称で人気をはくしたスタア。オレらの世代では『ケンちゃん』シリーズのお婆ちゃん役などでお馴染みの女優さんであった)の映像も流された。嗚呼、シンクロニシティ。
 『水曜どうでしょうclassic』を観てから零時就寝。オレの胸焼けは「おふくろさん」騒動のごとく、いまだおさまらず。
  1. 2007/03/08(木) 07:52:08|
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体力増強と意外な真相

3月4日(日)

 七時起床。なかなか抜けなかった風邪、おどろくほど鎮静化していておどろいた。これもドリンク剤のせいなのか。よっぽど体力が落ちてたんだな。ついでに眼精疲労も解消していた。あまりに効くので、起きて早々、またもぐいっと飲み干す。今日は確定申告のための作業をあれこれ。TBS『サンデージャポン』を観ると、こんな話題が。
【飯島愛“3月引退説”を生放送で否定………………昨日、一部スポーツ紙で体調不良などを理由に今月いっぱいで芸能界を引退することを検討していると報じられたタレント、飯島愛が4日(日)レギュラー出演しているTBS系『サンデージャポン』に予定通り出演。“3月引退説”を否定した。この日は報道陣が局入りする飯島を直撃することを予想し、番組側がSPを2人配備するなど厳重警戒。番組終盤でこの話題をTBSの青木アナから振られると「誰が言ってるの? 私誰にもコメントしてないのに……」と困惑気味。後ろに居たデーブ・スペクターを見ながら「凄く知ったかぶりでコメントしたでしょ?」と詰め寄った。しかし、引退に関しては「いつかは辞めたいと思っています。(今回の報道で)心配しているファン、関係者もいますしその時が来たら、ちゃんと報告します」とコメント。ただ、MCの爆笑問題から、彼女が同局でレギュラー出演している『中居正広の金曜日のスマたちへ』に引退特番を取られることばかりを気にする発言が飛び出すと「私の体調のことは心配していないの?」と苦笑していた。】
 しないと思うけどなぁ引退なんて。画面で観るかぎり、当人が一番困惑している様子だったし。まぁ、芸能人は怪情報が流されているうちが華、という気もするけどね。
 領収書整理など、三時ごろまでやって一段落。やたら眠くなったので一時間ほど昼寝。起きて雑用あれこれやってから支度し、五時ごろ外出。途中の郵便局で、昨日届いた資料の代金を振り込む。六時すぎになかのZERO着。石坂わたるくん、北丸雄二氏のトーク会に出席。今日は飛び入りとして、尾辻かな子大阪府議も参加していた。いろいろな方にご挨拶したあと、akaboshiくんと『薔薇族』の打ち合わせを少々。九時半まで話したあと、参加者十数人で連れ立って中野駅前のさくら水産へ。途中、ずっとノンケだと思っていた某青年がじつはゲイであったことを知って仰天する一幕も(笑)。ワイワイと語らいながら、たらふく飲み食いする愉快な席であった。翌日は朝から仕事の人も多いだろうに、結局、カンバンの零時までねばってしまった。新宿方面組のわたるくん、尾辻さん、かじよしみさんらとJRで帰途に。半前には帰宅し、入浴してそのまま就寝。若くもないんだから、深夜に満腹になっていかんねぇオレ。
  1. 2007/03/05(月) 18:54:06|
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顔合わせとおもしろ一家

3月3日(土)

 七時起床。世間は桃の節句だとかいうがだからどうした。起きて早々から『薔薇族』の作業。ネットにこんなニュース。
【矢吹春奈:奥様でスーパーヒロイン? ドラマ「美少女戦麗舞パンシャーヌ」主役に………………グラビアアイドルの矢吹春奈さん(22)主演の特撮ドラマ「美少女戦麗舞(セレブ)パンシャーヌ」(テレビ東京系)の製作発表が2日、東京都内であり、矢吹さんがセレブらしいゴージャスな「パンシャーヌ」のコスチューム姿で登場。「戦う愛のエレガント、美少女戦麗舞パンシャーヌ、参上」と見事にポーズを決め、ドラマをPRした。
 ヒロインは、東京都杉並区在住の主婦、由美子(矢吹)。高校時代、神様(猫ひろし)の命でスーパーヒロイン「美少女戦士フローレンス」として活躍していた過去を持っていた。スーパーヒロイン生活に疲れ、高校卒業と同時に普通の女の子に戻った由美子は、その後外資系企業に勤める夫健介(大熊啓誉さん)と結婚、ごく普通の生活を送っていた。そんな由美子の前に再び神様が現れ、「美少女戦麗舞パンシャーヌ」になるように命じる。奥様兼スーパーヒロインとして、宇宙とご町内の平和を守る生活が始まる……という物語。「美少女仮面ポワトリン」(90年)や「不思議少女ナイルなトトメス」(91年)など一連の変身美少女ものを手がけてきた浦沢義雄さんが脚本を手掛け、コスプレショプ最大手の「COSPATIO」が衣装協力する。】
 フジテレビの不条理ファンタジー枠が、九十三年の『有言実行三姉妹シュシュトリアン』を最後に幕を閉じてから十四年……ふたたび浦沢節に触れられるのは嬉しい限りである。ストーリー的にはポワトリンのセルフオマージュという感じだが、二十一世紀版はどこまで華麗にばからしく作ってくれるのか、期待して観たいと思う。
 五時半までやって外出。六時すぎ、新宿駅西口地下にて神薫さん、櫻田宗久くんと待ち合わせ。今日は薫さんに頼まれて、櫻田くんを紹介するのだ。近くの喫茶店であれこれ話す。基本は仕事のことなのだが、久世光彦さんのこと、昨今のテレビのこと、ドラマのことなど多岐にわたる。ふと隣のボックスのおじさんの読んでいたスポーツ新聞を見たら、一面にこんなニュースが!
【宇多田ヒカルが離婚、4年半の結婚生活………………歌手宇多田ヒカル(24)が今月2日に夫で映像作家の紀里谷和明氏(38)と離婚したことが3日、分かった。公式ホームページで2人が連名で発表。4年半の結婚生活にピリオドを打った。宇多田は「国際的な活動をしながらの擦れ違い」とつづっている。一方で、昨年のツアーの演出をめぐり、紀里谷氏と宇多田の父照実氏の意見が食い違ったともいわれ、両家の心情的な摩擦もあったようだ。宇多田の離婚発表も、結婚発表と同様に電撃だった。02年9月6日に19歳での電撃結婚を公式HPで発表してから4年半。離婚の報告も同じHPでこの日発表した。宇多田は「互いに変化する中で思い描く未来図や夫婦像の方向性に徐々にズレが生じた。国際的な活動をしながらの擦れ違い生活の中で、コミュニケーションが不足してしまったのも大きな理由です」とつづっている。】
 宇多田家と決別しても大丈夫なのか? 紀里谷氏。業界内は知らないが、世間的には「名作アニメを好き放題にいじくりまわして変な映画を作った宇多田ヒカルの亭主」という認識しかもたれてないぞ。紀里谷和明、という名前をフルネームでそらんじられる一般人が、はたしてどれくらいいるものか?(オレはそらんじられなかった。紀里谷義昭、とか言ってしまう) もっともオレの興味をそそったのは、娘の離婚のオマケみたいな感じで報じられていた藤圭子の離婚のほうだが。
【何度目?宇多田両親も“恒例離婚”………………宇多田の両親、宇多田照實氏と藤圭子も離婚していたことが分かった。スポニチ本紙の取材では、昨年春ごろに離婚。夫妻は81年6月に結婚後、86年に離婚し、そのわずか2週間後に復縁するなど、離婚と再婚を何度か繰り返してきた。今回の離婚は通算6、7回目とみられる。結婚時から娘夫婦をバックアップしてきた照實氏はこの日、所属レコード会社のホームページ上で「2人から事前の相談は受けていたが、僕自身も同じ女性と結婚・離婚を繰り返し、この件に限り、立派なアドバイスや意見をする立場にないことは理解していました」と説明。離婚に至った理由を「2人とも仕事に対する姿勢は異常なほどの繊細さと集中力にあふれ、黙々と作業に没頭する。似すぎた2人の中にプライベートで意見のすれ違いや会話が不足していったことは想像がつきます」と明かした。】
 ワハハハハ、世の中に、周囲の人間から「たぶん六度目か七度目くらい」なんて言われてしまう離婚は、たぶんそうそうないと思うぞ(笑)。
 おもしろ一家のトンデモ離婚報道のかたわらで、地味だがちょっとイイ話題も。
【中学生日記に近藤芳正が登場…過去にも中学生役で出演………………人気ドラマや映画で活躍する名バイプレーヤー、近藤芳正(45)が4月7日スタートのNHK教育「中学生日記」に出演することになり2日、東京都渋谷区の同局で会見した。同ドラマは名古屋放送局の制作で昭和37年から続く長寿番組。生徒役は名古屋市の現役中学生が演じているが、近藤は昭和51、52年度放送に中学生役で出演しており、その経験が俳優を目指すきっかけになったという。30年後、父親役で“デビュー作”に出演するめぐり合わせに「不思議な感じ」と語っていた。1年間で計4回出演。】
 あの番組は他にも、竹下景子、三ツ矢雄二、戸田恵子なども輩出しており、じつはけっこう俳優界のエリートコースだったりするのだ。かつてお世話になった古巣に、一人前になった卒業生が恩返しをする……。義士・川内康範先生もきっと「よし!」と微笑まれることであろう(笑)。
 二時間ほど話したあと、新宿駅で二人とわかれて帰途に。てんやで食事し、途中の薬局で栄養ドリンクをワンケース買って九時帰宅。ポストに、先週ネット注文した資料が届いていた。入浴後、服薬と併せて、ひと瓶のんで十一時就寝。これが効くといいんだがなぁオレ。
  1. 2007/03/05(月) 18:53:22|
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胸毛と幾三

3月2日(金)

 七時起床。雑用少々こなしてから、九時、歯医者。終えて買い物して十時、帰宅。今日は一日、『薔薇族』の作業に費やすことに。
 フジテレビで人気を博した子ども番組がソフト化されるという。
【ウゴウゴルーガ13年ぶりの再会!「胸毛生やしていやらしい」………………平成4年から1年半にわたり放送されたフジテレビ系子供番組「ウゴウゴルーガ」が初めてDVD化されることになり1日、東京・台場の同局で発表された。会見には、当時小学3年生だったルーガちゃんこと小出由華(22)とウゴウゴくんこと田島秀任(22)が出席。巨乳アイドルとして活躍する小出は13年ぶりに田島と再会し、「私の家に泊まりに来て一緒にお風呂に入ってたのに、胸毛なんか生やしちゃって、いやらしい!」と言いながら田島の胸毛を引っ張り、子役のころと変わらないおてんばぶりを発揮していた。】
 こらこらっ、外気に触れない部位に生えてるものだけに、胸毛は引っ張られるとけっこう痛いんだから、引っ張ってはいけませんルーガちゃん! ウゴウゴくんの逆鱗に触れますよ。逆鱗といえば、この騒動にこんな笑える展開。 
【吉幾三“代打”に名乗り「おふくろさん歌うのは私しかいない」………………歌手の吉幾三が1日、森に代わる「おふくろさん」の歌い手に“立候補”した。川内氏の自宅がある青森県出身の吉が“代打”に名乗りを上げた。ちょうどデビュー35年目に入るこの日、東京・上野で記念新曲「ありがとうを言いたくて」の発表会を行った吉。報道陣から森・川内騒動について問われ「おふくろさんは名曲ですから。森さんが歌わないとしたら、私しかいない」と目を見開いた。事の発端となった歌詞の付加に関しては「(作詞家として)僕はどうでもいいと思う」と持論を展開。特に2人と親交もないが、三沢空港で1度バッタリ出くわしただけという川内氏について「雲の上の人。尊敬できる」と話し、「いくつ年を取ってもお師匠さんはお師匠さん」と森にオトナの決着も促した。ただし、青森に住む目の不自由な82歳の母への思いは抑えきれず、「おふくろさんを歌うと母を思い出し涙が出てくる。母が生きているうちに歌いたい」と最後までやる気をみなぎらせていた。】
 冗談ごかした本気、本気っぽい冗談、どちらともとれるが(なにしろ言葉の主が吉幾三だからな)、森への憤りが日に日に高まっている川内先生だから、意外と「あぁ、歌うがいい」くらいのことは言い出しかねない。我々もながらく「おふくろさん=森進一」というマインドコントロールにかけられてきていたから、ここらでその呪縛から解き放たれてみるのも悪くないかもしれんな。意外とイイかもよ、吉幾三の「おふくろさん」も。
 DTP作業、十一時まで。終えてすぐ就寝。オレは聴いてみたいぞ吉幾三の「おふくろさん」(笑)。
  1. 2007/03/05(月) 18:52:36|
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スッキリと更地

3月1日(木)

 七時起床。朝食、服薬。午前中は『薔薇族』の作業。DTPなど。正午近くに外出。徒歩にて下北沢まで。ゴタゴタの主とゴタゴタの決着をつけるべく。途中の郵便局で『クレイジー・ヤン』の代金を振り込んだりしつつ、約束の喫茶店に一時四十分ごろ着。待ち合わせは二時だったのだが、ムダな時間はもはや一秒たりとも費やしたくないので、「当初の約束通りでも結構ですが、もしも可能であればいらしてください」とメール。ほどなく相手が来たのでそこで二時間近く不毛な論議。「常識」も「同義」も「プロ論」も双方一部分たりとも符合していないのだから、どれだけ話したところで交わるわけもないのであるが、とりあえず「今この瞬間より、今後一切の関わりを断ち、今後一切お互いの名および話題を口にせず、誰かに関係を訊ねられた場合は『絶縁いたしましたので知りません』とのみ答える」という約定を交わすことができたのでよしとすべきか。少なくとも、これからそちらの問題でわずらわされることはない。あー、スッキリした。
 せっかく下北沢まで来たのだから、と文学邸の跡地に行ってみると、みごとに真ッ平らな更地になっていた。移植できたらしたいなぁ、と思っていた庭の薔薇もきれいさっぱりなくなっていた。またひとつ、オレの愛する「昭和」が失われてしまった。特集構成用に、昭和四十九年分『薔薇族』の全バックナンバーを借り受けたいと文学氏に電話すると、「今日はちょっとマズイなぁ……」と渋っていたが、スケジュールが大分おしてきているので強引に頼み込み、十分ほどお邪魔する。「『薔薇族』がスポンサーなしに復刊する」ということにリアリティを持っていただこうと、上がっている分のレイアウトをお渡しし、エッセイ原稿の催促などね。オレは本来、とにかく相手に気を遣う(あまりに遣いすぎてグッタリしてしまい、その結果、無愛想になってしまうのだ。つくづく折衝には向いてない男である)タイプで、たとえば「今日は来られると困るなぁ」と言われれば「あ、ではまた後日」とたやすく折れるのだが、今回はちょっとアセっているのでサラ金の取り立ての百分の一くらいの図々しさを発揮、である。
 バックナンバーをお借りして、小田急線で帰途。五時前に帰宅。夕食、入浴のあと、借り受けて来た資料の読み込み。文学氏の執筆記事の中にいくつか、胸の熱くなるようなものがあり、再録をしようと決める。櫻田宗久くんから仕事がらみの電話あり。彼もなかなか頑張っているようで、聞いていて励みになる。零時就寝。高い目標をかかげて日々の鍛練を怠らない人間というのはやっぱり付き合ってて気持ちイイねぇ、とつくづく思うオレ。
  1. 2007/03/05(月) 18:51:56|
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のび太とふたり雑誌

2月28日(水)

 七時起床。本日も朝から夕方まで出仕事。風邪はなんとか快方にはむかっている模様なのだが、しかしその速度たるや虚弱体質な牛歩のごとし(一歩すすんでは小休止、という感じ)。ネットニュースにこんな「あ、そうか! 言われてみれば確かに似ている」という“目からウロコ”のニュース。
【えなりがのび太!実写ドラえもん!………………俳優のえなりかずき(22)が、テレビ朝日系「疑問・難問・ドラえもん!?教えてグルメ謎解きSP?(仮)」で「ドラえもん」史上初となる実写版・のび太を演じることが27日、分かった。ドラえもんが「食」にまつわる疑問の数々を解決する教養バラエティー。のび太の部屋を忠実に再現したスタジオに、疑問&難問を抱えたゲスト(相武紗季ら)が登場。“えなり”のび太が番組進行役となり、案内人のドラえもんをサポートする。幼いころから、ドラえもんの大ファンだったというえなりは、のび太役が決まり「やった! 来た! 夢が実現してうれしい」と大興奮。「最近、アニメの実写版がよく作られているけど、僕がやりたかったのは、昔から親しみのある“ドラえもん”しかなかった」と思い入れも十分だ。「メガネをかけた瞬間にテンションが上がった。のび太は、僕にとって大事な友達。そのイメージを壊さないように頑張りたい」と意気込んでいる。】
メガネをかけたところを一度も観たことがないので、これまでまったく想定の範囲外にいたえなりかずきであるが、言われてみれば、まさにのび太にピッタリである! いや?、このキャスティングをした方、お見事! ついでにスネ夫役として、『渡鬼』一部・二部でえなりのイジワル従兄を演じていた、伊藤“電車男”淳史を起用してくれたら嬉しいぞ。あと、ドラえもんの声はぜひピン子で(笑)。
 六時帰宅。郵便受けに、ツルシカズヒコ・ワタナベコウご夫妻がふたりで編集・発行しておられる雑誌『Crazy Yang(クレイジー・ヤン)』(http://www.watanabe-kou.com/crazyyang/)の最新号が届いていた。あちらとは一面識もないが、大手版元がダメダメ雑誌しか作れなくなり、雑誌文化そのものが衰退し絶滅危惧種になりつつある昨今、「ならば自分たちの手で納得のいく雑誌というものを模索していこうじゃないか!」という気概をもってリスキーな道に進まれているお二人には少なからずシンパシーを感じているので、エールのつもりで毎号購読することにしているのだ。
 夕食、入浴、『薔薇族』の作業とこなして十一時半就寝。志、というものが忘れ去られようとしている現代、たとえ少数派でもいいから、それを貫く者たちがいなければ世の中は続いていても意味がないと思うぞオレ!
  1. 2007/03/05(月) 18:51:20|
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