本日の○○(仮)

いろんなモノを書いたり『薔薇族』作ったり、幅だけはやたら広くやってるおっさんの身辺雑記です。オレに関心ない方にはあまりお勧めできないかもね(笑)。

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台風一過とレズビアン心中?

9月7日(金)

 10時頃から仕事。スクラップ作業。朝のうちこそ風雨が残っていたが、じょじょに「フツーの雨」になり、昼頃にはあがってしまった。『バディ』連載のゲラに朱入れをして返送し、正午すぎ、外出。JRで中野へ。北口で、劇団フライングステージの俳優、石関準くんと待ちあわせて、サンモール商店街へ。かつやで昼食をとりながら世間話などアレコレ。秋から受け持つ予定のパフスペース講座で資料として使うビデオを借り受ける。食後、中野ブロードウェイのなかをぶらつき、食玩フィギアの店などをあちこちひやかしてまわる。
 地下のクレープ屋でお茶をしてから4時すぎ、駅前で別れる。途中のスーパーで買物などしながら徒歩にて5時ごろ帰宅。やや季節外れではあるがおでんを作る。夕方のニュースでこんなものが。
【遺体は短大同級生2人 長崎市のラブホテル、無理心中か………………7日午前11時ごろ、長崎市丸山町のラブホテルの男性支配人から「ベッドで若い女性が動かなくなっている」と110番通報があった。長崎署員が駆け付けたところ、5階の1室のベッドであおむけで倒れている長崎市内の私立短大生(19)の遺体を発見。首に絞められたようなあとがあった。同じ部屋のトイレで、同市内の私立短大生(20)がカーテンレールにひもをかけて首をつって死んでいた。調べでは、2人は同じ短大の2年生で友人だった。目立った外傷や着衣の乱れはなかった。室内は荒らされておらず、財布なども室内にあった。部屋は鍵がかかっていた。遺書はなかった。2人は6日の午後、一緒にこのホテルに入室したらしい。県警は、無理心中の可能性が高いとみて、ベッドで見つかった短大生の遺体を司法解剖して詳しい死因を調べている。 】
 なんだろか、やっぱりレズビアン心中かしらん? と家人と話す。まあ、こういうケースの場合はマスコミもあまり後追い取材はしないので(これが痴情殺人とかなら話は全然異なるが)、これ以上詳しいことは報道されないだろうなあ。
 10時ごろまでやって、本日の「カルトさん」は終了なり。
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  1. 2007/09/23(日) 10:54:03|
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台風とノンキな日本人

9月6日(木)

 空を見上げれば、台風の眷属たる曇天。8時すぎから仕事。どんよりとして湿ったなかを10時、近所まで買物に出る。今夜到来予定の台風はかなりの大型で、しかも関東地方を直撃するとのことだが、まだかろうじて雨はおちてきていない。
 小1時間でもどり、仕事の続き。『桃色encount』コラムなど。雨はどんどん強さを増してきている。テレビをみれば、台風中継恒例の「新宿駅南口改札前取材」が。あそこは巨大ターミナル駅で、しかもひとつのフレームのなかに改札内と公道を一緒におさめられる貴重な場所であるからなあ。こんな状況下でも「飲みに行こうか帰ろうか迷ってます」とニヤニヤしながら答えるサラリーマンがいて、日本人のノンキさ(世間はどうでも自分だけは大丈夫、という根拠のない自信)というのを改めて考えさせられてしまった。
 10時ごろまで原稿書きしてから本志津の「カルトさん」は終了である。
  1. 2007/09/23(日) 10:46:54|
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スコールとインタビュー取材

9月5日(水)

 スコールのような感じに、急に雨が降ったり、晴れ間が見えたりという天気。接近中の台風のせいで気圧が乱れまくっているんだろう。
 9時ごろから仕事。某プロジェクトについての企画書作成。途中までやって正午すぎ、外出。編集チーフ・akaboshiと伊藤文学氏のインタビューを撮りに下北沢まで向かう。電車に乗り込んだあたりで強い雨。いやだねえ、こういうのは油断できなくて。
 1時すぎ、文学邸。訪ねると、ほぼいつも通りの様子で安心。腰の痛みは加齢のためのもので特にこれといった治療法がなく、体操などで腰まわりの筋力をつけるしかないらしい。マンション下の海鮮居酒屋でお昼をご馳走になりながらアレコレ話したあと、自室へ。特集がらみのインタビュー取材。小1時間で終えて、辞去。小田急線にて帰途につき、買物をして4時すぎに帰宅。ちょっとスーパーに入っている間にまた雨が降り出していた。ったく……。
 夕飯をとってから仕事。『薔薇族』原稿書き。9時ごろまでやって、本日の「カルトさん」は終了なり。
  1. 2007/09/23(日) 10:37:57|
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執念と最終講義

9月4日(火)

 9時ごろから仕事。スクラップ作業をえんえんと。ネットにこんな悲願達成のニュース。
【「ウルトラセブン」アンヌ隊員がヌードに………………「ウルトラセブン」(昭和42年)で友里アンヌ隊員を演じた女優、ひし美ゆり子(60)が、11月に公開される映画『真・女立喰師列伝』でヌードシーンを披露する。「年月の経過を思わせない美しい仕上がりで、大人の女性を感じる」と関係者。背中に金魚の刺青を入れた謎の“立喰師”役を演じるひし美だが、本人も「アートを感じさせる」と気に入った様子。テレビにかじりついてアンヌ隊員を眺めていた世代には、たまらない作品となりそうだ。同作はアニメ映画『うる星やつら ビューティフル・ドリーマー』などの脚本で知られる押井守監督が原作者。本作品では総監督も務めている。押井監督はアンヌ隊員の熱狂的ファンといい、再三にわたるアプローチをひし美が受け入れた形だ。】
 執念だ……これを執念と呼ばずになんと呼ぶ。しかしまあ、押井監督あたりの世代(オレより一世代上)の人にとってはなかば伝説化している女優さんであるからなあ。アンヌ隊員で性にめざめた、という男性は数多いと聞く。ちなみにオレの場合は誰だろう? 高野浩幸か?
 6時すぎ、外出。徒歩にて早稲田の「パフスペース」まで。7時よりパフスクール「女を愛する女たちの物語」の最終講義。途中参加で、おまけに講師の沢部ひとみさんが体調を崩して入院するなどして中断するなど、波乱万丈な受講ではあったが、しかしそれだけに思い出深いものにはなった。
 9時半ごろ終わり、高田馬場駅前の居酒屋で行なわれる打ち上げに参加することに。と、外は強い雨。ホントに油断できん空だなあ、最近は。ちょうど来ていたバスに一同で乗り込む。Suikaで料金を払おうとしたら「それは旧式のやつなんで使えません」と。なんじゃそりゃ。利用者に内緒で勝手にややこしいことをしないでもらいたい。
 駅前の土風呂の個室にて打ち上げ会開始。9割5分が女性の酒宴だが、セクシャリティの掘り下げに熱心なメンバーばかりなので、こちらが舌をまくほどに大胆な話題が飛び出す。オナニーについても盛り上がり、情報交換あれこれ。いやあ、楽しいねえ。カンバンの11時半まで飲んでお開き。出ると、一応、雨は止んでいた。徒歩にて零時前に帰宅。もはや何もする気がおきず、そのまま本日の「カルトさん」は終了なり。
  1. 2007/09/23(日) 10:28:25|
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ホンネと特に驚きゃしない

9月3日(月)

 出稼ぎから6時帰宅。ネットには香ばしいニュースがふたつ。
【橋下弁護士を提訴=テレビで「懲戒を扇動」………………大阪弁護士会所属の橋下徹弁護士がテレビ番組で、山口県光市母子殺害事件の差し戻し控訴審の被告(26)弁護団に対する懲戒請求を扇動したとして、このうち今枝仁弁護士ら4人が3日、橋下弁護士を相手に、1人当たり300万円の損害賠償を求める訴訟を広島地裁に起こした。
 訴状などによると、橋下弁護士は5月27日に西日本を中心に放送された民放番組の中で、同弁護団の弁護活動に触れ、「もし許せないって思うんだったら、一斉に弁護士会に対して懲戒請求掛けてもらいたい」などと発言し、視聴者を扇動した。差し戻し審の弁護団に対する懲戒請求はそれまで1件もなかったが、放映後、今枝弁護士ら4人それぞれに300件を超える請求が広島弁護士会に届いた。このため、弁明書や資料の提出などの負担を強いられ、弁護活動に不当な重圧を受けたなどと主張している。】
 今回の争点となっている問題の番組内容というのを再現で見たが、かなり微妙だなあ。懲戒請求という世間にあまり知られていない制度(権利)の存在を一般人に知らしめる、ということ自体はいいと思うのだが、「ね、だから要求書を送ってくださいよ」といった感じでカメラに向かって訴えかけてしまったのはちょっとやりすぎという気もしないではない。まあ、あの弁護団には嫌悪感を感じているし、気持ちとしては橋下氏を応援したいんだが。ただし、今回の件は行き過ぎな気はするが、「弁護士は法律関係者ではなく、民間人の利益を最優先せよ」という橋下氏の考え方にはおおいに賛同するし、自身の仕事もスタンスも彼のそれとおなじベクトルであると自負している。ま、あんなヤツらに負けてほしくはないんですよ、ぶっちゃけた話、ホンネでは。
【「乙女のカリスマ」嶽本野ばら容疑者、大麻所持で逮捕………………映画「下妻物語」の原作者として知られる作家の嶽本(たけもと)野ばら容疑者(39)=本名・嶽本稔明、東京都渋谷区代々木3丁目=が大麻取締法違反(所持)容疑で警視庁新宿署に現行犯逮捕されていたことがわかった。容疑を認め、「海外で興味本位で大麻を吸い始めた。日本に持ち帰ったこともある」と供述しているという。家宅捜索で自宅からも乾燥大麻と、吸うための道具が見つかった。調べでは、嶽本容疑者は2日午後5時15分ごろ、新宿区歌舞伎町の路上で、乾燥大麻0.22グラムをズボンの右ポケットに隠し持っていた疑い。パトロール中の新宿署員が職務質問し、大麻を見つけた。】
 ずっと昔、「嶽本野ばらってヤツぁ、男のクセしてスカートなんか穿いてて気持ち悪いなあ。ホモなんじゃねえか」と話してた古本屋のオヤジのことを書いたが、野ばらセンセイの話題がこの日記に登場するのは二度目である。まあ今回はずいぶん不名誉なネタでだが、しかしアノ手の作家さんの場合、こうした事件を起こしても特に驚きはしないよな。中島らも氏のときもそうだったし。この次にアゲられるとしたら、どう見てもやってそうな風貌とキャラクターの、あのベストセラーの人かな?(笑)
 11時くらいまでスクラップ作業をやってから、本日の「カルトさん」は終了なり。
  1. 2007/09/17(月) 21:34:04|
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体調悪しと餃子

9月2日(日)

 9時すぎめざめる。シャワー浴びて、仕事を……と思うが頭が重くて働かない。なので今日はスクラップに専念することに。ネットにこんなニュース。
【本家アムロとガンダム芸人が競演………………ガンダムシリーズ最新作『機動戦士ガンダム00(ダブルオー)』の第1話特別先行試写会が9月1日(土)に都内で開催。舞台挨拶では、アムロ・レイの声優としてお馴染みの古谷徹が“ガンダム芸人”若井おさむに「偽者ですか?」と詰め寄る場面もあり、笑いを起こした。 出演声優陣の舞台挨拶後に、今作のナレーターを担当する古谷と若井、自称“芸能界一のガンダム好きタレント”土田晃之がゲストとして登場。この日が誕生日という土田は、最新ガンダムのプラモデルをプレゼントされると「35歳にもなって、ガンプラをもらうとは…」とテレ笑い。水島精二監督に向かって「つまんなかったら、ボコボコにするからな」と笑いながらエールを送った。 若井は隣に本物(古谷)がいるのもお構いなしにアムロ声を轟かせると、古谷は「若井さんて、アムロの偽者ですか? 僕がうまくガンダムを使えるんだ!」と本家・アムロ声で攻撃。するとめげずに「僕のほうがうまくガンダムを使えるんだ!」と応戦し、爆笑を誘った。】
 若井・古谷というのは、若井がブレイク(一部で)するきっかけとなった『笑いの金メダル』でもあったが、顔もちょっと似てるんだよな。若井にはそのうち戸田恵子とも共演してもらい、「マチルダさんて、強い方なんですね」とか言ってほしいなあ(オタク的妄言)。
 えんえんとスクラップし続けるが、2時ごろ、いいかげん意識が遠のいてきたので昼寝。しかし今日は涼しいなあ。何もかけずに寝てたら寒いくらいである。昨夜(正確には今日未明)Tちゃんが「もうこのまま秋になっちゃうんじゃないですか」と言っていたが、そんな気もしないではない。
 目が醒めたら5時すぎ。疲れはだいぶ抜けたが、しかし肩がメッチャ凝って痛いくらいである。なので、シャワーを浴びて身体を温め、患部をほぐすことに。眼精疲労のためかちょっと頭痛。それをおして7時、ちょっと外出。王将で餃子定食。スタミナをつけたせいか、食べ終わったら、頭痛もずいぶん収まった。帰って、ちょっとメールを出してから、大事をとって今日は終了。湯舟で温まってからすぐ寝ることに。というわけで本日の「カルトさん」は9時前に終了である。
  1. 2007/09/03(月) 23:05:05|
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パフナイトと長?い一日

9月1日(土)

 涼しい日々、更新中。窓を開けて寝たら寒いくらいだった。8時くらいから仕事。1日1コラムをやってから、『薔薇族』原稿。朝青龍がらみのワイドショーを見ていると、横綱審議委員の内館牧子が出てきたのだが、その顔が『ルパン3世』のマモーそっくりで驚く(笑)。
 5時、外出。早稲田のパフスペースへ。今夜のイベント「パフナイト/選挙をふりかえる──レインボーは蜃気楼だった?!」にパネラー出演するのだが、スタッフとしての会場設営サポートもあるので、早めに行っておく。着くと、すでにパネラーのひとり、レインボーカレッジの遠藤まめたくんが来ていた。買い出しの手伝いをしたり、椅子を並べたりしているうちに、あっという間に客入れ時間の6時半。サテどのくらい入るものか……とあやぶむ声もあったが、いざフタをあけると40人以上の人出で、椅子席はすべて埋まった。かなり長くなりそうな予感がしたので7時かっきりにスタート。尾辻かな子事務所に一般ボランティアとして参加した6名(オレ含む)をメインパネラー、会場のお客さん全員をサブパネラーとして、「どうして尾辻かな子候補は勝てなかったのか?」というクエッションに対する自分なりの回答を開陳していく、という趣向である。ちなみにオレが述べたのは、以下のような内容。
「理由(1)選挙運動のターゲットを、特定の層へとあまりに絞りすぎた。
「時間的制約という問題から、一般人よりもLGBT側へと特化する」という話ではあったけれど、それにしてはLGBTの中でもずいぶんな層を切り捨ててしまっていた気がする(たとえば、「すこたん」等とはどうして結びつかなかったのか? 結びつく努力をしたが拒まれたのか、最初から眼中になかったのか? 後者であるとすれば「私は人をつなぐのが仕事ですから」という尾辻氏の言葉は空虚に聞こえる)。
「二丁目やクラブイベントに集まる人々」や「バディ読者」といった、ある程度可視化されている層にばかりに偏りすぎたやり方(クラブでのキャンペーン、ドラァグ的センスの宣伝素材の配付など)というのは、そこに該当しない人間から見れば「相手にされていない」「自分たちとは関係のないもの」という印象を禁じ得ない。
 理由(2)アカデミズム的視点から「欧米型リブ」に傾倒しすぎたせいで、日本人的な気質(国民性)にそぐった形での選挙運動ができたとは言いにくかった。カミングアウトを前提とした運動というのは日本人には荷が重すぎるし、決定的な絶望感にまでは至っていない(とりあえず、多少の不自由はあってもそこそこ楽しくは暮らしていける。ある程度の不自由さは誰もが持っているものだから仕方ない、と諦めている)日本の場合、そこまでしての変革は望んでいない。日本人は悪政に対して愚痴はこぼしても、自らの手で不平不満の元凶を取り除こうとはしない種類の、基本「おとなしい」人種であるから(たとえば年金問題ひとつ取っても、他国なら暴動が起きてもおかしくないほどの一大不祥事だというのに、特に目立った抗議行動に出ることはない)、日常の平安を犠牲にしてまで新しい動きに共鳴するということはまずあり得ないだろう。
 それと、尾辻氏は自身の身をおいている場所の大きさを過大評価しすぎたのではないか? 自分と同じ意識を持っている人間は、当選ラインに達するくらいは潜在しているはず! という自信(思いこみ)が強すぎた気がする。 当事者側・一般側・マスコミなどもあわせて、いわゆる「意識の高い人々」の賛同はある程度得られたけれども、それでは得票数にはおのずと限界がある。
欧米の先例をただ輸入してきて、「これが素晴らしいのだ!」と声高に叫びながら、強引にその枠にはめもうとしても、同意見の人間以外には効力をもたない。一般人はふりむかない(=現実感がないから)。 90年代リブが一般層にまで広まらなかったのも、そのあたりに原因がある気がする」
 これに対し、参加者のひとりから「さっき言っていった“日本人的な気質”というのが私にはわからない。与党に対する“NO”という意思表示を、民主大勝という形でちゃんとしたではないか。また、尾辻サイドが“つながろうとしない”ところがあるのだとすれば、どうしてあなたの手でそれをしなかったのか?」という質問が上がり、こちらも答える用意をしていたのだが、時間の関係でできなかったので(なんせ9時半の終了時間を1時間くらいもオーバーしてしまったのだ)、代わりにこちらに記しておこう。
 まず「日本人気質」ということについて。質問者は「日本人は今回、民主への投票という形で怒りを表現した」というが、つまりそれが「日本人の起こせる意志表示行動の限界」なんである。べつに暴動を起こせとまでは言わないが、真剣に怒っているのならばせめて自民党前でデモをするとか、抗議文を送るとかしてもいいのだ。そういう明確な拒否行動がないから、ヌラリヒョンな安部チャンは「選挙はその時々の運が左右するものであり、民意に拒絶されたとは決めつけられない」などとイケシャーシャーと言ったりするのだ。心の底からほんとうに怒っているなら、「安部政権などはもはやいらない!」という意志を、けむにまきようがない「言葉」という形で示すべきである。「投票」という「間接的抗議」によって、とりあえず「自民大敗」という結果にはなったが、それだってあくまで前回の参院選でだけの話であり、決して政権交代に至ったわけでもなく、また、ちょっとしたマスコミ操作によって、またぞろ自民に支持が集まるようなことだって充分起こりうるのだ(実際、さくらパパや姫などの不祥事続出によって、選挙のときにはそちらを推した国民の意識はもうすでに揺れはじめている。烏合の衆の心とはかようにイーカゲンなものなのだ)。
 これは自身の体験的に得た結論だが、日本人の大半は基本的に「大義」や「正義」といったものだけでは動かない。「保身」と「現世利益(これをすると、自分にはどういう見返りがあるのか?)」とが約束されたうえで、はじめて重い腰を上げるのである。だから、尾辻サイドのぶちあげた理想がどれだけ素晴らしいものだとしても、それに賛同の意をあらわすとき、大きなリスクを伴う(今回の場合は「周囲にカミングアウトをする」ということ。レズビアンとでかでかと刷り込まれたチラシを周囲に配るとしたら、当然「どうしてあなたがそんなことやっているの?」「あなたも、そういう人なの?」と訊ねられるだろうから)のだとしたら、「それならば別に現状のまんまでいいや。自分がそこまでしてまで変える必要があるほど、現在の状況はひどくはないし。今のままでも、そこそこ暮らしていけるんだから」と拒絶してしまう。スタンドプレーをよしとせず、痛みを伴う改革よりも「そこそこ」というぬるま湯状態を好む、なにごとにも「横並び」と「無難」を良しとする、それこそが日本人気質なのだ(だからオレみたいな過激派は嫌われるのだよ)。
 尾辻支持の気運がなかなか高まらなかったことの背景にはまた、我々が「性教育」と「政治教育」というものを受けてこなかったということがある。「政治とはなんなのか? どう関わればいいのか」ということを知っている人間はほとんどおらず、だからまったくの無関心だったり、逆にやみくもに嫌悪を示し、病的なまでに拒絶反応を表わしてしまったりする(よくわからないものだから「怖い」のだろうね)。政治家というのは本来「権力者」でもなんでもなく、単に「有権者が快適に暮らすためにいる便利屋」にすぎないはずなのにサ(そもそも便利屋ふぜいのことをセンセイなんぞと呼ぶ風潮からしておかしいのだ)。無知はときとして最大の罪となる、というのがオレの持論なのだが、政治フォビア(嫌悪症)の元凶もまさにそのあたりにあるんだろう。
 こうした島国育ちの農耕民族ならでは(?)のノンキさや保守性(過激な改革は望まないし好まない)というものを考えると、大陸生まれの移民上がりの狩猟民族国家で培われたノウハウをマンマ移植してきても馴染む道理がないし、その路線での意識改革などは100年たっても叶わないだろう。日本では「日本で生まれた方法論」を用いないと、前進などは望むべくもないのだ。
 そしてもうひとつの質問「オレが尾辻側にアドバイスしなかった理由」についてだが、これはホントに単純な話で、「そこまで突っ込んだことをするまでの立場ではないから」である(笑)。石坂わたる選挙のときは、彼とはもともと友人関係にあったし、選挙事務所というのもあるンだかないンだかわからないような状態であった。だからアレコレ口出し(説教ともいう)もしたし(できたし)、落ちたあとには次回にむけての活動内容の示唆書まで渡したりもした。しかし尾辻氏の場合は私的な交流など特にないし、お歴々が名をつらねるカッチリとした選対(選挙対策本部)というものがあったわけで、一介のボランティアふぜいが方向性に口を出すような余地、というか「そういった人間の声を聞き入れる体制」のようなものは存在しなかった(まあ、かりに目安箱的なものが存在したとしても、果たして進言したかどうかは不明であるが。二丁目原理で進められているように見える状況下で、世間一般にむいた価値観でものを言ってもしょせんムダ、という印象が正直、拭えなかったし……)。今回、メインパネラー、サブパネラーともにあれだけみんな熱弁をふるったというのは、「もっとこうすればいいのに……!」とイライラしながら尾辻選対のやり方を見ていたからであったろうと思う。もちろんそうした声を全部聞き入れていたら、それこそ「船頭多くして……」の見本のような感じになってしまうだろうから、ある意味「少人数で、密室内で、独断的に」方針をきめるというのは正解なのだが。
 ただ、これだけは認識しておかなければならないと思うのだが、石坂わたるにせよ、尾辻かな子にせよ、物心両面の大きなリスクを覚悟のうえで、日本の性的少数者の顕在化・可視化のために働いた、というのはきちんと評価すべきなのだ(顔も見せず、名も名乗らず、「一度逢って話しましょう」という呼びかけにはシカトを決め込む、誹謗中傷チャンたちよりははるかに上等な生き物である)。時間がなかったうえ、先例がない(東郷健氏はいたが、あの人のやり方は特別すぎて汎用できないからなあ)ためにやり方(有権者へのアピール方法、助っ人の集め方など)としては決して巧くはなかったが、現段階ではまあ、あんなもんなんじゃないかと思う。少なくとも、今回のイベントのような「セクシャルマイノリティが政治を語る」という流れを生み出したのだから、それだけでも大きな前進である。今年の2例は大きな、そして貴重なデータを残してくれたのだから、それをムダにしてはいけない!
 ……それはさておき、オレと遠藤まめたくんに対して質問をしてきた人、そういえば自分の意見ってなんか言ったっけ? この会は「敗けた理由は何か、自分なりの答えをもちよる会」であったはずなんだけど。開催の主旨、ちゃんとわかって来てたのかな? ああ、こういう思い込みで暴走しちゃうあたりも「日本人気質」てヤツなのかな?(笑)
 10時半ごろでシンポジウムは終了し、つづいては二次会。こちらもかつてないほどの盛況ぶりだったらしい。友人知人の来場者にご挨拶する。11時すぎ、お開き。片付けをおえて、11時半ごろ辞去。パネラーのKさん、石坂選対でいっしょだったレズビアンのTちゃん、ライターのまーこの4人でちょっと呑みにいこうか、という話になるが、早稲田界隈は夜が早く、どこも閉まっている。なのでタクシーで高田馬場まで移動。数年来、行きたいと思っていたレトロ系駄菓子居酒屋に入る。3時の閉店までねばってシンポジウムの続きについて話す。そのあとはジョナサンに場所を移して5時まで。駅前で三人と別れて徒歩にて半ごろ帰宅。倒れるように寝入る。「カルトさん」の長い一日はこれにて終了。
  1. 2007/09/03(月) 23:04:24|
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エアコンなしと安堵

8月31日(金)

 今日も涼しく、おかげでエアコンなしで過ごせて助かるなあ。寝坊して、10時くらいから仕事。1日1コラム、早くもダメになってしまった。いや、単に気分の問題なんだが。そういえば、夏休みの宿題というのも、当初立てた消化計画はこんな感じについえていったなあ。同様の小中学生は、きっと今日はアセりまくっていることだろう(笑)。
 もっぱら雑誌のスクラップに従事。3時、ちょっと早いが夕食として、先週行った、新大久保駅そばの洋食屋へ。本日も日替わりランチを頼む。今日のメニューはチキンカツとポークジンジャー、ひらたく言えば豚のショウガ焼きである。これで490円は安いよなあ。
 買い物してから帰宅。昨日、精密検査を受けたはずの文学氏に電話。と、いつも通りの元気な声ですぐに出たので、とりあえず一安心。いかがでしたか? と訊くと、「そんなにたいしたことではないようだヨ」との答えが返ってきたので安堵する。
 ホッとしたので、作業再開。10時くらいまでやって本日の「カルトさん」はオシマイ。
  1. 2007/09/03(月) 22:56:38|
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部屋空けとプロジェクト懇親会

8月30日(木)

 8時ごろから仕事。今日も薄曇りで涼しい。1日1コラムを済ませてからワーク。午後からは雑誌のスクラップ作業。じつは近々、わが家の部屋をひとつ空けなくてはならないのだが、そのためにはそちらに置いてある荷物を出す必要がある。そこで、資料として保管してある雑誌を必要な部分だけ切り取って処分することにしたのだが、なにしろ量がハンパじゃないのでかなりの長期戦になる模様。うーむ……。
 作業しながら、昨夜録画しておいたテレビ朝日『すくいず』の「オタク芸能人クイズ」をみる。高層建築オタクとして出てきた半田健人が、司会のしょこたん(中川翔子)から「本物ですね……」とややヒカれ気味で言われていたが、彼女から「キモい」と言われるのはマニアとしては勲章である。しかも優勝までかっさらっていったし。
 7時すぎ、外出。新大久保駅そばの韓国料理屋にて、某プロジェクトにまつわる打ち合わせ&懇親会。誰でも知ってるような大手企業グループの方々であるが、ざっくばらんと、忌憚のない話ができた。当然、脱線も多かったが(笑)。オレらから見ればずいぶんな高額数字が飛び交ったが、現実のものとなればいいなあ。
 零時近くすぎまでやって、お開き。帰宅するも、酔っていて、入浴するのが精一杯。よって本日の「カルトさん」はこれにて終了。
  1. 2007/09/03(月) 22:56:00|
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良すぎる代謝と悩むなあ

8月29日(水)

 天気は雨模様。おかげでかなり涼しい。8時ごろから仕事。1日1コラムのノルマを果たしてから、10時すぎ、外出。新宿などをまわって銀行や郵便局で用足し。1時間程度で戻る。涼しいとはいえ、代謝が異常にいいオレとしてはシャツはじっとり汗で濡れていたが。
 昼食をすませてからワーク。今日は『薔薇族』関連の入力。今度の号は、ちょっと予告すると、昭和56年(1981年)の特集で、その年の大きな出来事「ゲイとレズビアンの結婚プロジェクト」「100号達成」「日本初のゲイAV制作」の3本をフィーチャーしていくんである。今回のピックアップ年は12册きっちり刊行されているし(これまで扱ったのは、まだ隔月刊だった頃の号)、厚みもそこそこ出てきているので、どうやって収めようか悩むところ。うーむ……。
 11時くらいまでやってから、本日の「カルトさん」はカンバンであります。
  1. 2007/09/03(月) 22:54:24|
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1日1コラムと心配

8月28日(火)

 8時くらいから仕事。ここ1年あまり、ワーク(人生の命題としての「仕事」)ばかりにかまけ、ジョブ(食っていくための「生業」)をおろそかにしてきてしまっているので、生活がかなりヤバイところにきてしまっている。なので、今日から心を入れ替え、ジョブにももっと本腰を入れることにする。その一歩として、「1日1コラム」と題し、ギャラの出る「ジョブとしてのコラム」を1日に最低1本、書くことにした。というわけで、「桃色encount」を1本仕上げてアップ。
 昼前、伊藤文学氏より電話。開口一番「いやー、困ったことになっちゃってネ」というのでヒヤリとすると、「腰が痛くて起きあがれないんだヨ。いったん起きてしまえば、まァ、いいんだけどネ」と。昨日、近くの病院で診てもらったんだけど、念のため、膝の手術をしてもらった東京医大病院に木曜日に行って正式に診察してもらうんだ、とのことなのだが、心配である。
 とりあえずジョブのノルマを果たしたので、今度はワークにかかる。『薔薇族』秋号の原稿と、パフスクール講座用のレジュメ制作を。午後、ちょっとプライベートでゴタゴタあり(私生活のことなので詳細は話せませんが)。感情の行き違いにより、ずいぶん険悪なことになったが、徹底的に話し合うことにより、夜にはとりあえずの修復をみる。かなり疲れた。9時くらいまでやって本日の「カルトさん」は終了なり。
  1. 2007/09/03(月) 22:52:13|
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難民申請とパフスクールでトーク

8月27日(月)

 本日は、ベガーさんというイラン人レズビアンの女性の難民申請をイギリスが却下し、強制送還の予定となっていることに抗議する有志が英国大使館に陳情書を出しにいっているンである。性的指向という変えようがない生来の資質のせいで本国にいられないことも悲劇だが、その苦悩を先進国であるイギリス(エルトン・ジョンのような同性愛者セレブもいるというのに!)が理解しないというのもまた、哀しい話である。同国が難色を示しているのに対し、イタリアが受け入れを認めてくれそうだというのがせめてもの救いであるが、しかし「同性愛=性的趣味=法で禁じられているならやめればいいだけの話でしょ」という旧来の認識は一体いつになったら改められるンだろうかね。
 今夜はイレギュラーで「パフスクール」があるので(通常は火曜日)、出稼ぎ先からそのまま早稲田へ向かうことに。汗だくになりつつ徒歩にて6時到着。駅近くの中華屋で、今夜の講師にしてパフスペースのスタッフでもある沢部ひとみさんと落ち合い、夕食をとりつつ秋からオレが受け持つ講座の打ち合わせ。タイトルについて若干の手直しの要請があり、明日のうちに直しますと約す。すませてパフスペース入り。講座は7時からなのだが、オレもスタッフであるので、会場の設営を手伝う。
 パフスクール「女を愛する女たちの物語」、今回は80?90年代にかけてのレズビアン業界事情について触れる。沢部さんがかつて作っていた同人誌や、佐良直美&キャッシーの醜聞記事切り抜きなど、貴重な資料なども見せていただき、やや興奮(笑)。秋からの講座にからめて、90年代ゲイブームについて10分ほど話したりもした。
 講座終了後、片づけをして9時すぎに辞去。10時前に帰宅。さすがに今日は疲れたので、ちょっとメールなどをいじっただけで本日の「カルトさん」は終了す。
  1. 2007/09/03(月) 22:51:35|
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