本日の○○(仮)

いろんなモノを書いたり『薔薇族』作ったり、幅だけはやたら広くやってるおっさんの身辺雑記です。オレに関心ない方にはあまりお勧めできないかもね(笑)。

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星占いとオットコ前な女性

8月24日(水)

 ほどほどの時刻に起床。今日はちょっと気合いを入れねばならない用件が夕方からあるので、普段は意識して「観ない」ようにしている星占いなんぞを観てしまった。『めざましテレビ』によると、牡牛座は“他人をアテにすると失敗する”んだそうだ。「ふーん」という感じ。午前中は雑事(他人から見ればくっだらない内容だが)に追われる。途中、丸正に食糧調達に行った以外はずっと雑用。四時に青山の骨董通りで、『薔薇族』の新しい寄稿者の方と待ち合わせなので三時少し前に家を出る。
 三時一〇分頃に渋谷着。まっすぐ目的地に向かうつもりだったのだが、「まだ寄り道する時間アリだな」と魔がさし、東急本店近くの古本屋へ。数冊買って三時半。まだ余裕だろうと思っていたのだが、これが以外と時間をくい、骨董通りに着いたのが四時一〇分前。あせりながら指定の喫茶店を探すがなかなか見つからない。電話をかけて場所を確認するもあまり要領をえない。というかウェイトレス説明ヘタすぎ。時間がどんどん迫ってくる。同行予定の『薔薇族』編集・S-1氏が先に着いていてくれないか……と一縷の望みをかけてケータイにかけるもつながらず。どうやらまだ地下鉄で移動中の模様。「星占い、こんなときだけ当たりやがって! くそったれ!!」と八つ当たり。汗だくになりながら、ようやく見つけだしたのが四時二分過ぎ。世間から見れば「二分くらい」かもしれんが、時間厳守がモットーであるオレにとっては大遅刻なのだ。特に、今回のように初対面の方とお逢いする場合には。最低でも一〇分前には到着し、相手を“お迎え”するのが礼儀だと思う。
 中を覗くと、その方はすでにいらしていた。かの中村うさぎ氏である。走ってきたせいで汗だくツユだくの状態で「すいません、遅れましたッ!」と平身低頭のこちらに、うさぎ氏は泰然と「暑いスか」と。九〇年代初頭、まだティーン向けファンタジー作家として、角川の『ザ・スニーカー』などに書いてらした頃からのファン(まさか後年、いまのような売れ方をするとは想像もつかなかった)としては、ひたすら緊張&恐縮するばかり。S-1氏が到着するまではかなりガチガチの状態であった。「稿料はホントに些少なんですが……」とまず切り出すこちらに、「いいですよ。べつにこういう仕事で儲けようとは思っていませんから」とうさぎ氏(これは唐沢俊一氏やソルボンヌK子氏も同様であるが)。事前のメールのやりとりの中でも「金額は、そちらに出せる範囲で結構ですよ」とまずおっしゃってくださり、“報酬の多寡”よりも内容のほうを重視してくださっていたが、いやー、オットコ前だなぁ。かじよしみさんが「とっても素敵な人!」と言っていたのも頷ける感じである。
 うさぎ氏はとにかく“聡明”の一言に尽きるような方で、かつ気取りというものがない。ズバズバと忌憚のないご意見を寄せてくださり、それがとても面白い! 録音してテープ起こししてマンマ掲載したいくらいであった。S-1氏は次の打ち合わせがあって途中退場したが、その後も二人でえんえんと話し、なんと六時半頃まで、二時間半近くもお引き止めしてしまった。ちょっと反省。でもまぁ、なんとかテーマも決まり、かなり面白くなりそうな予感。諸君、連載のスタートを楽しみにしていてくれたまえ。
 支払いを済ませ(その際も、「大丈夫スか? ちゃんと経費で落ちますか?」とお気遣いくださった。感謝!)、「これからよろしくお願いします」と頭をさげて、うさぎ氏と店の前で別れる。気分が高揚していたので、そのまま青山墓地や神宮外苑を散歩気分で抜けて信濃町駅まで。総武線経由で七時二〇分頃帰宅。テレビをつけると『愛のエプロン』。杉田かおる復帰記念スペシャルを放映していた。試食ゲストは細川茂樹。『劇場版・響鬼』の公開が迫っているせいか、ここんとこあちこちのバラエティに出まくってるなぁ細川。
 夕食・入浴を済ませたあと、どうも仕事をする気にならず、読書。『ペヨトル興亡史?ボクが出版をやめたわけ?』。『夜想』『銀星倶楽部』などを発行していた小出版社“ペヨトル工房”の社長・今野裕一氏が、同社の解散の顛末について書いた本である。ずっと前に買ったきり、ながらく積ン読状態になっていた。サテどのくらいで読了できるか? テレビはTBS『日本のこわい夜2』。心霊特番の収録中に様々な怪奇現象が起こる……というシチュエーションの“ドラマ”なのだが、途中から観た人間はマジものだと思ってしまうのでは? と心配になるほど凝った作り。オーソン・ウェルズ制作のラジオドラマ『宇宙戦争』があまりにも真に迫った作りのせいでパニックを引き起こしてしまった、という事件が昔アメリカであったが、これも下手するとそれに近いことになるかもしれない。いや、画面の右肩にはずっと“ホラードラマ”というテロップがうっすらとながら出ているんたけれど、パニック起こすようなタイプの人間というのは、そもそもそういう部分に注意なんか払わないだろうしなぁ。真相を知らされないで出ていたスタジオゲストのユン・ソナやさくらなんかはマジでおびえていたが(ラストに種明かしされたときには)、たぶん苦情電話の何本かは来たのではなかろうかと思う。何回も使える手ではないが、ここ最近ではなかなかよくできた作品であったと思う。
 昼間体力を使ったせいか、やたらと眠い。十一時半頃就寝。今日はドキドキしっぱなしの一日だったなぁオレ。
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  1. 2005/08/25(木) 19:40:09|
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