本日の○○(仮)

いろんなモノを書いたり『薔薇族』作ったり、幅だけはやたら広くやってるおっさんの身辺雑記です。オレに関心ない方にはあまりお勧めできないかもね(笑)。

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憤りと先行き不安

9月17日(土)

 今日も早めの起床。やはり七時前から原稿書き。ネットニュースに、ちょっと残念なニュース。
【グレチキ解散………………お笑いコンビ「グレートチキンパワーズ」が正式に解散、12年の活動に終止符を打ったことが16日、分かった。同コンビは2年前から活動停止していたが、今年3月に渡辺慶(29)と北原雅樹(29)が話し合い、別々の道を歩むことを決めた。本名の「渡辺啓」に戻し、脚本家として活躍している渡辺は、10月に角川書店から小説家デビュー。今後、芸能活動をする意向はなく「書くことが楽しい。(タレントに)未練はまったくない」と新天地での活躍を誓った。渡辺は2003年秋、正体を伏せ応募した「日本テレビシナリオ登龍門」に入選。その後、本名で同局の「優しい便り」でデビューし、脚本家としてのキャリアを積んでいた。ひそかに脚本家に転身した渡辺はコンビ休止後、表舞台には登場しなかった。相方の北原は2004年にタレントの杉本真紀と結婚。最近では映画「劇場版・仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」に出演している。】
 けっこう好きだったんだよなぁグレチキ。ここ最近、北原しかテレビでは見かけなくなってたからどうしたのかとは思ってたんだが、まさか脚本なんか書いてたとは。お笑いから文筆家への転向といえば、元“ABブラザーズ”の松野大介を思い出すが、そういや彼もあんまり近頃は噂を聞かないなぁ。どうでもいいが、「渡辺慶」が芸名だなんて初めて知った。
 一〇時頃、原稿アップ。あたふたと雑用にとりかかる。一時ちょっと前に外出。ヤマト運輸で資料を発送したあと、徒歩で新宿駅へ。今日はいつもゲイの老後を考える会でお世話になっている八王子のバー“Chez Stream ”をお借りして、『薔薇族』主催の“伊藤文学編集長を囲んで映画『メゾン・ド・ヒミコ』を語る会”が開かれるのだ。京王線の各停でゆったりと二時過ぎ、八王子入り。古本屋を何軒か覗いたあと、昼食を摂ってから三時、会場入り。オーナーの勝山氏たちは立川まで鑑賞に行っていてまだ戻っておらず、S-1氏も伊藤氏も来てはいなかった。座談会場である和室を覗くと、ふだんは置かれていない花瓶があって、黄色い薔薇の花が生けられていた。伊藤氏への歓待の意を表わしてくれているのだろう。ありがたいことである。ちょっと休憩しているとS-1氏がやってきたので、伊藤氏のことを訊くと、別々に来るのだという。勝山氏らが帰宅しても、いっこうに伊藤氏の現れる気配はない。さすがにS-1氏も不安になったのか、自宅に電話すると、まだそちらにいる模様。電話をきったS-1氏に事情を訊くと、「のっぴきならない事情ができて、外出できなくなったらしい」とのこと。勝山氏に事情を話し、謝罪。とりあえず予定通り、座談会は決行されることにはなったが、場内は一気に険悪な雰囲気に。当然である。勝山氏は前夜の営業を終え、たぶんロクに寝ないで(あるいは一睡もせず?)電車に乗って映画を観にいったのだ。ほかのメンバーだって似たりよったりだろう。映画代こそ編集部持ちだが、それよりもずっと貴重な時間と電車賃をかけて、皆集まってきてくれたのだ。中には、伊藤氏と逢うことを楽しみにしていた人間だっているはずだ。それを、なんの連絡もなしに(自分の都合によって約束を守れなくなったのなら、相手から問合せがくる前に、反古にする側のほうから連絡を入れるのが礼儀である)ドタキャンしたというのは、やはり読者(支援者)を裏切ったと言われても仕方あるまい。
 オレはハナから、伊藤氏というのは水木しげるや植草甚一などと同様、社会の常識などという既製のモノサシでは測れない(測りようがない)種類の人々、いわゆる「怪人」であると捉え、そのハミダシぶりをむしろ面白がっている人間であるから、ちっとやそっとのことでは驚きも失望もしない。逆に「いいネタができた」と喜んだりもする。そもそも日本初の同性愛専門誌なんてトンデモないシロモノを作り得たのは、氏がそれ以上にトンデモな人間であったからだと思っているし、前人未到なことをやらかした氏を深く尊敬してもいる。
 しかし、今日集まってきてくれたのは皆、常識の範囲内で生きておられるカタギの衆である。オレのような怪人マニアと違い、常識の範囲内において、礼をつくして伊藤氏を迎えてくれようとしていた。ゲイの世界においてはバッシングの対象となっている氏を、しかし彼らは心より歓待しようとしてくれていたのだ。それを裏切ってしまった罪は、やはり軽くはない。勝山氏はケジメとしてきっちり怒りを露にし、しかし会は会として予定通り決行してくれた。「伊藤文学氏を囲んで」という惹句で人を集めたのに(そもそも伊藤氏が若い人たちとあの作品について語りたがっていると聞いたから企画したのだ)、肝心の主賓がこないのでは、これは詐欺と言われても仕方ない。開催を白紙にされたとしても文句は言えないのだ。オレの顔がつぶれる、つぶれないの問題ではなく(といってももう二度と、オレの人脈を使ってはこういう企画はしないけれど)、こういうことが今後も起きたとしたら、『薔薇族』という雑誌そのものの命取りになりかねない(口コミというものは恐ろしいのだ)ということを、もっと深刻に受け止めなければならないだろう(非難の矢面に立たされてしまったS-1氏には気の毒だったが)。どうも最近、編集部内に安易な楽観的思考があるような気がしてならない(いまの時代、気をぬけば雑誌なんか簡単にポシャるのだ)。他誌の安直な模倣や追随なんかやっていてはイカンのだということを、もっとよく考えねばイカン(特に若い連中!)。
 ずっと卓上の薔薇が心に刺さって痛かったが、それでも六時頃、座談会はなんとか終了。勝山氏のご厚意で夕食会をし、その後、バータイム。本日の紅一点であるとやまみーやさんと、とある困った人間について相談を受けたので「気にするな。気に病むだけばからしい」とアドバイスしたり(これは彼女が懇意にしている小説家氏からも同じように言われているらしい)、アル中からの脱却を図っている某氏に「我慢しないで飲め飲め。酒はおいしいぞ」と悪魔のささやきをしたりしたあと、一〇時半辞去。中央線で経由で十一時半頃帰宅。自分では気づかなかったが、かなり疲れているのか、入浴後、倒れるようにして就寝。今日はもうなんにも言いたくないですオレ。
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  1. 2005/09/20(火) 21:43:14|
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