本日の○○(仮)

いろんなモノを書いたり『薔薇族』作ったり、幅だけはやたら広くやってるおっさんの身辺雑記です。オレに関心ない方にはあまりお勧めできないかもね(笑)。

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再開発と寂聴尼

11月24日(木)

 ゆっくり目の起床。九時半に自転車で出発。本日は市内のめぼしい古本屋をのきなみ巡る予定なり。天気は上々、手袋を一応はめて出たが必要はなかった。小春日和、継続中。午後五時くらいまでかけて一〇軒以上まわる。ブックオフの新店がふたつも増えていた。一方で、正月の次点であった一店舗が消えている。「ブックオフとかけまして しつこい吹き出物ととく そのこころは“なくなったと思ったら別のところからまた出てくる”」なんぞとナゾカケでもしたくなるほど統廃合がはげしいなぁ、あのチェーンは。ちなみに今回増えた一店の所在地は、以前に閉店になった店の目と鼻の先。同地区にもういっぺん出すくらいなら最初から閉じなければいいのに、と思うのだが。社保庁の保養施設うんぬん同様かなり無計画感が強いが、まぁ公共事業とちがって、こちらのフトコロが痛むわけではないからいいのだが。
 それにしても走っていて感じたのだが、わが郷里の再開発の進み具合はすさまじいものがある。区画整理によって通された四車線道路が市内をつらぬき、かなり便利にはなったのだが、しかし“知らない街”になってしまった感じ。通っていた小学校のあたりは昼なおどこか薄暗い小道のいりくんだ、“チカンに注意”なんて看板が立てられていたようなインビな地域だったのだが、家がのけられ小道がつぶされ陽光がさんさんとふりそそぐ広い道路がわがもの顔でのさばっていて、なんというか情緒的なものが一気にスコーンと抜け落ちてしまった感じ。“安全”で“健全”で“便利”にはなったのだろうが、何かいまひとつ釈然としないものがある。これは以前、数年ぶりに六年ほど暮らした恵比寿を訪れたときの感覚に似ている。オレは現在のガーデンプレイスの近く(恵比寿三丁目。裏手の坂をおりると港区白金プラチナ通り、というお洒落ヤングにとっては絶好の立地。オレ的にはなんの感慨もなかったが)に住んでいたのだが、オレがいた当時(八七年八月?九三年五月)、あのあたりは何もないところでろくに人通りもなかった。ついでに駅舎もボロボロで、駅前だって個人商店だけだったのだ。それがいまはあのにぎわいである。でっかい駅ビルもでき、まったく別人のごとき様相を呈している。夏に櫻田宗久くんの個展がひらかれたカフェが、じつは住んでいたアパートの近く(オレはそのカフェの前を通って銭湯に通ったりしていたのだ)だったのだが、ガーデンプレイスのオープンにともなって“都心のエアポケット”的住宅地だったエリアがいつの間にかオシャレスポットに変容し、遠路はるばるやってくるヤングたちに蹂躙されてしまっているのがやや淋しかった。よく買物をした酒屋が当時のまんまに残っていてくれたのがほんとうに嬉しかったねぇ。
 夕食、入浴のあとは読書。テレビは『うたばん』。ゲストのSMAPにアキバ的体験をいろいろしてもらおうという趣向。よくいがちなオタク系青年(Aボーイというらしいね)をカラませ笑い者にするという、これもアリガチな企画。オレからみても確かに「アイタタタ……」的な子ではあるのだが、いかんせん紋切り型な感がつよく、凡百な印象がぬぐえないっス。九時からは『3夜連続・女の一代記・第1夜 瀬戸内寂聴 ?出家とは生きながら死ぬこと? 夫と娘を捨て走った恋妻子ある小説家との愛私の情熱はすべてを破壊した…修羅の半生』。宮沢りえが寂聴尼にふんすることで話題のドラマだが、どうせなら負けず劣らず激動の人生をおくっている荻野目慶子でやってほしかったところ。『週刊新潮』の寂聴尼との対談によるとりえは当初、得度(とくど)のシーンで実際に剃髪するとギリギリまで言い張っていたという。結局、髪を剃ったからといって入魂の演技ができるわけでもないから、と思い直し、特殊メークですませたそうだが、どうせならやってほしかったと思う。それに“萌える”人間というのもけっこう多いだろうし。個人的には中村勘太郎の淡々としていてじつは濃ゆい演技が良かった。寂聴尼も「実際の元恋人とは全然ちがうタイプ」ではあるが「勘三郎一家はみんな好きなのでとても満足している」そうな。二時間強でまとめるのはハナから無理な内容なのでかなり消化不良というかとっちらかった印象は受けたが、しかし観客を退屈させる場面のないストーリー(というか生き方)なので面白くは見られた。十一時半就寝。しかし荻野目寂聴は観たかったなぁオレ。
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  1. 2005/11/28(月) 18:49:28|
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