本日の○○(仮)

いろんなモノを書いたり『薔薇族』作ったり、幅だけはやたら広くやってるおっさんの身辺雑記です。オレに関心ない方にはあまりお勧めできないかもね(笑)。

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資料の山と泣けなかったオレ

3月19日(日)

 七時起床。朝食(ツナトースト)、雑用のあと、原稿書き。ニュースワイドでは昨日紹介した首吊り自殺児童の母が「教室から飛び出していった生徒を放置しておいたのは教師の怠慢」と記者会見で学校を非難。なるほど、その点については確かに一理あるが、しかしその他の部分においてはオレの観た感じ、やはりイマドキの父兄らしく、わが子を盲目的に庇護しているようなタイプに映る。だからこんな「一方的な被害者」みたいなことが言えるのかなぁ。昔の親ってのはさぁ、もうちょっと子どもを客観的に見られたように思うのだが。だからガキも、たとえ教師にゲンコツくらったところで、明らかに自分に非がある場合は口をつぐんだもんさ。下手に親に言ったりしたら、今度は家のほうでも「お前が悪い!」とビンタくらったもんだからね。くだんの教師がどのような叱り方をしたのかはその場にいた者しか知らぬことだが(「胸倉をつかんで揺すった」というだけではイマイチわからん)、対応としてはさほど間違ってはいないような気がする。オレのクラスでは、悪さしたら男女に関係なく木刀でケツをひっぱたかれたぜ。根拠のない自尊心ばかり奇形的にふくらませ、ちょっとでも耳に痛いことを言われるや過剰に反応する困ったちゃんというのが昨今急増中だが(オレの目に見える範囲内にもチラホラと)、今回の児童もこのまま成長していたら、やはりああいった連中の仲間入りをしていたのだろうか、とふと思ってしまった。もしも教師へのアテツケとして「死んでやった」のだとしたら、うーむ……やはり「なるべくしてなった」という感じがするぞ。
 昼前に『バディ』原稿送信。六時すぎ、書き下ろし用企画書送信。こちら用の執筆資料として、本棚からゲイ関連の資料書籍を抜き出して段ボールにつめていったら、じつに一〇箱近くになってしまった。しかしこれでもまだ足らず、正式に執筆することが決定したら図書館などにも通うことになろう。
 レトルトの親子丼で夕食後、入浴。『ビフォーアフター』最終回を観てから九時、スペシャルドラマ『愛と死をみつめて』後編。以前にもここで書いたとおり、オレは主題歌を聴くだけで目頭が熱くなるほどこの物語に弱い。七八年のリメイク版(主演・大竹しのぶ)のときは大泣きしてしまった。しかし今回のものは泣けなかった。死期の迫ったミコ(広末涼子)の顔の産毛をマコ(草ナギ剛。こいつの“ナギ”の字はワープロでは出ない)が剃刀であたってやるシーンで、かろうじて右目からひと粒涙が出かかっただけである。泣けなかった理由はいろいろ考えられるが(長すぎる、というのもそのひとつ。前後編あわせて正味四時間というのはちょっとねぇ……)、監督の犬童一心氏があえて意図的に「泣かせなく」していたような気がしてならない。「死別」というのをドラマチック演出の道具にしたくないと思ったのか、とにかく「淡々と」といった表現がふさわしい撮り方で、観る者の感情があまり激さないように抑えつけているような風なのだ。『メゾン・ド・ヒミコ』『タッチ』などが立続けにヒットし、邦画界気鋭の一人として脚光をあびている監督だから“お涙頂戴”的なものはやりたくないのかもしれないが、しかし「泣くために観る作品」というのも世の中には厳然と存在しているわけで(『フランダースの犬』の最終回とか)、それ観るということはもう視聴者にとってひとつの“祭り”みたいなもんなのである。殺伐とした毎日を送っている我々だって(いや、そんな我々だからこそ)たまには純愛をみて“きれいな涙”というのを流したいのだ。そんな想いを封じてしまったのはねぇ……。“お涙頂戴”そのものは決して悪いものでも恥ずかしいものでもないのである。日本の美しき伝統文化のひとつだ。もしも犬童氏が「安っぽいお涙頂戴」を嫌っているのなら、だったら「安っぽくないお涙頂戴」を目指せばよかったのである。だけどひょっとして「観る者すべてをオイオイ泣かせてやろうとしたのにできなかった」だけだとしたら……これはある意味、『愛と死をみつめて』以上に哀しい話だなぁ(いや、そういう作り手もいんのよ実際)。あ、あとドリカムのふにゃふにゃした歌を主題歌に用いたのも良くなかったぞ。逆立ちしても青山和子のオリジナルに太刀打ちはできんのだから。十一時半就寝。泣こうとして泣けなかったフラストレーションはけっこうでかいなオレ。
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  1. 2006/03/21(火) 10:43:45|
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