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本日の○○(仮)

いろんなモノを書いたり『薔薇族』作ったり、幅だけはやたら広くやってるおっさんの身辺雑記です。オレに関心ない方にはあまりお勧めできないかもね(笑)。

ゲド戦記とストレプトマイシン

7月7日(金)

 六時起床。昨日のミーティングで精神が高揚しているのか、短時間睡眠でも全身に気力に満ちている。ネットニュースにこんなもの。
【V6岡田「ゲド戦記」韓国で異例字幕公開………………スタジオジブリの新作アニメ映画「ゲド戦記」の字幕版が、韓国で公開されることが6日、分かった。外国アニメ映画は、吹き替え版上映が常識の韓国では異例のこと。主人公の声を担当したV6岡田准一の人気が高く、声をそのまま聞いてもらおうと配給会社が決断した。この日、都内で行われた完成会見で、吾朗監督の父親、宮崎駿監督が作品に合格点を与えたことも明かされた。「ゲド戦記」は8月10日から韓国公開されるが、配給する大元C&Aは「字幕版の上映をしたい」とスタジオジブリに伝えてきた。韓国ではアニメ映画は吹き替え版での上映がほとんど。日本人声優の声がそのまま劇場で流れるのは異例のことだ。ジブリ関係者も当初は驚いたが「岡田さんの非常に高い人気にあやかってヒットさせたい」という説明を受けて快諾した。吹き替え版上映との比率は今後、検討していく。
 岡田は韓国で高い人気を獲得している。02年にV6のメンバーとして韓国最大規模の音楽祭に日本人歌手として初めて参加。04年にはV6が韓国文化貢献交流賞を受賞、同年にCDも正式発売した。昨年も日韓友情年記念公演のステージに立った。アイドルとして人気を集める一方、俳優としても高い評価を得ている。主演映画「東京タワー」が昨年韓国で公開。その後も05年「フライ、ダディ、フライ」06年「花よりもなほ」の2本の主演作の公開も決まった。「フライ?」は、韓国人気俳優イ・ジュンギを起用したリメーク版も製作され、韓国では8月に公開される。今や最も注目されている日本人俳優といってもいい。岡田は今回のアフレコについて「声だけを吹き込むということを意識せずに、普段の演技と同じような気持ちで臨みました」と話した。】
 日本のアイドルは、アジアではブランドだからなぁ。こういうことも当然あるだろう。オレだったら吹き替え版のほうを観るけど。今回はアイドルマニア向けの対応策であるが、海外の日本アニメオタクたち、彼らもまた吹替え版を嫌うんだってね。主題歌も、声優も、オリジナルのものを好むらしい。「ハヤシバラメグ?ミ」とか言いながら、はるばる日本まで声優イベントとかに来てしまうそうな。ふーむ。
 今日は終日、部屋の片づけ。メシもあまり食わんで夜までひたすら独りで黙々と。MXテレビ『5時に夢中!』の週替わりゲストはラッキィ池田。全盛期と比べて目に見える変化はないが、変わらないのがある意味で痛々しかったりする。
 九時近くまでやって本日は終了。小休止して『薔薇族』の伊藤文学氏に電話。人づてで聞いていた話について伺うと、やはりその通りだという。編集長のほうがひと段落つく頃に再度連絡させていただきます、と話して切る。
 ざっと入浴してから『金スマ』の森光子・波瀾万丈二時間スペシャルを。戦前にデビューして現在も第一線の現役、という点だけでも一見に値するが、とにかくすげぇなぁ森さんの生き様は。個人的には戦後、結核に倒れた彼女が特効薬ストレプトマイシンのおかげで九死に一生を得たあたりが感慨深い。あのクスリは、結核=死病という負の図式(滋養をとって安静にする、という方法しかそれ以前にはなかった。森さんのお母さんもまた肺を病んで亡くなっている)を打ち砕き、のちに偉業を為す人々を数多く救っている(栄養状態が最悪だった敗戦後、結核の罹患率はかなりのものだった)。もしもストレプトマイシンがつくられなかったら、戦後文化は大きく立ち後れたに違いない、とオーバーでなく思う。
 中島唱子主演のスペシャルドラマ『ビバ! 山田バーパラ』後編を観てから(“幸楽の聖子”ではない中島を久々に堪能できて楽しかった。彼女はけっこう好きな女優なので)零時半ごろ就寝。明日はちょっと大仕事が待っているぞオレ。
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  1. 2006/07/10(月) 20:37:31|
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