本日の○○(仮)

いろんなモノを書いたり『薔薇族』作ったり、幅だけはやたら広くやってるおっさんの身辺雑記です。オレに関心ない方にはあまりお勧めできないかもね(笑)。

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秘宝館と夕刊フジ

6月1日(水)

 八時過ぎに起床。朝風呂を済ませて朝食。ワイドショーはやっぱり二子山関連。貴乃花が表情もなく「喪主は兄が……」ではなく「喪主は、長男である花田勝氏が……」と背筋が冷たくなるようなことを口にするあたりに、この家の確執の深さが伺える。この家に生まれなくて本当によかった、とつくづく思う。
 雑用をこなすうち九時四十五分。外出予定時間になってあたふたと家を出る。古本屋を数店まわりながら(途中、目白駅前で万引き犯が店員に捕まるところを目撃)十一時半、徒歩で池袋西口公園(IWGP!)に到着。噴水前で阿部一彦氏、京也、菊池マリ氏と合流。今日はこれから菊池氏の案内で美術評論家ヨシダヨシエ氏のお宅を訪問し、世界のちんこコレクションを拝見するのだ。
 東武線の急行に乗ってちょうど四〇分(車中、菊池氏からセンセイの面白エピソードをいろいろと伺う)、こんな用でもなければおそらく一生降り立つこともんかったであろう埼玉の奥地に到着。コンビニはほとんどないがクリーニング屋だけはやたらあるという、ある意味シュールな街並を抜けてヨシダ邸へ。“埼玉秘宝館”という趣のそこは、センセイのキャラクターに負けず劣らずファンキーなお宅であった(どのようにファンキーなのかは『薔薇族』八月号を読まれたし。もちろん「買って」であるよ)。おとなのおもちゃにコティカ(ペニスケース)に宮武外骨の性文献など、秘蔵のコレクションを山ほど見せてくださるセンセイは良い意味で「イカれたおじいちゃん」であり、オレもこんなふうになりたいもんだわい、としみじみ思った。書庫にも入れていただいたのだが、ぶっとい丸太を使って作られた、あきれるほど頑丈そうな書棚に圧倒される。地震が来て家が倒壊しても、きっとこの棚だけはびくともしないで残っているんだろうなぁ、と思う。
 サービス精神満点のセンセイに、おでんをふるまわれながら珍談・奇談を伺っていると、午前中の会議を終えた編集S-1氏がようやっと到着。なんでも電車で寝過ごし、先の駅から引き返してきたんだそうだ。疲れているのだろうなぁ、と老婆心ながら気にする。S-1氏、ひとしきり写真を撮る。京也はセンセイと馬が合うらしく、席をはずして戻ってくると、二人で何やら話し込んでいた。ヤツの「構えずスルリと他人の懐へ入っていける」部分というのはオレにはないものなのでかなり羨ましい。
 菊池氏にお礼を述べて、五時ちょっと前にヨシダ邸を辞去。途中、S-1氏のケータイに、『夕刊フジ』の記者さんがもう来てしまっている、という連絡が入る。五時から六時くらいに、という話だったらしいのだが、五時きっかりにいらしてしまったらしい。『夕刊フジ』というのは、電車の中で帰宅途中のサラリーマンのおっさんたちがよく読んでいる新聞であるが、そこで来週、四日間にわたって“復刊『薔薇族』の経緯”みたいな記事を掲載するんだそうだ。S-1氏、伊藤文学氏の取材はもう済んでおり、今日はオレと櫻田宗久くんが話をする番なのだ。
 池袋で阿部氏と別れ、六時半、メディアソフト着。ほぼ同時に櫻田くんもやって来る。トイレの中でヒゲを剃って着替えて出てくると、すでに櫻田くんがインタビューを受けていた。オレも同席し、例のごとく全盛期の吉田栄作の五倍くらいも熱い話をベラベラと。記者氏、櫻田くんにかなり関心がある様子で(けっこうファンだったのかな? と思った)熱心に質問していた。もしも伊藤氏がその場にいたら、きっと後で「あの記者の人は、そのケ、あるんじゃないかなぁ」とか言うに違いない。それはともかく、オレの記事はたぶん水曜日に掲載されるらしい。櫻田くんは記事の内容を気にし、事前チェックを申し入れていたが、オレは写真の映りのほうが気にかかる。これから一応「売れていく」予定なんで、ヤな写真にならなけりゃいいなぁ、とちょっとドキドキ。こういう部分を「小物じゃのぉ」と申されるなら、わたしゃ一生“小物”でけっこう!
 記者氏が帰ったあと、櫻田くんに先日の早とちりを改めて詫び、同時に「しかしオレは見聞きしたことはバンバン書くよ」とも宣言。ゲイマスコミから虚像をなくし、キレイな部分もキタナイところも白日に晒していかねば、真の意味でのゲイリブなんかできっこないのだ。ゲイが自らの内にある「清」も「濁」も容認できたとき、異性愛者(=社会)との融和が果たせるのである。そのためなら、オレが一部の保守派連中から憎まれたり憾まれたりすることなんざァたいした問題ではない。もともと他人に好かれたいとかはほとんど思わない男であるしな。ということで周囲の皆さん、「これだけは書かれたくない!」という事柄の場合は、「このことはオフレコでね」とあらかじめ断っといてください。「これはみんなに知らせておいたほうがいいな」と思ったことは情け容赦なくここに書きますんで。コワイ男ですよ、オレは。まぁ、今までそういうコワイ人間がいなかったことがおかしかったんだけど。たとえ親友のことであっても、「おかしいんじゃねぇの、これは?」と思った事柄はスパッと斬る──。ノンケマスコミでは当たり前に行なわれてるこんなことがなされていないところに、ゲイマスコミの問題点があるんだと思う。批評精神なくして健全なマスコミ運営なんかできるものか。仲間同士のかばい合い体質など、とっとと捨ててしまいなさい。
 地震が取材中、および打ち合わせ中、微震数回。しかしこちとら鬱者で生に対する執着が希薄なのでとくに動じず。
 先週撮った櫻田くんの新作写真をチェック。「あんなヤツがこんな風になるのか!」と写真マジックに改めて感心。特に驚いたのが室内の映り具合である。その場で見ると単にオシャレな部屋なのだが、写真だとまるっきり「ビーチリゾートのコテージ」に見えるのだ。実際には世田谷の住宅街なのに、窓の外に真っ青な海があるように感じられる……。写真とはまっこと恐ろしいものよ。
 レイアウトされたページをプリントアウトして終了しようとするのだが、何度やってもプリンターエラーになってしまう。編集部内に設けられたパーテーションのせいで“気”の流れが乱れたせいなんじゃないの? などと軽口を叩いたが、帰り道、風水師でもある京也が「うん、そのせいです」とか言い出す。「今のままにしといたのでは電子機器にトラブルが起きやすいですよ」と。六角形の鏡を置けば乱れは軽減されます、とのアドバイスをしていたが、果たしてそれが置かれる日は来るのだろうか?
 山手線で帰る櫻田くん、S-1氏と別れ、我々は総武線で帰るべく秋葉原へ。しかし時刻表を見るとどうも深夜帯のそのルートは何やらリスキーなものらしいとわかり、結局、山手線に戻ることに。時間をずいぶんロスしたぜ。櫻田くんたちと一緒に帰っておけばよかった。
 最寄り駅で下車。途中、京也と別れ、零時帰宅。入浴後、パソコンを起ち上げると唐沢俊一氏から次号の原稿が来ていた。今回も面白く、「なるほど!」と膝を打つくだりもあった。氏の出来たテほやほやのコラムを誰よりも先に読めるというのは役得である。他のファンからはやっかまれてしまいそうだ。いっひっひ。
 連絡メールをいくつか打ったあと、一時半頃就寝。全盛期のピンクレディーには及ばないものの、かなり濃厚な一日であったなぁオレ。
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  1. 2005/06/02(木) 18:33:23|
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