本日の○○(仮)

いろんなモノを書いたり『薔薇族』作ったり、幅だけはやたら広くやってるおっさんの身辺雑記です。オレに関心ない方にはあまりお勧めできないかもね(笑)。

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助っ人と三千点

11月10日(金)

 七時起床。雑用のあと、朝食。十時、とある調度品をゴミとして出すための助っ人役を買って出てくれた石関準くん、工具持参で来る。それだけでも充分すぎるほど有難いのだが、バラしの作業までやってくれて恐縮。さすが現役の小劇場人だけにノコギリさばきも手慣れている。木工職人のセガレのくせしてそういうのが得意ではないオレとは雲泥の差である。十一時前には終わってしまったので、BS2『お宝テレビ』の“新八犬伝”の回の録画を観ながらお茶など。人形操演の話題から、石関くんのやっている日舞の話にすすむ。二十五日に浅草で行なわれる発表会のチケットを今回もいただき、感謝。あと、『バディ』連載の執筆資料としてお借りしていた前回公演の台本もお返しする。
 十一時半に石関くんが帰ってから、資料整理。めんどくさいが、これはモノカキにとって大切な作業なんである。実際、それを眺めているだけで企画の二本や三本は軽くわいてくる。以降、えんえんと作業を続ける。夜、ニュース速報として、こんな訃報がとびこんでくる。
【はらたいらさん死去………………漫画「モンローちゃん」などで知られる漫画家、はらたいら(本名/原平=はら・たいら)さんが10日午後零時7分、肝不全のため埼玉県富士見市内の病院で死去した。63歳。中学生のころから新聞や漫画雑誌に投稿を始め、高校卒業後に上京。昭和38年に「新宿B・B」でプロデビュー。連載「モンローちゃん」のヒットで人気漫画家となった。批評精神に富んだ作風で知られ、代表作に「ゲバゲバ時評」などがある。その後、人気テレビ番組「クイズダービー」にレギュラー出演し、お茶の間の人気を得た。漫画のみならず、パソコンや英語への挑戦などで中高年を励ます著書もあるほか、50歳前後から悩まされた男性更年期障害で、真正面に向き合った体験記を多数出している。関係者によると、はらさんは体調を崩して九月末に入院。講演会や連載などを休んでいた。】
 先日、若い知人が内田春菊氏が漫画家であることを知らなくて驚いたが、彼などはひょっとするとはらたいら氏のこと自体知らないかもしれない。「はらたいらさんに三千点!」というクイズダービーに由来するギャグはもはやオレら世代の日本人のスタンダードとなっているが(余談だが、ここで皆があげる数字はなぜか決まって「三千点」なんだよね。「五百点」でも「一万点」でもない。これは森進一のモノマネセリフが「こんばんは、森進一です」なのと同じである。決して「おはようございます」ではないのだ!)、あの人気番組とてもはや“昭和の遺跡”にすぎないのだよな。氏の漫画にはもちろん色々触れてきたが、しかし心に残るような作品というのは特になく(テレビで見せるスマートな博識紳士ぶりとは相反し、作品のほうは下ネタ満載で、そのギャップに驚いたが)、オレの個人的認識としては「クイズダービーの人気回答者」→「男性更年期障害発症者」という変遷を遂げてきた。はら氏が“漫画家”というスタンス(肩書き)にどの程度こだわっていたのかは知らないが、あの生き方はあの生き方で悪くなかったような気がするなぁ。タレントとしての知名度があったからこそ、浮き沈みの激しい出版界において、さほどのヒット作がなくとも永らく“漫画家”としての看板を掲げられていたわけであるし。ごく一部の大家をのぞき、何十年もやってこらている(こられた)漫画家というのは、たいてい余技のほうが世に知られている人ではないか。なにはともあれ“ハンサムで知的”というイメージで売ったはらたいら氏が、“漫画家”という人種に対する世間の印象を大きく変えたことはまぎれもない事実である。つつしんでご冥福をお祈りいたします。
 十一時くらいまで資料整理してから就寝。今年はホントに訃報の大漁年だなぁ、と不謹慎に思うオレ。
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  1. 2006/11/13(月) 21:04:44|
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