本日の○○(仮)

いろんなモノを書いたり『薔薇族』作ったり、幅だけはやたら広くやってるおっさんの身辺雑記です。オレに関心ない方にはあまりお勧めできないかもね(笑)。

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ノンケのおっさんと貴重なステップ

7月29日(日)

 本日は参院選投票日。なんだか早く目が醒めてしまって(選挙に興奮してんのか?)7時すぎから仕事開始。『ゲキレンジャー』では、怪人の声に、なんと大御所・広川太一郎さんが登場! これには現場スタッフも大興奮で、なんとアクション監督が自ら着ぐるみに入って演じたんだそうだ。とはいえ広川さん、かつてのハリとかツヤとかパワーとかが失われたような感じがオレにはして、かなり寂しい感じが。この思い、最近のフガフガしたっぽい納谷悟郎さんに感じているものに近いかも。
 正午、外出。尾辻かな子氏に一票投じてから、京王線で八王子入り。外に出ると強い雨。あちゃ?、という感じ。選挙に悪影響が出なければいいんだが。ちょっと暇をつぶしてから、ふたたび駅へ戻る。マイミク・レオさんと待ち合わせて、3時、ゲイバー「STREAM」へ。今日は彼女とともに「ゲイの老後(未来)を考える会」→「恒例お食事会」→「尾辻かな子事務所」というコースをたどる予定なのだ。レオさんはなかなか色々なことを考えている女性で、さまざまな話題を遠慮なくふってくるので、いつになく会が盛り上がった。その後の食事会でもよく働いてくれて、おかげさまでテキパキいきました。
 8時半近くに辞去。京王線で新宿まで戻る。比例区の開票が開始されるという9時半ごろに事務所に到着すると、中は超満員(最終的には取材陣も含めるとじつに70名にも達したらしい!)。しかし、一番前に椅子席をつくってくださったので、なんとか座ることができた。当落がわかるのは未明だろう、ということだったが、やはりみんなじっとしていられないのであろう、かなり早くから詰めかけているらしい。室内のテレビは、こちらの知りたい情報を流してくれる番組を探してザッピング状態。どこかの局で、「今回の参院選は、おごれる自民に対する国民の“お仕置き選挙”です」と言っていたが、あまりに言い得て妙なんで大笑いしてしまった。
 日本テレビの番組出演のため、10時ごろにいったん尾辻さんが登場。島田紳助とのトークを終えると、体力温存のためにふたたび退場。テレビカメラは都合2回はいったが、2回目は尾辻さんは来ず、かわりにTBSの海保千里アナが事務所の様子をリポートしていた。海保さんといえば、唐沢俊一センセイのラジオ番組『ポケット』のアシスタントとして打々発止のやりとりをみせていた才色兼備の人である。ホモのくせして「可愛くて頭のいい女の子」は大好物のオレとしては、すかさず写真を撮ってしまった。あとで近くの人間に得意げに披露したら、「カルトさん、ノンケのおっさんみたい」と呆れられてしまった。ケッ!(笑)
 時間は刻々と経っていくが、当落の発表は遅々として進まず、みなに疲労とあせりの色が見え始める。一部の「終電で帰る」組が後ろ髪ひかれながら(多分)事務所をあとにしたが、大半の面々はそのまま日付変更線を超えていった。1時、2時、3時………………4時の声をきこうかというあたりになって、尾辻さんの敗色が濃厚になってきた。残り議席がわずかになっているのに対して、彼女の名簿順位がどんどん下降しているのだ。ある程度の段階になったところで、スタッフの某氏が「残念ながら……」と、ついに切り出した。事務所中をしめる落胆のオーラ。重苦しい沈黙がその場を支配しはじめたので、オレや年かさの連中が軽口などを叩くがたいしてウケず(たんに面白くなかった、という見方もあるが)。
 選挙特番が「朝のニュース」に切り替わり、参院選が世の中的には「昨日の出来事」になったころ、ついに尾辻さんが登場。かたちとしては“敗戦の辞”を述べる、というものだが、石坂わたるくんのときもそうだったが、当事者にも支援者も不思議とサバサバしている。「ダメだった」という落胆より、「最初はまさかと思っていたが、やってみたらここまで出来た!」という達成感のほうが大きかったからではなかろうか。スピーチのあと、尾辻さんもリベンジを誓った。オレらのようなふてぶてしいおっさんと違い、若い面々には泣いている子たちも多かったが、決して湿った涙ではなかった気がする。湿ってない液体、というのもおかしなものだが、いや、文学的表現としてね。
 去りぎわ、尾辻さんとパートナーの木村真紀さんはボランティアの1人ひとりと熱い握手を交わしていく。オレは一般的日本人であり、だから握手という慣習を持たず、ゆえにこれまで、握手を求められる前にそれとなく(他人に言わせるとかなり露骨らしいが)逃げていたのだが(だって恥ずかしいんだもん。握手するくらいならセックスしたほうがよっぽど恥ずかしくないぞ)、このときばかりは受けて立った。とくに、ある部分で同情したりもしていた木村さんに対しては、求められてもいないのに自分から行ってしまったほどである(笑)。
 2人が去ったあと、事務所内は撤収作業にかかるとかで、一夜をともにした面々(なんかインビだな、この表現)は、とりあえず事務所前の路上に出た。みなすぐには去りがたいのか、立ち話に華を咲かせたり、お互いの健闘をたたえたり。異彩をはなっていた巨大な立て看板があっという間にバラされてしまったのはチト寂しかったが、これはあくまで発展的解消なのだ。
「カルトさんにとって、この選挙はというのどういうものでした?」と顔なじみの大学生の子に訊かれたので、素直にこう答えた。「以前のゲイリブ活動というのは、発起人が心身共に疲弊してしまったり、内側からの突き上げをくらったりしたせいで崩壊してしまうと、まったくの無に帰してしまっていた。だからまた新たにゼロから起こさなくてはならなかった。しかし今年の、石坂くんや尾辻さんの挑戦というのは、たとえ“敗れる”というかたちのものであっても、それは貴重なステップとして後にのこっていくものである。この1段、2段に、3段、4段、5段……という具合にステップを積み上げていけば、きっとオレたちはなんらかの高みに到達できるはずであろう」と──。柄にもない物言いではあるが、しかしその通りなんだから仕方ない。今回は時間がないせいで、「あそこをもっとああすれば結果は違ったかもしれないのに」という部分が多かったが、なに、石坂くんのところと同様、今度はじっくり策を練ってやっていけばいいのだ。必要とあらば、オレはいくらでも力は貸しますぞ。
 すっかり朝になってしまった6時すぎ、2丁目を辞去。今日は9時から出稼ぎ仕事なんだが、ま、たまには完徹というのも悪くはないやな。というわけで、本日の「カルトさん」はいつ終わったんだかわかりません。時間の感覚が狂ってますんで(笑)。
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  1. 2007/08/01(水) 09:43:14|
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