本日の○○(仮)

いろんなモノを書いたり『薔薇族』作ったり、幅だけはやたら広くやってるおっさんの身辺雑記です。オレに関心ない方にはあまりお勧めできないかもね(笑)。

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11月17日(土) 世界で一番悲しい本

【本日の一記】
 本日は夕方から新宿2丁目コミュニティセンター「akta」にて、石坂わたるくんが「教育・保育における特別なニーズ」というテーマで語る会を行なうので、それまでに雑誌『バディ』連載「ショーアップ! 昭和!!」の原稿執筆を済ますことに。今回とりあげるのは、画家の中原洲一さんが書かれた評伝本『父 中原淳一』(中央公論社刊)である。

20071118162030.jpg

 もはや知る人も少なくなっているかもしれないが、「中原淳一」とは戦前から昭和30年代中期にかけて活躍したマルチクリエイターで、「それいゆ」「ジュニアそれいゆ」「ひまわり」といった伝説的雑誌をかずかず創刊した戦後少女文化のカリスマ的人物。洲一さんはその長男である。
 詳細については1月下旬に発売される『バディ』3月号をご覧いただくとして、ひとつだけ云っておくなら、オレは同書は「世界で一番悲しい本」だと思っている。発刊当時(昭和62年)、伊藤文学氏は「この本に登場してくる人たち。誰も悪人はいない」と書いたが、まさにその通り。書いた洲一さんも、書かれた淳一氏も、妻であり母である葦原邦子さんも、淳一氏の最後を看取った高英男氏も、誰も悪くない。皆、ただひたすらに幸せをつかもうと懸命に生きた人たちである。悪い人などただの独りも出てこないというのに、しかしとてつもなく「悲しい」んである。
 出したところで、誰も幸せにはならない本――。そんなことは百も承知しているであろうに、しかし出さずにいられなかった洲一さんの心を思うと、とてつもなく「悲しく」なってくる。どうぞ諸君も『バディ』をお読みになって、この「悲しみ」と「やるせなさ」をオレと共有していただきたい。

【本日の告知】
◎『薔薇族』07年春号、いよいよ残部僅少に! 版元在庫は、たぶん文学氏の手許にある10部のみかと。つぎに増刷するのはいつになるかわからないんで、都内在住の購入希望者は取扱い店へ急げ。遠方の方は文学氏までお早めにご注文されたし。
◎自力復刊『薔薇族』07年秋号、発売中! 直販店、文学氏に申込んでの通販、オレからの直販、お好みのものをご利用ください。

【本日の仕事】
◎『バディ』連載原稿執筆。
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  1. 2007/11/18(日) 16:22:06|
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