本日の○○(仮)

いろんなモノを書いたり『薔薇族』作ったり、幅だけはやたら広くやってるおっさんの身辺雑記です。オレに関心ない方にはあまりお勧めできないかもね(笑)。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

12月2日(日) 世界一愛らしい引き出物

【本日の一記】
 正午、外出。JRで東京駅まで。八重洲地下街の古書店をちょっと覗いてから銀座方面に出て、銀ブラ(もどき)。ポカポカ陽気だったせいかね歩行者天国はかなりにぎわっていた。2時ちょっと前、地下鉄東銀座駅近くの「スパンアートギャラリー」へ。今日は先ごろ亡くなったイラストレーター、内藤ルネさんを偲ぶ、「アデュー内藤ルネさんの会」が開かれるのだ。会は一応、2時からということになっているのだが、ギャラリーのなかにはもうすでに老若男女がつめかけ、ルネさんの思い出話などに花を割かせていた。
 奥の右隅には小さな祭壇がしつらえられ、紅いリボンのかけられたお骨が、黒柳徹子さんからの花束とともにちょこんと鎮座ましましていた。ルネさんのお骨はうッすらピンクがかっていたのだが、耳にした話によると、亡くなった当日、髪を染めたら、その化学反応なのか色がついてしまったらしい。「いかにもルネさんらしいわねえ」と老婦人が云っていたが、まさにその通り。リボンの添えられたお骨というのもはじめて見たが、これもまたルネさんにこれほどふさわしい祀り方はないといった感じである。
 オレは伊藤文学氏と2時に現地でおちあう約束になっていたのだが、待てども待てども来ない。ルネさんの生涯のパートナーであり『薔薇族』の元編集主筆であった本間真夫(=藤田竜)氏と、その養子であるY氏には文学氏がいらしてからいっしょにご挨拶するつもりだったのだが、いくら待っても来ないので、間がもたなくなってしまい、ついに単独でご挨拶をしてしまった(「しまった」ってこともないが)。本間さんにいま自分のやっていることを告げると、「エーッ、まだ(伊藤さんは『薔薇族』を)やってるの! 懲りない人ネエ……」と、ため息まじりにおっしゃられた。「本間さんの起ち上げられたものを、勝手にいじくらせていただいておりますが……」と恐縮しながら云うと、「いやあ、ボクはただ、最初の頃にちょっとやっただけですからね」と。もはや過去の話、といったふうにもとれるブッキラボウな返答であったが、しかしあれだけ心血を注いだ仕事はたぶん死ぬまで過去の遺物とはならないであろう。あれは本間さん一流のテレ隠しなのではないだろうか(以前に『さぶ』誌の創刊編集長にインタビューした際も、同様のものを感じた)。
 30分ほどして文学氏、奥様ともども登場。はじめてみる伊藤文学&藤田竜のツーショットは往年の「王・長嶋そろいぶみ」を彷佛とさせ、オレは表面上こそ平静だったが、内面はONに興奮する野球小僧のごとくざわめきたっていた。お参りを済ませたあと、伊藤夫妻と、若いころ本間・内藤コンビのアシスタントをしていて、かつ第二書房にもかかわっていたという仙台の男性の四人で隣の喫茶店にうつってお茶を飲んでいたら、ナント本間さんがやってきて、オレの隣に! 伝説的クリエイターと隣り合わせて、オレは例のごとくテンパり、気の利いたことなど何一つ云えなかった。ここで上手く立ち回れるほどの甲斐性があったら、きっともっと出世できていたんだろうが……。
 ショートケーキを召し上がり、ふたたびギャラリーに戻られた本間氏を見送ってから、四人で夕食を。創作寿司のコースをご馳走になりながら、くだんの男性にかつての思い出話をあれこれ伺う。世間で云われている事柄とはちがう本間さんの姿や、蜜月期のエピソードなどをいろいろと。その方はかつての『薔薇族』メンバーともいろいろ親交のあった方で、文学氏から聞くのとはまた違った裏話がうかがえた。寿司のコースと秘話あれこれで、腹もオツムも満腹になった夜であった。そして写真は。あまりに愛らしすぎる、しかしこれほどルネさんにぴったりのものはないという、引き出物。

20071204103329.jpg

 ルネさんに逢ってお話をうかがう、という計画はついえてしまったが、その足跡は『薔薇族』ひとつとってもありすぎるくらいあるのだ。その発掘調査分類整理に、尽力していかなければ!

【本日の告知】
◎『薔薇族』07年春号、いよいよマジで残部僅少に。未入手の諸君はアセれ! いつまでもあると思うな親と『薔薇族』。
◎自力復刊『薔薇族』07年秋号、発売中! 直販店経由、もしくはオレからの手売りでもいいんだけれど、文学氏から買ってあげていただくと氏も喜ぶので、いちばん嬉しいです。

【本日の仕事】
◎『薔薇族』08年春号用コラム執筆。
スポンサーサイト
  1. 2007/12/04(火) 10:34:23|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
<<12月3日(月)鬼と毒 | ホーム | 12月1日(土) 狭い了見>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://karuto.blog8.fc2.com/tb.php/929-9dd4f087
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。